カオスクロススクールD×H 変人紳士な青龍帝 英雄王とアーサー王に育てられし元ニート物語 作:zeke
2月上旬まで投稿できないと思っていたけど空いた時間で作りました。
ただ、これからテストが始まるのでしばらく投稿できません。
すみません
どうも転生者ついでに駄龍ドラゴンボールもといドライグの主兵藤一誠です。
俺は今、TUTAYAで借りたルパン三世を自室のパソコンにDVDを入れて膝にmy sister兼、my petの黒歌と白音を乗せ二人を撫でながらベッドの上で見ているぜ。
一つ言わせて貰うならルパンやっぱり最高だあああああああああ!!
とっつあんとの追いかけっこ。まるで現代版のトムとジェリーみたいだぜ。
後、ペット禁止のアパートやマンション、自分が猫アレルギーだから等々の理由で猫を飼えない奴、ドンマイ(笑)泣け!喚け!!自らの運命を呪い血涙しながら俺と猫ちゃんシスターズのいちゃいちゃタイムをそこで指を咥えて見ているが良い。ハハハハハハハハハハハハ
いや、マジで二人の撫で心地最高だわ。
うん、この世のモノとは思えないくらい撫で心地がジャストフィット。
俺何を言ってるんだろうとよくよく考えてみて賢者タイムに若干入り気味な今、この年で8歳で賢者タイムに入る事に成るとは思ってもみなかったぜ。うん、今回の反省はこれからよく考えて発言しようでいいか。
まあ、アホな事を考えながらもルパンを見るには理由がある。
事の起こりは数時間前に遡る。
セイバーとの朝稽古を駆り出された俺は朝の7時までセイバーと死合をしていたんだ。誤字ではないよ。うん、死合と言うにも理由あり。
昨日猫ちゃんシスターが猫のまま俺と共に一緒に寝た。もとい俺が頼み込んだ。以上これが死合の理由。
だって、毛がフワフワで気持ち良かったんだもん。これで一緒に寝たら最高じゃねえ?って事で頼み込みました。
まさかこれが原因で朝っぱらから試合が死合に変わるとは思ってもみなかったぜ。
セイバーも良い歳してんだから
って、危ねえ!眼の前にエクスカリバーが飛んできた!!
何やらエクスカリバーに紙が貼ってある。
何々……歳の事を言うな
………セイバーさん!?あなたそんな事を気にするお方でしたか!?
あなた十分綺麗でしょう!もう魔女じゃないかって思うぐらいの綺麗さでしょうが!!
もうビックリ。まさかのセイバーさんが年齢を気にされる女性らしい英霊だったとは思ってもみなかったよ。
しかもナチュラルに人の心の中を勝手に読まれたよ!
怖い、怖いよ!!俺のプライバシーがセイバーにとって何それ美味しいの?状態に成ってるよ!……よくよく考えたらセイバーの事だからプライバシーも食ってそうな予感がしなくもないなー。うん、気のせいだろう。
って、話が脱線したな。
朝食を終えると食器を片づけ午前中に家事を全てやり終えた俺は、ギルが運営する孤児院〖英雄王の宝〗に遊びに行ったのさ。
んで、そこの子供達に言われてお勧めだから是非ルパン3世カリオストロの城を見てくれと言われ、わざわざグーグルアース先生のご教授頂き近くのTUTAYAを調べると何処でもドアを出してTUTAYAにルパン三世カリオストロの城を借りてきたわけさ。んで今に至ると。
でも、1泊2日でレンタルしちゃたから今日中に見ないといけないわけよ。
やっちまった感満載だぜ、こんちくしょう!お小遣いが勿体無いからってケチるんじゃなかったぜクソが!
後悔すること数十秒。
その間にも俺は白音と黒歌を撫で回す。
黒歌は気持ち良いのか尻尾を振り上機嫌なご様子。
一方の白音は、おねむなご様子で俺の膝の上でお昼寝タイムに突入中。
いや~マジで天使、妖怪だけど。
もう癒されすぎてこの時の2人の写真を10ダース位撮って保存して置きたいぜ!
そんな感じでルパン3世を見終ると俺が思った感想。
ルパン最高!!とっつあんも良い味出してるじゃねえか!
特に最後のとっつあんの台詞。
ルパンはあなたからとんでもない物を盗んでいきました。それはあなたの心です。
ハイ
この台詞。う~ん、いい味出しすぎでしょう!とっつあん!!いや~俺もルパンに憧れるぜ!!もう赤龍帝やめて泥棒に成ろうかな?名前は怪盗紳士 赤龍帝三世 みたいな感じで良いかな?
『頼むから止めてくれ!!』
五月蠅い駄龍!
勝手に人の左手に居候しといて居候の分際で人の人生に一々口出しするんじゃないよ!!
あっ、でもセイバーが居るしセイバーに知られたら反対されそうな気がするな~
否、夢は親に反対されても成し遂げるものだよな!!
うん、やっぱり泥棒しよう。………とは考えたものの一体何を盗もう。
俺って無から有を創る力が有るから金銀財宝プラチナ等々何でも創れちゃうんだよな~。うん、そう考えたらなんかやる気失せて来たな~。
いや待て、でも折角持った初夢をむげにするのも勿体ない気もかなりする。
……そうだ!明日適当に回って欲しい物があったら盗もう。
そんで無から有を創る力でもう一つ同じ物を創って置いておこう。
同じ物だから別に良いよね。ノー プロブレムだ。
うん、俺って天才。もとい天災なーんてね。
って、気が付いたらいつの間にか夕方だよ。
速く見終わったルパンをTUTAYAに返しに行かないと。
「御免ね黒歌、白音」
二人を起こして膝から退けると俺は玄関に向かう。
玄関に着いた俺は靴を履くと玄関の扉を開け外に出る。
そして、無から有を創る力で今日行ったTUTAYA付近の人気の無い場所に何処でもドアを繋げると何処でもドアを開けてTUTAYA近くに到着した。
そこからは徒歩で移動しTUTAYAの返却口にルパン三世を入れると再び来た時と同じ場所の人気の無い所まで徒歩で移動し無から有を創る力で何処でもドアを創り家に帰る。
あっ、黒歌と白音と一緒に来れば散歩できたのに惜しいことをしたな~と思いながら家に帰宅。ここまでの掛かった時間およそ5分。
何処でもドアって、チョー便利。マジでドラエモンさん神様だよ。
うん、時間短縮すぎるぜ全く持ってよぉ。
今度ドラエモンさんの所に行って高級どら焼きでも献上しようかな?
『お前なら出来そうな気がしてきた』
当たり前でしょう。この駄龍何言ってんの?俺は不可能を可能にする男 兵藤一誠君8歳ですよ。お前を神器から解放してミンチにして今日の晩飯にする事だって出来ちゃうんですよ!?やられたいんですか?
『全力でお断りします』
だが断る!!
『嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
五月蠅い駄龍!無駄吠え禁止!!
『酷い!』
酷いのはお前の顔と居候!!
『俺もう泣いて良い?』
そう言う駄龍は涙声。もう泣いてんじゃん!
『泣いてないもん!』
うわ!可愛くねえ!!良い年して子供っぽい
『…………』
駄龍?
『………』
返事が無い
どうやら駄龍は静かに眠りについたようだ。チャンチャン
完
『終わるか!』
おっ!生きてた!生きてたよ!!
チッ
『舌打ち!?舌打ちしたよこの子!』
何言ってんの?この居候。居候の分際で、もとい、ごく潰しが生きてたんだよ?普通舌打ちするでしょう、
『怖い!怖いよこの子!!』
命を狙わないだけましでしょう?
『黒歌や白音はどうなんだ!?あいつ等だって居候だぞ!』
何言ってんの?此奴。あいつ等は俺が拾ってきたペット。しかも可愛い俺の妹で癒し。かたや不細工で居候のお前とじゃあ、月とスッポン所か月とミジンコだよ。
『ミジンコ!?』
当たり前でしょう。片や俺の癒し、片や俺の左手に居候する不細工な駄龍。
下手をしたらミジンコ以下だよ
『ミジンコ以下ミジンコ以下ミジンコ以下ミジンコ以下』
何やら放心中の駄龍。
さっきからミジンコ以下って連呼してるよ。
そんなにミジンコ以下って言われたかったのか?ドMだな。キモす。もう死んだ方が良いんじゃない?いや、死ぬのは拙いか。非常食が一つ消えちゃうからな。いざって時の非常食が消えるのはかなり拙い。うん、やっぱり生かしておこう。
駄龍の生存がキッチンで料理をしている俺によって決定された。
残念な事に今日のおかずが一品減ったよ。
『食う気満々だった!!』
どうしたんでしょうこの駄龍。行き成りツッコミを入れてきて頭おかしいんでしょうか?――――――あっ!頭がおかしいのは元からか。うん、ゴメン
『もう死んで良い?』
駄目に決まっているでしょう!
『あ、相棒!!』
非常食が減るから
『………』
駄龍?
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!』
うわー五月蠅い。
近所迷惑―――――は、無いか俺の左手で引籠り中だし。
でも、五月蠅い。駄龍の泣き顔とか誰得だよ。
『なんで、こんなのが今代の赤龍帝なんだ!!』
元を辿ればあんたが白だっけ?んなのと周りを見ずに喧嘩するのが悪いんでしょうが!
『あの時にティアマトをどっちが先に告白するか白いのと争わなければよかった』
馬鹿だね。うん、恋は盲目と言うけどマジでこいつ等馬鹿だわ。辺りを確認せずに天使、堕天使、悪魔が覇権争いだっけ?まあ、頂上決戦の時にこの駄龍共が乱入して戦争は中断。結局、落ちは二人とも封印され神器に成ってティアマトに告白できずに終わったっていう落ちだもんね。
無様としか言いようがないよね。
笑いが出てくるよ。これを聞いたとき腹筋が割れるくらい笑ったし。
それと、
『ん?』
誰がこんなのだって?OSIOKI確定だからね。
俺の言葉を聞くと駄龍はこの世の終わりとも言いたいような表情をしていた。
そして、今日がこの駄龍とのお別れとなる日と成ってしまったのだ。さらば名を覚えていないモブ的な存在の駄龍よ。安らかに眠りにつくことを願う。
晩御飯を作り終えた俺は余った時間で駄龍と一杯楽しんだ。これほどかと言うほど駄龍は乾いた声でずっと笑い続けた。うん、駄龍が楽しんでくれて良かったよ。さようなら駄龍
夕方になったのでセイバーとギル、猫シスターズと一緒に晩飯を食べ、風呂に入るとその日は寝た。
翌日、セイバーとの稽古の為新聞屋さんが配達する時間に起きた俺は、朝から汗だくに成っていた。セイバーが
「走ります」
「はい?」
「健全な魂は健全な肉体に宿ります」
「うん。それで?」
「一誠の限界を超えましょう。だから走ります」
ここでセイバーに嫌だと言ったら無理やりにでも走らされそうな為しぶしぶ了解すると、朝から町内を走らされる羽目に成ったのだ。
しかもセイバーが追いかけてきて
「追いつかれたら一誠の朝食から追いつかれた数だけ私が食べます」
と言ってきたのだ。
「ファッ!」
もう驚くよ。俺の朝食を狙って来るんだよセイバー。飯を抜かれたら俺死んじゃうよ。
もう、こうなったらセイバーに追いつかれない様に全力で走るしかない!
セイバーから良いと言われる1時間全力で町内を走り回ったぜ。
結論、朝から死んだ。
いや、セイバーが手を抜いてくれないんだもん!朝から死ぬよ。
どこの熱血漫画の主人公だよ!俺は熱血キャラじゃない!!
逆に俺は漫画の隅っこでいるモブ的なポジションがいいの!成りたいの!!
なのに、なんで朝から町内を全力で走らされるセイバーとの追いかけっこに成るんだよ!もう嫌マジ嫌!!愛人読みたい。正妻を楽しみたい。布団でゴロゴロ猫ちゃんシスターズを可愛がりたい。
全力で走ったため地面でへばっている俺にセイバーは近づくと
「今日はここまでにします」
と朝から怒り気味な声で話す。
もしかして、
「セイバーもしかして昨日の歳の一件を怒ってる?」
「昨日?歳??一体何の事ですか一誠」
あっ、もう無かった事にしてるんだね。
「御免セイバー」
「何を謝ってるんですか一誠」
うん。完璧に無かった事にされてるよ。
10時位に近くのお菓子屋さんに行ってケーキを買って来よう。
昨日のお詫びにって俺、実際何もしてないけど。
って、言うかナチュラルに人の心を読んだセイバーが悪いけど。
まあ、こんな日が合ってもいいよね。
でも、何ケーキにしようか?ロールかホールで迷うし、チョコかチーズかショートかで迷う。
まあ、ケーキ屋に行ってから決めれば良いか。
暫く横たわっていた俺は、体力が回復すると家に帰宅。
朝食を作り洗濯機を廻して洗濯する。っと、洗濯物を回してたらいつの間にか7時だ。
ギルがそろそろ起きてくるから味噌汁と焼魚とスクランブルエッグを温めて新聞を取ってこないと。
忙しい忙しい。お手伝いさんが欲しいぜ。
朝からセイバーとの鍛練の後の家事コンボはキツイ、過労死しそうな気がする。
あっ、ギルが起きてきた。
「おはようギル。料理を温めているからもう少し待ってね。それと、はい!新聞」
起きてきたギルに新聞を渡す。
ギルは新聞を受け取るとリビングの椅子に座り新聞を読み始める。
が、途中で顔を挙げると俺に話しかけてきた。
「一誠、今日は我も出かけるぞ」
ギルが出かける?『英雄王の宝』に行くのかな?
「『英雄王の宝』に出かけるの?」
「いや、仕事だ」
仕事?ギルの仕事って子供達の王様をやる事じゃなかったっけ?
ギルはそう言うと再び視線を新聞紙に向け料理が温め終るまで新聞を読む事と成った。
料理が温め終ると器に入れテーブルに持って行く。
ギルは料理が来るとテーブルから新聞をどけて折り畳む。
「セイバー、白音、黒歌、朝食で来たよ」
セイバー、黒歌、白音に声をかけると3人が庭から帰ってくる。
白音と黒歌も最近修行し始めたんだよね。頑張れ二人とも
「3人とも手を洗ってね」
3人に手を洗うように言った俺はご飯を人数分注ぐ。
席に着いた5人は手を合わせると
「「「頂きます!!」」」
と言って朝食を手に付ける。
20分間食事を堪能すると俺は食器を片づけて洗濯機に向かい洗濯物を取り出すと庭に出て洗濯物を干す。
今日は予報では一日中晴れるためよく洗濯物が乾くだろうと思いつつ洗濯物を干す事40分。洗濯物が干し終わり続いて家の中の掃除だ。
最近買った最新式のロボット掃除機を大量に購入したため床掃除は問題なし。
後は各部屋の窓を拭いてトイレ掃除のみ。
各部屋を周り窓を拭くこと20分。
更に便所掃除をする事10分。時間を見ればもう9時50分。
いけねえ!菓子を買ってこないと!!
あっ、でもギルが今日出かけるって言ってた様な気がする。一応ギルに声を掛けてみよう。
「ギル!街に出かけるけど一緒に行く?」
「我も一緒に行くぞ!少し待て」
やっぱりギルも一緒に街に出かけるみたい。でも、ギルの仕事って一体なんだろう?
「待たせたな」
そんな事を考えているとギルが出てきた。
「それじゃあ行こうか」
俺は無から有を創る力でピンク色のドア 何処でもドアを創ると何時もの人気のない場所に繋げて扉を開く
「一誠待ってにゃん」
「私達も一緒に行きます!!」
声のする方向を見ると黒歌と白音がこっちに走ってくる。
この二人、何時も俺と一緒に居ようとするから可愛いよな~。
うん、お兄さん可愛い妹達を持って幸せ者だよ。
「それじゃあ行こうか」
二人を連れてギルと一緒に街に出かける。
商店街に行きぶらりと見て回る。途中お肉屋さんで揚げたてのコロッケを買い6個購入し、1人1つ。余ったコロッケはセイバーへのお土産にしないと!
揚げたてのコロッケを買い食いしながら商店街を見回り、日用品を幾つか勝った後に商店街を後にして少し離れた大型のデパートに行く。
道中と言うかデパートの隣でギルが突然
「少し待て」
と言って宝くじ売り場に行ったのでどうしたんだろうと思いながらギルを待つ。
2分ぐらいして幾つか宝くじを買ってきたギルは
「もう良いぞ」
と言ったので隣の大型でパートに行き今日の晩飯の具材と3日分の食材を購入する。
お!お肉コーナーで牛肉が安い!!今日はスキ焼だ!
「一誠、あれでは駄目だぞ。こっちだ」
ギルは俺の見ているセル中の牛肉に気が付き俺の視線上に高級和牛の肉を持ってくる。
「あんなのを我は喰わん。こっちだ」
「否でも……」
「金の事は気にするな。さっき仕事したから大丈夫だ」
仕事?ギルがそんな事したっけ?
「ほら、買え買え」
ギルはそう言うと3パック位かごの中に入れる。
うわ~かなりの金額が吹っ飛びそう。霜降りですよ霜降り!!
白音と黒歌はビックリして固まってますよ。俺ももちろんビックり中。
「次行くぞ」
ギルに言われ我を取り戻すとカゴにてんこ盛りの霜降り高級和牛肉の山が…………
一体幾らするんだよ!!
それから一回りして色々カゴに入れてレジの前にずらりと並んだ列にギル、黒歌と白音に任せデパートのATMに駆け込み5万ほど降ろしてATMを後にする。
手持ち8万であの量の肉が済めばいいんだけど……
レジに戻るとだいぶ列の前に3人は来ていた。
「皆ありがとう」
そう言って白音からカゴを受け取ると
「次の方どうぞ」
どうやら俺の番だった様だ。
「お会計4万9870円です」
良かった~5万位吹っ飛ぶけど。
レジで支払いをした後買った物をレジ袋に入れてデパートを後にする。
人気のない場所まで帰る道中ケーキ屋によりケーキを見るとかなり種類があった。かぼちゃを使ったケーキまで有るよ!スゲエ!!
悩んだあげく結局普通のロールケーキにした。
白音と黒歌に荷物を一つずつ持ってもらい家に帰宅。
時間は11時20分。
昼飯作らないと!!麺が食いたい………蕎麦でいっか!
今日買ってきた買い物袋から蕎麦を取り出してヤカンと鍋に水を入れて沸騰させる。
水が沸騰するまでネギを切って生姜を摩り下ろして棚から食器を取り出す。
お湯が沸騰すると鍋に蕎麦を投入して菜箸でかき混ぜ、ヤカンのお湯に分量通りの追いがつおつゆを入れて再び加熱。蕎麦がゆで終わると湯切をして食器の中に入れる。セイバーの分はかなり多めにっと。希釈したつゆを入れてネギと生姜を入れて完成!
時間は丁度12時ジャスト!!
「皆、ご飯出来たよ~」
皆を呼んで食器を持っていく。
食器を持っていくと皆待ってましたと言わんばかりに座っていた。
蕎麦を皆の前に置くと俺も座る。
「「「頂きます~」」」
ズズズと蕎麦を啜る。
うん、うめえ!!久しぶりの蕎麦は最高だぜ!蕎麦を生み出した人にノーベル賞をあげたい!!
昼食に蕎麦を堪能した俺は食器を片づけ昨日手に入れた夢を実行すべく外に出る。
「ちょっと出かけてきまーす」
玄関を出ていざ外に出ると俺は無から有を創る力で赤いジャケットと黄色のネクタイを創る。
やっぱり格好から入らないとね。
ワルサ―は、銃刀法違反で捕まりそうだから辞めとこう。
泥棒しようって奴がなに法律を気にしてんだよって言わないでね。
そして、無から有を創る力で何処でもドアを創る。
見慣れたピンクのドアの取手を掴み、回してドアを開く。
イメージは浮かんでないから適当に何処かに飛ばされるか、反応無しだろうな。
いざ知らぬ未知の地へ!
って、事で何処でもドアに入ると牢屋だった。
おい!俺は牢屋で何を盗めって言うんだ!馬鹿野郎!!
意識を持たぬ何処でもドアに牢屋で怒りを覚える俺。
まあ、此処に来たのもなんだ。運命だと思い牢屋を見学することにした。
誰も居なさそうなので丁度良いだろうと思い見学していると………
居ました人が!!居たよ!居ちゃったよ!!どうしよう!?
いや、待てよ。この人牢屋の中に閉じ込められてるし見つかっても問題ないかもしれない。
うん、人を呼ぼうとしたら黙らして忘却のアイテムでも作れば良いし!
取りあえず牢屋に閉じ込められている人の所まで行き話しかける。
「やっほおおおおおおおおお!ビバ、赤龍帝三世ただいま参上!!」
「どうして人間の子供がこんな所に!?」
突然の俺の登場に驚く牢屋に入っている銀髪の綺麗な女の人。
「ねえねえ、こんな所で何してるの?」
「見ての通り捕まっているんですよ」
「何で?」
「私の名前はグレイフィア・ルキフグス。代々魔王ルシファーに使える家だったのですが、私の家が使えていた魔王は先の大戦で死にました。よって次の魔王が選ばれたのですが前魔王の血筋の者が反発し旧魔王派と今現在の魔王派と成り、私は旧魔王派でそれらを束ねていた訳だったのですが、私は旧魔王派でも考えが他の旧魔王派が違っていた為気に食わなかった他の旧魔王派が私を騙し堕天使に攻撃を仕掛け、私が責任を取って堕天使に囚われたという訳ですよ」
「うん、その旧魔王派の人達からして見れば腫物が退いて万々歳と言う状況だね」
「そうですね。フフフフフ」
何やらこの銀髪の綺麗な女の人は、仲間に裏切られたご様子。
「貴女が何かしたという訳じゃないんだね?」
「ええ。しいて言うなら彼らにとって邪魔、目障りだったという事でしょうか」
成程成程。…………あれ?これって俺の行動概念に触るよな?うん、泥棒しようって事は触らないけど……と言うか夢だけど。
「貴女はこの後どうなるの?」
「恐らく良くてこのまま一生牢屋。悪くてこの後処刑でしょう」
「うわ~どっちに転んでもBAD END確実じゃん!」
「仕方ないのです。これも私の定めなのでしょう」
う~ん、どうしよう。
……………ハッ!そうだ!!
「ねえ、貴女。俺ん家のメイドに成ってくんない?」
「ハッ?」
キョトンとする目の前の銀髪の綺麗な女性。
まあ、そりゃそうだ。行き成り出てきた子供にメイドに成って、って言われたら驚く。
「え~と~私、捕まってるんですが?」
「うん。だから?」
「否、捕まってるのでメイドに成る事も出来ないと思いますけど……」
「だったら解放してあげる」
「否、無理です。これは強力な魔術が施されておりこの手錠には魔力が私から流れるようになっている為私も逃げることが出来ませんしこの檻も強力な魔術がかけられている為抜け出すことは出来ないんですよ!!」
フフフ、舐められたものですね。僕は兵藤一誠 8歳 不可能を可能にする男。そしていずれモブ的な立ち位置に成る男ですよ!?こんな物どうって事ありませんよ。
「はいはい、それじゃあこれをぶっ壊してあなたを解放してあげたらメイドに成ってくれる?」
「ええ」
「やほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい!やったぜ、メイドさんゲットだぜ!!」
ここでピカチュウがいれば良いんだがそんなモノは居ない。
これで朝からセイバーとの鍛練+家事と言うコンボから逃げられる!
「ちょっと下がっていてね」
「え、あ、はい」
「いざメイドさんゲットの為に!!このふざけた檻をぶっ壊す!行くぜ
俺は無から有を創る力でルールブレイカーを右手に創る。
そして、目の前のメイドさんをゲットすべくルール・ブレイカーを構えると目の前の檻に向かって振り降ろす。
ガキィィィィィィィン
金属音が成り俺は更にルール・ブレイカーに力を籠めて言った。
「この檻の束縛を拒絶する。ぶち壊せ!
【break】
牢屋にルール・ブレイカーから発せられた声が響き渡り、目の前の檻の 檻+束縛=今現在 と言う状況が 檻+束縛≠今現在 という事に成り、檻が開いた。
そして、グレイフィアさんの所に行き彼女の手錠に
「この束縛を拒絶する。ぶち壊せ!
【break】
方式・法則殺しの剣により 手錠+束縛=今現在の彼女が捕まっている状況 が、 手錠+束縛≠今現在の彼女が捕まっている状況 と成り、彼女の手にかけられていた手錠が鍵によって解除されたかのようにボトリと地面に落ちる。
「貴方は一体何者ですか!?」
今の様子が信じられないのか、彼女はそう訊いて来るが
「単なるお茶目な変人です☆」
うん。こうなったらこの人を貰って行こう!
そうだ!
俺は無から有を創る力で紙とマジックと接着剤を創り紙に書く。
お宝は頂きました。予告なしに御免ね
赤龍帝三世
これで良しっと。
俺は書いた紙を檻に接着剤で張り付けるとグレイフィアさんに向かって言う。
「それじゃあ行こうか」
「ええ、約束通りに。でもどうやってここから抜け出すのですか?ここはコキュートス地下1Fで、入り口には見張りがいるはずですが………」
「まあ見てなって」
俺は何処でもドアを無から有を創る力で創り、我が家をイメージして何処でもドアを繋げる。
「それじゃあ行こうか」
ゲットした、もとい盗んだグレイフィアさんを手に入れ何処でもドアを潜ると我が家!!
夢が叶ったぜ!
グレイフィアさんポカンとしていらっしゃる。
うん、まあ無理に理解されなくてもいいよ。
「ただいま~」
俺が玄関のドアを開けると
「お帰りにゃ一誠。って、後ろの人だれにゃ?」
出迎えに来てくれた黒歌が首をかしげていた。
うん、可愛いな。癒されるよ
俺は黒歌の頭を撫でると彼女に訊いた。
「皆は?」
「家にいるにゃ」
黒歌は尻尾を嬉しそうに振りながら答える。
一々可愛らしい妹だよな此奴は。否、黒歌だけじゃない白音も可愛いよな
甲乙つけ難い。
「皆、リビングに集まって~」
俺は黒歌とグレイフィアさんを連れてリビングに行く。
さあ、ここからが本番だ!
家族会議……それは大抵の家庭なら一度や二度ぐらいは経験したことが有るだろう。
そして、今日兵藤家で第二回目の家族会議がリビングにて始まろうとしていた。
皆がリビングに集まると俺は切り出す。
「メイドさん雇いたいんだけど」
「「「は?」」」
事情を知らぬ全員が反応を示す。
「否、だからメイドさんを雇いたいんだけど」
「何故だ?」
ギルがそう訊いて来る。
「否、朝から稽古の後に家事がきついし、この人も色々困っていたし。何より、王様が家に二人も居るのに家来無しじゃさびしいでしょう?」
王様が家来無しじゃさびしい。これが俺の切り札。
ギルとセイバーは元々王様。家来が何人か居たはずだ。だが、今現在はゼロ。
この状況に不満を持っているだろうと思っての発言。
家来ゼロなんて王の威厳に関わる筈だ。と考えていたのだが、
「否、我は別にそうは思わんぞ」
あ、あれ?ギル??
「私も」
「私もにゃ」
白音と黒歌まで!
「私は一誠がいれば十分です」
セイバーさん!?
こうなったら彼女に事情を話してもらうっきゃねえ!!
「御免。辛いだろうけど事情を話してもらえる?」
「分かりました」
そこから俺が聞いた話をリビングで皆聞いた。
グレイフィアさんの話を聴いたギルが最初に口を開いた。
「成程。味方に裏切られて」
「理解出来ました」
セイバーも納得のご様子。
「私は一誠が欲しいなら別にいいにゃん」
「私も兄様が欲しいなら構いません」
黒歌と白音は納得と了解をくれた。後は、セイバーとギルのみだ。
「ギル、セイバー駄目かな?」
暫し二人は考え込むと
「「良いでしょう(ぞ)」」
二人はOKしてくれた。
俺はグレイフィアさんの方を向くと
「って、事でようこそ兵藤家へ」
これがグレイフィアさんが俺の家でメイドをする始まりだった。
翌日グレイフィアが手作りお菓子を作ってくれたので3時のおやつとして頬張っていると
「所でご主人様」
「何かご主人様は片苦しくて嫌だから他の呼び方にして」
「それでは一誠様では?」
「う~ん、一誠で良いよ」
「それは成りません!」
「え~」
「一誠様で呼ばせて頂きます」
「もうそれで良いや」
「一誠様。学校は?」
学校?何それ美味しいの?
「え?」
俺は頬張っているおやつの手が止まってしまった。
「学校です。学校」
「学校?何それ美味しいの?」
「行かれて無いんですね」
「え!?」
このパターンは、まさか!!
「家事を任された事ですし、学校に通って下さいね」
にこやかに言うグレイフィアさん。
マジか!マジですか!?あの地獄の巣窟に行けとおっしゃるんですか!?
嫌だ!何が何でも行きたくない!!
こうなったら……
「嫌だ!グレイフィアと一緒に居る!!一緒に居たい!離れたくない!」
どうだ!子供の特権〖我が儘〗
しかもグレイフィアと一緒に居たいと言っているのだ。これは手強いぞ!
誰が行くものかあんな地獄の巣窟。規則に縛られるし、正妻読めない愛人を楽しめない。
まさに地獄の巣窟だ。あんな所に行く奴の気がしれん。
義務教育だか何だか知らんが余計なものを作りやがって。全く
「一誠様に一緒に居たいと言われたことは光栄ですが、きちんと行って貰います」
な、何だと!!
こうなったら最後の手段だ!
「グレイフィア、僕の事嫌い?」
涙目でグレイフィアを見上げ尋ねる。
どうだ!この最強コンボ!!
「いいえ。そんな事ありませんよ」
グレイフィアは俺に優しく微笑む。
という事は!?
「じゃあ!」
「ですが、学校には行って貰います」
この瞬間俺の人生が薔薇色から灰色に変わったのが分かった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
初ですよ。転生初、俺が泣きました。
ええ、ええ。そりゃあ、もう盛大に泣きましたよ。人生が終わりを告げたんですから泣きます。
「泣かないで下さい、一誠様。お菓子を毎日作って待っておきますから」
「本当?」
「ええ、本当です」
「やった!グレイフィア大好き!!」
そう言うと俺はグレイフィアに抱き着いてしまった。
うん、嬉しさのあまり、ついつい抱き着いちまったぜ。
だってグレイフィアの手作りおやつ美味しんだもん!!
麻薬と言っても過言じゃないよ!
「それじゃあ、明日は手続きなどで無理ですけど明後日から頑張って下さい」
「うん、頑張る!」
グレイフィアの手作りおやつの為にも俺は学校に行ってやる!!
げんきん?だからなんだ!
グレイフィアのおやつだぞ!手作りおやつ!!
しかも毎日!!!
こんな嬉しい事はそうそう無い!
こうして薔薇色から灰色に成った人生だったのだが、再び薔薇色に返り咲くように成った。
まあ、その何だ。結論を言わせてもらうなら、もう泥棒や~めた。
だって泥棒する時間あるならグレイフィアのおやつ食って、白音と黒歌を可愛がったり愛人や正妻を楽しむし。
でも、一回泥棒した位で辞めるなんて俺の決意って脆いな~と思った。
いや、俺が何でも創れるのが悪いんですけどね。
一誠がそんな事を決意している一方
「アザゼル様!コキュートスで容疑者が脱走しました!!」
部下の報告を聞いた堕天使総督アザゼルは驚いて椅子から転げ落ちていた。
「いててて。何だって?」
アザゼルは転げ落ちた椅子から立ち上がると部下に訊く。
「ですから、コキュートスに囚われていたグレイフィア・ルキフグスが脱獄したんです!!」
「マジか?」
「ええ」
「うそ~ん!あのコキュートスを脱獄しちゃったの?厳重なコキュートスを?」
「はい。後、これが彼女の牢屋の中に張り付けられていました」
部下はアザゼルに何やら紙の様なものを渡すとアザゼルはそれを見る。そこには、
お宝は頂きました。予告なしに御免ね
赤龍帝三世
と書かれていた。
「何だこれ?」
不思議な顔をしてアザゼルは部下に尋ねる。
「牢屋の中にあった物です」
「赤龍帝三世?三代目って、死んだんじゃ無かったっけ?」
「確かだいぶ昔に死んだ筈ですが……」
「くっ、惜しい事をした!!」
「総督?」
「こんな事ならあのベッピンさんの胸を揉むなり口どく成りしときゃ良かった!!」
悔しそうにする上司。その様子を見た部下が呆れていると
「ア~ザ~ゼ~ル~」
般若が彼の背後に迫っていた。
ギギギと油の切れたブリキ人形のように首を声のする方向に向けると
「シェムハザ!!」
彼の部下 副総督シェムハザが苛立ちを覚えながらいつの間にか立っていた。
「貴方と言う人は!部下の前でなんて事を言ってるんですか!!」
「い、いや~つい」
「今日と言う今日は許しませんよ!!」
「待て!シェムハザ!!俺の腕はそっちに曲がらないいいいいいいいい!!!」
総督に関節技を駆けだした副総督を見た部下は
「失礼します」
と言ってその場を後にした。
その日、
と言う事でグレイフィアさんが一誠君のメイドに成りました。
しかも、世界最強が餌付けされましたよ!
もしかしたら、ある意味グレイフィアさんが一番強いんじゃないですかね?
蕎麦は作者が食べたかったから出しました。蕎麦は世界の宝です。ハイ
あ、勿論揚げたてのコロッケはそれと同等ぐらいの価値です。