理子達が情報を集めてくれた。
ライフィーの居場所がハッキリした今、やるべき事は決まっている。
決着を付けよう。
水「装備は大丈夫かな?」
いつもの様に武器を一つ一つ点検する。
特にイロカネシズメ。これがないと困ったことがあるんだ。
咲「先輩………大丈夫なんですか?私達だけで」
美癒「そうですよ。ボク達よりみんなに頼んだ方が……」
水「そう言ってやるな。あいつらにも仕事があるんだ」
今回、メンバーは僕、咲、美癒に絞った。
イウーのみんなは個々のやるべき事があるし、千葉兄弟は里帰り中だ。
みんなを待っていればあいつがこちらが動こうとしていることを嗅ぎつけて逃げるに違いない。
行くなら3人しかいない。
ライフィーがいるという洞窟。
思っていたより暗く、ライトがないとダメだ。
作戦は二人に話して、美癒は外で待機。
水と咲で外の方に押し出す。
恐らく、ライフィーに正面勝つにはあれが必要だ。
でも正直、使いたくないため切り札にする。
なら、美癒に狙撃で刀を撃ち落として貰う方がいい。
洞窟はまっすぐであり美癒には武偵弾を渡してある上、暗視スコープをへカートに付けてきた。
それなら斬る前に刀を撃ち落とせるはずだ。
水「行くか………」
咲「油断はダメですよ」
美癒「………咲ちゃん、先輩!!ボク!!信じてます!!」
行こう、運命を断ち切りに
美癒「あとは待つだけ………」
ガサッ!!
美癒「ひゃぁ!?」
突然、草むらから音がしたのでボクはびっくりして尻もちをついてしまった。
美癒「って!!レキ先輩!?」
レキ(コクリ)
レキ先輩はいつもの様に、無言で洞窟に突撃していった。
美癒「ちょっと!?レキ先輩!?せんぱ~い!!」
ボクは咄嗟に叫んだがそれも虚しくレキ先輩は走り去って行った…………
咲「暗いですね………」
水「そうだな………」
ここは洞窟の中。暗いのは当たり前なのだがだからこそ奇襲が怖い。
あの斬撃で首を斬られればそれで終わりだ。
水「とりあえず奥にいくか………」
咲「………先輩………寒いです………」
…………確かに。洞窟の中とは言えどもさっきから異様に寒い。防寒性のある冬制服を着てきたのだがそれでも凍えそうだ。
水「………これもしかして魔術か何かかな………でも魔力を感じないんだよなぁ………」
咲「魔術ではない何かなのかもしれませんね。霊術とか」
水「…………霊術?」
咲「霊術………自分が死体に宿る霊を仕えて戦うんです。仕える霊の数が純粋に強さになって、多いと自身が一時的に霊になることも出来るとか。この前、壁をすり抜けてきたライフィーみたいに………」
水「何で言わなかった?」
咲「情報が少なかったからです。でも確信しました。霊は暗く寒い場所を好みます。ここはまさにドンピシャな条件ですからね」
………確かにそれなら話が通る。
あいつは気配を消していたのではなくガチで消えていたんだ。
水「何でそんなこと知ってるんだ?」
咲「私は真田一族………戦った資料がひとつふたつあってもおかしくないですよ」
水「なるほど………」
「「でもとなると相手は!!」」
もう居る!!
ライフィー「はぁっ!!」
咲「読めてますよ!!」
ライフィーの奇襲を咲がヨーヨーでぶん殴ることで止める。
ライフィー「真田一族とは面倒なやつだな」
咲「だからなんですか!!」
水「咲!!下がれ!!『水吹き』!!」
ピュッとライフィーに向かって吹くが当たり前のように刀で防がれた。
咲「速い!!」
ライフィー「遅い!!」
咲「だからって負ける気ない!!」
咲はなんと刀を体を思いっきり逸らしてかわし、頭突きをぶち込んだ。
水「『秋水』!!」
ライフィー「その技は遠慮したいな!!」
ライフィーは秋水をかわすためにバックステップをする。しかしそこを咲のヨーヨーの一撃が襲う。
あの速度でヨーヨーが当たれば骨が砕け散るはずだ!!
咲「砕けろ!!」
すり抜けた。
見間違えではない。ヨーヨーがライフィーをすり抜けた。
咲「霊化!?」
ライフィー「終わりだよ!!」
ライフィーは刀を高速で咲に振るう。
水「リリ!!」
『了解!!』
肉体強化をコンマ1秒で行い、ライフィーに突撃する。
この瞬間を待っていた。
こいつはこういう時の僕の動きが分かってる。だから裏をかける!!
水「『
水達の運命は果たして!!