「追いつきましたよ……先輩……全く……」
水「……やっぱ、お前はそうなのか、美癒」
そこに居たのは……外で待たせておいたはずの美癒だった。
咲「美癒ちゃん……何でここに?」
水「咲、今のツルはアイツがやったんだ」
咲「……え?ってことは……」
美癒「やっぱり先輩には隠しきれてませんでしたか」
やっぱりあの時の推理は当たっていた。
美癒「先輩程ではありませんが、ボクも超能力者なんですよ」
ライフィー「そうだと思ったよ!!」
美癒「吹っ飛んといてください!!」
美癒は再びツルでライフィーを吹き飛ばした。
水「おまけで喰らえ!!」
僕はもう一度、『
ライフィー「それは遠慮させてもらう!!」
しかし、ライフィーはその斬撃をギリギリのところで止めた。
水「レキ!!美癒!!ここから一旦引け!!」
僕はある理由でこの二人をこの戦場から離したかった。
美癒「ちょっと!?何言ってるんですか先輩!!」
レキ「そうですよ」
水「これは僕の事情だから……」
それでも二人は納得していないようだった。
なので……
水「今度何かお願い聞くから!!」
美癒「う……行きましょう、レキ先輩」
レキ「……」コク
レキも無言で頷き退散を始めた。
ライフィー「それで引いちゃうのかよ!?チョロインか!?」
水「はいそんなこと気にしない!!『秋水』!!」
どさくさに紛れて打った秋水をライフィーはすっと交わした。
咲「はぁ……先輩はいつでもどこでも先輩ですね……で、私は何も言われなかったのでまだ居ますよ?」
水「あ……」
咲「忘れてたんです!?酷くないですか!?」
水「うそうそ。あの二人には理由があって下がってもらったんだよ」
咲「理由……?」
まぁ、理由は色々あるけど……
水「それは今話すと面倒なんでな……」
咲「そうですか……」
ライフィー「そろそろお話は終わったか?」
なんと律儀に待ってくれていたライフィーがそう言いながら構えた。
水「そうだな。まずお前をなんとかする!!」
咲「行きます……!!」
再び戦闘が始まると、まず咲が電光石火の速さでライフィーに近づいた。
ライフィー「お前の動きはもう見切ってる!!」
ライフィーがこれまた凄まじい速さで咲に刀を振るう。
咲「よっ!!」
咲はそれを飛んで交わし、ライフィーの頭を一発蹴って飛び上がった。
ライフィー「なに!?」
咲「まだまだ!!」
咲はそのまま洞窟の天井を蹴って真下に急降下した。
ライフィー「マジか!?」
咲「脳天ぶっ飛ばしますよ!!」
咲はライフィーの脳天を狙ってかかと落としを繰り出した。
しかし、それをライフィーは腕をクロスして防いだ。
水「これならどうだ!!『スプラッシュ』!!」
空中の水蒸気を水滴にして、今までよりとびきり速い速度で放った。
ライフィー「まだまだぁ!!」
ライフィーは頭上の咲をクロスを解除する勢いで吹き飛ばし、素早く刀で水滴を切り裂いた。
ライフィー「今度はこっちだ!!」
ライフィーは霊力を刀に溜めて、斬撃を飛ばしてきた。
水「飛ぶ斬撃なんざ見慣れてるんだよ!!『水月輪花』!!」
咲「それ見慣れたらダメなやつです!!」
僕がすぐさま回転させた、イロカネシズメを一本は斬撃を打ち消すために投げ、もう一方はライフィーに向かって投げた。
そのスキに咲は壁を蹴り、ヨーヨーを回しながらライフィーに突撃する。
ライフィー「はぁっ!!」
ライフィーは回転斬りをし、衝撃波を出し、イロカネシズメも咲も吹き飛ばした。
しかし、咲は再び壁を蹴り、ライフィーに向かっていく。
ライフィー「なんだよその機動力!!」
咲「ちょっと靴に仕込みをしてましてね!!」
ライフィーはサッと咲をかわすが反対の壁を蹴って、咲は再びアタックする。
水「『四次元殺法』…」
ライフィーが何度かわしても、咲は壁、地面、天井を蹴って、再び攻撃をする。
咲「当ててみてくださいよ!!」
ライフィー「おもしれぇ!!ちょっとばかりやらせてもらう!!」
ライフィーは咲の来る方向をまるで予想するかのように何も無い場所を斬った。
咲「おっと」
しかし運悪くそこに咲が飛んでしまい、咲は素早く地面を蹴り、かわし、反撃する。
水「見えないのは斬撃だけじゃねぇ!!」
『
そして、この間に、目に力を溜めておく。ちょっぴりチートな璃々神さんの技を借りるとしよう。
ライフィー「ちぃ!!『霊化』!!」
ライフィーがピンチになり、霊化することで、咲も弾丸を回避した。
水「今だっ!!」
霊化して油断して一瞬止まったライフィーに向けて、僕は目からライフィーの心臓は外すようにレーザービームを放った。
レーザービームはほんの一瞬しかライフィーを通らなかったが、それはしっかりとライフィーにヒットした。
ライフィー「なに………」
レーザービーム。璃々神さんの力であり、光の速さという、まぁホントに破格な性能の技。なんでライフィーに当たったかって話はまぁ、璃々神さんがとんでもなく超次元なんで、霊化程度は貫通できるって話を璃々神さんに聞いていたんだ。
リリ『璃々神さん璃々神さんうるさいなぁ!!いつも通りリリでいいのに!!』
まぁまぁ落ち着け璃々神さん。
リリ『泣くよ!?』
そんなコントを心の中でしながらもライフィーに近づいてみる。
ライフィー「お前……なんて隠し技持ってんだよ……」
ライフィーは狙い通り心臓には外れているが、胸にヒットしていた。
水「今度こそ終わりだぞ」
ライフィー「それは……どうかな!!」
ライフィーは咲に向かって、何か不思議な波動を放った。
咲はそれを素早くかわしたが、それを見越すかのようにもう一発波動を放った。二発目は流石にかわせず、それに当たった咲はまるで金縛りを受けたかのように動かなくなった。
ライフィー「こうすればいいんだろ!!」
ライフィーは動けなくなっている咲に向かって斬撃を飛ばした……
体が動かなったが、五感はハッキリとしている。
しかし声を出すことはできない。
……だから私は、先輩が斬られて倒れる様子を、ただ見ているしかなかった。
まずは謝罪と行きましょう。
ごめんなさい!!そしてただいまぁぁ!!
ということでめっちゃくちゃ久々の緋アリ投稿です(白目)。今回はとりあえず水と咲がチートだって話でしたねはい。
とりあえず、僕は多分待ってるであろう水くんに今からボコされてくるので、それでは生きていれば次回会いましょう。バイバイ(永遠の別れ)