イナズマイレブンGOクロニクル ~集え!銀河最強の戦士達~ 作:ヒビキ7991
~プリズムタワー前~
サトシはセレナを連れて、夕日の照らすプリズムタワーの前へと来た。
セレナ
「急にどうしたの?サトシ。」
スタッ
サトシは足を止め体をセレナに向けた。
サトシ
「・・・なあ、セレナ。」
セレナ
「なに?」
サトシ
「俺、セレナに伝えたいことがあるんだ。」
セレナ
「私に、伝えたいこと?」
サトシ
「うん。俺さ・・・
セレナが、好きだ。」
セレナ
「え・・・?」
サトシから突然好きだと言われ、セレナは耳を疑った。だが、サトシは構わず語り続ける。
サトシ
「1年前にセレナと別れてマサラタウンに帰ってから、セレナの事を考えたり、セレナに会いたいと思ったりすると、胸がすごくドキドキしたんだ。最初は何でドキドキしてたのか分からなかったんだけど、今日それがセレナへの恋だと分かった・・・。
俺は、セレナを1人の女の子として好きなんだって、やっと分かったんだ・・・。」
セレナ
「サトシ・・・。」
サトシは一瞬俯き帽子を整えると、拳を強く握り、セレナに真剣な眼差しを向けた。
サトシ
「セレナには、もう好きな人がいるんだろ?」
セレナ
「えっ?」
サトシ
「トライポカロンが始まる前にミルフィから聞いたんだ。セレナには今、心から大好きな人がいるって。だから、この想いが届かない事なんて分かってる。でも聞いてくれ。」
サトシは拳を更に強く握り、セレナに強く言い放った。
サトシ
「セレナは俺にとって、初恋の人だ!例え、その心から好きな人がセレナに相応しい人だったとしても、俺にはセレナを諦めるなんて出来ない!セレナの笑顔を誰よりも一番近くで見ていたい!セレナのパフォーマンスする姿をずっと見ていたい!いつまでもセレナの傍にいたいんだ!」
セレナ
「っ!!」
赤い夕焼けに照らされながら、サトシはセレナに自分の想いを告げた。
ダダダダダ・・・パーッ!
サトシが想いを告げた途端、プリズムタワーがライトアップされ辺りを明るく照らし出した。
サトシ
「セレナ、俺と・・・ポケモンとバトルにしか取り柄の無い俺だけど・・・
・・・俺と、付き合ってくれないか?」
セレナ
「サトシ・・・。」
サトシ
「俺、セレナのことが大好きだ。この世の誰よりも・・・。」
サトシの告白を聞いたセレナの目には、大粒の涙があふれていた。
セレナ
「もうっ、私が言いたかったのに・・・。」
サトシ
「えっ?」
ガシッ
セレナはサトシの胸に飛び込む様に抱きつき、サトシを強く抱きしめた。
サトシ
「せ、セレナ?」
セレナ
「私も、サトシが大好き!先に伝えたかったのに・・・ずるいよサトシ!」
サトシの胸で泣きながらセレナは言う。サトシは一瞬の出来事で、何がどうなっているのかは分からなかった。
サトシ
「俺が・・・好き?でも、セレナには心から好きな人がいるって・・・。」
セレナ
「私が心から大好きな人は、サトシなんだよ!!」
セレナの発言にサトシは今までに無く驚いた。
セレナ
「私も、サトシが初恋の人だった・・・。サマーキャンプでサトシに初めて会ったあの日から、ずっとサトシだけを想い続けてきた・・・。」
サトシ
「そんな前から!?ゴメン、今まで気付いてやれなくて・・・。」
セレナ
「いいよ。サトシがやっと、私の事を好きになってくれたから・・・。」
セレナは抱きしめていた手の力を弱め少し離れると、真っ直ぐサトシの目を見つめ、満面の笑みを見せた。
セレナ
「これからよろしくね、サトシ!」
サトシ
「セレナ・・・!」
ギュッ
サトシはセレナの背中に手を回し、優しく抱きしめた。
サトシ
「ありがとう、セレナ。」
セレナ
「サトシ・・・。」
二人は抱き合いながら静かに目を閉じた。二人とも、とっても幸せそうだ。
パチパチパチ・・・。
突然、何処かから拍手の音が聞こえてきた。音のする方向を見ると。
サトシ
「お前ら!?」
そこにいたのは、天馬達アースイレブンと、シトロン・ユリーカ・ミルフィ・サナ・エル・マフォクシー達だった。
エル
「ごめん、つい気になって・・・。」
皆帆
「でも良かったよ。サトシの告白が成功して。」
サトシ
「お前のお陰だよ、皆帆。」
セレナ
「えっ?サトシ、どういう事?」
サトシ
「皆帆が、俺のセレナへの恋に気付かせてくれたんだ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~エントランス~
それはエキシビションの前の事。
天馬
「どうしたのサトシ?」
サトシ
「・・・なあ天馬。」
天馬
「ん?」
サトシ
「・・・天馬はさ、誰かのことを考たりしてドキドキすることってあるか?」
天馬
「えっ?」
サトシの質問に天馬は少々驚いた。
サトシ
「俺さ、1年前に旅を終えてセレナと別れる時に、セレナに・・・セレナに空港でキスされたんだ。その後カロスを離れてマサラタウンに帰ってから、何だかセレナのこと考えたり、セレナに会いたいと思ったりすると、次第に胸が熱くなってドキドキする様になったんだ。今回もセレナが笑ったところを見たり、セレナに見つめられたりして凄くドキドキしてさ。でも、ポカロンが始まる前にミルフィから聞いたんだ。セレナには今、心から大好きな人がいるって。そしたら何故か胸が妙にざわついて来てさ・・・。」
皆帆
「なるほど。」
そこへ皆帆がにやけた表情でやって来た。
天馬
「皆帆。」
皆帆はサトシの隣に腰掛ける。
皆帆
「サトシ、それは恋だよ。」
サトシ
「恋?」
皆帆
「そう。君は今、セレナに恋心を抱いているんだ。」
サトシ
「俺が、セレナに恋心を・・・?」
皆帆
「君は彼女のことが好きなんだよ。でも仲間や友達としての好きじゃない。異性として・・・つまり、1人の女の子として好きなんだよ。」
サトシは自分の胸に手を当て、自身の心臓の鼓動を確かめた。サトシは驚いた様な、何かが分かった様な、そんな表情をしていた。
サトシ
「そうか・・・これが恋をしたときの感覚なのか。」
サトシはそう呟くと、帽子を整えた。
サトシ
「やっと分かったぜ。俺、セレナのことが好きだったんだ。仲間や友達としてじゃなく、セレナを女の子として好きなんだ。」
天馬
「サトシ・・・。」
サトシ
「でも、セレナにはもう他に好きな奴がいるんだよな?だったらもう・・・。」
皆帆
「・・・。」
このとき皆帆は笑っていたが、彼の眼は今まで見せたことがあるか無いか分からないくらい真剣な眼をしていた。
皆帆
「・・・サトシ、良いことを教えてあげるよ。」
サトシ
「皆帆?」
皆帆
「君が感じた胸のザワつく感じ。それは恐らく、彼女を失うかも知れないという不安から来てるんだ。」
サトシ
「セレナを失うかも知れない不安・・・。」
皆帆
「今の君は、彼女が既に好きな人を見つけているからという理由で、彼女を諦めようとしてる。でもねサトシ、この世の恋にルールなんて物は存在しないんだ。例え自分の好きな人に自分以外の好きな人や恋人がいるからといって、告白してはいけないって決まりは無いんだよ。」
サトシ
「・・・そう、なのか?」
皆帆
「ああ。君がセレナに対する想いをハッキリと伝えることが出来れば、セレナはきっと君の想いに答えてくれるよ。」
サトシ
「・・・そっか。ありがとう皆帆!」
サトシは顔を上げ、天馬に目を向けた。その目付きは真剣で、天馬の瞳を真っすぐに見つめていた。
サトシ
「俺、今日のポカロンが終わったら、思いきってセレナに告白してみる!セレナにちゃんと、自分の想いを伝えてみるよ!」
天馬
「分かった。応援してるよ、サトシ!」
サトシ
「おう!」
サトシと天馬は笑顔で拳をぶつけ、皆帆は何かを確信したように微笑んだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
皆帆
「まさかとは思ったけど、セレナの心から好きな人がサトシだったとはね。」
サトシ
「お前に言われなかったら、俺は自分の気持ちに気づけなかった。ありがとう、皆帆!」
ユリーカ
「良かったねセレナ、サトシと結ばれて!」
シトロン
「おめでとうございます、二人とも。」
サナ
「セレナ、おめでとう!」
ミルフィ
「サトシ、セレナを大切にしてあげなさいよ?」
セレナ
「みんな・・・。」
天馬
「よしみんな、サトシとセレナを胴上げだ!!」
一同
「おう!」
一同はサトシとセレナの周りに集まる。
サトシ
「えっ!?ちょ、ちょっと!?おい!?」
セレナ
「ちょ、ちょっとぉ・・・!?」
天馬
「いくぞ!」
そして天馬の掛け声でサトシとセレナを胴上げした。
「「ワーッショイ!ワーッショイ!」」
サトシ
「おいちょっと!?やめろよみんな!!」
セレナ
「ちょっと、ちょっと待ってってばぁ!!」
胴上げの掛け声と、サトシとセレナの叫び声が辺りに響いた。さらに上空には・・・。
ムサシ
「今ならピカチュウとその他のポケモンゲットの大チャンスだけど・・・。」
コジロウ
「いくら俺達悪の組織ロケット団でも・・・。」
ニャース
「ようやく結ばれた二人の幸せな一時に水を指すほど、野暮じゃないのニャ・・・。」
ロケット団の3人は上空から気球に乗ってサトシとセレナ達を見ていた。その目はとても優しく、暖かかった。
ムサシ・コジロウ・ニャース
「何だかとってもいい感じ~。」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~ローズ広場~
その日の夜、サトシ・セレナ・ピカチュウはローズ広場のベンチに腰かけていた。
セレナ
「ねえサトシ。」
サトシ
「何だ?」
セレナ
「私、ちゃんと魅力的な女性になれたかな?」
サトシ
「え?セレナはカロスで旅をしてる時からずっと魅力的だったじゃないか。魅力的になり過ぎなくらいだぜ?」
セレナ
「・・・えっ?」
笑顔で答えるサトシにセレナは驚いた。
セレナ
「今、なんて・・・。」
サトシ
「え?だから、魅力的になり過ぎなくらいって・・・。」
セレナ
「違う!その前!」
サトシ
「その前?旅をしている時から魅力的ってやつか?」
セレナ
「・・・サトシ、だよね?」
サトシ
「なんだよ・・・俺が別人に見えるのか?」
セレナ
「いや、そう言う訳じゃ・・・。」
セレナは頬を赤くしながらモジモジとしている。サトシはそんなセレナを見て優しく微笑んだ。
サトシ
「・・・セレナ。」
セレナ
「えっ?」
セレナはサトシに名を呼ばれ振り向いた。
チュッ
セレナ
「っ!?」
サトシはセレナの唇に、優しい口づけをした。唇が離れると、セレナの顔が赤くなっていた。
サトシ
「あの日の御返しだ。」
あの日・・・それは1年前、サトシがホウエンへと旅立つセレナを見送った日。セレナがサトシにキスをした日だ。
セレナ
「サトシの、バカ・・・。」
セレナは俯いて顔を背け、恥ずかしそうにボソボソと小さく呟いた。サトシはそんなセレナを見てフッと笑った。
サトシ
「・・・俺さ、明日から旅に出ようと思うんだ。」
夜空を見上げながらサトシは言う。セレナは落ち着きを取り戻しサトシを見た。
セレナ
「今度は何処に行くの?」
サトシ
「・・・宇宙だ。」
セレナ
「・・・えっ?」
サトシ
「天馬達の旅に同行させてもらおうと思ってさ。」
サトシは立ち上がり、夜空を見上げた。
サトシ
「天馬達は自分達の星を取り戻すために旅をしてる。だったら俺も、俺達の星を守るために一緒に旅をしたいって思ったんだ。この星がなくなったら、俺達の居場所も、大切な仲間も、思い出も、果たしたい夢も、未来も、全部消えちまうからさ。」
セレナ
「サトシ・・・。」
セレナも立ち上がり、サトシの隣で夜空を見上げた。
セレナ
「なら、私も一緒に行く!」
サトシ
「いいのか?」
セレナ
「もちろん!今の私はサトシのものだもん!サトシの行くところなら、何処でも一緒に行くわ!たとえ宇宙でもね!」
サトシ
「セレナ、お前・・・。」
ピカチュウ
「ピカピ!」
ピカチュウもサトシの肩に乗り、"僕も行く!"と言っているように意思表示した。
サトシ
「ピカチュウ・・・。よ~し、じゃあ明日、天馬に頼んでみようぜ!」
セレナ
「うん!」
ピカチュウ
「ピカッチュウ!」
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~ミアレシティ郊外 森~
次の日、サトシ達はミアレシティ郊外の森に停車中のギャラクシーノーツ号へ向かい、天馬とオズロックとアースイレブンのメンバーに話をした。
サトシ
「頼む!俺達をお前達の旅に連れてってくれ!」
セレナ
「お願いします!」
ピカチュウ
「ピカチュウ!」
サトシとセレナとピカチュウは深く頭を下げて言った。
天馬
「え~っと・・・オズロック、どうする?」
困る天馬はオズロックに助けを求める。
オズロック
「連れていくかどうかは、天馬が決めてくれ。」
天馬
「えっ?俺が?」
オズロック
「我々の目的は人間の住まう星を巡り、銀河最強のメンバーを集め、グランドチルドレンを倒すことだ。そしてそのメンバーを選ぶ権利は、キャプテンであるお前にある。もっとも、お前も内心は彼らと一緒に行きたいと思ってたりするんじゃないのか?」
オズロックは静かに笑いながら言った。
天馬
「・・・サトシ、セレナ、二人に聞きたい事があるんだけど。」
天馬は真剣な表情でサトシとセレナに問いかける。サトシとセレナは天馬の声を聞いて顔を上げた。
サトシ
「何だ?」
天馬
「俺達とサッカーして楽しかった?」
サトシ
「ああ、スッゲー楽しかった!」
セレナ
「私も!ポケモンバトルやトライポカロン以外で、あそこまで楽しかったのは初めて!」
天馬
「この間のジャンクやスティンみたいな奴らと、また戦うかもしれない。二人を危険な旅に巻き込むことになるかもしれない。それでも来る?」
セレナ
「大丈夫、覚悟は出来てるわ!」
サトシ
「俺たちの夢を、故郷を、そして仲間達を守るためだ!それくらい百も承知さ!」
天馬の問いに真っ直ぐな笑顔で答えるサトシとセレナ。その輝く瞳を見て、天馬は笑顔を見せ言った。
天馬
「・・・分かった、二人の覚悟は本物だ!」
天馬は静かに右手を差し出した。
天馬
「サトシ、セレナ、今日からよろしく!」
サトシ
「ああ、こちらこそ!」
セレナ
「よろしくね!」
天馬はサトシとセレナと握手を交わし、二人は正式にアースイレブンの一員となった。
ピピッ
突然、オズロックの通信機に通信が入った。
オズロック
「私だ・・・そうか、分かった。」
ピッ
オズロックは通信を切った。
オズロック
「イシガシから連絡だ。新たな地球と同型の惑星を発見したらしい。」
天馬
「そうと決まれば善は急げだ!みんな、出発の準備だ!」
「「おおー!!」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~ミアレステーション~
天馬達はギャラクシーノーツ号をノーツサイドストリートにあるミアレステーションの1番線に移動させ、出発の準備をした。
プラターヌ
「取り合えず、3ヶ月分の水と食料を積んでおいたよ。」
天馬
「ありがとうございます、プラターヌ博士。」
プラターヌ
「サトシ君とセレナちゃんをよろしく頼むよ?」
天馬
「はい!」
ホームには、サトシとセレナを見送りに来たサナ・ミルフィ・アラン・マノン、さらにセレナの母親《サキ》の姿があった。
サナ
「気を付けてね、セレナ。」
ミルフィ
「絶対帰ってきなさいよ!帰って来なかったら地獄まで追い掛けてやるからね!」
セレナ
「二人とも、ありがとう。」
サキ
「セレナ、サトシ君とアースイレブンの皆さんに迷惑掛けないでよ?」
セレナ
「分かってるわよ、ママ。」
サキ
「サトシ君、セレナをよろしくね。」
サトシ
「はい!セレナは俺が全力で守ります!」
アラン
「気を付けろよ、サトシ。」
マノン
「宇宙から帰ったら、お土産話沢山聞かせてね!」
サトシ
「ああ、分かった!」
ファーン!
駅構内にギャラクシーノーツ号の警笛が鳴り響く。
天馬
「二人とも、そろそろ出発するよ。」
サトシ
「ああ、分かった。じゃあみんな、行ってくるぜ!」
セレナ
「行ってきまーす!」
天馬とサトシとセレナはギャラクシーノーツ号に乗り込む。すると・・・。
「待ってー!」
「待ってくださーい!」
改札側からシトロンとユリーカ、さらにルカリオとアブソルがやって来た。
サトシ
「シトロン!ユリーカ!」
天馬
「ルカリオ!アブソル!」
シトロン
「ハァ・・・ハァ・・・間に合いました・・・。」
セレナ
「シトロン、ユリーカ、どうしたの?」
ユリーカ
「セレナとサトシだけズルい!アタシ達も宇宙に行く!」
「「えええー!?」」
ユリーカの言葉に一同は驚く。
シトロン
「僕達も連れてって下さい。僕達は共にカロス地方を仲間。一緒に行くのは当然でしょ?」
ユリーカ
「試合には出られないけど、みんなのご飯作ったり練習手伝ったりするから!いいでしょ?」
サトシ
「お前ら・・・。」
ルカリオ
「ガル、ルガ!」
アブソル
「アッブ、ルア!」
天馬
「・・・もしかして、一緒に行きたいって言ってるの?」
ルカリオ
「ガル!」
アブソル
「アブ!」
天馬の問いに、ルカリオとアブソルは頷く。それを見た途端、天馬は真剣な表情を見せた。
天馬
「シトロン、ユリーカ、二人を危険な旅に巻き込むことになるかもしれない。それでも来るかい?」
シトロン
「ええ、もちろん!」
ユリーカ
「うん!」
天馬
「ルカリオ、アブソル、俺はお前達とずっと一緒にはいられない。旅が終われば、俺はお前達を手放さないといけない。それでも一緒に来る?」
ルカリオ
「ガル!」
アブソル
「アブ!」
天馬の問いにシトロンとユリーカは笑顔で答え、ルカリオとアブソルは笑顔で頷く。それを見た途端、天馬は笑顔を見せた。
天馬
「よし、分かった。一緒に行こう、みんな!」
シトロン
「は、はい!」
ユリーカ
「やったー!」
共に旅に行ける事となり、シトロンとユリーカは喜んだ。
天馬
「サトシ、セレナ、モンスターボールを貸してくれないかな?」
サトシ
「OK!」
セレナ
「分かったわ。」
サトシとセレナはモンスターボールを1個ずつ天馬に渡し、天馬はルカリオとアブソルにモンスターボールを見せた。
天馬
「ルカリオ、アブソル、短い間だけど、よろしくな!」
ルカリオ
「ガル!」
アブソル
「アブ!」
ルカリオとアブソルはボールに手を触れる。
シューン!
2体は各々ボールに吸い込まれた。
クィ・・・クィ・・・ポン!
天馬
「ルカリオ、アブソル、ダブルゲットだぜ!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~コックピット~
そして準備が整い・・・。
オズロック
「エンジン始動!ギャラクシーノーツ号、発進!」
ゴオオオオオオオオオッ!!
エンジンが始動し、ギャラクシーノーツ号はゆっくりと動き始める。駅を離れ本線に入り、ギャラクシーノーツ号はスピードアップ。そして徐々に上昇し、プラターヌ達に見送られながら大空へと飛び立った。
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~ギャラクシーノーツ号 ミーティングルーム~
天馬
「よし、じゃあ早速みんなで特訓しよう!」
サトシ
「おう!次に奴らとぶつかるまでに、もっと強くならねぇとな!」
シトロン
「じゃあ、僕はその間に夕飯を作っときますね。」
天馬
「ありがとうシトロン。」
一同はミーティングルームからブラックルームのある車両へと向かう。すると・・・。
シュピッ!
突然、一同の前に青い人影が現れた。
サトシ
「・・・あっ!」
一同はその姿を見て目を丸くした。
天馬
「君は・・・!」
セレナ
「ゲッコウガ!」
ゲッコウガ
「コウガ!」