イナズマイレブンGOクロニクル ~集え!銀河最強の戦士達~   作:ヒビキ7991

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第16話/甦ったEnemy

戦兎

「アレは・・・。」

 

永夢

「黒い・・・バグスター?」

 

 

天馬から放たれた黒い粒子は、天馬達の前に10体の黒い怪人を生み出した。その中には、先程の戦闘で戦ったソルティ・アランブラ・リボル・モータス・カイデンにそっくりな怪人もいた。

 

 

明日那

「ソルティ、アランブラ、リボル、モータス、ガットン、バーニア、カイデン、チャーリー、それにラブリカとグラファイトまで。」

 

飛彩

「いったい何がどうなっている?」

 

貴利矢

「分かんねぇ。でも確かなのは、そこの坊やは1度に10種類のバグスターウイルスに感染しちまったって事だ。」

 

永夢

「相手がバグスターなら、やることは1つだ。パラド、ポッピー、貴利矢さん、飛彩さん、一緒に戦ってください!」

 

パラド

「おしっ!」

 

貴利矢

「いいぜ?ノッてやる。」

 

明日那

「分かった!」

 

飛彩

「いいだろう。」

 

戦兎

「万丈、俺達もやるぞ?」

 

龍我

「おう、よく分かんねぇけどヤってやる!」

 

 

永夢・パラド・貴利矢・飛彩はゲーマドライバー、戦兎と龍我はビルドドライバー、そして明日那は銀と緑のパッド型アイテム、《ガシャコンバグヴァイザーⅡ》を装着。そして永夢・ポッピー・貴利矢・飛彩はガシャットを手に取りスイッチを押す。

 

 

『マイティアクションエーックス!』

 

『爆走バイク!』

 

『タドルクエスト!』

 

『ときめきクライシス!』

 

 

戦兎はラビットの赤いフルボトルとタンクの青いフルボトルをドライバーにセットし、龍我は青いドラゴン型のメカ《クローズドラゴン》にドラゴンの青いフルボトルをセットし、ビルドドライバーにセットした。

 

 

『ラビット!タンク!ベストマッチ!』

 

『クローズドラゴン!』

 

 

永夢達四人はガシャットを各々ベルトにセットし、パラドは青い本体に黄色いダイヤルが付いた大型のガシャット、《ガシャットギアデュアル》を取り出しダイヤルを右に90度回す。

 

 

『ガシャット!』

 

 

『デュアルガシャット!』

 

 

そして戦兎と龍我はベルトのハンドルを回す。ベルトからパイプがパイプが伸び、戦兎の前に赤いボディ、後方に青いボディを形成。龍我の前後に青いボディを形成した。

 

 

『Are you Ready?』

 

 

戦兎・龍我

「変身!」

 

 

ウィーン!ガシャーン!

 

 

前後のボディが各々戦兎と龍我を挟み込む様に合体し、戦兎は仮面ライダービルド"ラビットタンクフォーム"に、龍我は青いボディをしたドラゴンの仮面ライダー、《仮面ライダークローズ》に変身した。

 

 

『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!』

 

『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!』

 

 

永夢

「大変身!」

 

パラド

「マックス大変身!」

 

貴利矢

「ゼロ速、変身!」

 

飛彩

「術式レベル2!」

 

明日那

「変身!」

 

 

永夢・パラド・貴利矢・飛彩はドライバーのレバーを展開し、明日那はドライバーの赤いスイッチを押す。

 

 

『ガッチャー!レベルアーップ!』

 

『ガッチャー!マザルアーップ!』

 

『バグルアーップ!』

 

 

各々のベルトから様々な色のパネルが出現し、永夢達は各々パネルを通り抜ける。そして永夢は仮面ライダーエグゼイド、パラドはパズルゲームとファイターゲームの力で戦う赤と青の中華風のライダー、《仮面ライダーパラドクス》に。貴利矢はレースゲームの力で戦う黄色いライダー、《仮面ライダーレーザーターボ》に。飛彩はRPGゲームの力で戦う水色の騎士のライダー、《仮面ライダーブレイブ》に。そして明日那は恋愛ゲームの力で戦うアイドル風のライダー、《仮面ライダーポッピー》に変身した。

 

 

『マイティジャンプ!マイティキック!マイティ・マイティアクション!エックス!』

 

『赤い拳、強さ!青いパズル、連鎖!赤と青の交差!パーフェクトノックアーウト!』

 

『爆走!独走!激走!暴走!爆走バイク!』

 

『タドルメグル、タドルメグル、タドルクエスト!』

 

『ドリーミングガール♪ 恋のシミュレーション♪ 乙女はいつもときめきクライシス♪』

 

 

エグゼイド

「行くぜ!」

 

 

エグゼイド達は一斉に走り出し、黒いバグスター達に攻撃を仕掛ける。だが・・・。

 

 

レーザーターボ

「おらっ!」

 

 

ドカッ!

 

 

『MISS!』

 

 

レーザーターボ

「えっ?」

 

ビルド

「なにっ?」

 

エグゼイド

「なんで?」

 

 

エグゼイドとレーザーターボのパンチはミス判定。

 

 

ブレイブ

「俺に切れないモノは無い!」

 

クローズ

「今の俺は、負ける気がしねぇ!」

 

 

ブレイブとクローズは各々剣型の武器《ガシャコンソード》と《ビートクローザー》で敵を切る。

 

 

ジャキーン!

 

 

『MISS!』

 

 

だがこれも判定はミス。

 

 

ブレイブ

「なにっ?」

 

クローズ

「はっ?」

 

 

パラドクスは斧と銃に変換可能な専用武器《ガシャコンパラブレイガン》を、ポッピーはガシャコンヴァグヴァイザーⅡを右手に装備し、バグスター達に向けてエネルギー弾を一斉射。

 

 

バンバンバン!

 

 

『MISS!』

 

 

パラドクス

「なにっ?」

 

ポッピー

「攻撃が効かない!?」

 

 

仮面ライダー達の攻撃は何故か全てMISS判定になってしまう。

 

 

アランブラ?

「はあ!」

 

 

ドーン!

 

 

黒いアランブラは地面に手を当て衝撃波を放つ。

 

 

エグゼイド

「うわああああ!!」

 

 

エグゼイド達は衝撃波によって吹き飛ばされた。

 

 

ユリーカ

「みんな!」

 

サトシ

「どうなってるんだ?エグゼイド達の攻撃は効かないのに、アイツらの攻撃はエグゼイド達に効くなんて・・・。」

 

 

 

「どう?私の作ったバグスター達は。」

 

 

すると突然、バグスター達の中から一人の少女が現れた。天馬達アースイレブンはその少女を見て驚いた。

 

 

オズロック

「お前は、グランドチルドレンの!」

 

スティン

「スティン・シーアンよ。久し振りね、アースイレブンの皆さん。」

 

 

ビルド

「まさか、奴が?」

 

瞬木

「ああ、俺達の地球を乗っ取った連中の一人だ!」

 

パラドクス

「その黒いバグスター、お前が作ったのか!?」

 

スティン

「ええそう。バグスターウイルスの能力

とロストフルボトルの成分を組み合わせた、その名も《ロストバグスター》よ!」

 

ブレイブ

「ロストバグスターだと?」

 

クローズ

「おい戦兎、俺の聞き間違いか?今ヤツ"ロストボトル"って言ったか?」

 

ビルド

「あり得ない!この地球にはロストボトルどころか、ネビュラガスさえ存在しないハズだ!」

 

スティン

「ところが有るのよ。もっとも、今は器の無い成分だけだけどね。」

 

信助

「でも、何で天馬からロストバグスターが?」

 

天馬

「さっきエグゼイドとビルドが戦ってたバグスター達だ。エグゼイドとビルドとポケモン達が交戦してる間に、奴らのバグスターウイルスが俺に感染したんだ。」

 

スティン

「ご名答。でも、原因が分かったところで無駄よ?あなた達じゃ、私のロストバグスター達には傷を付けることさえ出来ないんだから。」

 

 

「それはどうかな?」

 

 

スティン

「っ!?」

 

 

バンバンバン!

 

 

突然、アースイレブンの後方から聞き慣れない声がしたと同時にエネルギー弾が放たれた。エネルギー弾はバグスター達に命中し、バグスター達は吹き飛んだ。アースイレブンが振り向くとそこには、ゲーマドライバーを身に付けたエグゼイドと同じ見た目をした黒い仮面ライダーと、ビルドドライバーに似た赤いベルトを身に付けた赤・青・黒・金の四色で構成された凶悪な仮面ライダーがいた。

 

 

ビルド

「お前は!?」

 

エグゼイド

「あなたは!?」

 

 

???

「「はっ!」」

 

 

謎のライダー2人は大きくジャンプし、エグゼイドとビルドの前に着地した。

 

 

???

「久し振りだな戦兎。それに万丈。」

 

ビルド

「お前、まさかエボルトか!?」

 

 

???

「久し振りだね、ドクターライダーの諸君。」

 

エグゼイド

「その声、まさか黎斗さん!?」

 

レーザーターボ

「嘘だろ!?お前は消滅した筈じゃ・・・。」

 

???

「説明は後だ。それより今は逃げるぞ!」

 

 

黒いエグゼイドは地面に手を当てる。すると、アースイレブン達の真下に巨大な紫色の土管が現れた。

 

 

「うわあああああああ!?」

 

 

アースイレブン一同と仮面ライダー達は土管の中へと消え、それに続いて二人の謎のライダーも土管へと飛び込み、二人が土管に入った途端、土管は跡形もなく消えた。

 

 

スティン

「・・・ちっ!アイツら、余計な真似を。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

~花家ゲーム病クリニック 病室~

 

 

謎のライダー二人と共に姿を消したアースイレブン一同と仮面ライダー達は、町外れの廃病院の中に設けられた《花家ゲーム病クリニック》へと来ていた。

 

 

天馬

「ハァ・・・ハァ・・・」

 

 

天馬は苦しそうに病室のベッドで横になっていた。

 

 

信助

「天馬・・・。」

 

 

アースイレブンと戦兎、龍我、パラドは天馬を心配そうに見ていた。すると・・・。

 

 

ガチャ

 

 

診察室のドアが開き、中から永夢・貴利矢・飛彩・明日那と、もう一人の白衣を着た黒髪の医師が出てきた。

 

 

戦兎

「どうだった?」

 

貴利矢

「ダメだ。ここのワクチンでも、アイツのゲーム病を直す事は出来ない。」

 

サトシ

「そんな・・・。」

 

 

黒髪の医師は病室に入り、天馬に声をかける。

 

 

???

「大丈夫か、坊主?」

 

天馬

「はい。えっと、貴方は・・・?」

 

???

「俺は《花家大我》。このクリニックの医師だ。お前のゲーム病は必ず治してやるからな、安心しろ。」

 

天馬

「はい・・・。」

 

明日那

「それと・・・。」

 

 

明日那は通路を見る。通路には先程アースイレブンとライダー達を助けた二人の謎のライダーがいた。

 

 

『ガッチョーン…ガッシューン…』

 

 

二人のライダーは各々ドライバーのレバーを戻してカセットを抜き取り、ドライバーのボトル2本を抜き取り変身を解くと、黒いスーツに身を包んだ男性と、コブラを思わせる赤い怪人が現れた。

 

 

戦兎

「やっぱりお前だったのか、《エボルト》。」

 

貴利矢

「やっぱアンタだったか、《檀黎斗》。」

 

信助

「知り合いですか?」

 

永夢

「知り合いって言うよりか・・・。」

 

龍我

「ちょっと前まで敵だった、ってのが妥当か?」

 

???

「久し振りだね、ドクターライダーの諸君。そして初めまして、アースイレブンの選手諸君。私の名は《檀黎斗》。元幻夢コーポレーション代表取締役にして、天才ゲームクリエイターだ。」

 

???

「俺は地球外生命体《エボルト》。以後よろしく。」

 

大我

「レーザーから消滅したって聞いてたが、まさか復活してやがったとはな、檀黎斗"神"。」

 

黎斗

「その名はもう捨てた。今の私は檀黎斗。神の力など持たぬタダの死人だ。」

 

皆帆

「死人?」

 

エボルト

「ああ、俺と檀黎斗は本来、既にこの世には居ない存在なんだ。」

 

 

エボルトの発言に、アースイレブン一同は驚いた。

 

 

エボルト

「おいおい、そこまで驚く事は無いだろ?お前さん達も似たようなモンじゃねぇか?」

 

飛彩

「・・・どういう事だ?」

 

天馬

「実は・・・。」

 

 

天馬は龍我・飛彩・大我達に永夢と戦兎に話した事を話した。

 

 

明日那

「宇宙から来た!?」

 

龍我

「マジかよ・・・。」

 

貴利矢

「じゃあ、まさかさっきロストバグスター達を率いていた女の子が?」

 

シトロン

「ええ、天馬達の地球を乗っ取ったグランドチルドレンの一人です。」

 

エボルト

「それとすまない。そのロストバグスターを生み出す原因は、実は俺たちにあるんだ。」

 

ユリーカ

「どういう事?」

 

黎斗

「以前私は九条貴利矢に、エボルトはビルドに敗れ消滅し、この世から消えたハズだった。だが気が付けば何故か、私達は連中の・・・グランドチルドレンの乗る船の中に居た。恐らく、連中が世界中に散らばった私達の断片を集め蘇生させたんだ。」

 

鉄角

「マジかよ・・・そんな事出来るのかアイツら!」

 

エボルト

「そして、連中は黎斗の身体からバグスターウイルスを、俺の身体からロストボトルの残留物質を採取し、融合・培養してロストバグスターウイルスを作り出した。そしてそれを天馬の身体に感染させ、あのロストバグスター集団を作り出したのさ。」

 

永夢

「じゃあ、僕達の攻撃が効かないのは?」

 

黎斗

「エグゼイドとビルド達の攻撃が効かないのは、連中が私達の記憶から君達と戦った時の戦闘データを元に、攻撃を無効化するプログラムを組み込んだからだ。だがある行動の最中に対し、そのプログラムは無効となる。」

 

瞬木

「そのプログラムが無効になる行動ってのは、もしかして・・・。」

 

エボルト

「そう、お前達の得意とするサッカーだ。恐らく連中がロストバグスターを生み出したのは、お前達アースイレブンがこの星に来ることを予測し、その時の対戦相手として作ったんだろう。」

 

黎斗

「その事を知った私達は、連中の船を抜け出し地球に降り立った。君達の手助けをするために。」

 

好葉

「そうだったんだ・・・。」

 

 

黎斗とエボルトの話を聞いていた一同だが、戦兎と永夢達は一つ気になることがあった。

 

 

戦兎

「・・・でもさエボルト、何で俺たちに手を貸すんだ?お前にとって俺達は敵だろ?だったらアイツらと組んだ方が良いんじゃないのか?」

 

永夢

「それを言うなら、黎斗さんも・・・。」

 

エボルト

「・・・気に食わないのさ、連中が。」

 

黎斗

「ああ、既に死んだ私達を蘇生し甦らせてくれた事には感謝している。だが私の生み出したバグスターを、自分達の目的の為に利用するなど、断じて許せんのだ!」

 

エボルト

「俺は既に死んで、しばらくはあの世でのんびりするつもりだったんだが、アイツらに無理矢理甦らされて気分が悪い。」

 

龍我

「甦らせてくれた事には感謝してるが、甦らせた理由が気に入らず出てきたって事か。」

 

 

ジジジ・・・。

 

 

突然、病室の片隅に置いてあるテレビが起動した。

 

 

サトシ

「何だ?」

 

ピカチュウ

「ピカ?」

 

 

ノイズが徐々に消え、画面に謎の人影が映し出された。天馬達アースイレブンはその姿を見て驚いた。

 

 

スティン

『地球人よ。私は遠き宇宙からの使者、グランドチルドレンの一人、スティン・シーアンである!』

 

 

戦兎

「コイツは!?」

 

オズロック

「スティン!」

 

 

 

 

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