ソードアート・オンライン〜真実を知る者〜   作:夜明けを齎す竜

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FGO2部、楽しい。キリトたちは次回より登場します。ルグルーの橋の前に
弓ゲット回でーす



16話 ネメアの獅子

ブビョーーー!

風邪を切る音がうるさい。耳が良すぎるのも問題ありだな。頭痛もしてきた。SAO前だったらもっと痛いのか?

 

『主よ。少々飛ばしすぎではないか?働くことは良いが、多少の休息も必要である』

 

「そ、そうか。そんじゃ、ここらへんで降りよう」

 

お前は心でも読めるのか!まぁ、バイタルチェックはさせてるからそこから判断したのか?

 

スイルベーンを出発してから数時間。キリトらしき人物の姿は見えないし、翁の気配探知にも俺の耳にもそれっぽい反応はない

 

フワッ

 

「ふぅ……。意外に肩が凝るなぁ」

 

『本来、人間には存在しない仮想の筋骨を動かしているのだ。脳が疲労したと感知しているのだろう』

 

「お前は大丈夫なのか?」

 

『我は元より唯人ではない。そのようなことは起こらないと予想する』

 

「へいへい」

 

翁も大分慣れてきたのかな?プレイヤーがロールしてる感じが出てる

 

「なぁ、少し気になったんだけど」

 

『なんだ?』

 

「お前の種族って何なの?プレイヤーとして活動する以上はそれを擬装してるんだよな?」

 

『我の種族?妖精としてなら【インプ】。闇の妖精である』

 

翁が羽を出す。よく見ると紫がかった色をしている

 

「なるほど。お前らしいな。確かスプリガンは戦闘向きじゃないらしいし、お前の戦闘能力にそった選択をするならインプだな」

 

翁の速さは異常だ。単純なスピードは俺が上かもしれんが、気配を消して忍び寄る『死』を告げる剣は避けるのが難しい。つか無理。殺意が向けられた瞬間、トップスピードで反撃する以外には手段がない。実際、SAOで戦ったときはそうしていた

 

「武器は大盾と大剣だよな?」

 

『左様。主の友であり、主が我を預けた【ヒースクリフ】がそうさせた名残だ。』

 

茅場……。あいつは自らに似せた翁で意趣返しをしたかったのだろうさ。

 

「あいつも粋なことをしてくれたよ」

 

ーーー

 

〜エリア・古森〜

 

シルフ領のスイルベーンを出て、世界樹を目指すと最初にぶち当たる危険エリア。『危険』の理由はモンスターではなく、隣接したサラマンダー領との関係で戦闘が多発しているからだ。視界の悪い森の中での戦闘は非常に面倒くさい。が………

 

ズッバン!ズバン!

 

「ガハッ」

 

「ふん、弱いな。ただの弓でやられるんじゃねぇよ。せめて『物干し竿』を抜かせるほどの強さで挑んでこい」

 

サラマンダーのプレイヤーを倒す。残ったほの魂みたいなやつは少しの間だけこの場にプレイヤーの意識が残っている証なのだそう。エリアとかこのことも全部、翁から聞いたんだけどね……

 

『主よ。これで5人だ。それぞれ10秒ほどで片付けたとして約1分の時間が無駄になった』

 

「そんなこと言ってやるな。辛口なのは俺だけでいいの」

 

『うぅむ』

 

翁は『その命が終わるときを見失った奴』平たく言えば、死に際を見誤った奴しか殺さない。そう、晩鐘がその名を指し示した奴だけ。それまでは相手の足止めくらいしかしてくれない。

 

「俺がもう少し標準合わせを早くしたらいいだけなんだよなぁ」

 

『主はかの剣の世界で投擲スキルを修得したもののあまり使うことは無かったのだろう?ならば仕方ない。今から励めばよいだけだ』

 

「そうだな!それしかない!」

 

昔はもっと上手くやれたのに…『仕事』だって狙撃の次に弓が多かったんだぜ?ナイフよりも弓の方が殺した数も多かったはずだし………

 

キラキラ

 

羽に輝きが戻った。これで飛べるか

 

そのまま飛んでいると竜種系のモンスターが多いエリアに入った。ここは空中に大きな岩がいくつも浮かんでいる。その上には草木が生い茂り、そこにワイバーンが住んでいるようだ

 

「グギャーース!」

 

襲ってきたワイバーンを撃ち落とす。羽を広げたトカゲごときなど大きな的でしかない。速射・連射ならまだイケるぜ!

 

「そろそろ現実じゃ夕飯時だな」

 

『なればあの大岩の上はどうだろうか』

 

翁の指差した方には浮かぶ大岩の中でも小さめのものだ。うん、休息程度ならあれでいいだろうな

 

「よし。あそこで休もう」

 

スッ

 

「着陸も優しくできるようになってきたな」

 

『それは主の努力だ。我はそれを好む』

 

ピロロン

 

ログアウトボタンを開く。何気ない行動だがSAO初日以来、この光景を見たくてどれだけ夢見たことか

 

「じゃあ、俺の身体をよろしく。1時間くらい仮眠もしてくるよ」

 

『了解した。十二分に英気を養ってくるがよい』

 

ポチッ

 

ーーー

 

カシャ

 

「ゲームから現実に戻れることがこれほどありがたいなんて、昔は思わなかったよ」

 

さてと。メシ食って休むといきたいが、その前に確認だな

 

プルル、プルル、プルル

ピコン

 

『はい、もしもし?菊岡です』

 

「俺だ、夜明だ。夜分にすまんな。」

 

『夜明さん!どうしたんですか?』

 

「お前から貰ったALOである程度のとこまで進めたぞ。まだまだ道のりは長いがな。」

 

『そうですか!……で聞きたいこととは?』

 

「…話が早くて助かる。お前の裏を察する能力の高さには驚かされるよ。で、本題は『須郷 伸之の行動を知りたい』わけなんだが……できるよな?」

 

『できる……と思います。が、それは法律スレスレの調査になります。プライバシーの権利を犯すかもしれないので……』

 

「俺を名前を出してでも頼む。明日一日分だけでいい」

 

『分かりました。これは貸しですよ。いずれ何らかの形でお返ししていただきます』

 

「分かっとるわ!それじゃ、いい報告を期待する。じゃあな」

 

『ええ。それでは』

 

ボロン

 

「これで何とかなるかな」

 

さ、飯だ。食って休むぞぉ!

 

ーーー

 

「あ〜あ、やっちまった……」

 

飯を食い、休息と称して仮眠を取ったつもりだったが

 

「がっつり5時間寝てたわ……」

 

時計を見ると5時間が経過。しかも日付はすでに21日……

 

「翁、絶対怒ってるよ……カンカンだよ……」

 

おそるおそるログインすると

 

『主よ。その首、落とされる覚悟はあるか』

 

「わーーー!!」

 

黒い大剣が目の前にあった。『死』がすぐそこにあった

 

「まてまてまて!鐘鳴ってないじゃん!天命降ってないじゃん!」

 

『晩鐘が主の名を示すのを待っていた』

 

「おいぃぃぃ!」

 

そんなこんなで

 

「さて、再開しますかね」

 

『ォォォォ……』

 

翁とちょっと手合わせをした。鐘が鳴ってたら死んでた……

 

「あそこに聳える山々が『環状山脈』だな」

 

『飛行限界よりも高いあの山脈を越えることはできぬ。徒歩で谷か洞窟を進む必要がある』

 

「……どっちがいいと思う?」

 

『ふむ……。我は谷を進むほうがよいと進言する。洞窟内はオーグなどのモンスターが生息し、ほぼ一本道であるが故に万が一の場合の対処が遅れるやもしれん。それに暗闇ではこの羽は働かぬ。』

 

「多少の危険があっても外の方がいいか……」

 

『だが、洞窟の途中にはこの世界で最も栄えた都市、央都【アルン】に次ぐ大きさの鉱山都市がある。そこに寄るような道を歩むのが良い』

 

「つまりは、その都市への道を自力で探せってわけだ」

 

『左様』

 

「…よし。今後の方針は決まった。早速、行くぞ」

 

ドンッ!

 

飛び立つと同時に最速にする。この音は音速を超えたときに出る衝撃波か……?ソニックブームが出てるな

 

後に俺たちの姿を地上で見た奴が俺らを『凶星と妖星』なんて呼び、ALO内で都市伝説として語り継がれた

 

ーーー

 

ジャリ、ジャリ、ジャリ

 

地上に降り、谷を目指して歩く。山肌はほとんどが岩で多少の植物は生えているが、食用っぽくはない。

 

『止まれ』

 

翁が腕を掴んで俺を引き止めた

 

「なんだ敵襲か!」

 

『いや、違う。主よ、耳を澄ませてみろ』

 

シィィィーーーン

 

……グググルルルルル……

 

「これはモンスターの鳴き声か…?」

 

『恐らくは。しかも相当に腹を空かせているようだ。我らの気配を感じて気を荒だてている』

 

「俺たちの気を感じて腹を空かせていると?ハハハ」

 

『何を笑う?』

 

「いや、なんだ。やっとまともに戦えそうなモンスターに出会えると思うと嬉しくてな」

 

『…主らしい。実に我が光らしい』

 

「それじゃ、行こうか!」

 

『シャァァッ!』

 

ーーー

 

「デケェな」

 

モンスターがいたのは朽ちた神殿跡地。その真ん中で俺たちを待ち受けていた。その巨躯は俺たちの数倍、その毛皮は黄金のようで、その爪や牙は鋼のようだ

 

「なんつープレッシャーだよ……強さはあの『悪魔』くらいか?」

 

『弱音か?主らしくもない』

 

「弱音じゃなくて自分を鼓舞してるの」

 

『そうであるか』

 

翁の髑髏の面がニヤける。なんだよ、お前も楽しそうじゃねえか

 

〜ゴーン、ゴーン、ゴーン〜

 

翁が大獅子に向けて剣を向ける

 

『晩鐘は汝の名を指し示した。その素っ首、天命の下に切り落とさん!』

 

獅子が立ち上がる。表示されたHPは4本…。モンスターの名前は『ネメアの獅子』。なるほどね、【谷】だからこいつなのか。

 

「さぁ、神代の戦いってのを始めようぜぇ!」

 

ーーー

 

ガキィィィ

 

ギリ、ギリ

 

「その程度の攻撃で俺は殺れねぇぞ!」

 

『シャァ!』

 

獅子の爪を『物干し竿』で防いだところを翁が一太刀を浴びせる

 

「ガォ!」

 

『ほう。我の剣で傷一つ付かぬとは』

 

「感心してる場合か!」

 

「ガァァ!」

 

『ハァ!』

 

「ガラ空きだよ!」

 

翁の盾で噛みつきをガードと同時に俺が蹴りを入れる。獅子は怯み、後ろに下がった

 

「ハァ、ハァ、ハァ……」

 

『大丈夫か、主』

 

「痛みが薄いのがここに来て役立つとは」

 

『あまり無理をしてはならぬ。主は限りある命を持つ者。それに比べて、我は幽谷にて【死】と一つとなっている。我が犠牲にになってもバックアップがある……』

 

「テメェ、ふざけるなんじゃねぇ‼︎」

 

『主……』

 

「お前はデータかもしれない。死んでも大丈夫かもしれない。それでも、俺の影だ。俺の全てだ。俺の子だ。愛する友だ。それが目の前でやられるのを見過ごせって?俺がそれを決めろと?……できるわけないだろ。この俺が『家族』を見捨てるなんてこと」

『主は我を家族だと…』

 

「当たり前だ、このバカ息子が」

 

『我が息子…か……』

 

そうだ、お前は俺の子だ。その在り方は違えども、お前は俺の生き写しだよ…

 

「ガオォォォォン!」

 

「…っ!ここからが本気だぜってか?おい、翁!」

 

『ああ。良い旅だ。良い思い出だ。良い、実に良い──我が最期だ。この戦いの終わりに、今度こそ消えたいものだ、我が主よ』

 

「終わらせてたまるかよ、このバカたれ」

 

『フフフ』

 

満更でもない顔しやがって…

 

「来るぞ!」

 

「ガァァ!」

 

ギラギラした目が俺を見る。飢えた獣の目だ。本能のままに生存競争をする者だ

 

「ここで死ぬわけにはいかないんでねーーー秘剣『燕返し』」

 

シャキン

 

ズバ、ズバ、ズバ!

 

【無限】の剣で獅子を切る。アシストが無くても動けるようになったのは反復練習の賜物だ。リハビリなんて塵芥同然に思えるほどの積み重ねをしたんだよっ!

 

だが、

 

タラァ〜〜

 

「まじかよ…」

 

落とすどころか毛皮を切って、少し血が出るぐらいしかダメージが与えられないとは

 

ゴーン、ゴーン、ゴーン

 

『晩鐘は汝の名を指し示した。告死の羽、首を断つか【死告天使】‼︎』

 

ズジャァ

 

肉の切れる音がする。あの剣ならその首を断てるか……!

 

『何!』

 

「うわぁ……」

 

「ガオォォォ!」

 

肉を切れても、その奥の骨は断てなかった。獅子は首から赤いエフェクトを出しながらも、その堂々たる体に一切の衰える様子がない

 

「おいおい、どうやったら倒せるんだよ」

 

『主。我に考えがある』

 

「お!教えててくれ。今の俺じゃ思いつかないわ」

 

『こうするのだ………』

 

ゴニョゴニョ

 

ーーー

 

『こい、獅子よ!』

 

翁が盾と剣で構えをとる。獅子はその姿を挑発と捉えたのか、翁へと飛びかかる

 

「ガァァ」

 

『ふん、この程度であるか?』

 

獅子はその言葉に応じるように更に苛烈さを増していく

 

『主よ、今だ!』

 

「任せな!」

 

文明の利器で死なないのなら、伝承通りに……!!

 

「ガァァ?」

 

「そら、子猫ちゃん!」

 

獅子の首を落とせないのなら、この腕で絞め上げるのみ!

 

グワン、グワン、ブン、ブン!

 

「ガァァ、ガァァ!」

 

「おっとっと!降り落とさせねぇぞ!」

 

ギュゥゥ

 

STRが低い俺だが、この獅子の特殊な仕様なのか?首を絞めるだけで大量のHPが削れていく。さっきの剣戟だけのダメージなんて一瞬で上回るスピードだ

 

『動くな!』

 

俺は獅子の上半身に跨り、翁は脚を抑えるように覆い被さる

 

「このままイケぇ!!」

 

ゴギッ

 

「ガァァ……ガ…」

 

シュゥゥ

 

パリン

 

獅子のHPが尽きた。その体は光となって消える

 

ポトッ。カコン。

 

「やっと終わった〜〜!」

 

『我が光よ。その務め、我は高く評価する』

 

「ありがとうな。ちょっと上から目線なのは気になるけど……」

 

『それはドロップアイテムか?』

 

翁は獅子が消えた跡に残った二つの物を指した。一つは『弓』で、もう一つは『革製の布』だ

 

「なになに……『ヘラクレスの弓』と『獅子の裘』か。これは強いな」

 

『あの獅子からドロップしたのだ。それ相応の性能を持っているのは至極当然だろう。働きに応じた報酬を受け取るのも勤勉であるために必要なことである』

 

しっかし、『弓』は違う気がするけどね……神話曰く、ヘラクレスの使っていた弓はただの弓であった。その剛腕に見合った耐久を持ち、その後にヒュドラの毒を浴びたことで不死たるケイローンさえも死なせてしまった逸話がある

 

「多分、レジェンダリーウェポンに並ぶレア度なのだろうな。せっかくだ、装備させてもらおう」

 

緑の外套の上から右肩に毛皮を被せる形で装備した。弓は『物干し竿』と入れ替えて背中に背負う

 

『ふむ。まさにかのアルゴノートに乗船していた英雄のようだぞ、主』

 

「十二の試練を成し遂げ、その末に神の座へと登った半神半人か……『ヘラの栄光』という意味の名を持つあの男には程遠いだろうさ。今の俺はまだ人間だよ。『アルケイデス』の方が合ってる……」

 

『ヌゥゥ……』

 

まだまだだ。終わりはしない。愛する人のために俺は簒奪者であり続ける

 

「さ、まだまだ道のりは長い。先に進もう」

 

『う、うむ……』

 

ザク、ザク、ザク

 

荒地を歩き出す。地中の都市に辿り着く穴を探すために

キリトの野郎はどのあたりにいるんだろうか……?

 

この日はその洞窟の入り口は見つからなかった。他のプレイヤーの攻略情報はないかと思ったが、その情報も見つからない……

 

俺たちは山頂の手前にあった無人の小屋に泊まることにした。なんの設備も無い建物だが安全にログアウトできるようにはなっているらしい

 

「今回はここまでだな。次は今日の夜からにしよう。講義があるし」

 

『主はその勤めを果すがよい。我は情報収集に専念するとしよう』

 

「じゃ、ログアウトしたら家を出るわ」

 

プツッ

 

ーーー

 

「おや、夜明くん?今日は遅いね」

 

「『先生』!」

 

「『先生』はよしてくれたまえ。今はただの同僚ではないか」

 

「これは失礼。おはようございます、重村教授」

 

昼前に学内で出会ったのは俺や茅場、伸之の学生時代の先生である『重村 徹大』。俺たちはこの人のゼミをとっていた。つまり、この人あっての俺なわけだ

 

「君は朝早くに講義をしたら、そのまま直帰するはずだが……」

 

「そんなこと言わないでくださいよ。今日は午後に一講義あるんです」

 

「そうかね。では私はこれで……」

 

スタスタスタ

 

「重村教授!………鋭二くんとは今でも連絡をーーー」

 

「いや、彼との連絡は取れていない。あの『SAO事件』以降、彼とは話しても会ってもいないよ」

 

「そ、そうですか……」

 

「聞きたいことはそれだけかね?先を急ぐのでね」

 

重村教授は足早に去っていった。何かから逃げるように

 

「『先生』………」

 

ーーー

 

ブロロロロ

 

俺は通勤にバイクを使っている。元から乗っていたし、小回りが利くので便利だ

 

ピロロロン、ピロロロン

 

メット内蔵のスピーカーから着信音がする

 

「もしもし?翁か?」

 

『主よ、急げ。かの【黒の剣士】らしき人物を見つけた。我々とは別の道、洞窟の【ルグルー回廊】に入るところである』

 

「お!やっぱり、ログインしてたなぁ。了解した、急いで向かう!」

 

ブゥゥゥゥン!

 

アクセルを回して加速する。考えていたことが的中したときのこの高揚感はいつになってもやめられねぇなww

獲物の行動を読み、誘い、仕留める

こんなだから『人狩り鴉』なんて呼ばれるんだよな、多分……

 




これは中々良い出来になったのでは?
次回もお楽しみにw

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