艦娘も眠る
瑞雲を祀る神社は壮絶な戦の開始点と化す!
第百話
「何や、誰かと思えばアンタやったんか」
場所は艦娘達が生活する寮の裏手にある広場、かつて日本帝国軍で運用されたと言う水上爆撃機を祀る等と主張している胡散臭い神社前に敷かれた玉砂利が厚底靴によって踏まれ乾いた音を立てた。
「ええ、待っていましたよ・・・龍驤」
「えらい朝早く、それもこんなトコ呼び出されるなんて思わんかったわ、なぁ、金剛?」
時期は初夏である為、朝日が僅かに海を照らし始めているとは言えまだ朝と言うには早く、さらに四方を
しんとした静寂の中で懐から一枚の紙きれを取り出して指で摘み揺らす龍驤の呆れが混じった声に金剛は自身の戦闘服である和風巫女を思わせるデザインを身に付けながらも隙一つ無く直立不動だった。
「分かっとると思うけどあんま時間とってあげれんで? 用事があるんやったら手早く頼むわ」
「貴女に聞きたい事、いえ、確認したい事があります」
「ほーん、・・・なんや?」
わざと緊張感を抜いた態度をしている龍驤だが目の前に金剛が纏う静かでありながら厳かさを感じる雰囲気によって身体が強張り、仲間である筈の戦艦が刺す様な気を放ち同じ提督の下にいる空母である自分へと威嚇しているのだと気付く。
「貴女が提督の選んだ秘書艦である事は承知しています、そして、それは上層部が決めた規定のせいで常時艦隊に所属出来ず、その席にも就けない私にとってとても羨ましい事です」
「へぇ、秘書艦変われちゅうんちゃうんか、でも艦隊離れてても手伝いならいつでも大歓迎やで」
瑞雲と書かれた額が飾られた全高3m程の鳥居と小さな神社を背にした金剛型一番艦の姿は不思議な調和と美しさを感じさせるがそれ以上に壁に囲まれている場所であるが故の閉鎖感と戦艦娘の淑やかな口調ながらも厳しい気迫が龍驤へと押し寄せてくる。
だが、その程度で怯む様では深海棲艦の咆哮にすら腰を抜かし艦娘失格と笑われるてしまう、とわざとらしく肩を竦めて龍驤はそれがどうしたとばかりに不敵な笑みを浮かべた。
「いいえ、秘書艦の
「馴れ馴れしいってなんやそれ、ウチは普通に仕事しとるだけやで?」
指揮官から色々と面倒な仕事ばかりを頼まれていつも大変なのだ、とトレードマークとも言える灰色のサンバイザーのひさしを指で押し上げながら顎を上げた龍驤は5m程の間隔を挟んで金剛と向かい合う。
「それともなんや事務仕事は司令と喋りもせんとペンだけ動かしとけっちゅうん? そら無理ちゅう話やな」
惚れた
「そんな子供みたいな事は言いません、ですが、少なくとも提督に
静かにそれでいて良く通る声が艦娘の寮壁に囲まれた広場で妙に大きく響き、金剛が口にしたセリフで否応なく身体が強張った龍驤は急激に乾いていく舌を湿らせるように唾を飲み込む。
「それも業務が終わった後、提督のお部屋でなんて・・・ねぇ?」
空母艦娘がその場で霊力を結晶化させ飛行機を造り出せる能力故に艦載機のメンテナンスなどとは無縁である事はもはや周知の事実。
あえて言うなら増設装備の艦載機データの修正や最適化が整備と言えなくもないがそれは研究室や工廠の仕事である。
「・・・なんの事や? 艦娘が指揮官の宿舎に入れるわけないやろ、司令部が決めたルールがあるし警備は陸自の連中なんやで」
「とぼけるのなら・・・その証拠を聞かせた方が良いですか?」
そう言いながら金剛が袖口から取り出したのは手の平サイズの小さな機械、それを見た龍驤は確か現代で作られた磁気テープの必要無い録音機の一種であると気付き眉を訝し気に歪める。
その空母が見せた僅かな表情の変化に
「この中には龍驤のとても楽しそうな声が入っていますよ? 提督の事をリョウスケくんと呼んでいるなんて、フフッ、羨ましくてどうにかなってしまいそう」
「・・・で、それがホンマやったらなんやちゅうねん」
しかし、微笑む金剛の脅しにも聞こえる言葉に龍驤は胸を張り鼻で笑う。
「あら、開き直りかしら? まだブラフかもしれませんよ?」
そして、自分と司令官にだけ通じる合言葉だけでなく二人きりの時にしか使わない呼び方まで金剛に知られている以上はもう腹を決めるしかないと龍驤は決心する。
「んなもん用意する時点で気付いてます言うてる様なもんやろが、どうせウチがとぼけたら次は宿舎への
その返答を聞いた金剛はレコーダーを手に笑みを浮かべながら悠々とした足取りで龍驤に向かって歩き始め、近付いてくる戦艦に空母は腕を組み気合を入れて平たい胸を張った。
(朝っぱらから戦艦と殴り合いとか冗談やないけど、しゃーないな、これはしゃーないわ・・・何時かはこうなるって分かっとった事や、でもウチかて譲れんもんはある!)
指揮官である田中へ金剛が見せる火の玉の様な求愛を知っているからこそ龍驤は不敵な笑みに冷や汗を浮かべながらも正面から来る戦艦娘を油断なく見つめる。
だが、改造巫女服の袖は待ち構える龍驤の目の前から少しずれ彼女の横へと一歩歩を進め。
金剛は相手へ顔を向けず頭一つ分は背の低いツインテールの真横に立ち止まった。
「ところで・・・話は変わりますが」
その重い迫力を纏う笑み、まさに獲物を前に牙を剥く大虎の如し。
「今度はなんや・・・?」
種別の上では同じ大型艦に属する戦艦と空母であるとは言え原型は倍以上の排水量差、さらに航空機を使うと言う言うなれば絡め手を主な攻撃手段とする空母と純粋な大口径砲による破壊力を振るう戦艦では接近戦において間違いなく金剛に軍配が上がるのは火を見るよりも明らかだと龍驤自身にも分かっている。
それ故に金剛の放つ重苦しい迫力に怯みそうになりながら龍驤はいつでも距離を取れるように備え両脚と下っ腹に力を入れて影になったサンバイザーの下から鋭い視線を上向けた。
「去年のクリスマス、公開演習の後・・・龍驤、貴女は何処で何をしていましたか?」
角度的に影になってしまい金剛の表情は龍驤からは見えないがギロリと擬音が付きそうな程に剣呑な光を宿した視線と共に問いかけられたその言葉に空母艦娘はわざとらしく口の両端を吊り上げ。
「そんなもん、とっくに見当付いとるやろになぁ・・・でも敢えて言うたろか」
いつから自分達の関係に気付いていたのかは分からないものの、自分が指揮官の部屋にお呼ばれされていた事を知っておりその手にある録音機で一部始終を盗み聞きしていたのなら。
「アンタの
次の瞬間、金剛の白い袖が翻り、靴底の
その動きは深海棲艦との遭遇戦になれた龍驤ですら驚くほどに突拍子無く。
奇襲ならば理想的とも言うべき静から動への急激な変化に龍驤は咄嗟に厚底の靴で地を蹴って後ろへと下がるが、目を離す事無く見つめていた相手のアクロバティックな動きを追った瞳が驚愕に見開き、勾玉を首元で揺らす赤い水干服は立ち止まってしまう。
「は? はぁ??」
洗練された身のこなしから繰り出された動作の終わりはバサリとまるで白鳥が地に落ちたかのような布の音、そして、目の前の光景に怯んだ龍驤は自らの理解を大きく超えた意味不明な相手の行動に脳内で無数の?文字で出来た艦載機を大量発艦させる。
「な、なにやっとるんや、金剛・・・?」
龍驤の真横から素早くそれでいて大きく身体をしなやかに捻りまるで風に舞う様に身を翻した金剛の両膝の上でダークグリーンのスカートの裾がきっちりと整えられ。
先程まで鋭い視線を向けていた顔は地面へと伏せ、その両手と豊かな焦げ茶の髪が揺れる頭が地面へついた。
その流麗にしてダイナミックでありながら洗練された金剛の所作を一言で表すならばこの言葉こそが相応しい。
それは何か?
・・・
秋津洲型水上機母艦、または飛行艇母艦とも呼ばれる船を原型に持つ彼女、秋津洲の朝は少しばかり遅い。
しかし、それは別に何かしらの夜間任務の影響で寝坊するからというわけではない、かと言って一部の例外の様に昼と夜が逆転している様な不摂生な生活をしているわけでもない。
だが、彼女は決まって同室の艦娘が総員起こしのラッパよりも早く起床し制服を着替え終わるまで布団の中に隠れる様に丸まり、朝の準備にギリギリ必要な時間を見計らって挨拶もそこそこにそそくさと身嗜みを整えて部屋を出る。
廊下を出てからも菊紋の付いた小さな帽子を乗せた薄紫の銀髪を隠す様に身を屈め、おはようと声をかけてくる艦娘に返事を返すが自分からは人気を避けて朝食を摂るために朝の廊下を進む。
「お願いします! お願いします!」
「ちょ、放しぃっ!? ホンマ、ちょっと落ち着きぃって!」
こそこそと食堂に向かう艦娘達の最後尾をついていく秋津洲の薄緑と白の肩が少し遠くから聞こえた叫び声に跳ね、キョロキョロと見回した艦娘寮の廊下の途中、窓際らしい場所に人集りが出来ている事に気付いて少し気まずそうに童顔を暗くする。
一度は艦娘として死にその魂を深海棲艦に囚われていた秋津洲は二カ月ほど前にやっと新しい身体を得て新たな艦娘としての一歩を踏み出したのだが彼女はとある事情から非常に周囲からの視線に怯えるようになってしまった。
「一日だけ、せめて一晩だけでも良いですから!!」
「声がデカい言うとんねん!! って、皆起きて来とるやん!? 金剛ぉ!?」
「だって龍驤だけなんてズルいでしょ!? チャンスは私にも与えられるべきだわ!! 私もお酒を手に提督とロマンチックな乾杯したいの!」
秋津洲から少し離れた廊下に集まった艦娘達が窓から見下ろしているのは幾つか棟が並ぶ艦娘寮の妙に入り組んだ形によって偶然出来たミニサッカーが出来る程度の中途半端な
とある
「通れないかもぉ・・・でも、回り道してたらご飯食べれない」
「あーもー!! 分かった! 分かったから! なんとかしたるから! 一旦離しいや!」
くぅ、とお腹の虫が鳴く声に小さくため息をつき朝っぱらから
「本当ですね!? 後から嘘でしたなんて言うのは無しですよ!!」
「あっ、秋津洲さん! おはようございます!」
「ひえっ!?」
「嘘なんか言わんて!! ・・・ハァ、ちゅうか普段から司令にあんだけの事やっといてデートぐらい自分で誘えへんのか」
窓の方に集中している駆逐や軽巡の背を伺いながらソロリソロリと慎重に歩を進めていた秋津洲は弾ける様な元気さを詰め込んだ挨拶にまた肩を跳ねさせて爪先を立てた妙な恰好で硬直して声のした方へとぎこちなく顔を向けた。
「それが、それが出来るなら・・・苦労はありません」
「難儀なやっちゃ・・・でもなー、ウチが出来んのって司令官のスケジュールに隙間作るぐらいやで?」
「ええ、それで十分! きっかけさえあれば後はどうどでもできるわ!」
ぼやく空母艦娘と対照的に浮かれた様子の戦艦の声が遠のき階下で行われていた小競り合いが一段落した為か、それとも単純に水上機母艦娘の気配の消し方が拙かったから察知されたのか。
やたらと元気な朝潮型駆逐艦娘がその身体ごと勢い良く秋津洲へと振り返りパッと明るい笑顔を浮かべながら敬礼と共に長く続く廊下に響き渡る程の大声を上げる。
「あ、あはぁ・・・お、おはよう・・・かも?」
「目指すは朝ごはんですね!! そう言えば大潮、お腹ペコペコでした!!」
全艦娘中で賑やかさを比べる大会が開かれたなら間違いなく上位に上るだろう朝潮型の次女が何が嬉しいのか分からない得意げな笑みを浮かべながら秋津洲の後ろに駆け寄ってくる。
「うわわっ・・・ひぃっ!!」
ぐいぐい寄ってくる大潮に驚いた秋津洲が周囲を見回せば窓の下から自分へと視線を向けた複数の艦娘の顔に気付いてしまい。
艦娘として目覚めてから悩まされている妙に興味深そうに自分を見る彼女達の表情と視線に顔を青くした秋津洲は慌ててその場から駆け出した。
「おぉっ、駆け足行動ですね! 善は急げ! 気分もアゲアゲでいきましょう!!」
真面目な艦娘が見れば間違いなく注意が飛ぶ様な早さで廊下を走る水上機母艦を何故か嬉しそうに追いかけてくる駆逐艦。
そして、大潮に追いかけられ涙目になった秋津洲がバタバタと走れば道すがら追い抜いた他の駆逐艦が目を瞬かせ。
次の瞬間には彼女達も艦娘としての習性を刺激されたのか「護衛だ!護衛だ!」と声を上げながら水上機母艦と言う艦隊において護衛が必須である艦種を追いかける。
「な、なんでこんな事にぃっ!?」
そんな秋津洲は駆逐艦だけでなく朝っぱらから廊下を暴走する彼女達を止めようとする軽巡にまで追いかけられ逃げる様に食堂までの階段を駆け下りる事になった。
・・・
「なるほど、それで朝からそんな顔で
「かもぉ・・・」
食堂に駆け込んだ秋津洲は幸いにも大型艦の中でも最大級を誇る戦艦娘のおかげで新人艦娘には理解不能な駆逐艦娘の追跡から助けられ。
銀色の長いサイドテールと先端に錨型の飾りが付けらえた長い紐リボンを食堂のテーブルから垂らしてだらしなく頬を食卓にべったりと付けた秋津洲が呻く。
朝一番から気力を根こそぎ失った様な仲間の姿に数か月前まで彼女と共に深海棲艦に囚われていた大和が頬に手を当て溜め息を吐く。
「これなら前の鎮守府の方がマシだったかも・・・」
「おいおい、それは穏やかじゃないな、そもそも何故お前はそんなに卑屈になっている」
彼女と同じく数年前の海上自衛隊が行っていた捨て艦戦法の被害を受けた大和とその姉妹である武蔵にとって格段に自分達の待遇が改善された今の鎮守府よりも無意味な虐待に晒されていた方が良かったと口にする秋津洲の言葉は信じられないモノだったがその憔悴した水上機母艦の姿には何か真に迫る理由がある様に見えるのも確かだった。
「秋津洲、悩みがあるなら遠慮なんかせずに私達に相談して、言葉って伝え合う為にあるんだから」
「ああ、姉妹艦がいないとは言っても仲間がいないわけでは無い、大和が言う通り遠慮などするな」
明らかに悩み苦しんでいる仲間の姿を心から心配した大和は胸に宿る小さな魂が死ぬまで出来なかった
食堂のテーブルで力尽きている秋津洲へと真摯に語りかけ、武蔵も援護する様に慈愛と自信に満ちた堂々とした声をかける。
「皆は提督が居れば強くなれるかも・・・でも秋津洲は弱いままかも・・・だからみんなにダメな艦娘って思われてる、今もきっとそう言う目で睨まれてるかも」
するとテーブルの上で頭を抱える様に腕を組んだ秋津洲が呻く様に小さな声を漏らし、その言葉に大和と武蔵が顔を見合わせてから首を傾げて朝食の賑やかさが少し収まった食堂を見回した。
そうすると何人かの艦娘が大和達の方を見つめており、日本最強の戦艦姉妹と目が合った少女達はまるで反発する磁石の様にあからさまな態度で目を逸らしていく。
「ずっとじっと見られるの嫌かも・・・湾内演習でもいっつも一番狙われてすぐに大破するし、おっきくなっても弱いままだったし、廊下や教室で何もしてないのに睨まれるし・・・みんな秋津洲の事嫌いなんだ・・・きっとそう」
顔を伏せていても分かる涙声と自分達と言うよりも視線の方向は確かに秋津洲を見ていた周りの様子に大和型姉妹は眉を顰め、仏頂面になった武蔵が椅子から立ち上ろうとするとさっきまで悩める水上機母艦娘を見ていたらしい艦娘達が食べ終わった食器を手にそそくさとその場を離れていった。
「むぅ、しかし、さっきの様子では敵意と言う感じは無かったぞ?」
「ええ、・・・嫌悪ではなくてむしろ好意的な興味かしら、そう見えたけど?」
仲間意識が強い艦娘とは言え全くケンカをしないと言うわけでは無い。
むしろ思考回路が戦士や兵士である事をあらかじめ遺伝子レベルで設計されている彼女達はかなり喧嘩っ早い性格の持ち主であり、穏やかそうに見えて一度殴り合いとなれば顔面攻撃当たり前なんて事をやらかす者もいる。
ただ良い意味で軍人型の思考回路である為か上官が止めに入れば余程の理不尽ではない限り矛を収めるし、実際にケンカとなったとしても決着が着く頃には夕日を背に握手をしているなんて昭和な熱血シーンで和解する場合がほとんど。
後に尾を引く事例と言えば指揮官の取り合いぐらいなもので本当に極一部である。
「秋津洲が信じられないくらい弱い艦娘だから、逆に興味があるだけかも・・・」
立ち去った艦娘のフォローと言うわけでは無いが語りかける武蔵が優しく秋津洲の肩を撫でるが精神状態が後ろ向きになってしまっている艦娘には全く効果が無く。
このままではこの後に待っている大和と武蔵も参加する新人艦娘の為の基礎学習の時間で彼女は碌に身が入らないだろうと予感した戦艦娘は悩みに眉を下げ、秋津洲を観察されている理由を知ってそうな相手に直接話を聞くべきだと席を立ちかけ。
「あ、おはようございます、大和さん、と武蔵さんも」
そんな時、丁度良くちょっとヨレたオレンジ色の髪を揺らして駆逐艦娘が大和達の前にやって来て、大きめの卵焼きがメインの定食が乗ったお盆を手に陽炎型ネームシップは微妙に傾いた姿勢で会釈をした。
あー、ホンマに今日は朝からなんやっちゅうねん。
・・・まぁ、ウチも抜け駆けしたわけやし。
他の子らに悪いと思っとたから別にええんやけど。
ええんやけどな?
なんでアンタもやねん!?
いや、待ち! そう言うことや無い!
瑞雲? やから要らん言うとるやろ!!
やめ、止めぇ! こんなとこでそんな事しんといてよ!?
せやからウチがワルモンみたいになっとるやん!?
ああっ! もおっ!!
戦艦にはプライドっちゅうもんが無いんかぁ!?