艦これ、始まるよ。   作:マサンナナイ

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「いくら二次創作だからって貴方は艦これの設定に反逆し過ぎています。でも少しでも人間らしさを残しているならば今すぐこんな捏造は止めなさい!」

「空母の艦娘を飛ばせと言われればこうもなろう!」

「二次創作者が喋る事かぁっ!?」
 


第二章
第十八話


 基地の滑走路から飛び立って二時間は経っただろうか。

 

 日本海上の分厚い雲を突き抜け、ビリビリと風を裂きながら突き進む機体の中で必死に指が食い込む程の力で両脚の間にある操縦桿を握り、歯を食いしばりながら後方確認用のミラーへと視線をチラチラと向ければ忌々しい黒い流線型の円盤モドキが亜音速の戦闘機を追走してくる。

 悪夢としか言いようがない、まるで空に数珠繋ぎとなったように自分の乗るF-15Jを追いかけてくる空を飛ぶ怪物の姿に止め処なく汗が額を伝い否応なく上昇していく心拍数は今にも心臓を破裂させかねない程に胸の内側を叩き続けている。

 

「くそったれっ・・・」

『佐々木っ! 俺が引き受けるこっちに誘導しろっ!』

 

 同じ航空自衛隊に所属する友人でありライバルが切羽詰まった声が彼の乗るコックピットの通信機に入るが、その言葉に答える余裕も従って相手まで危険にさらす事も、ましてやこの化け物共を日本本土の上空へと誘導するなんて馬鹿な真似は出来ないと空自のエースを自認する佐々木はスロットルを吹かして操縦桿を引き上げる。

 急激なGが彼の意識を奪わんと正面から押し寄せるが歯を食いしばって佐々木は愛機を蒼天に躍らせて宙返りさせる。

 

(くたばれっ!!)

 

 深海棲艦と言う化け物が海に現れて数年、ある日突然に防衛省からの通達でF-15Jの翼に装備された鎮守府と言う深海棲艦を倒すための兵器を開発していると言う研究機関から提供された技術を防衛装備庁の研究チームが現代兵器に応用した虎の子のミサイル。

 敵の出鱈目なバリアを貫通する能力を与えられたと言う新型弾頭の発射手順を手早く済ませながら捻り込むように敵の後ろへと回り込んだ佐々木は始末書の数百枚どころか二度と飛行機に乗れなくなっても構わないと覚悟して機械の火矢を撃ち出す。

 自衛隊は敵に撃たれても撃ち返してはならないなんてふざけた事を言っていた防衛省のお偉いさんに心の中で唾吐き、愛機から放たれたミサイルが空を突き進み、背中を見せている二機の怪物に喰らい付いて水面に出来た波のようにうねり広がる閃光に飲み込まれた深海棲艦の艦載機が黒い残骸を宙空へとばら撒く。

 

『佐々木ぃっ!!』

「はっはぁっ! 見たか松本ぉっ、すげえな新型ってのは、これで俺らでもアイツらにぃっ!」

『旋回しろぉ!!』

 

 今まで目に見えない障壁のせいで手足も出なかった相手、それが小型であったとしても一矢報いた事に声を弾ませた佐々木は通信機から耳を打つ相棒の悲鳴で反射的に操縦桿を捻り、戦闘機のフラップを操作し、そして、その機体の真横をさっきと同じ怪物の子機が編隊を組んで通り過ぎた。

 たった二匹を必死に撃退して見せたところで何の意味も無いと言われているかのように雲の下から次々と弾丸のように空へと舞いあがってくる深海棲艦の艦載機に佐々木はヘルメットのバイザーの下で目を剥く。

 

「くそったれぇ・・・」

『佐々木早く戻れっ! そこを離れろっ!』

「馬鹿かっ! 奴らが爆弾積んでんのが見えねえわけないだろ!? あんな化け物に日本を爆撃させるつもりかっ!」

 

 子供の頃にただカッコ良さそうだったからと言う憧れだけで飛行機乗りを目指し、今では日本の空を守ると言う誇り高い仕事を任されていると言う男の矜持が自分と同じ立場であるはずの友人が臆病風に吹かれた様な言葉を吐くことに佐々木を苛立ちに叫ばせる。

 

『違うっ! 俺達が邪魔になるから避けるんだよ!!』

「はぁっ? 何をっ・・・っ!?」

『来るぞっ! お前も味方に巻き込まれて死ぬなんて嫌だろがっ!!』

 

 言われた事が一瞬理解できずに困惑に顔を歪ませた佐々木の耳に接近レーダーが上げる悲鳴が響いた。

 IFF(敵味方識別装置)に目を走らせれば相棒である松本の信号以外の何かが直近に迫っている事に気付く。

 彼はその光点を避けるように握り込んだレバーに全体重をかけるように曲げる。

 瞬間、深緑に塗装された機体に紅い丸が描かれたレシプロ機が数機、先ほど通り過ぎた怪物の群れを追う様に雲から飛び出して機首の機関砲から曳光弾のように輝く弾丸を吐き出し逃げ惑う黒い円盤を次々に穴だらけにしていく。

 

『・・・ザッザ・・・艦娘艦隊の特務執行・・・行使が認め・・・した・・・』

 

 それに続いて佐々木の通信機から聞こえてくる空の戦場では場違いに感じる少女の声。

 

「・・・まさかっ! 艦娘がっ・・・」

『来るぞっ!!』

 

 今では航空博物館にだって並んでいない時代遅れの機体が蒼い空を舞い、その中の一機へと鏑矢の様な先端を持った光り輝くワイヤーが突き刺さるように接続されて僚機がそれを守るように円を描くように旋回する。

 真下から飛んできたワイヤーに繋がれた零式艦上戦闘機がプロペラだけの球体へと変形すると言う非現実に佐々木はつい最近のブリーフィングで見せられた特撮めいた資料映像の記憶を脳裏に走らせた。

 

 F-15Jの機体を斜めに傾けて旋回する佐々木の眼下の白雲に巨大な影が見え、淡い光を纏ったワイヤーに繋がるその影が分厚い雲を突き破って長い長い黒髪が絵画の中の龍の様にうねりながらヘリの様にプロペラを上に向けた光球へと真っ直ぐ昇る。

 小さく見積もっても16mはあるだろう身体に短いスカートと白地の弓道着を纏う美女が二股に分かれた黒髪の尾を引いて左手を覆う航空甲板の様な模様が描かれた盾から伸びるワイヤーに引っ張られて佐々木の前へと躍り出てきた。

 

「ははっ・・・なんだよこれ」

 

 レーダーのIFFに表示された名前はCVL-SHOHO、艦娘が第二次世界大戦時に存在していた艦艇を原型に持っていると言うなら祥鳳型空母の一番艦である祥鳳が人の形を得たのが彼女であろうかと当たりを付けた佐々木はその巨大な美女が光球に繋がったワイヤーを伝って天へと駆け登る幻想的な姿に見惚れる。

 そして、滞空するプロペラが祥鳳が構えた盾にぶつかって弾けるように消えたと同時に飛行甲板のような装甲部分が彼女の身体に対して水平になり翼が広がる様に盾の突端から光の線が伸びて滑走路の様な模様を青い空に広げた。

 

『・・・誘導開始っ、戦闘機隊を収容せよ!』

『二番機八番機は損欠っ! 一番から十二番、十機を・・・に飛行甲板の誘導・・・向かわせます!』

 

 若い男とまだ少女と言った声がノイズ混じりで佐々木の耳に届き、空母艦娘がハンググライダーのようにぶら下がる様に頭上に掲げた細長い光の尾を引く飛行甲板へと彼女の周囲を旋回していた旧世代の航空機が順番に向かって行く。

 

『こち・・・鎮守府所属木村特務一尉、ここは艦娘部隊・・・戦闘領域と・・・ます。航空自衛隊の哨戒機は早急・・・基地へと帰還していただきたい』

 

 不愛想に感じる若い士官の声がノイズと愛機が吐き出すエンジン音で歯抜けに聞こえるがそれが佐々木達に対する退避要請である事は明白であり、艦娘部隊が深海棲艦を相手にする場合には自衛隊のどの命令系統よりも優先されると言うのはもう組織内でも周知の事だった。

 

『佐々木、退避するぞっ、化け物の相手は彼女達に任せるべきだ』

 

 少し沈んだ声を伝えてくる相棒の様子に彼も自分と同じように釈然としないモノを抱えていると感じた佐々木はハッと顔を上げて操縦桿を握る手を反射的に捻りスロットルを上げる。

 背筋をビリッと走った電流のような直感に従って機体を宙で蛇行させた佐々木機の真横を風切り音を立てながら黒い不格好な円盤が通り過ぎて、その鮫の牙の様な鋭い嘴を光る甲板にレシプロ機を着地させている空母艦娘へと向けて深海棲艦の艦載機が高速で突き進む。

 

『敵機接近っ! ああもぉっ! 追い払ったのになんで戻ってくんのっ、ちょこまかと素早いのよっ!』

『くっ、収容中の機を直掩に回せっ!』

『ダメですっ、もうどの機も霊力を使い切る寸前でっ! 障壁も張れないんじゃ盾にすらなりません!』

 

 男が一人に若い女の声が複数、発信源はプロペラ機を収容しながら目の前で風に乗る様に滞空している艦娘である事は間違いなく、明らかにひっ迫したその声達に佐々木は愛機のスロットルを押し上げて生意気にも自分の真横を抜いて行った深海棲艦の子機へとアフターバーナーでエンジンを唸らせながら肉薄する。

 三つの黒い機影は風よりも早く艦娘へと突き進んでいたが曲芸飛行にも精通した佐々木にとってただ真っ直ぐ飛ぶだけの素人共を抜き返す事は簡単な事で黒い嘴の前へと躍り出たエースパイロットはコックピットのボタンの一つを素早く押し込み機体後方から激しい閃光を放つ信号弾を深海棲艦の艦載機の鼻先へとばら撒いた。

 

『そんな無茶ですよっ!?』

『的になるだけじゃない! 退避しなさいって!』

 

 通信機から飛び込んでくる自分の事を心配してくれる女の子達の悲鳴に苦笑した佐々木の思惑通りに鼻っ面を叩かれた性能だけは一人前の素人は矛先を祥鳳からF-15Jへと変えてイラついたように機体の表面にある丸い発光部分を点滅させて追いかけてきた。

 彼の予測が正しければあの空母艦娘が使う艦載機は深海棲艦にダメージを与える力はあれど飛行能力は年代相応でしかなく、亜音速に付いて来れる忌々しい敵機とドックファイトをするには荷が勝ちすぎているのだろう。

 

「飛行機乗りがぁっ、空で天使に会ったんだっ、見栄ぐらい張らなきゃエースは名乗れんだろうがっ!」

 

 ヘルメットに付随した酸素マスクの中で叫びながら佐々木はさらに愛機を加速させ飛行機雲を引きながら黒い怪物を祥鳳から引き離し、太陽が輝く青く澄んだ空へと急上昇した。

 機体の表面にバチバチと爆ぜる様な音と赤い火の玉の様な弾丸が掠る音、一発でも直撃を受ければ間違いなくこのまま天国まで吹き飛ばされる威力を持った弾丸を背後の三機が吐き出し、佐々木は急激なGと死の恐怖による息苦しさに追い詰められて顔中を汗まみれにする。

 

「なぁ、違うかよ、相棒ぉっ・・・?」

『今から上官にする言い訳を考えておけっ! この馬鹿野郎!!』

 

 来ることを確信していたライバルからの通信と空気を引き裂きながら突き進む白く塗装された二機のミサイルが目の前の佐々木へと夢中になっている深海棲艦の艦載機に着弾した。

 そして、新型の墳進弾は爆炎では無く波打つような閃光を放ち、黒い装甲を割れたガラスのようにきらめかせながら高度四千mにばら撒いた。

 

「は、ははっ! やったぜ、ざまぁっ・・・っ!?」

 

 管制官や整備士から使うなと念を押されていた正体不明の技術で造られたミサイルを僚機まで巻き込んで全て使い切った事もどうでもいいとでもばかりに笑い飛ばした佐々木はキャノピーの向こう側に黒い死神が丸い洞のような穴に緑の光を宿して見つめていた事に気付く。

 

『全機収容完了っ! 一機だけなら上げれるわっ! 急いでっ!!』

『祥鳳、飛べっ!!』

 

 新型弾の被害から一機だけ逃れた黒い怪物、わずか数m先にある明確な死の予感に佐々木の声も息も止まり、ただ彼自身の心音だけが耳の奥で大きく鳴り響く。

 

≪私だって航空母艦ですっ! やって見せます!≫

 

 ふっと佐々木のいるコックピットを覆う影、機体の外から聞こえてきた凛とした清楚な声に静止していた彼の意識が息を吹き返して遮光バイザーの下でパイロットは目を見開いた。

 音速突破寸前の世界の中で深海棲艦の機体を引き寄せて急上昇したはずの佐々木のF-15Jの更に上、身体の周りに燐光を舞い散らせた祥鳳が流星の化身と化したように彼等の頭上へと舞い上がり、黒く長い艶髪が高く蒼く澄み切った空に広がる。

 

≪天使と言うのは私には大袈裟ですけれど・・・、でも、褒めて頂いてありがとうございます≫

 

 幼い頃に抱え込んだ空への強い憧れに突き動かされて遂には戦闘機パイロットにまでなった男は燐光を纏い黒い翼を広げる大鳥(死を告げる天使)の姿に。

 今まで自分が空に辿り着くために行ってきた全ての努力が些細な事であったかと思ってしまうほどの美しさに、魂を奪われたかの様な錯覚を覚えた。

 

(黒い鳥・・・、こりゃ天使は天使でも、ははっ、深海棲艦共も大変な相手とケンカしてんなぁ)

 

 そして、佐々木と深海棲艦の子機を見下ろす高度まで上昇した祥鳳が宙を舞い身体を捩じるように回転させ、淡いオレンジ色のオーバーニーソックスに包まれた長くしなやかに伸びる脚を鞭のように撓らせる。

 濃い墨色のスカートがはためき、その艶やかな身体に巻き付くようにうねる二股の髪先でピンク色の蝶が踊り、佐々木の機体と並走していた深海棲艦の艦載機の生き残りは霊力の輝きを放つ脚を叩き付けられ、粉々に蹴り砕かれ先に散った仲間と同じ運命を辿った。

 

『寿命が縮まる思いをさせられた。ですが、貴官らの援護には感謝させてもらいます』

 

「はっ、船乗りのくせに随分と四角張った言い方をする」

 

 おそらくは彼女達の指揮官だろう木村と名乗っていた指揮官の簡潔な感謝へと軽口を叩くように呟き、今度こそ帰投するぞ、と催促してくる相棒へと返事を返しながら佐々木はチューブトップブラに包まれた膨らみと谷間が見えるほど開けた上着をはためかせながら落下を始めている祥鳳へと視線を向ける。

 

 あんなヒラヒラした服で空なんかを飛ぶから見えてしまったじゃないか、とエースパイロットは偶然の役得に口元を綻ばせた。

 

≪次の攻撃隊、編成できてる?≫

『今・・・、上昇に使った中継機と欠損機の番号には予備機を振り分けたわ。発艦どうぞ!』

≪じゃあ、随時発進させます!≫

 

 いつの間にか盾から自らの身長とほぼ同じ長さの長弓へと持ち替えていたらしい祥鳳が背中の矢筒の内側から生えるように出てくる矢を引き抜いて張り詰めた弦へと番えて引き絞る。

 佐々木達にとって救いの女神とも言える女性は妙にゆっくりと落下しながらその祥鳳の手が次々と矢を放ち、青い空に飛び出した矢が光を放ちながら緑色のレシプロ機へと姿を変え編隊を組んでいく。

 そして、その戦闘機を放った祥鳳の手の長弓が掴んでいる中心から二つに折れ、航空甲板のような模様の板面がかみ合い、再び盾形へと変形する。

 

 その盾の先から鉤爪が撃ち出され、光を纏ったワイヤーが今さっき放った飛行編隊へと銀色の線を引いた。

 

『資料やビデオでは見た時には半信半疑だったが・・・あの話、本当だったのかよ』

「おいおい、見たモノはちゃんと認めろよ」

『・・・はぁ? お前こそ、あの時は合成映像だって・・・そうだ、お前、賭けは覚えてるんだろうな!』

「んっ、ああ、・・・確か俺は信じる方に賭けたんだったかなぁ?」

『馬鹿言うな! それは俺が賭けた方だ! お前は信じてなかっただろ!?』

 

 自分達の基地がある能登半島の方向へと機首を向けた戦闘機の中でブリーフィングの際に見た資料にあった空母艦娘が空を飛ぶ、と言う情報の真偽についての賭けについて佐々木は通信機の向こうで激昂する相棒へとわざとらしくすっ呆ける。

 そんな彼等から離れて行く祥鳳は自分が放った艦載機の一機へとワイヤーを繋げて光球に変形させ、落下による遠心力とオーバーニーソックスに包まれた脚の裏から淡い燐光を放出して加速しながら日本海を望む雲の下へとその身を投じた。

 

・・・

 

 白い雲を突き抜けて蒼い空から青い海へと降下する様子が映る全周モニターに囲まれた艦橋でオレンジ色のツインテールをシナシナと萎れた駆逐艦娘が胴に付けた命綱と足場の手すりにしがみ付きながら潰れた蛙の様な呻きを上げる。

 

「うぇぇっ、まだ頭がぐらぐらして気持ち悪いぃ・・・」

「船が船に乗って酔うな、恥ずかしいだけだぞ?」

「何で司令は平気なのよ、おかしいじゃない・・・うっぷ」

 

 陽炎型一番艦が喉元まで登ってきた昼食を必死で胃まで押し戻す様子をさして気にせず指揮官である木村は涼しげな顔で海を見下ろす全周モニターへと目を向けている。

 

『陽炎ごめんね、まだ私、戦闘形態での飛行に慣れてなくって・・・』

「ぁー、イヤ、大丈夫、ちょっとさっきの急上昇と回し蹴りがきつかっただけ、むしろ祥鳳さんの飛び方はかなり楽な方だから気にしないで」

「・・・確かにな」

 

 艦橋に響く祥鳳の申し訳なさそうな声に乾いた笑いで返事をする陽炎の背後で木村が小さく呟きを漏らし、その声に怪訝な顔で振り返った陽炎から鉄面皮の指揮官は顔を反らして周辺警戒を続けているフリをする。

 

「うぅっ、陽炎も司令も・・・、その言い方だと他の空母の人が楽じゃない飛び方するみたい・・・」

「古鷹さんもまぁ平気そうね、大丈夫だった?」

「う、うん・・・出来るだけモニターを見ないで手すりに掴まってたから・・・」

 

 ボーイッシュなショートヘアに活発そうな女の子らしい顔立ちに異彩を与える金色の光彩を持つ左目、空色の襟に真紅のリボンタイを飾る半袖のセーラー服は丈が合っていないのか臍が見え、スカートも太腿を半ばまでしか隠していないが彼女自身が全体的に健康的な雰囲気を纏っている為か色香よりも爽やかさが際立つ高校生ほどの背格好をした少女。

 

「さっきは航空管制を全部任せちゃってごめんね。でも、これで楽な方って・・・本当なの?」

 

 重巡洋艦に分類される艦娘、古鷹型重巡洋艦一番艦の古鷹は青い顔に苦笑を浮かべて目の前のモニターに映る祥鳳の艦載機から送られてくる複数の映像から少し目を離してすぐ隣でダレている同僚艦娘へと言葉を投げる。

 

「そうよ、楽よ・・・鳳翔さんとそれに影響された空母以外は全員、楽だわ・・・」

「ぇぇ・・・でも鳳翔さんって中村三佐の指揮下にいるベテランの空母でしょ? あの優しそうな」

「まぁ、本人はとっても優しい人なのは確かなんだけど・・・あの人、空中戦になると途端に頭のおかしい機動するのよ」

 

 その言葉にいまいち理解が追いついていないらしい古鷹に向かって顔は笑っているのに目は笑っていない陽炎が鬱憤を吐くように空母艦娘鳳翔がやった事の一部を羅列していく。

 

 曰く、上昇用のワイヤーの巻取り速度を限界以上まで加速させ中継機として空中でプロペラ付の光球となっていた艦載機を置き去りにしてたった一回の跳躍で8000m上空のジェット気流に飛び込んだ。

 曰く、音速で飛ぶ深海棲艦の艦載機へと鉤爪を打ち込み空中で砲丸投げでもするように高速回転して繋がったワイヤーで周りの敵機を巻き込んで撃破し制空権を得る。

 曰く、霊力の充填中で艦載機の再出撃が出来ない状態での降下中に海面にいた深海棲艦を見つけてクッション代わりにするために飛び蹴りを叩き込んで撃破する。

 

「放った矢が艦載機になった瞬間に機動ワイヤーを打ち込んで真横に飛ぶってのを連続で、とか普通にやるのよあの人」

「ぇっ、いや・・・、それ冗談だよね? ですよね?」

 

 自分よりも先に目覚めて実戦部隊にいた陽炎が新人である自分を揶揄っているのだと思った古鷹はここは笑うべきだと判断して口元を緩めたが、妙に重い雰囲気を漂わせている陽炎の姿に息を詰めて助けを求めるように指令席で黙り込んでいる木村へと視線を向ける。

 

「私はね、その鳳翔さんの艦橋にも乗ってた事があるのよ・・・一回だけだけどそこにいる木村司令もね」

「ぇっ・・・?」

 

 若干顔を引き攣らせて古鷹の視線からも顔を反らした指揮官の態度と目元が少しすさんでいる駆逐艦の言葉にまだ実戦経験が少ない新人の重巡艦娘は背筋を氷でなぞられたように慄かせた。

 

「そう言えば空母艦娘は初の飛行訓練では鳳翔さんの真横跳びを真似して鎮守府の壁に突っ込むって言う通過儀礼みたいなのがあるんだっけ、ねぇ、祥鳳さん?」

『あ、あの・・・あの、あはは・・・』

 

 陽炎の言葉に誤魔化すように笑う祥鳳の脳裏にある日の思い出、艦娘としての艦載機の扱い方を丁寧に教えてくれていた先輩空母達が何故かまだ薄暗い早朝の艦娘寮の屋上に自分を呼び出した日の出来事が過る。

 実際に見た事は無くとも空母艦娘が空を飛ぶと言う話はその時の祥鳳も海上演習や陸上訓練の最中に仲間達との会話で耳に挟んでいたし、ある程度の練度に成ったら飛行訓練をすると言う話は先輩空母から聞いていたので早朝の屋上でその話を聞かされた祥鳳は新しい技術の習得に意気込み彼女らが言う基本の飛び方を頭に刻んだ。

 

 着地時の安全の為に障壁は最大で展開し続けないといけない事、途中で失速すると危ないから飛び立つ時には全力で加速する事、その他諸々のアドバイスをしっかりと胸に刻んで祥鳳は夜明けの空に矢を放ち、さらにその輝く矢へと教えてもらった通りに指から細長い光の線を繋いで持てる力の限り高速で巻き取り機を回すイメージで光糸を引いた。

 

 そして、障壁を展開する力を強めれば強めるほど重力の影響が軽減されると言う空母艦娘特有の謎現象と自重の数倍を支えてもお釣りがくるほどの強度を持った霊力の線、その糸から供給される霊力に応じて浮揚力を高める中継機と化した矢と言う全ての要素が最大まで発揮された結果。

 祥鳳は限界まで引き絞られてから離されたスリングショットの弾のように夜明けの空に向かって撃ち出される。

 自分の予想を遥かに超える加速と衝撃に目を剥いた祥鳳は助けを求める為に肩越しに振り返り、その先に見えたのは艦娘寮の屋上で空へと飛んでいく彼女に向かってどこか晴れやかな笑顔をしながら最敬礼をしている空母艦娘達の列であった。

 

 その後、早朝の空に甲高い悲鳴を響かせる祥鳳の初フライトは人間砲弾と化した彼女が成す術なく港湾施設の海が見える広場となっているコンクリートの地面へと突き刺さる様に激突して人型のクレーターを作った事で終わる。

 

「たしか、あれって鳳翔さんに役に立つから絶対に覚えておいた方が良いって勧められた千歳さんが寮の屋上から教室棟の三階に突っ込んで教室を一つ潰してから始まったらしいわよ」

 

 先輩達の言葉を鵜呑みにしてそれを実践した結果として鎮守府の港区域にある広場の真ん中にクレーターを作った祥鳳は自分を追いかけて空から降りてきた空母達に抱えられ、何が何だか分からないまま負った重傷を癒す為にクレイドルへと詰め込まれる。

 治療が終わってから彼女は千歳達からの謝罪と一連の出来事の種明かしされる事となり、祥鳳は後日ちゃんとした飛び方を先輩達から教えてもらう事となった。

 

「でもまぁ、本気で覚えようとしてる人たちもいるのよね。例えば一航戦の二人とか、あの二人の艦橋に乗る時は要注意よ」

「あぁ、赤城さん達がたまに鎮守府の地面とか壁に刺さってるのってそう言う・・・ぇぇ~・・・」

『赤城さんも加賀さんも鳳翔さんの事を特に尊敬されているみたいですから、あはは・・・ははっ・・・』

 

 込める力の量に応じて身体が受ける重力の影響を減らし風を受ける盾形になった長弓の取っ手にぶら下がり、高度五千m付近を見た目の大きさを裏切る風に乗るほど軽減された重量によって滞空している祥鳳の艦橋で陽炎が語る裏事情に古鷹は恐れで顔を引き攣らせた。

 

「・・・任務中だ、そろそろ私語は慎め」

『ごめんなさい、私ったら・・・周辺警戒を続けますね』

「と言っても、もう私達の出番はなさそうだけどねぇ」

 

 眼下に広がる広い海、日本から見て西側に存在する日本海上に浮遊する祥鳳が眼下で行われている戦闘へと視線を集中させれば彼女の艦橋を覆うモニターに白い航跡を鋭く刻みながら走る駆逐艦娘の姿が拡大される。

 

「護衛していた艦の半分は私達で片付けたし、本土に向かっていた敵艦載機も空自の人達が時間を稼いでくれたから追いついて全機墜とせたし、音速の艦載機を使える正規空母級ったって・・・ああなったらもう手も足も出ないわよ」

 

 触手のような足が生えた平べったい黒い円盤を頭に乗せ人形のじみた作り物めいた無表情の空母ヲ級が自分を追撃してくる駆逐艦娘から少しでも離れようと海原を駆けるが、絶対的な相対速度の差は無慈悲にその距離を縮めていく。

 最後の反撃とばかりにヲ級が被っている円盤の左右に付いた黒い小口径砲が火を噴くが追撃している駆逐艦娘、暁型駆逐艦一番艦の暁はその小柄な体躯を更に加速させてZ字の水柱を海原に刻み付けて回避し、装備している連装砲を連発して深海棲艦の空母に打ち込み、その不可視の障壁へとヒビを入れる。

 

「スライドブーストでZ回避してからの砲雷撃で障壁削って、ほら、トドメの一撃ってね」

「たまに駆逐の子がシミュレーターの前で言ってる呪文みたいなのって、ああ言う事だったの・・・?」

「ゲームでやるほど簡単じゃないけど、加速しながらの真横滑り(スライドブースト)だけでも出来るようにならないと今の湾内演習で駆逐艦は単位貰えないわね」

 

 暁が攻撃と防御の手段を失ったヲ級へと飛びかかって蹴りを叩き込んで海面に叩き付け、倒れた空母の腹を踏みつけながら背中の艤装から両刃斧に変形した錨を引き抜き振り上げる。

 遠目に見れば小学生が異形の女へと斧を振り下ろすと言う猟奇的極まる光景の決定的な瞬間だけは暁が斧をヲ級の頭を黒い円盤ごと叩き割った衝撃で高く上がった白く巨大な水柱の向こうへ隠された。

 

「・・・それより何よりも司令、あっちはどうすんのよ?」

「我々に作戦領域外へ出る事は許可されていない、としか言いようがないな・・・どちらにしろ、我々と下にいる工藤一尉の二個艦隊でアレの相手は出来ん」

 

 眼下で駆逐艦娘の暁が発生させた水柱がおさまっていく様子から陽炎が指す場所へと目を向けた木村は意識的に引き締めていた顔に恐れと不満を混ぜた感情を浮かべ、上空5000mに滞空する祥鳳の艦橋のモニターに拡大映像で映る頭から一本の太い角を生やした長い黒髪とドレスに病的な白い肌を持った人型の山とも言える巨大な女とそれを取り巻くように航行する深海棲艦の群れを見つめる。

 

「直立した全長が210m・・・あれが、姫級深海棲艦・・・?」

「ん~、いや、・・・多分鬼級だと思うわ、見た感じは戦艦水鬼ってヤツかしら?」

「おにきゅう?」

 

 自然にあざとく聞き返してくる古鷹に向かって陽炎は両手の人差し指を額の上に突き上げて「鬼」とワザとらしい顰めっ面を作って言う。

 

「強さ自体にはほとんど差が無いらしいんだけど姫級は限定海域って異空間に居座っていて、鬼級は連合艦隊級の勢力を率いて海をうろうろしてるのよ」

「今回が初めて確認される対象を勝手に命名するな、例え予め同じ特徴を持つ相手の情報があったとしてもだ」

「んっ? あれ、司令も知ってるの? 鬼級」

「・・・中村先輩から聞いた話で何度か、な」

 

 無表情だった指揮官の顔が少し複雑そうな心境を表すように曇ったのを見た古鷹は彼の口から出た鎮守府に所属する艦娘の指揮官である男性の話を思い出す。

 本人とは軽く挨拶をした程度で直接話した事は無くとも中村とその相棒とも言える田中の話は艦娘達の話題に上る事も多く、彼等の行動で自分達の環境が改善した事を特に感謝している仲間達は彼等の言葉に強い興味を持っていた。

 基地職員の前であからさまに言う事は無いが艦娘達の間では中村と田中は此処とは違う世界の記憶を持っている所謂、転生者と言う存在で彼らはその世界にいた艦娘達と深海棲艦との闘いを知っているために大きなアドバンテージを持ってこの世界での戦いを有利に進めていると言う話はかなり有名であり古鷹も何度か耳にしている。

 

「他の指揮官はそれを言っても笑い話扱いで信じない人ばっかり、なんて吹雪が愚痴ってたけど? 一応は三佐達から口止めされてるはずなのにね」

「・・・まだ防衛大にいた時に今後現れる可能性がある深海棲艦を先輩が絵に描いてそれを見せられた事がある」

 

 随分とデフォルメされてマスコットキャラクターのような描き方ではあったが本来なら一士官候補生でしかない人間が知るはずの無い深海棲艦の詳細をまるで実際に見てきたように語る中村の言葉に同じ部屋だった者達は木村を含めてまたお調子者の先輩がリアルな作り話をしているのだと判断した。

 だが、中村に請われて鎮守府に所属し、こうして艦娘と共に海に出て深海棲艦と戦う様になってから過去に話し上手な先輩が語っていた事がほぼ全て正しかった事を木村は知る事になった。

 

「ふ~ん、じゃぁ、中村少佐が他の世界の記憶を持ってるっていうのも信じるわけ?」

「流石に全てを信じるのは無理だ。あの人は常に嘘と本当を混ぜて喋るから全部を鵜呑みにすると痛い目を見る事になる」

 

 先輩風を吹かせて後輩を可愛がる(いびる)事を楽しんでいたとある上級生を詐欺師一歩手前の口八丁で煽て丸め込んで上級生本人も気付かない内にイジメそのものを止めさせた中村がその後に言った「今回の事に関しては嘘を言っていないぞ?」と言うセリフは助けられた木村を含めた同期生達に畏敬の念を抱かせた。

 

「だが、あの人が言う言葉の中で、常識的にどう考えても嘘としか思えないモノに限っては全て本当だった。・・・今回もそうだっただけだ」

「司令ってば相変わらず面倒臭い性格な上にかったい頭してるわねぇ・・・」

「ちょっ、陽炎あんまり失礼な事言っちゃダメだよ!」

 

 仏頂面で指令席に座る青年へ向かって陽炎は大げさな呆れを浮かべた顔を向け、その二人の様子に金色の目を不安そうに右往左往させて古鷹が慌てた声を上げるが、良く見れば二人とも肩から力を抜いている事に重巡艦娘はその近くも無く遠くも無いと言う絶妙な距離感に気付いて不思議そうに目を瞬かせた。

 

『・・・答、ます・・・応答ねがいます。 こちら工藤特務一尉旗下、駆逐艦響だよ』

 

 幾ばくかの沈黙が流れEEZの外側を悠々と進んでいく深海棲艦の百鬼夜行を観測していた祥鳳へと海上から少しノイズが混じった通信が届き、どこか幼い声に不釣り合いな物静かな雰囲気を感じる喋り方で暁型駆逐艦の二番艦の声が通信機から聞こえてくる。

 

「こちら木村隆特務一尉、・・・通信は工藤一尉ではないのか?」

『うん、私達の司令官は今、ちょっと通信できない状態なんだ』

「・・・何か異常でも、戦闘による負傷か?」

『ちょっと違うね、暁が少し無茶な機動したせいで酔っちゃっただけだよ・・・我が姉ながら敵艦三隻だけじゃなくて正規空母まで立て続けにやっつけるなんて凄いとしか言いようがない』

 

 本人は意識していないが相手を威圧するような硬い声色の木村の問いかけに通信機の向こうにいる響は特に委縮する事無く否定の言葉を返す。

 

『そっちから貰った観測情報ではもう敵艦隊はEEZの外にしかいないみたいだし、司令官が持つ間に帰投したいんだ』

 

 上空で制空権を維持していた祥鳳から受け取った情報を元に日本海へと現れた深海棲艦の空母機動部隊を全滅させた工藤艦娘艦隊に所属している駆逐艦のどこか掴みどころの無い飄々とした態度が木村達にも通信機ごしでも分かる。

 

「了解した。これから海上に降下する我々と合流して舞鶴港へ帰投してもらう」

『ありがとう、ビニール袋も無いから途方にくれていたんだ。酸っぱい匂いのする艦橋はちょっと嫌だからね』

 

 暗に自分の指揮官が【自主規制】直前の状態である事を伝えてくる響の言葉に木村は同期である野球が趣味の丸刈り頭の士官へと同情した。

 

「祥鳳、海上への降下を、その後に旗艦を陽炎に変更し舞鶴まで帰投する・・・速度は抑え目で」

『了解しました。祥鳳、降下を開始します』

 

 木村の命令を受けた祥鳳の纏っていた身体の光が徐々に弱まり、それに伴って風の中に揺れていた巨体の重量が揚力を上回って航空甲板にぶら下がった空母艦娘が眼下の海面へと向かって降下を始める。

 

「祥鳳さんの残りの艦載機も霊力も三割以下まで減っていましたし、丁度良かったのかもしれませんね」

「制空を敵に取られたら私達駆逐艦や軽巡の人は逃げるしかなくなるからいてくれないと困るけど、空母の人達って飛んでる間はずっと力を使うから燃費が悪いわよねぇ~」

 

 目の前には深海棲艦の大群と言うはっきりと見える形の脅威があるとは言え矛先がまだ日本に向かっていない為に後は港に戻るだけとなった艦橋の空気が少しだけ緩む。

 

『上手く風に乗れれば霊力を節約できるそうですけど、私はまだそこまで練度が高く無くて』

「それは今後の課題だ。・・・だが、祥鳳なら問題無い大丈夫だ」

 

 陽炎の余計な一言で少し申し訳なさそうな表情を祥鳳が浮かべた様子を手元のコンソールパネルに浮かぶ立体映像で見た木村は小さく鼻を鳴らし、部下のフォローとして口だけは上手いサボりの常習犯である先輩から教えられたセリフをかける。

 

『は、はいっ! 私っ! これからも頑張りますねっ♪』

 

 少し大げさにも聞こえる喜びの声を上げる祥鳳に少しの気恥ずかしさを感じ、慣れないセリフを吐いたと口の中で呟きを転がす木村は自分に向かっているどこか嬉しそうな金と琥珀のオッドアイと胡乱気な駆逐艦の視線に気づき、ジト目でこちらを見ている陽炎へと何か文句でもあるのかと目だけで問いかける。

 

「司令はさぁ、もうちょっとそう言う気遣いを周りに向かって積極的に言葉にするべきよ。ホントは優しいんだから」

 

 元は中村義男の艦娘艦隊に所属していた経験と木村の旗下で最も多くの旗艦経験がある事で最も練度が高いがそれを台無しにするほどおしゃべりが過ぎるツインテールはついさっき彼がしたのと同じように小さく鼻を鳴らしてこれ見よがしな苦笑を指揮官へと向けた。

 

「私は背中で語る男性って良いと思いますよ? これから私も木村提督の良い所をもっと知っていきたいです♪」

 

 善意と好意が溢れる様な金色の片目を輝かせて木村へとエールを送って来る古鷹に部下を鼓舞する為に他人の言葉を借りた事への後ろめたさから若き士官は帽子のツバを引いて目深に被り直した。

 

「・・・善処する」

 

 木村にとって初期艦である陽炎には色々と助けられてきたので悪感情自体は無いものの彼女の常日頃からこちらを見透かして揶揄うような態度をみせる性格だけは真面目過ぎると周囲から評判の彼にとってはあまり好きになれない要素となっている。

 




赤城「(加速は)上々ね!」(壁に突き刺さり)

加賀「(着地に使う)ここは譲れません」(屋根にめり込み)




全部マイッツァーおじい様が…、ゼ〇ダの伝説が悪い

Q「パイロットが独断でミサイル撃っていいの?」
A「その件に私は関知していない」
Q「F-15Jってフレアなんて積んでるの?」
A「私は関知していないと言っている!」
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