IS~筋肉青年の学園奮闘録~   作:いんの

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ヤバい。
学園祭の時期もうろ覚えになっちゃった。


第75話 新生の打鉄弐式

―――――9月1日(木)

 

 目覚めの時間を少し過ぎた、東の日を浴びるIS学園。

 登校日に相応しい空模様だが、残暑は未だ尾を引いていた。

 

 少女たちの反応は様々だった。

 いい天気と、弾むような足取りで登校する者もいれば、暑さで気怠そうに歩を進める者もいる。

 どちらにせよ、長く短い夏休みが終わったことを意味していた。

 

 そんな少女たちとは違う雰囲気で、昇降口へと歩く昭弘。夏休みが無いに等しかった彼にとっては、あくまで普段通りの登校だ。

 2学期になろうと、特に感慨に浸ることもない。

 

「昭弘!」

 

 だがその声が、昭弘の心を入学式へと戻す。少しドスの効いた、去れど透き通るような声だった。

 

 振り返ってみると、声の主である箒が、そしてその隣には一夏が居た。

 

「おはよう」

 

 箒と一夏の、何かから解放されたような挨拶を受けて、昭弘も小さな笑顔を解放する。

 

「ああ、おはよう」

 

 昭弘の学園生活が、また始まった。

 

 

 

 

 

 始業式も終わり、1時限目の1年1組では、早速ある話し合いが行われていた。

 学園祭についてである。

 

 名前の通り、IS学園が主催するお祭りで、9月の下旬辺りに開催されるらしい。

 内容は各クラスで店を開いたり、体育館のステージを使って劇やライブなどをやるそうだ。2学期も早々に、タイトなスケジュールが生徒たちに降りかかる。

 

 そんな風に、今知った知識を頭の中で軽く纏めた昭弘。

 だが彼の意識は、既に違う方角へと向いていた。

 

(遂に今日で完成か)

 

 簪の打鉄弐式は、全ての調整が終了していた。つまりは、昨日の時点で機体自体は完成している。

 放課後の模擬戦にて、簪が納得した瞬間こそが、真の完成ということだ。

 これまで付き合ってくれた整備科志望の皆に、いち早くお披露目したい。そういう目論見もあるのだろう。

 

 今日が、簪と打鉄弐式が繋がる日。

 だが意外と、昭弘もセシリアも落ち着いていた。

 

 2人とも、実戦という極限の状況下でこうなった。様々な激情が、駆け巡った果てに。

 一体化はできるとして、果たして模擬戦だけで、今の2人の状態にまでなるのかどうか。

 そんな予感、若しくは願望が、「今日ではない」と2人に告げていた。来たる戦火の日こそが、その時なのではないかと。

 その証拠と言えるか分からないが、背中のグシオンも額のラヴィリスも、普段通り静かだった。

 

 

 

 

 

 放課後。

 アリーナDのピット内は、整備科の卵から教員まで、それなりの人数が集まっていた。新聞部の黛薫子まで居る。

 にも関わらず、作業に必要な最低限の会話だけ行き交う様は、異様な静けさを醸し出していた。

 

 そんな緊張感の中心、今まさに発進の最終確認に入っている、簪と打鉄弐式。

 射出口は開いており、その先には青空が見えていた。

 

「遂にこの時が来たね~」

 

 簪に柔らかく語りかけながら、脚部スラスターの数値を確認する本音。

 鷹月と如月らは、顔を強張らせながら、各バーニアの出力を設計図と照らし合わせていた。

 

「・・・うん。本音も・・・ありがとね」

 

 こんな時でも相変わらずな親友に、そう返す簪。

 実際、今だけでなく、夏休み中も幾度となく助けられたのだろう。そんな「ありがとう」だった。

 

「どう致しまして~」

 

 2人のやり取りを聞いていた生徒たちもまた、少しだけ顔の強張りが溶けた。

 

 そうして今度は、ゴロへと視線を移す簪。

 ゴロはただ黙って、赤いカメラアイだけを彼女に向けていた。

 

「ゴロも・・・その・・・・・・ゴメンね」

 

《何故デス?》

 

「だって・・・その・・・」

 

 そこで言葉を止め、表情を沈める簪。

 簪も、どことなく分かっていた。ゴロが本当は、打鉄弐式を完成させたくないことに。それが自分の身を案じてのことだとも、理解していた。

 ゴロの心情を分かっていながら、最後までIS製作に付き合わせてしまった。故に、会わせる顔がないのだ。

 

《私ハイカナル時デモ、アナタ方ノ味方デス。気ニセズ可能性ヲ信ジテ下サイ》

 

 ゴロならそんな優しい言葉を贈ることも、簪は知っていた。だからか、沈んだ表情が戻ることはなかった。

 

 

 そんな中、ピット内にある人物が現れる。

 

「あっ」

 

 周囲がどよめき出すよりも前に、そんな声を漏らす簪。

 自身と同じ水色の髪に、紅の瞳。姉であり生徒会長でもある、更識楯無だ。

 楯無は、少しぎこちない笑顔を表に出しながら、遠くから小さく手を振っていた。

 

 簪は反応に困った。

 今さっき気持ちが沈んだばかりなのに、更に色んな感情が湧いてきたからだ。見に来てくれた嬉しさ、同時に増大する緊張感、終わったあとどう接すれば良いのか。

 そして、確かな安心感も。

 

 雑念を振り払う為にも、今回ばかりは不本意ながら、その安心だけを感じることにした簪であった。

 

 

 

 セシリアもまた、少し離れたところで打鉄弐式を眺めていた。

 もっと正確に言えば、本音と簪の2人を。入学するまで、そして夏休みの間も、ずっと一緒だったであろう2人を。

 眺めるその目に、澄み渡るような羨望はあっても、燃えるが如き嫉妬心は無かった。それは、どこか遠い存在を見るようであり、不思議と安心しているようでもあった。

 

「アラ、アナタも来たの?」

 

「生徒会長」

 

 楯無に声を掛けられたセシリアは、礼儀正しくお辞儀で返した。

 

「後学の為にも、模擬戦を見学しようと思いまして」

 

「フーン?」

 

 少し悪戯な笑みを浮かべた楯無は、未だ2人を見詰めるセシリアに耳打する。

 

「簪ちゃんに取られちゃったりして」

 

 楯無としては、取り乱す彼女が見たかったのだろう。

 しかし、残念ながらそうはならなかった。

 セシリアはチラと楯無を見たあと、寂しそうに笑いながら言った。

 

「・・・まぁ、恐らく「その時」によるのでしょう」

 

 楯無には、彼女の言葉の意図が読めなかった。嘘を付いていないが故、尚のこと解らなかった。

 よってか、よく解らない言葉よりも、彼女の悟りきった表情に着目した。

 

「アナタ、少し変わったわね。その額になってから」

 

「それは良い意味で、でしょうか?」

 

「さぁどうかしら」

 

 そんな言葉を送りながらも、視線だけは妹に向けたままだった楯無。

 「変わった」という部分だけは、簪にも向けた言葉なのだろう。

 

 

 

 ピットから管制塔まで移動した、千冬と真耶。

 真耶が慌ただしく、機器の一部である測定器を操作しているのに対し、千冬は溜息交じりにフィールドを眺めていた。

 

「まったく。そう何度も私のシンクロ率を破られてたまるものか」

 

 呆れながら愚痴を零す千冬に対し、真耶は宥めるように言う。

 

「オルコットさんの例もありますし、確認は必要ですよ」

 

「それはそうだが・・・もう少し具体的な理由が欲しかったな。アルトランドには」

 

 それだけで、昭弘が千冬にどういう頼み方をしたのか、何となく想像できてしまう真耶であった。

 

 

 

 フィールド上空で待機している昭弘に対し、ピット内から通信が届く。

 

《昭弘殿、間モ無ク打鉄弐式ガ発進シマス。準備ハ宜シイデスカ》

 

「ああ、問題ない」

 

 打鉄弐式が発進し、上空にて簪の「準備」ができたら、模擬戦開始という流れになっている。

 

《カンちゃんからも言伝~。本気で来いだって~》

 

「分かっている」

 

 2人の通信を聞いて、昭弘は繋がっている背中に意識を向ける。

 本気でとは言われたが、模擬戦である以上、マッドビーストを使うつもりはない。シザーシールドも防御にしか使わない。

 尤も、最後の時にしか使わないのかもしれないが。

 

(・・・大丈夫だ。バウンドビーストなら大丈夫)

 

 そう何度も己に言い聞かせながら、昭弘は打鉄弐式とブザーを待っていた。

 

 そうして遂に、夏休み中に飽きるほど見てきた水色の機人が、フィールド上空にその姿を現す。

 

 

 

 簪は上空にて、瞼を閉じていた。

 思い出すのは、出撃する直前に振り向いた、ピットの光景だった。

 

 各々が各々の作業に夢中だった、あの日々。しかして、目的地はみな一緒だった。だから助け合えたし、指摘し合えた。

 

 そうして時は流れ、簪と打鉄弐式はカタパルトに乗っていて、みんなは手を振っていた。

 出発の時が来たのだと、もうあの日々は戻らないのだと、簪はその最後の光景を見て思った。

 

―――みんなありがとう。そして行ってきます

 

 感謝と別れの言葉が、推進剤となって簪の背中を押した。

 

 

 簪はそれら贅沢な思い出を胸に仕舞い、最後に一言だけ発した。

 

「行くよ?昭弘」

 

《こっちこそ準備ができたら行くぞ》

 

 

 


 

 

 

 そうして簪は、無心の深みへと落ちていく。

 無心の頭内に、感情のない機械音声が響き渡る。

 

―――コアは小脳、私は大脳

 

シンクロ率 91%

 

―――そして身体は鋼鉄

 

シンクロ率 96%

 

―――閉じた瞼を見ちゃ駄目。頭も心も、全て閉じて

 

シンクロ率 99.5%

 

―――そう。AIの世界を・・・ISの世界だけを感じて

 

 

 

―――目を、全てを開けて

 

シンクロ率 100%

 

 

 


 

 

 

 試合開始のブザーが鳴り、グシオンのスラスターを爆裂させる昭弘。

 接近しつつ、簪の明確な変化をハイパーセンサーが捉える。

 

(どうなってやがる)

 

 簪の開いた目は、青白く輝いていた。瞳も結膜も等しく全て。

 そして彼女の頭上には、ホログラムのような真紅の球体が浮かんでいた。大きさはサッカーボール程度で、まるで眼球のような模様があった。

 

 だが、昭弘のやることは変わらない。

 初めて打鉄弐式と相対した、6月のあの時と同じだ。ただ倒すつもりでいく。

 

 唯一違う点は、今回は射撃武装もフル動員する点だろうか。

 

 

 

 

 

 試合は、誰もが予測できない結末で幕を閉じた。

 

 管制塔では、試合終了のブザーに気付かないまま、放心している千冬と真耶が居た。

 真耶は、そんな放心から一刻も早く抜け出すが為に、次の言葉を放った。

 

「信じられません・・・。あのアルトランドくんが、手も足も出ないで終わるなんて」

 

 真耶のそんな第一声で、千冬も我に返る。

 

「・・・動きを見れば分かる。アルトランドは本気だった、間違い無い」

 

 誰よりもISに精通した千冬が言うのだから、恐らくそうなのだろう。

 それを確認したあと、真耶は打鉄弐式の能力に言及する。

 

「あんな無駄のない動き・・・初めて見ました。ミサイルとの相性も抜群ですし、まるで機械のように正確で」

 

「・・・機械そのものだとしたら?」

 

 言葉の意味を理解するよりも前、千冬の目線に釣られる真耶。千冬の目が捉えていたのは、シンクロ率を表示するモニターだった。

 

 簪と打鉄弐式の同調を測るモニターは、淡々と無慈悲に、100%と表示していた。

 

 絶句した真耶は、縋るような視線を再び千冬に向けた。

 

「3人目だ」

 

 その言葉を最後に、管制塔内を沈黙が支配する。

 

 生徒の成長。喜ぶべきなのは2人とも分かっている。

 だがとてもそんな気分にはなれなかった。

 あるのは「今後どうすべきか」という、先行きの不透明さだけだった。

 

 

 

 ピットに舞い戻った簪は、拍手喝采で出迎えられた。光る目も紅い球体も、既に消えていた。

 

「カンちゃーん!」

 

 そう言って抱き付く本音に、連写の手を緩めない新聞部に、簪は困惑した微笑みを返す。やはり、まだこういう扱いには慣れないらしい。

 鷹月も四十院も如月も、これまで付き合った他の生徒たちも、中々拍手を止めてくれなかった。中には涙を流す生徒も居た。

 完成させただけでも嬉しいのに、あの昭弘とグシオン相手に、文句無しの圧勝を飾って見せたのだ。こんな出来た話あっていいのか、そんな思いなのだろう。

 彼女たちの費やした2ヶ月が、報われた瞬間だった。

 

 そして、かの人物が歩み寄ってきたので、本音も生徒たちも道を空けるように簪から離れる。

 

「お姉・・・ちゃん」

 

 そう一言だけ呟いて、ただ楯無を見詰める簪。その姿に、駄目出しされないか等という、不安は無かった。

 姉の知らない、自信に満ちた顔つきだった。

 

 それでも楯無は、あくまで自分の妹として、そっと優しく抱き締めた。

 

「良くやったわ」

 

 そう言って、簪の頭を撫でる楯無。

 簪の反応も、周囲の目も気にしている余裕はない。大事な妹が事を成した、だから撫でる。それの何がいけないのか。

 

「・・・うん」

 

 簪もまた、素直に身を預けた。

 

「みんなも、本当にありがとう。控え目に言って最高の機体だわ」

 

 大人気生徒会長に頭を下げられ、急にオドオドしだす鷹月たち。涙すら引っ込むその様子からも、彼女たちの狼狽ぶりが分かる。

 

 ただ、楯無の表情は100%の笑顔ではなかった。

 今の簪を見る表情は、最愛の妹を見るようで、一人の人間を見るようなものだった。

 それは不思議と、若干の哀愁を感じさせるものだった。

 

 

 昭弘も一先ずは拍手をしていた。今はただ、簪と皆を純粋に祝福するだけだ。

 とは言え、惨敗したのは流石の昭弘も予想外だった。彼は拍手しながらも、今一度先の戦いを思い返す。

 

(・・・ハイパーセンサーの真髄を見た。恐らくアレができるのは、この世界で簪だけだ)

 

 特に接近戦においては惨敗だった昭弘。余りに圧倒的すぎて、悔しいという感情すら失せていた。

 ISとの親和性、戦闘センス、そして高度な演算処理能力がなければ為せないものだ。

 

(仮にマッドビーストを発動してたとしても、どこまで持ったか・・・)

 

 昭弘はこの模擬戦を経るまで、千冬が学園で最強だと思っていた。

 

 その認識を改める必要性が出てきた。アレはもしかしたら、千冬に届きうるかもしれない。

 そう考えるに至ったのは、拍手を終えたあとの事だった。

 

《オルコット、簪はあの空間に入ったか?》

 

 専用回線で確認する昭弘に、セシリアが返す。

 

《いえ。入った形跡はありませんでしたわ》

 

《そうか。オレも感じなかった》

 

 だが一体化していることは、昭弘にもセシリアにも判った。アレは無人ISの動きを模倣し、更に上の次元へと昇華したものだった。

 そして、今は何の問題もなく解除されている。

 

 2人の想定とは程遠く、何の異常も起きなかった。

 だが、予感通りではあった。

 

(まだ一回目だからか?それともやはり実戦を経ないと無理なのか?)

 

 予感だけで何も分からない2人。

 今のこの「分からない状況」こそが異常なのではないかと、そんな気すらしてきた。

 

 ただ、一つだけ分かったことがあった。

 つまりは、あの強さであるにも関わらず、簪と打鉄弐式はまだ能力を出し切れていないということだ。

 

 単一仕様能力すら使っていない。

 その事実を前に、2人は戦慄を覚えた。

 そして、仮に覚醒のキーが実戦だとする。であれば、もしこの学園に攻め入ろうとする不届き者が居たら、敵ながら同情を禁じ得ない。

 

 

 そんな途方に暮れる2人に、楯無が近付いてきた。

 

「お疲れさん、昭弘くん。アナタにも礼を言わないとね」

 

「いい噛ませ犬になりましたか?」

 

 昭弘もいじけてるつもりはないが、大き過ぎたショックは未だに燻っているようだ。

 

「そういう意味じゃないけど・・・まぁいいわ」

 

 互いにそこまで言い終えると、楯無は本題に入った。

 先程の僅かな哀愁を、前面に押し出した彼女が、そこには居た。

 

「簪ちゃん、繋がったのよね?」

 

 聞かれても問題無いように、そう表現しながら言う楯無。

 昭弘とセシリアの予想通りだった。国家代表である楯無が、あの機動を見て気付かない訳がない。ましてやその相手は、実の妹なのだから。

 若しくはゴロと同様、製作段階の時点で気付いていたのかもしれない。

 

「・・・はい」

 

 昭弘はその返事に、覚悟を込めていた。

 如何なる理由があろうと、止めなかったことに変わりはない。

 楯無に何をされても、文句を言える立場にはなかった。

 

 だが昭弘の想定とは裏腹に、楯無の表情は穏やかなものだった。一周回って不気味な程に。

 

「・・・そっか」

 

 それだけ言うと、楯無は再び簪の方向を見やる。従うように、昭弘とセシリアも視線を同じくする。

 四方から受ける、尊敬の、期待の、信頼の、そして仲間の眼差し。その中心で笑う簪は、ただ前を見ていた。もっと先の世界を、次なる戦いを、輝く紅い瞳で見据えていた。

 妹のそんな姿を見て、楯無もまた笑った。内に秘める切なさを、表出させないように。

 

「世界って、自分で作れるものなのね」

 

 そんな妹はきっともう、姉に執着することもないのだろう。

 楯無は簪にとって、大切な人間の一人に過ぎなくなった。彼女の世界の一人に過ぎないように。

 喜ぶべきか、悲しむべきか。悩む時間は、それほど長くなかった。彼女は、昭弘もセシリアも楯無自身も認める、真性の姉馬鹿なのだから。

 

 

「諦めなかった夢の果てが、其処だというなら・・・進みなさい。簪ちゃん」

 

 

 楯無の言葉を耳にして、途方に暮れてる場合ではないと、昭弘とセシリアは背筋を正した。

 

 置いてかれる訳にはいかない。昭弘は、最後まで簪の革新を見届けねばならないのだから。

 

 置いてかれる訳にはいかない。セシリアは、己が終わるまでに、簪に託さねばならないのだから。

 

 

 置いてかれる訳にはいかない。来たる「その時」の為に。




簪と打鉄弐式の詳細な能力は、学園祭までお預けとなります。大丈夫です、ちゃんと考えてあります。
是非ともお楽しみにしていて下さい。
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