グシオンのハルバートと、バルバトスのグレートメイス。無骨な鋼鉄と鋼鉄が、澄んだ青空で激突する。
鍔迫り合いにより発生する青白い火花は、空が泣いているかのようだった。
そんな中でも、昭弘は淡々と次の一手を考えていた。
シュルルッ
「!」
凶器同士が膠着する中、バルバトスの背中から蛇のような刃が伸び、そのままグシオンの真横を突かんとする。
(テイルブレードか!)
バルバトスもグシオン同様、幾つかの形態が存在する。
中でも最終形態であり、今まさに三日月が纏っている機体こそ『バルバトスルプスレクス』だ。
その主武装であり、最大の特徴とも言えるのが、極太のワイヤーで縦横無尽に蠢く『テイルブレード』。
戦場で幾度となく見てきた、尻尾による致命の一薙ぎ。
昭弘はそれに臆することなく、
だがバルバトスの猛攻は止まない。今度は間を置かずに左手で手刀を作り、グシオンの顔面目掛けて一突き。
鋼の手を更に金色の超合金で覆った、猛禽類の爪を彷彿とさせる『レクスネイル』。相手が同じモビルスーツだろうと、紙のように引き裂いてしまう代物だ。
昭弘は左手のナックルシールドで、どうにか顔面への直撃を防ぐ。
両手も尻尾も埋まり、再びの膠着状態になるかと思われたその矢先。
グシオンの左サブアームに、お馴染みのビームミニガンが呼び出される。そうして無数の光線が、バルバトスの全身に注がれる。
と思われたが。
ガゴンッ!
バルバトスはそのまま頭突きをお見舞いし、グシオンが仰け反った為に射線がブレる。
「クソッ!」
昭弘は衝撃をそのまま加速に使い、バルバトスから距離を取る。一先ずは弾幕を張る算段のようだ。
当然、昭弘は分かっている。逃げれば逃げる程に、三日月とバルバトスは追い縋ってくる。攻めこそが、彼の基本的な戦闘スタイルだ。
(分かっちゃいたが・・・)
初めて相対してみて、骨の髄まで染みるような感覚だった。襲い来るバルバトスが、こんなにも恐ろしいとは。
単に向かい来るだけならまだ良い。だが、炸裂弾もビームの嵐にも一切の迷いを見せることなく、爪を立てて馬鹿の一つ覚えに突進してくるのは三日月くらいだろう。
『三日月・オーガス』と敵対することの意味。漸く昭弘は、肌身を以て実感することができた。
あの荒野で見たバルバトスとは違う、敵視点でのバルバトス。
昭弘やグシオンなんかより余程狂獣だ。
―――狂獣
黄緑色の掃射の只中、雨に当たるだけのように、それでいて雨の隙間を縫うように接近してくる。
炸裂する爆炎の只中、まるで炎化粧でもしてるかのように、凜々しい顔で突き進んでくる。
まるで三日月の目に映る全てが、スローモーションで動いているような。バルバトス以外の全てが止まっているような。
―――ああ・・・そうか
そうしてバルバトスのリーチに掴まり、振り下ろされるグレートメイスをどうにか躱すグシオン。
だがその回避先には、テイルブレードが待ち構えていた。
ギャィィン!!
グシオンの右腕に、ワイヤーの切っ先がめり込む。
しめたとばかりに、ワイヤーを掴む昭弘。そのままバルバトスを引き寄せ、勢いそのままにグシオンハンマーを叩き込もうとする。
しかし、テイルブレードのパワーは予想以上だった。組み立てた戦法を実行に移す前に、容易く振り解かれてしまう。まるでワイヤーの内部に、筋肉が凝縮されてるようだった。
ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!
再び体勢を崩したグシオンに、バルバトスが容赦なく両腕の砲口から小型炸裂弾頭を放つ。
昭弘は辛うじてシザーシールドで防ぐが、花火の連弾はグシオンのSEを奪っていく。
悪魔のような尻尾を棚引かせては、太陽を背に空中で佇むバルバトス。それは偶然か必然か、グシオンを見下ろすような立ち位置であった。
昭弘はそれを恨めしく、それでいて誇らしく見上げていた。
―――グシオンの単一仕様能力・・・何でそんな名前なのか
アレは、グシオンがシステム音声を通じて勝手に付けた名だと、ずっとそう思っていた。そう思い込んでいた。
だがそもそも、シンクロ率が100%ということは、グシオンは昭弘ということ。あのシステム音声もまた、昭弘の意思が乗っていたのだ。
無意識に思い描いた常勝の絶対王者が、三日月とバルバトスだっただけのこと。彼の戦うその様が、狂獣そのものだっただけのこと。
―――オレのは所詮、お前のコピーに過ぎないんだよな
本物を前に、昭弘はそのことを痛感していた。
狂獣となる為に、いちいち単一仕様能力として発動せねばならない。そして、グシオンに飲まれない為に回数制限が施されている。極め付けは『バウンドビースト』等という保険だ。
その時点で、三日月とバルバトスの「なり損ない」なのだ。彼等は発動するまでもなく、代償に怯えることもなく、常に「一つ」なのだから。
前の世界でもそうだった。三日月には「迷い」がない。たった一つの目的の為に、全てを捨てることができる。
そして今の三日月には、最早失うものすらないのかもしれない。そう感じてしまう程の、一瞬に全てを賭けるが如き動きなのだ。
マッドビーストを発動できない、失うものが余りに多すぎる昭弘には、到底辿り着けない境地だった。
《どうする?まだやるの昭弘。このままやったら、そのうちオレが勝つけど?》
まだ勝敗は付いてないが、三日月はもう勝った気でいるようだ。
勝負はこれからだと、本来なら言ってやりたい昭弘だが、この圧倒的な差ではそれも言えない。
IS学園の『昭弘・アルトランド』として、護る為に戦わねばならない。
だがその昭弘では三日月に勝てないし、強いとも言えない。
その現実に、昭弘は押し潰されそうになっていた。自分という人間を否定される、全てを賭ける覚悟が持てない、この四面楚歌な現状に。
親友と戦いたくない、箒を悲しませたくない、学園の皆と別れたくない、消えたくない。このままもう、何もかも放り投げてしまいたい。
それら全てが本心なのに、それでも身体は目的に向けて動いてしまう。
勝てないと分かっていても、マッドビーストを発動しないことが目に見えていても、立ちはだかることを身体が止めてくれない。
「やっぱお前はスゲェよ、三日月」
羨望の眼差しで捉えたまま、昭弘はそんな言葉を三日月に贈る。
昭弘は今、この世界に来て初めて、皆との出会いを後悔しそうになっていた。
四方八方、空間のありとあらゆる所から、グリムゲルデに光の槍が襲い来る。セシリアの呪詛を乗せて。
《死ね・・・!死ね!死ね!!》
それら光線は単に標的へ向かうだけでなく、時に攪乱、時に進路を塞ぎながら、群れで狩りをするが如く得物を追い込む。
《ヒャハッ!おんもしれぇ♪》
国家代表級のパイロットですら躱しきれない弾幕を、スミルは余裕の表情で躱していく。
物心ついた頃から、戦いこそが日常であったスミル。毎日のように続いたそれらは、やがて恐怖という本能すら限りなく薄れさせ、銃弾の行き交う場ですら笑顔で走り回るに至った。
そして、戦場ではあらゆる人間が生を掴み取ろうと、数々の権謀術数を企てる。その只中を生き抜いたスミルの読心術と直感は、相手の思考を読める域にまで達していた。
そしてそれら経験は、スミル自身の適性の高さも相まって、MPS戦でも遺憾なく発揮されることとなる。結果、今では亡国機業の実働部隊『モノクローム・アバター』内でも、指折りのエースパイロットとなった。
そんな彼からすれば、攪乱弾は単に無視すれば良いだけで、進路を塞ぐ妨害弾は当たる前に突っ切れば良い。
そしてグリムゲルデを狙う本命役は、大抵背後から狙ってくる。それすら分かっていれば、後はタイミングを合わせて避けるだけ。
結局それらは戦場で敵に囲まれるのと、本質的には同じだ。一度経験すれば、崩し方も分かるというもの。
(とは言え、向こうさんも馬鹿じゃねぇ。そろそろさり気なく戦法を変えてくるだろうさ。全て読み切んのも限界あるし・・・「奥の手」使うかぁ?)
その分、手札を晒す事になるが、彼としては構わなかった。後々不利になろうと、自陣が負けようと知ったことではなく、今楽しめればそれで良いのだ。
寧ろ、彼はその不利すら後々の楽しみとしてしまう。芽吹いた植物を愛でる変態なのだ。
スミルの読みが当たり、案の定セシリアは敵の隙を見つける。グリムゲルデの横っ腹、未だに本命弾を送り込んでない部分だ。
(本命弾は、未だ奴の背後にしか撃ってない。両サイドへの警戒は恐らく薄い・・・!)
ならば背後からの射撃すらブラフに使い、両サイドから本命弾を叩き込む。片側だけならまだしも、MTの同士討ちの危険性がある両サイドからの挟み撃ちは、奴も想定していない筈。
そう考えたセシリアは、敵に勘付かれない程度にMTの配置を組み直す。本当に、MTとラヴィリスからの激しい掃射の最中、ごく僅かな変更だ。
そして、その瞬間が訪れる。
グリムゲルデの背後、MTの砲口が光ると同時に、両サイドのMTが振り向き光を放つ。
《かかったな♪》
セシリアは目を疑った。
グリムゲルデに向けて真っ直ぐ放った、二方向からの光の束。それらが跳ね返ったのだ。まるで光が屈折するように。
そして跳ね返ったエネルギーは、放ったMTの元へ戻る他なく、砲口ごと貫いてしまう。これでラヴィリスのMTは残り6機。
一瞬の出来事だった。恐らくセシリア級のパイロットでなければ、何故MTが爆炎を上げて堕ちたかも、視認すらできなかったろう。
グリムゲルデの両腕部に付随している、比較的か細いシールド。その性能に、スミルは高揚していた。
(ナノラミネートシールド・・・良いオモチャだぜ)
『ナノラミネート』
ビーム兵器による攻撃を逸らすことができる、未だ試験段階の特殊コーティング剤である。
指向性を持たせ、先のように直角にビームを受けることができれば、そのまま相手に弾き返すことすら可能だ。
(本来なら全身を覆えりゃいいんだろうが、こっちの方がスリリングでいいや♪)
同じく、ビーム攻撃を無力化できる零落白夜。それを発動できる雪片弐型のデータこそ、ナノラミネートの更なる改良に向けて奪取したかったのだろう。
奪取は残念ながら失敗に終わったが、スミルにとっては寧ろそれで良かったのかもしれない。
玩具とは、欠陥を愉しんでこそ遊び甲斐もあるというもの。
《さぁてどうする?ビットを減らしたくねぇならミサイルでも使うかぁ?》
小馬鹿にするが如く、紅い悪魔はそうセシリアに問うてくる。スカートアーマー内のミサイルポッドも、既に把握済みのようだ。
相手の選択肢を狭め、それにより更に思考を読み易くしたことで、今や余裕の様相で構えるスミルとグリムゲルデ。
対するセシリアは―――
(勝てる!!)
内心でほくそ笑んでいた。
(どんな性能を隠してるかと思えば・・・その程度ですか。これなら『スターダスト』で確実に殺し切れる)
敢えて単一仕様能力を温存していた甲斐はあったようだ。
相手は自ら手の内を晒し、そしてもうセシリアに打つ手が無いと思い込んでいる。彼女にとっては、やり易いことこの上ない。
後は奴の思惑通り、ミサイルとライフル掃射のみに縛られているフリをすれば良いだけ。
勝ちを確信したセシリアの内に、またしても残虐性が浮上してくる。
勿論、無駄なく一瞬で殺すつもりだが、射線が逸れて腕や脚を切断してしまうこともあろう。そうなってしまうことを、彼女は望んでいた。
あの狂笑面が苦痛で歪んだ時、セシリアはこの上ない多幸感を味わうことができるだろう。
―――これだから闘争は止められない
セシリアに表出している殺意と闘争心は、奥底へと追いやった愛すらも喰らい尽くさんとしていた。
そんなもう一人の自分が放つ悲鳴を、セシリアは無視し続けた。
スコールのIS『ゴールデン・ドーン』からの猛攻を、簪は涼しい顔で躱し、いなしていく。
接敵時のエネルギーブレードは時に鞭のようにしなり、あらゆる角度から打鉄弐式に襲い掛かる。それらを防げても、蠍の尻尾のようなユニットが間髪入れず追撃してくる。
それでも尚、レッドアイと不動岩山のある打鉄弐式は鉄壁だ。相手の連撃に対し、機械肢は簪の意思で自由自在に駆動し、先端に付いた大盾が主を護る。
寧ろ厄介なのは、ゴールデン・ドーンが纏っている膜のようなものだった。
(あのシールド面倒。春雷が効かないなんて)
右腕のエネルギーブレードとは別の、左腕から伸びていたエネルギーブレード。それが今、ゴールデン・ドーンを球体状に覆っているのだ。
全てのISに備わっているシールドとは違う、球体の皮膜。それの直径は4m近くあり、破らない限り相手へのダメージは入らない。
そして最大の利点は、味方からの誤射を気にしなくて良い点だ。
それを解っているのだろう。3機のグレイズは、ゴールデン・ドーンの背後から重機関銃とミニガンを容赦なく掃射してくる。それら射線のお陰で、打鉄弐式の機動も制限できていた。
全てを見据えるレッドアイ、及び4砲身で全ての射角をカバーする春雷がある以上、打鉄弐式を三方向から囲むのは愚策だ。ならばゴールデン・ドーンを盾にして撃った方が、春雷の射線もある程度は遮れる。自身らの実弾も幾らかは皮膜で消滅するが、多少は仕方ない。
加えてスコールもまた、打鉄弐式にピッタリゼロ距離で張り付いていた。背後のグレイズたちへの射線を遮る為に。
(夢現なら効くかな?)
そう考え、簪は猛攻の隙を縫うように、皮膜に超振動薙刀を叩き込む。
ビィィィンッ!!
裂け目は作れたが、やはり本体には届かなかった。そして裂け目も、簪の予想通り忽ち再生してしまう。
先にゴールデン・ドーンを墜とすのは無理だろう。
となると、邪魔な弾幕を張り続けるグレイズから墜とすのが賢明だが。
(目の前に皮膜がある以上、春雷は防がれてしまう。けどミサイルは温存したいし、相手もあとどれだけ隠し球を持っているか・・・。まぁでも・・・出し惜しみしてる状況じゃないよね)
そう判断した簪は通常ミサイル6発、アクティブミサイル3発を放つ。それらは皮膜を迂回し、背後のグレイズ3機に向かって行く。
《甘いわね》
スコールはそう言い放つと、リング状のユニットから無数のレーザーを放つ。針のような熱線は全てのミサイルを貫き、その場で爆散させた。
(・・・やっぱ隠し玉持ってた)
打鉄弐式の攻撃は全て、球体の皮膜に防がれてしまう。グレイズへのミサイル攻撃も、レーザーにより落とされる。
時間ばかりが過ぎることに、簪は歯噛みする。
(いっそ突っ切って、背後の緑色の奴等を直接叩く?・・・いや、多分無理。この人きっと行かせてくれない)
剣捌きや鞭との切替え、無駄の無い身のこなし、動き回る相手にゼロ距離を保つ技量、そして機体の性能を温存しながら簪と渡り合っている事実。その実力は間違い無く、国家代表を凌ぐ。
敵ながら、その点は簪も認めざるを得なかった。
打鉄弐式、ゴールデン・ドーンとグレイズ3機。両陣営の戦力が拮抗している現状、長期戦になることは決定的だった。
―――私・・・一人
簪は今、この空域に囚われているに等しかった。
人工島に戻れもしないし、誰の救援にも行けない。誰からの通信も来なければ、簪から通信を送ることもない。
それはまるで、ネットワークから切り離されたような孤独感だった。
負けることはない、だが勝てもしない。終わりの見えない戦いが、繰り返しのように延々と続く。
そのことが表す「停滞」という状態、それにより湧き上がる「絶望」。そして孤独。
嘗てない強敵と戦っている筈なのに、簪の心を虚しさが支配する。まるで、誰とも関わろうとしなかったあの頃に戻ったみたいだ。
人を殺めてまで辿り着いた境地がこれなのか。強くなった、打鉄弐式と繋がった果てがこの様なのか。
―――私は・・・
しかしそこまで追い詰められ、ネットワークへの渇望を抱いて漸く、簪は立ち返ることができた。
彼女は別段、強くなることが目的なのではない。それはあくまで、必要な手段の一つに過ぎないのだから。
そして今現在、目的と心から欲しているものは、偶然にも一致していた。
―――皆と繋がっていたい
簪と打鉄弐式はそう、強くなり過ぎたのだ。強さに意味が見出せなくなる程に。どんな強敵と戦っても、心が動かない程に。
だが気付けたのも、その強敵のお陰だった。虚しいと感じるのなら、その強さを別の何かに変換する時なのだと。
強くなるという手段でも足りないなら、他の手段を試せば良い。自分が救援に行けないのなら、自分以外の他者をも強くしてしまえば良い。
そうやって、「新しい世界」への扉を無理矢理こじ開けてしまえば良い。
どこへも行けないのなら、皆と繋がる為に、世界そのものを顕現すれば良い。
コア・ネットワークを支配してでも。
その変革へと向かったのならもう、止まることなんてできない。
―――そうだよね?昭弘
「・・・うん?」
突如として構えを解き、距離を置いては中空で佇む打鉄弐式を見て、スコールは首を傾げる。
初めてのことだった。スコールが、自身よりも明確に強いと感じる相手は。彼女もどうにか、済まし顔で猛攻を続けていたが、正直限界が近かった。
正真正銘本気だった。打鉄弐式の足止めさえできれば良い為、幾つか武装を封じていたにせよ、殺す気で彼女は挑んでいた。
もしグレイズをお供として残さなければ、今頃スコールは海の藻屑だったろう。例え全ての武装をフルに使ったとしても。
そんな怪物が、ここに来て降参する筈もあるまい。
がしかし、駄目元でスコールは鎌をかけてみることにする。何かしら心境の変化があった可能性もゼロではない。
「どうかした?私の
ドクン・・・
しかし、帰ってきたのは少女の言葉ではなく、どこからか聞こえてきた心拍音のようなものだった。
ドクン・・・
肉が脈動する音に、どこか電子的な音が混ざったような心拍音は、少女の頭上にある赤い球体から聞こえてきた。
ドクン・・・
すると、スコールの本能が警鐘を鳴らす。
その本能は迷いを打ち払い、一つの行動指針だけを提示した。「即刻あの少女を消せ」と。
彼女は右腕の
しかしチャージが完了し、ソリッド・フレアを放つには、一手遅かった。
スコール唯一にして最大のミス。それは、彼女とゴールデン・ドーンが強すぎたことだ。
簪と打鉄弐式の覚醒を促してしまう程に。
―――
―――
スミルのグリムゲルデは、両腕のシールドにのみナノラミネートを付けました。
打鉄弐式の不動岩山ですが、かなり自由に動くシールドに改変してます。打鉄弐式の万能感を出したかったので。
また、もう何話か前にさらっと描写しましたが、春雷も2門から4門に増やしてます。かなりさらっと描写したので、念の為です。