IS~筋肉青年の学園奮闘録~   作:いんの

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8年経っても尚、読点をどこに付けるか良く解っていない投稿者が居るらしい。


第79話 学園島攻防戦 ⑩

 スコールが再び異変に気付いたのは、相手の表情からだった。

 

(笑っていない?)

 

 打鉄弐式のパイロットから、笑みが消えたのだ。

 代わりに表出してきたのは、焦りや必死さ。歯を剥き出しにし、眉間に濃い皺を寄せ、冷や汗のようなものまで垂らしている。

 

 その要因を何となく察したスコールは、嫌らしい笑みを浮かべる。

 

(そりゃそうよね、これだけの能力だもの。発動時間に限界はあるわよねぇ?)

 

 その証拠とも言うように、頭上の球体に赤いノイズのようなものが走り始めている。先の赤い球体へと、戻ろうとしているかのようだ。

 

ビギンッ!

 

 相手の薙刀により、再びゴールデン・ドーンの皮膜に亀裂が入る。

 

「無駄だって言ってん―――」

 

ミリッ

 

 スコールが言い終える前に、ソレが亀裂へと捩じ込まれた。

 

(大盾!?)

 

 捩じ込まれた二対の不動岩山は皮膜の再生を阻み、機械肢によって左右へとゆっくり開かれ、亀裂もそれに応じて広がっていく。

 

「チィッ!」

 

 すかさずスコールはプロミネンスで振り払おうとするが、薙刀に阻まれてしまう。

 ならばと、今度はテイル・クロウ先端のビームを撃とうとするが、一手遅かった。

 亀裂から春雷を放たれるのが先だった。丁度スコールの顔面へと。

 

「!」

 

 急遽、両腕で顔面を覆うスコール。直後、青白い光がハイパーセンサーの視界を埋め尽くす。

 至近距離からの、荷電粒子砲の直撃。絶対防御こそ回避したものの、相当なSEが持って行かれてしまった。

 このままでは防戦一方になる。そう考えたスコールはやむなく一旦皮膜を解除し、両腕にプロミネンスを顕現。

 意識は当然、真正面に向いていた。

 

 既に誰も居ない真正面に。

 

(やられた!)

 

 ハイパーセンサーが打鉄弐式の位置を捉え、急いで方向転換するスコール。

 完全に虚を突かれた。あのまま荷電粒子砲を連射されると踏んでいたスコールだったが、そもそもの狙いはゴールデン・ドーンではなかった。

 目眩ましだったのだ。背後のグレイズに接近する為の。

 

 3機のグレイズは急ぎアックスで応戦しようとするが、武器を持ち替える時間は無かった。或いはその瞬間を、少女は狙ったのかもしれない。

 

ダォン!! ギャィン!! ギィン! ガィン!!

 

 瞬時加速で一気に接近し、3機の背部スラスターを破壊する打鉄弐式。音速の乗った超振動薙刀による渾身の一撃は、SEごと消し飛ばすのに十分だったようだ。

 

 3機のグレイズを失ったスコールは、これで圧倒的に不利となった。皮膜の攻略法も編み出された為、時間稼ぎも厳しい。

 だがその絶望的状況が、スコールの中からリスクというものを排除し、選択肢を一つに絞った。

 

―――殺す

 

 本作戦における最大の障害の排除、生存を脅かす対象への恐怖。スコールを突き動かしたのは、それら思考と生物的本能だった。

 幸い、()()()()()()()()()()

 

 

 スコールの予想は的中していた。今現在、簪のマイ・ワールドは徐々に終了へと向かっていた。

 進化を止めたことで、世界はその拡張を断念。簪は世界の維持へと移行した。しかしそれも決して長くはなく、肉体を持ったままでの世界維持には限界があった。

 故に、少しでも発動時間を延ばす為、マイ・ワールドの効果範囲を自身の居るハイウェイ周辺に限定していた。

 しかし南東方面の教員部隊は、肉体的にも精神的にも、そして機体のSE残量においても撤退の頃合いが近い。実際、既に楯無たちが撤退した機体の穴埋めを担い始めている。つまりは防衛線が崩壊しかけているということだ。

 非戦闘員の収容は終わったが、これ以上戦局を敵側に傾かせるつもりは、簪には毛頭無かった。

 あの世界だけは、IS学園だけは、何人たりとも土足で踏み荒らすことを許さない。更識簪という、一人の人間として。

 

 その必死さから導き出した答えこそ、敵首領と思しきスコールの撃墜であった。

 そしてスコールの弱体化への近道は、やはり背後のグレイズを片付けることだった。

 

(あとはアイツさえ墜とせば、指揮系統も混乱する筈―――!?)

 

 グレイズ3機を墜とした直後のことだった。ゴールデン・ドーンが、簪の視界から完全に姿を消したのだ。

 有り得ないことだった。これまで全てを知覚していたレッドアイが、敵機を見失うなんて。

 

 だが、少し考えれば解ることだった。

 レッドアイが知覚できるのは、物体や液体に関してはその輪郭までで、中身までは知覚できない。

 そしてここが海上だということ。知らず知らずの内に、海面付近の超低高度まで誘導されたこと。海面もまた、一つの輪郭に過ぎないということ。

 敵を知覚できなかったことへの動揺が、簪の思考を鈍らせたのだ。

 

シュルルルルルガシッ!!

 

 海中から伸びてきたプロミネンスが、打鉄弐式を雁字搦めに包んだ。

 

「しまった!!」

 

《ハァイ、チェックメイトねー》

 

 勝ち誇った表情の女傑が、海中から姿を表した。

 

「クゥッ!!」

 

 ビクとも身体が動かない簪。両腕から放たれた二重のプロミネンスは、打鉄弐式の四肢だけでなく、各機械肢もスラスターもしっかりと押さえていた。

 自由に動かせるのは、一枚の不動岩山のみであった。

 

 尤も、スコールがこれから繰り出す大技の前では、その盾は余りにも頼りないものであった。

 

《熱波で丸焦げにしてやるわ!!》

 

 その怒号と共に、金色のボディが更に山吹色へと輝いていくゴールデン・ドーン。

 

 死の光を放つのだと、簪は本能的に察知した。

 だが少女は諦めない。皆を護るのだと、生きて帰るのだと、これ以上誰も泣かせはしないと。無機質な筈の赤い目に、光沢のようなものを漂わせる。

 

 そうして我武者羅に、春雷を放った。

 

ティウーン!! ドパァン!!

 

 だが、プロミネンスで射角を封じられた春雷がゴールデン・ドーンに当たる筈もなく、ただ海面を蒸発させるだけだった。

 その後も何度も放つが結果は同じで、幾重もの水柱が立つだけだった。

 

 そしてゴールデン・ドーンから、太陽のような光が球体状に広がる。

 

カッ

 

 衝撃波が発砲音と共に伝わり、光が日光よりも眩く人工島とハイウェイを照らした。

 

 

 

 

 

 セシリアはライフルとミサイルを主軸として攻めつつも、MTだけは絶えずグリムゲルデの周囲に浮遊させていた。

 

《良い判断だぜぇ?例え撃てなくても、砲口を向けときゃ相手の意識は分散するからなぁ》

 

 安全圏から眺めるように、スミルはそう褒め称えてきた。

 その賞賛を全くの見当違いだと、セシリアはそう内心で嘲る。

 実際、スミルにそう思わせるのも作戦の内だった。

 

(まだ撃つな・・・もっと、もっと中心に来るまで)

 

 6機のMTで囲める位置へと、悟られないように誘導するセシリア。

 6方向からの一斉照射なら、仮にシールド2枚分のビームは反射できても、残りの4本は通過していく。後は照射したままMTの向きを変えれば、それで相手はSEごと切断される。

 

 そして、グリムゲルデが追尾してくるミサイルを、振り向き様に重機関銃で処理した瞬間だった。

 遂に、丁度その位置へと来た。

 

「死ね」

 

 本日何度目か分からない、うら若き淑女が言い放つ「死ね」。

 だがセシリアは、本日最大にして人生最大の殺意をその単語に込めていた。

 そんな殺意もエネルギーも高密度に集約させた、槍をも超えた光の杭が、グリムゲルデを貫かんと空気を裂いていく。

 

《死ぬか阿呆♪》

 

―――は?

 

 避けられない、完璧な位置とタイミングの筈だった。そう、まるで相手が()()()()()()()かのような。

 セシリアはそこを疑うべきだった。

 MTが一斉照射される直前に、グリムゲルデは直近のMTへと急接近。当然、もう中心にグリムゲルデは居ない為、5本の杭はただ空を貫く。

 直近のMTが放つ1本は、錐揉み回転の要領で回避しつつ、通りすがりにブレードで一閃。MTは黒煙を上げて墜ちていった。

 

(何故気付かれた!?)

 

 もしや誘導が露骨過ぎたか。そう思いながらもセシリアはMTを立て直し、グリムゲルデから引き離す。これ以上、MTを失う訳には行かない。

 

《何でか知りてぇってツラだなぁ。いいぜ♪教えてやんよ》

 

 ラヴィリスへと迫りながら、スミルは憎らしいほど懇切丁寧に解説してきた。

 

《テメェの十八番がビット兵器だってのは見りゃ分かる。そのビットを反射で無効化されたってのに、テメェは不自然なほど冷静だった。挙げ句オレの言葉通り、ライフルとミサイルにアッサリ切り替えやがった。いかにも「踊らされてる」と言いたげにな。奥の手隠してんの見え見えだ♪》

 

 尚もスミルは続ける。

 その鉄仮面の内側が狂笑で歪んでいると思いながらも、セシリアは平静を保った。内心では腸が煮えくり返っていようと。

 

《ビットを除けば、ライフル、ミサイル、ガントレットガン、腰のランチャー以外に武装は見当たらない。んでどれもビットとは違い、テメェという一点方向からしか撃てねぇ代物だ。オレを仕留めるには至らねぇ。後は消去法でビットしかねぇって訳さ♪全方位からその砲口をオレに向けてるとありゃ、高圧縮されたビームでスパっと切断以外にねぇだろ。横薙ぎのビームは両腕のシールドだけじゃ防げねぇからな》

 

 態々見当違いな賞賛をしたのも、セシリアの確信をより強くする為だった。

 

 セシリアとスミル。両者の差は、セシリアが思った以上に開いていた。

 IS乗りとしての技量だけなら、両者に差は無い。機体性能に至っては、ラヴィリスの方が遥かに上だ。

 しかし場数、読み合い、思考誘導、そして判断力に関しては、スミルに絶対の分がある。そこはセシリアも認めるしかない。

 

「・・・本当に良く喋ることで」

 

 だが動じないセシリア。焦りはスターダストを見破られた一時のみであった。

 どんなに相手が強かろうと、今の彼女には関係無い。ただ目標達成へのハードルが上がるだけだ。

 

「今日が貴方の命日だということに、変わりはなくってよ」

 

 英国貴族令嬢。その殺意、揺るがず。

 打つ手がないのなら道連れも辞さないと、そんな捨て身上等の雰囲気を放っていた。

 

 彼女のその様がまた、鳥肌と共にスミルの狂気を底上げする。鋼鉄の内に潜む笑顔は裂けん程に口角が上がっており、身体中を巡る血液は()()()へと集中していく。

 彼は今、絶頂しかけていた。

 

《マジで最っ高だぜお前!!》

 

 凍てつく殺意と、燃えたぎる狂気。消す為の戦いと、愉しむ為の戦い。蒼い機体と、紅い機体。

 しかし、眼前の宿敵しか見えてないその様は、皮肉にも互いに一致していた。

 今まさしく、両者の戦いが人工島内へ移ろうとしていることに、まるで気付く様子がないほどに。

 

 

航空自衛隊 人工島空域到達まで残り5分

 

 

 

 

 

 絶え間なき、バルバトスという白い悪魔からの猛攻。マッドビーストの他に、それを可能にしているのが伸縮自在のテイルブレードであった。

 大振りなグレートメイスを避けたとしても、即座に尻尾が追撃してくる。かと言って防ごうにも、バルバトスの膂力とグレートメイスが組み合わさった一撃は、例えグシオンだろうと体勢が崩れてしまう。そこを尻尾で突かれる。

 上手くシザーシールドでメイスを挟んだとしても、あの超合金の塊を粉砕するには時間が掛かり、その間に尻尾の猛反撃を受ける。そもそもが、機動も一撃も超高速且つ不規則なバルバトスを挟むこと自体、真剣白刃取りを成すに等しい奇跡的所業なのだが。

 正攻法にも搦め手にも使うことができ、自身の隙をも無くし、如何なる連撃にも繋げられる。そのテイルブレードと、後退を知らない三日月・オーガスが組み合わさることで、バルバトスは鬼神の如き強さを発揮する。

 

 グシオンのSEは既に30%程しかなく、自慢の滑腔砲も全て破壊された。フルフェイスマスクの中では、何の警告かも分からないアラートが常に鳴り響き、昭弘の荒い呼吸音と共鳴していた。

 そして昭弘の心に巣食う、思い出と後悔。

 しかし、その間に挟まれた昭弘の心境は、不思議と穏やかなものであった。

 

「ったくよぉ。此処に来なければ・・・皆と出会わなければ」

 

 そう呟きながらも、その表情は優しく笑っていて、どこか誇らしささえ内包しているようだった。敗北が確定しているにも関わらず。

 非戦闘員の収容が完了したことへの安堵とも違った。もしそうなら、とうに昭弘は戦闘を放棄している。

 昭弘にも良く解らなかった。この大切な場所を、護ると決めたら護る。そういう無意識に近い意地が、彼を突き動かしていた。

 

《いい加減しつこいよ昭弘》

 

 しぶとい昭弘に、三日月は舌打ちする。

 昭弘は三日月の強さを人一倍称えているが、三日月もまた昭弘を認めている。あの頃から変わらないそのしぶとさに関しては、特に。

 

「オイオイ、なに今更なこと言ってんだよ。前の世界でもそうだったろうが」

 

 そう言うと、昭弘は身体を大の字にする。

 重装甲モードは使えない。防御力が上がったとしても、機動力が大幅に低下するあの形態では、バルバトスに容易く突破されてしまう。

 故にこの体勢は、昭弘の意思表示に過ぎなかった。学園の守護者としての。

 

 親友のそんな様子を見た三日月は、小さく溜息を吐いた。

 殺さないように努めていたが、もう諦めたようだ。

 

《・・・分かった、じゃあもう殺すよ。こっちも時間無いっぽいし》

 

 その言葉を皮切りに、三日月の殺気がもう一段階上がるのを、昭弘は強く感じ取っていた。

 バルバトスの動きが、大きく変わるであろうことも。何故なら三日月は、未だに足技を繰り出していないからだ。

 そして足技を解禁したということは、「あの武器」の使用をも意味する。

 

(『ヒールバンカー』だな)

 

 バルバトスの踵部に仕込まれているパイルバンカー。バルバトスの脚力も相まって、最大火力の一撃を秘めている。

 もし直撃すれば、グシオンのSE残量的に忽ち戦闘不能へと追い込まれるだろう。

 必然、昭弘の警戒はバルバトスの踵へと集約される。

 

(三日月の技量なら、足技全てにヒールバンカーを繰り出せると思った方がいい。何発撃てるかは分からんが・・・。兎に角、これまで以上にガードに重きを置くしかない。いやそれ以前に、近付かせないことだな)

 

 そう判断した昭弘は、両サブアームにビームミニガンを呼び出す。滑腔砲無しは頼りないが、この2丁で凌ぐしかない。

 同時に、右手にマチェット、左手にシザーシールドを携える。

 

 親友への最後の情けからか、三日月は昭弘の準備を律儀にも待ってくれていた。

 だがそれも一瞬で、昭弘の用意ができたと同時に、早速三日月が仕掛ける。

 

(来る!)

 

ドゥリリリリリリリ!!

 

 直線軌道で襲い来るバルバトスに、昭弘はビームの嵐を送る。可能なら後退しながらの応射は避けたい。人工島は最早、グシオンのすぐ背後まで迫っている。

 昭弘のそんな思考ごと粉砕するように、バルバトスは最小の動きで小刻みな光線を躱していく。やはり、近付かせないのは無理があるようだ。

 

 そして遂にバルバトスは、近接格闘の間合いへ。

 メイスは構えていなかった。宛らレスリングの構えのように、両手を前に突き出していた。昭弘の予想通り。

 

(大方、両手で掴んだ所を、更に前蹴りでズドンってとこだろ?)

 

 好機だった。この瞬間、リーチならマチェットを持つグシオンが有利。

 そうして間合いに入るバルバトス。昭弘は、マチェットを最小の動作で横薙ぎに振るう。これなら、例え下方に避けられたとしても、グシオンの腰に組み付くしかない。そうなれば蹴り技は使えない。

 案の定、しゃがむように避けるバルバトス。組み付きを予想していた昭弘は、マチェットの柄でバルバトスを殴り付けようとする。

 

 しかし、三日月は昭弘の予想を超えた。

 組み付きと見せかけて繰り出したのは、グシオンの土手っ腹へのストレートパンチであった。

 

「グゥッ!」

 

 左手のシザーシールドは間に合わず、衝撃から後退してしまうグシオン。

 すかさず追撃するバルバトスは、一瞬で再度の間合いに入ろうとする。

 前のめりの状態から立て直せていない昭弘は、無我夢中でシザーシールドを構えつつ、ミニガンで応戦するしかなかった。

 うち2発は命中したが、やはりバルバトスの勢いを止めるには至らない。

 

バギャンッ!!!

 

 そして満を持しての、バルバトス渾身の跳び蹴りが炸裂。衝撃と同時にヒールバンカーが放たれ、破壊力が上乗せされる。

 直撃したシザーシールドは軋むような音を立て、グシオンは更に後方へと大きく吹っ飛ばされる。

 

―――!!

 

 漸く昭弘は、三日月の狙いに気付いた。

 その時には、既にIS学園の本校舎が迫っていた。

 

(オレごと人工島へ押し込むつもりか!!)

 

 そうはさせまいと、昭弘は盾を構えたまま懸命に姿勢制御を取ろうとする。

 それすら三日月は読んでいた。

 

ダォン!!

 

 瞬時加速を使い、音速を超えた状態からの、バルバトスの両足によるドロップキック。つまりは、そこから放たれるヒールバンカーも二足分の威力。

 速度と質量と衝撃が、何重にも加算された最大の一撃だった。

 

メキ・・・

 

 絶対の鉄壁であるシザーシールドから、遂にそんな異音が響いた。

 次の瞬間には、グシオンもまた音速に近い速度で校舎へと落下していく。

 どうにか被害を最小限に抑える為、全スラスターの逆噴射で落下速度を落とすが、衝突が回避できないのは明白であった。

 

 対する三日月は容赦も慈悲も無く、落下するであろう地点へと猛追していく。

 

 

ズゥゥン・・・

 

 

 亡国機業エースパイロット、三日月・オーガス。

 IS学園人工島へ一番乗りを果たす。

 

 

航空自衛隊 人工島空域到達まで残り4分




そういえば、三日月って鉄血本編でヒールバンカー使ってましたっけ。すごいうろ覚えです。

多分次で戦闘自体は終結します。
多分。
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