IS~筋肉青年の学園奮闘録~   作:いんの

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第36話 さらば、偽りの日々よ

―――模擬戦後 19:15 学園寮屋上

 

 夜空は雲で覆われているにも関わらず、昭弘は手すりに両肘を掛けながら頭上を仰ぎ見ていた。星が見える訳でもないと言うのに。

 隣で同じ様に手すりに寄りかかる箒も、昭弘に倣う様に顔を上げていた。

 

 此処に来て5分、ずっと2人の間で沈黙が続いていた。それは互いを気遣っている訳でも、ましてや雰囲気を大事にしている訳でもない。何も言葉が浮かんで来ないのだ。2人の心にあるのは、言語にし辛いモヤっとした苦しみだった。

 故に、ただボーッと夜空を眺める事しか出来ない。

 

 しかしそれからまた少し経つと、箒が己の心情をどうにか言葉に変え始めた。尚も曇った夜空を眺めながら。

 

「……試合が終わった後、区画シールドのせいで一夏が千冬さんに何を叫んでいたのか私には分からなかった。だが一夏のあの形相を見れば、何を言っているのか大体予想もついてしまう」

「…私にとって一夏はずっとヒーローだった。どんな時も助けてくれて、笑顔が絶えなくて、真っ直ぐな剣を持っていて。…それらは全部、嘘だったと言うのか?私の愛した一夏は、何もかも偽物だったと…?」

 

 段々と、箒の声が低く震えていった。認めたくないのだろう、知りたくないのだろう。これ以上、今の織斑一夏を。

 

「結局私は、何もアイツの事を理解してなかった。あんなに長く濃密な時間を過ごしてきた筈なのに…」

 

 遂には自身の事まで否定し始める箒。昭弘たちと出会って多少は心が強くなった彼女だが、こう言う所はまだまだらしい。

 負の感情を吐き出し続ける箒を庇う様に、昭弘も自身の至らなさを吐露する。しかしそれは、溜まった感情を言葉に変換する事で鬱憤を晴らす様でもあった。

 

「オレだってそうさ。なんにも…一夏の事を何も解っちゃいなかった。イヤ、解ろうとしなかった。表面上とは言え、オレはいつだって明るくて笑顔の絶えない一夏に、どこか安心していた」

 

 千冬や箒、昭弘だけではない。一夏と関わった、ほぼ全ての人間に言える事であった。

 

 それは一夏が隠し通してきた、ただそれだけが原因じゃあない。

 今に至るまで、誰も『織斑一夏』と言う存在を見ようとしなかったのだ。織斑千冬の弟と言う強力過ぎる肩書きが、既にあったのだから。

 そして、本人も姉らしくあろうと切磋琢磨していたのだ。多少劣っているとは言え、目の前にそんな『千冬の様な存在』が居るのだ。周囲にとっては表面だけで満足だろう、中身など態々知る必要もないだろう。何より、実にその方が都合の良かった事だろう。

 

 ただ楽しければ良い、自分の欲が満たされれば良いと言った、周囲からの強い様で浅い興味。

 周囲の人間を、単なる観察対象としか見なさなかった一夏。

 風が吹けば宙に消える薄紙の様な人間関係そのものが、今の一夏を形作ったのかも知れない。

 

 だがしかし、そうだとすると昭弘も、箒も、セシリアも、鈴音も、シャルルも同類だと言うのだろうか。今の今まで一夏と過ごしてきた時間は、全てが嘘っぱちだったと言うのだろうか。

 強がりなどではない。昭弘には、とてもそうとは言い切れなかった。

 だからこそ箒の憂いを修正する。

 

「…確かにオレたちの知っている一夏は、全部偽物なのかもしれん。けどな…一夏と共に居た時間までは、偽物じゃないとオレは信じたい。何であれ一夏は一夏だ」

 

 自分たちと一夏が過ごした時間。肝心なのは、それを一夏がどう感じていたかだ。恐らくその感情こそが、一夏の「本当」なのだろうから。

 それをどう引き出すかが、解決の糸口になるのか、それとも…。

 

 昭弘が言い放った「一夏は一夏」と言う言葉に感化されたのか、箒は少しだけ調子を取り戻す。

 

「…その通りだな。一夏を信じるとしよう」

 

 

 

「信じて、ずっと待ち続けるつもりなの?」

 

 突如、屋上へと続く出入口の側から高く柔らかい声が響き渡る。

 昭弘と箒が振り向くと、夜闇で見え辛いが金色の髪がテラリと光った。それだけで昭弘と箒は相手が誰なのか把握する。シャルル・デュノアだ。

 現れていきなり物申してきたシャルルに対し、箒と昭弘は余り歓迎ぜずに応対する。

 

「そうだ。友を信じて待ち続ける事の何が悪い?」

 

「強引に説得した所で、一夏が増々苦しむだけだ。どの道、見守って待ち続けるしかない」

 

 二対一となり、シャルルは少しだけ視線を下げる。

 しかし直ちに反論へ転ずる。

 

「…2人はさ、少し優し過ぎるんじゃないかな。一夏に対して」

 

 「優しい」

 箒には、シャルルの言っている事が理解出来なかった。彼女は今まで、一夏に対して常に厳格に接してきたつもりだからだ。

 

 しかし、昭弘は何処か心当たりがあるのか表情をそのままに瞼を閉じる。

 と言うより、シャルルの指摘は間違いなく当たっていた。現に昭弘は、今日まで一夏に対して大きな行動を起こせていない。故に何も言い返せない。

 

 2人の反応に構う事なく、シャルルは続ける。

 

「信じて待った所で、一夏が考えを改める保証なんて無いよ…。彼は今日に至るまで、ずっと織斑先生に執着していたんだよ?…言っちゃ悪いけど「一夏は一夏」だなんて、そんなの奇麗事だよ」

 

「「…」」

 

 昭弘も箒も思わず沈黙してしまう。シャルルの言葉を肯定する訳でもない様だが、否定できるだけの根拠も故もない。

 

 だが箒は尚も食い下がる。それはシャルルが来る直前、昭弘へと言い零す予定の言葉であった。

 

「…私には一夏の気持ちが解るのだ。私も姉の名に翻弄され、自分を見失っている人間の一人だったからな。それが昭弘の言葉や周囲の人間と接する事で、少しずつ少しずつ治っていったんだ。そして今も、完全には治っていない。必ずどこかで姉の幻がチラつくのだ」

 

「だから強引なマネはすべきではない、と?」

 

「………そうだ」

 

 やるせない様に、箒は力無く頷く。

 本意ではないのだろう。一夏をどうにか出来るものなら、今すぐにでも行動に移りたいのだろう。

 だが彼女も又「姉」と言う幻影に囚われた人間だ。自分は差し置いて一夏だけを責める事など、彼女には出来ない。

 

 そんな箒を真似る様に、シャルルも自身の体験を語り出す。

 

「僕だって君と似たようなものだよ。昭弘が居なければ、多分ずっとあのままだった。いいや、昭弘の言葉で僕の意識はガラリと変わった」

 

 箒は今度こそ完全に口を閉じてしまう。

 素直にシャルルの言葉を認めたくない彼女だが、確かに「昭弘」と言う切っ掛けは同じだ。

 結局、同じ切っ掛けでも言葉や相手によっては結果もどうしようもなく変わっていく。箒と一夏、立場が似ているだけで実際は同一人物でも何でもない。ゆっくりと永い時間を掛けようと、箒と同様に治るとは限らないだろう。

 

 箒から反論が来ないのを見計らってか、シャルルは昭弘に向き直る。

 

「昭弘、君だってもう分かっている筈だよ?あの時僕に対して言ったように、一夏にも面と向かって言うしかない。それで今の自分を、現実を、受け入れさせるしかない」

 

 永い時間を掛けるべきか、直ちに考えを改めさせるべきか。

 しかし、昭弘はもうそこまで長く悩みはしなかった。シャルルの言葉で、余計な思案が取っ払われたのだ。

 一夏に対するその場凌ぎの優しさ。その要素を差し引いて考えてみると、やはり自ずと答えは片方に傾いてしまう。もう、大きな行動に出るべきなのだ。本当に一夏の事を想うのなら、一夏が苦しむ時間は短いに越した事はない。

 

 それでも昭弘は未だ「うん」と言えなかった。その原因を解消する為に、昭弘はシャルルに問う。

 

「…何か策はあるのか?正直、今の一夏はもう言葉だけじゃどうにもできないぞ?」

 

 まさか何も考え無しでさっきの啖呵を切った筈も無し。無論の事そう考えていた昭弘は、シャルルの策を先に確認したいのだ。

 

「2人も解っている通り、一夏は剣術では決して織斑先生に勝てない。ISバトルでは尚の事だ。だから先ず、今の戦闘スタイルを捨てさせるべきなんだ。それを一夏本人に解らせる事こそが…」

 

 そこから先はシャルルも考えていないのか、発言が途切れる。

 苦言を呈しようとも思った昭弘だが、口に出したのは今から自分たちがすべき事だった。

 

「…仕方ねぇ、今から3人で考えるぞ。…箒、お前もそれでいいな?」

 

「……ああ」

 

 俯きながら低く少し擦れた声で、箒は同意せざるを得なかった。結局彼女も、一夏に優し過ぎた事を認めるしかなかったのだ。

 一夏のこれからを考えるのに優しさが必要ないと言うのなら、昭弘も箒もその優しさを捨てるしかなかった。

 

 ただ、一つだけ変わらない想いが昭弘と箒にはあった。今までの日々が偽りでも、その日々に別れを告げようと、一夏と過ごした日々は決して彼等の記憶から消える事はない。

 昭弘にとっても箒にとっても、やはり「一夏は一夏」なのだ。

 

 

 

 

 

―――模擬戦後 20:30 寮長室

 

 溜まりに溜まったその日の分の仕事を、どうにか終わらせた千冬。

 寮長室。そこは謂わば千冬の家でもあり、少ないプライベートが許される空間でもあった。

 其処で彼女は、冷蔵庫でじっくりと冷やしていた缶ビールを乱暴に取り出す。強引にステイオンタブへと人差指を捻じ込み、プシュッと空気の抜ける音を確認すると無心で中の液体を口内に放り込む。つまみを合間に於保張る訳でもなく番組を観る訳でもなく、ただ無心に。

 それ故か、思わず嘔吐きたくなる様な気持ちの悪い苦みが彼女の舌を襲う。

 

 それでも千冬はその麦酒を丹念に味わう。その樣はまるで嫌な出来事を忘れようとしている様であり、苦みで己を戒めている様でもある。

 

 

 一夏は千冬にとって自慢の弟だった。正義感が強く情に熱く、家庭的で料理も上手い。そしていつも眩しい笑顔で、姉としての自分を強く慕ってくれている。

 彼女はそれらが全て本物だと信じていたし、真の姉弟愛だと疑わなかった。

 だからか、千冬は未だ夢見心地な気分を拭えなかった。あの憎悪に歪んだ一夏の顔。アレはきっと何かの間違いなのではないか、程度を知らない冗談なのではないのか。

 一夏の姉想いで快活な一面しか知らない千冬に、今の一夏をそう簡単に受け入れられる筈などなかった。

 

 これが、一人の人間である織斑千冬なのだ。ブリュンヒルデなど、所詮は世界が作った幻想に過ぎない。

 そして虚しい事に、こうして一人で居る時、千冬は一番人間らしく居られるのだった。誰も自分と言う存在を見ていないのだから。

 

ピン…ポゥン…

 

 千冬が現実から逃げる様に酒を嗜む最中、控え目なベルが部屋内に響く。

 それにより強引に現実へと引き戻された千冬は、中身が半分程残っている缶を慌てながら冷蔵庫に隠す。

 散らかった部屋を出て応対室を通り抜け、不機嫌そうに壁のモニターを見る。そこに映っている3人の顔を認識すると、千冬はモニター脇の受話器を手に取って力無い声で入室を促した。

 

 

 

 テーブルには良く冷えた麦茶が4つ。片面にはシャルル、もう片面には昭弘と箒が腰掛けており、入口から一番遠い中間面には千冬が座していた。

 昨日の聴取を思い出しているのか、シャルルは気不味そうに千冬から視線を逸らしている。

 

 3人が用件を述べるよりも早く、最初に千冬が弱々しく口を開く。

 

「…あの模擬戦の後だ。何の用かは大方予想が付く」

 

 それを聞いて、やはりと言うべきか最初に答えたのは昭弘だった。

 

「単刀直入に言います。…織斑センセイ、1対多数で模擬戦をしてくれませんか?」

 

 確かに単刀直入だ。

 当然、千冬対生徒多数と言う意味だろう。

 千冬も、どんな理由で相手が誰なのか解らない限りはハイと答える筈が無い。ちゃんと昭弘は訳を話した。順序を追いながら丁寧に、そして正直に。

 千冬に断られた時点で、この作戦は失敗してしまうのだから。

 

「……本当にそれしか方法がないのか?」

 

 草臥れた様子をそのままに千冬はそう確認すると、ずっと黙っていたシャルルが答える。

 

「はい。僕たち3人でずっと案を出し合いながら考えていましたが…多分これが最善だと思います」

 

 しかし千冬は未だに両腕を組み、肩を落として黙ったままだ。その瞳に普段の輝きなど見る影もなく、半透明な膜でも貼ってあるかの様であった。

 

(まだ言うべきじゃなかったかもな)

 

 と、心の中で昭弘は少し後悔してみる。

 千冬は大人であり、昭弘たちの担任だ。どんな時でも生徒からの相談は受けねばならないし、それに対して的確な助言を言い渡さねばならない。

 だが、教師と言う形を保つのにも限界と言うものはある。教師であろうと「何か」があれば表情や仕草、行動にまで些細な変化は現れる。その何かが大きければ大きい程、変化もまた大きく膨れ上がるというもの。

 千冬が最愛の弟の本性を知ってしまったのは、つい3時間程前なのだ。そう簡単に切り替えられる筈がなかった。

 

 だがいつまでもウジウジされると、昭弘たちも困る。状況も決して四の五の言っていられるものではない。

 よってか、昭弘は無慈悲な言葉を掛けざるを得なかった。千冬なら半端な慰めよりも、厳しい叱咤の方がより効果的だろうから。

 

「そろそろ現実を見て下さい。一夏は貴女を憎んでいる。当然、貴女に非がある訳ではないのでしょう。だが問題はそこじゃない。肝心な事は、一夏が織斑センセイをずっと憎んでいたと言う事だけだ。その事実…イヤ、真実をどうか受け入れて頂きたい」

 

 何の脚色も無い昭弘の言葉は、千冬にとって酷く痛烈であった。

 千冬はIS乗りとしての実力は勿論、心もそれに劣らず強靭だ。だがそんな千冬の心でも、昭弘の言葉は受け入れるに余りある痛みが伴った。

 

 千冬はそんな痛みを和らげるかの様に、回答とは関係のない言葉を吐き出し始める。

 茶色い液体に浮かび、キラキラと部屋の照明を反射しながら溶け出す氷へ憐憫の視線を向けながら。

 

「………不思議なものだよな、人間とは。外面と内面を器用に使い分け、心に思った事に様々な脚色をつけ言葉にし、相手にその言葉通り認識させる。それを信じ切った相手は、言葉を放った人間の真意に永遠に気づく事は無い」

「…何だったのだろうな、私の人生は。ただ剣の道を極めたかっただけなのだがな。ただISが好きだっただけなのだがな。人に憎まれるつもりなど、なかったのだがな。……唯一の家族である弟の事を、一番大切に思っていたんだがな」

 

 一見脈絡のないそれらの言葉には、世の中の不条理に対する千冬の悲しみが込められていた。千冬はただ、生きたいように生きているだけなのだ。

 但し生きる千冬を目にした有象無象の人間たちは、一人一人様々な感情を抱く。

 純粋な憧れを抱き、生の感情を前面に押し出す者。安易な打算を思い付き、それを成す為親身に接する者。そして、激しい憎しみに駆られる者。何よりその憎しみに駆られた者が、よりにもよって実の弟だと言う理不尽。

 

 だが一夏に対する憤りの色は、一切見えなかった。千冬の次なる言葉は、それを強く象徴していると言えた。

 

「本当に、楽しい日々だった。一夏にとってそれらの日々が偽りだろうと、私にとっては幸せだった」

「…姉失格だと思われてもいい。何故共に過ごしていた家族の心情が解らなかったのか、とな。…イヤ、解りたくなかったんだろうな。今のままで幸せだから、今の弟が好きだから…」

 

 腑抜けた姉だと、千冬は自分自身を一蹴する。それは悪く言えば自分勝手な、されど切実な感情だった。

 結局の所、千冬も昭弘と同じだったのだ。

 

 しかしそれはあくまでついさっきまでの、何も知らなかった千冬だ。

 その理由を昭弘が答える。まるで昭弘自身にも言い聞かせる様に、彼は敢えて敬語を取り除きながら話す。

 

「だが今のアンタは違う。もう一夏の心情が解っている。そして今この瞬間も、それを受け入れようとしている」

 

 良くも悪くも、知ってしまった以上千冬はもう今までの千冬ではいられない。解っていながらそれでも尚見て見ぬ振りをするのは、千冬が最も忌み嫌う行為の一つだ。

 つまり唯一残った選択肢、「受け入れる」しかないのだ。

 ならば昭弘たち3人への答えは、もう最初から決まっている。

 教師としてでも、ブリュンヒルデとしてでもない。織斑一夏の姉『織斑千冬』として、答えねばならないだろう。

 

ガシッ

 

 突然、千冬は自身の席に置いてあったグラスを割らんばかりに強く鷲掴み、中で静止していた麦茶をゴクゴクと飲み始めた。まるでグラスの中で儚く溶ける憐れな氷を、丸ごと押し潰すかの様に。

 昭弘は細い目を丸くし(自分もやっていた癖に)、箒は口をあんぐりと開き、シャルルは思わず二度見する。

 千冬は茶色い液体を一気に飲み干すと、ゴトンとまた勢い良くグラスを置いた。そしていつもの猛虎の様に鋭い眼光で昭弘を睨むと、ハッキリとした口調で答えた。

 

「引き受けよう。とっとと残りの面子に話を付けてこい。日程は安心しろ。私の権限でアリーナなどいくらでも確保してやる」

 

 今の千冬には迷いも、過去の日々への慈しみも感じられなかった。あるのは、弟の中に潜む「本当」と真正面から向き合うと言う覚悟のみ。罪滅ぼしとか自身への罰だとか、そんなチャチなものではない。

 己の心を互いに曝け出せるのが、家族と言うものだからだ。

 

 

 こうして最後の仕上げに向けてのスタートラインが、切って落とされた。


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