IS~筋肉青年の学園奮闘録~   作:いんの

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臨海学校までの間、日常+ゴーレム回が続きます。

日常回では昭弘と1組生徒たち(+鈴音)が、ゴーレム回では昭弘+楯無+簪+ゴーレムがメインになります。

第2章の文化祭以降は、もう完全に超ドシリアス路線まっしぐらになる予定ですので、今の内に昭弘たちの日常をミッチリ描いておきたいんですよね。


第一章 の5 IS学園~日常~
第41話 席替え~昭弘とセシリア~


―――――6月20日(月)―――――

 

 重い瞼を懸命に上げると、延々と目覚ましが鳴り続けていた事に気付く。鳴って直ぐ目を覚ましたのではなく、目を覚ましたら鳴り続けていた事に嫌な予感を抱きながら時計を恐る恐る覗く。

 

(またやっちまった…)

 

 時計が提示していた時刻は07:44。

 それを視認しどう考えても食堂での朝食時間に間に合わない事を悟った昭弘は、仕方なくカロリーメイトを齧る事にする。

 

 そして流れる様な動作で歯ブラシ、洗顔、着替えを済ませ、鞄を乱雑に引っ掴むと足早に部屋を出る。

 当然、先程まで玄関先に居たであろう箒や一夏たちの姿もそこには無い。

 

(…居心地の良い夢ってのも、それはそれで厄介なもんだな)

 

 そんな感想を心の奥に押し留めながら昭弘は自身がここ最近犯している寝坊と言う愚を、己の潜在意識が生み出したモノのせいにしてみる。

 

 一体どんな夢だったのだろうか。

 

 

 

 どの様な「異」を放っているものだろうと、人間は気付かない内にあっさり慣れてしまうものである。と言うよりも、慣れなければならない。

 究極的には、例え学校の廊下を毎朝コウテイペンギンが列をなして闊歩していようともだ。

 

 しかし待って欲しい、どうやら此処IS学園の廊下には例外が存在するらしい。それは廊下を歩く女子生徒たちの表情を見れば、一目瞭然である。

 

 ただデカイだけではない。通過する度にズシリズシリと伝わる足音、まるで常に臨戦態勢の様な険しい形相、それらを健気にも覆い隠そうとするIS学園の制服。そしてそんな全部が化学反応を起こして出来た様な、異質過ぎる存在感。

 解っていても悪気が無くても、つい振り向いてしまう。そんな少女たちの視線など慣れるまでもなく入学当初から気にしてなかった昭弘は、存在感をそのままに堂々と1組の教室へ赴く。

 

 そしてSHR5分前、教室の扉を破損させないよう意識しながらゆっくりスライドさせると……

 

「おはよう」

 

 と低く短く一言。対して―――

 

「おはよう…って昭弘!何度インターホンを鳴らしたと思っておるのだ!」

 

「おはよう。寝不足なの?」

 

「おはようございます。意識が足りていないのではなくって?全く…」

 

「おはよう。気持ちは解るぞー、だが寝坊助である私より遅いのは頂けないな」

 

「おはよー。欠席かと思ってそわそわしちゃったよ(君が居なきゃ僕の貴重な話し相手が…)」

 

「おはよ~アキヒー」 「おはよーッス!」 「おはよーさん」

 

 挨拶の中に重役出勤に対する指摘を含めてくるクラスメイトへ、昭弘はこう返すしかなかった。

 

「…スマン」

 

 本当に申し訳なさそうな顔であった。根が真面目だからか、昭弘にとって寝坊や遅刻は「恥ずべき行為ランキング」のかなり上位に位置しているようだ。

 

 そうしてどうにか本日も遅刻者が出ない状態で、千冬と真耶を迎える事が出来た1組であった。

 

 

 

「本日の1時限目は「学活」とし、当初の予定通り席替えを行う」

 

 SHRでそんな事を告げられた1組一同は、休み時間を利用して皆やいのやいのと自身の願望をぶつけ合っていた。やれ一夏の隣が良いだの、いいやラウラの隣が良いだの、やっぱりセシリアの隣が良いだのと。

 

 しかし仲睦まじい1組一同でも、唯一危惧する組合せがあった。

 当然、30人以上居る中からその2人が隣同士となる確率は低いと言えよう。それでも絶対と言う保証が無い以上、震える眼を一時その2人にチラリと回すのも無理からぬ事。

 

 

 

 席替えは皆の予想通りくじ引きとなった…等と言う過程はそこまで重要ではなく、問題はその結果にあった。

 どうやら、皆が恐れていた結末は至極あっさりと訪れてしまったようだ。しかも2人が並ぶ座席は最後尾のド真ん中。周囲にとっては中々威圧感が気になる位置だ。こんな残酷な偶然があるだろうか。

 皆、己の喜びも忘れ後方の2人に畏怖の眼差しを送っていた。

 

 そんな中、千冬は今の状況が面白可笑しくて堪らないのか腹筋を固めながらも懸命に爆笑を堪え真顔を貫こうとする。

 同じく真顔のまま座席に着いている、昭弘とセシリアを教壇から見下ろしながら。

 

「…言っておくが意図的じゃないからな?公正なくじ引きの結果だ」

 

「…………………はい」

 

「…………………心得ておりますわ」

 

 千冬が恐らく自分たちに向かって弁明しているのだろうと悟った昭弘とセシリアは、文句の一つも垂れる事なく長い間の後静かに返事をした。

 

 

 

―――休み時間

 

「…お前ら少し大袈裟過ぎだ。誰が隣だろうと別に何も変わらん。勿論、他の奴が隣ならそれに越した事は無かったんだが」

 

「全くですわ。私もそこまでお子様じゃありませんのよ?よりにもよってアルトランドが隣と言うのは誠に残念でなりませんが」

 

 本人を前にして途中から本音駄々漏れな昭弘とセシリアを見て、箒たちは引き釣った笑みを浮かべる。良く言えば互いに遠慮を知らない仲、悪く言えば互いを貶め合う熱湯と冷水と言った所か。

 そんな2人を見て何を思ったのか、ラウラがつい要らぬ口を滑らせてしまう。

 

「なんやかんや仲良いよなお前ら」

 

「「それはない」ですわ」

 

 ラウラの台詞との間を感じさせない程の即答であった。どうやら意地でも認めないつもりらしい。

 呆れるラウラに構う事無く、昭弘は更なる不安を吐露する。

 

「問題は今回の学級活動みたいな、班行動を要される授業だな」

 

「まぁ確かに、昭弘とセシリアの間で意見が真っ二つに割れそうではあるな」

 

 箒がそんな問題点を挙げると、それに答える様にシャルロットが続いた。

 

「折り合いをつけるしかないんじゃないかな?それか、どっちかが書記を務めるとか」

 

「確かにその手もありますが…」

 

 セシリアの心境を理解している昭弘は、代わりに答える。

 

「お互い、一度口論になるとついヒートアップしちまうんだ。書記みたいなサポートに回っても、余計な口を挟むに決まっている」

 

「「「「あぁ…」」」」

 

 確かに2人ならそうなるだろうなと、箒・一夏・ラウラ・シャルロットは納得の声を漏らした。

 

 

 

―――昼休み

 

 先の授業は、IS操縦者保護機能に関してより深い所まで突き詰めた授業であった。

 SEや絶対防御機能との複雑な関係性がややこしかったのか、皆随分と肩が凝った様に見える。

 

 昭弘も例外でないのか、空腹を満たすべく食堂にて親子丼を掻っ込んでいる。

 今回の連れは箒と一夏、それにシャルロットの様だ。箒は普段通り日替わり定食、一夏は自作の弁当、シャルロットはポトフだ。

 

 するとどうした事か、昭弘は急に忙しなく動かしていた箸をピタリと止める。どうやら一夏からの視線に射止められた様だ。

 

「昭弘ってセシリアのどう言う所が嫌いなの?」

 

 一夏のそれは一見急な話の振り方に思えるが、箒とシャルロットも同じ疑問を席替えの時から抱いていた。

 いくら元少年兵と英国貴族とは言え、今日まで互いに競い合ってきた仲なのだ。そろそろ名前で呼び合って良い時期にも思えたのだ。

 

 しかし昭弘は特段考える素振りもせず答える。

 

「正直、別に嫌いな所は無いんだけどな。ただ仲良くなる道理が無いってだけだ」

 

 それは要するに「嫌い」と同義なのではないだろうかと、3人はそう突っ込みたい衝動を心に封じ、昭弘の話の続きに耳を傾ける事にする。

 

「皆知っての通り、オレとアイツは意見の相違で良くぶつかる。んで、どうせぶつかるんなら態々外面を取り繕って仲良くする必要はないって結論に行き着くんだ」

 

 結局の所、そう言った意見の相違も互いの「価値観の違い」から生じるものなのだろう。「淡々と効率性を追求する昭弘」「手間が掛かろうと外聞や礼節を重んじるセシリア」と言った具合に。

 

「つまり昭弘には価値観の相反する相手と、仲良く出来る器用さが無いと言う事か」

 

「…そう言う事だ」

 

 箒にズバリと言い放たれて脂汗を滲ませる昭弘は、溜息混じりに肯定する。

 機に乗じる様に、昭弘は更なる理由を並べる。

 

「大体がな、オレとオルコットが笑顔で仲良くしていたらお前らどう思う?」

 

 一同は少しの間脳内を圧迫すると、頭から捻り出す様に答えた。

 

「不気味だな」

 

「怖いね」

 

「気持ち悪い」

 

「オイ…」

 

 別段、昭弘もわざとセシリアと仲違いを起こしている訳ではない。ただ昭弘にとっても周囲にとっても現状の「昭弘とセシリア」が、一番自然と言うかどこかしっくり来るのだ。

 つまりは、なるようになっているだけなのだ。それも又、繰り返される日常によって生じた産物なのかもしれない。

 

 しかしそれは、昭弘にとって酷く新鮮味を帯びているものでもあった。

 三日月ともオルガとも違う、タカキやライドの様でもない。少なくとも、鉄華団にはセシリアの様な仲間は居なかった。互いの事を悪く言おうと互いの強みを確りと認めている様な、そんな仲間は。

 それは、昭弘にしてみれば全く新しいタイプの仲間とも言えた。

 故に昭弘は―――

 

「だが折角あのオルコットと隣同士だってのに、「何事も無い」のはそれはそれで面白くねぇな」

 

「「「?」」」

 

 不敵に笑いながらそう言い、仲が悪いなりの“挨拶”を考える事にした。昭弘が何を為そうとしているのか、箒たちに予想出来る道理など無く。

 

 

 

―――同時刻

 

「ブッハッハッハ!!昭弘とセシリアが隣同士!?それ絶対織斑先生が仕組んだでしょ!」

 

 場所は変わって本校舎屋上。

 

 セシリアから席替えの話を聞いた鈴音は、可愛らしい八重歯を大きく見せながら持っていた中華まんを握り潰さんばかりに爆笑する。

 偶然とは言え1学年の実力者2トップであり犬猿の仲でもある昭弘とセシリアが低い確率を潜り抜けて隣同士にもなれば、鈴音でなくとも何かしらの勘繰りが働くであろう。

 

 対して、溜め息交じりにセシリアが話を続ける。

 

「…「そろそろ仲良くしろ」と言う、天上からの御告げなのかもしれませんわね。本音だってその方が宜しいのでしょう?」

 

 美味しそうにカレーパンを頬張っていた本音は、話を振られて首を傾げる。

 

「そんな事言ったっけ~?」

 

「言ったではありませんか!入学1週間後くらいに…」

 

「アンタ良くそんな細かい事覚えてるわね…」

 

 どうやらセシリアは、周囲の反応が些か気懸りなようだ。確かに毎度の如く繰り広げている同級生との稚拙な言い争いは、見る者によっては不快感を覚えるだろう。

 

「さっきボーくんが言っていた様に、セッシーとアキヒーは十分仲良いと思うんだけどな~」

 

「そーそ。犬猿の仲って見方を変えれば真向からぶつかり合える仲とも言えるじゃない?アタシ的にはそう言うのちょっと羨ましいかなー」

 

 と言うのが、本音と鈴音の正直な感想であった。

 そう考えると、案外「仲の良さ」と「仲の悪さ」は紙一重な関係なのかもしれない。気を使わないと言うその一点だけは、どちらにも備わっているのだから。

 しかし、あくまでセシリアは昭弘との仲の良さを否定する。

 

「それは貴女方からすればそう見えるのであって、私は奴と仲良くした覚えは一度も御座いませんわ」

「寧ろ奴と仲良く接する事こそ、私の成長を止める一因になりかねません。好敵手と不必要に親しんでは、己の芯がたちまち揺らいでしまうでしょう」

 

 どうやらセシリアは、単なる子供じみた意地を張っている訳ではないらしい。

 好敵手(ライバル)とは即ち超えるべき仮想敵。「負けたくない」と言う思いが強ければ、尚一層超えようと切磋琢磨も出来よう。

 セシリアにとってそんな仮想敵と仲良く接する事は、単なる無駄な行為に過ぎないのだ。

 

「ふ~んそっか~~。じゃあそんなアキヒーと隣同士になっても、今までと何も変わらない?」

 

「仲良く見えるのでしょう?でしたら変わる必要も御座いませんわ」

 

 具のギッシリと詰まったBLTサンドを上品な仕草で小さな口へと運びながら、セシリアは本音の質問にそうきっぱりと答えた。

 

 しかし、セシリアの頭にこびり付いたモヤモヤは晴れなかった。

 好敵手と不必要に親しむ必要はない。それはまるで己の成長の為に、ただ単に昭弘を利用している様にも思えた。決して気分の良いものではない。

 かと言って無理して仲良くする訳にも行かないから、頭がモヤモヤするのだろう。

 

 

 

 

 

 5時限目が始まる迄残り5分を切った頃、セシリアは急ぎ足によって乱れた髪を整えながら授業の準備をする。

 どうやら鈴音たちと長く話し込み過ぎた様だ。

 

 視界の左端で奇行を取る昭弘が映ったのは、丁度その時だった。気になったセシリアは、昭弘を視界の中心に捉えるべく瞳を左方向へチラリと動かす。

 映った昭弘は正面を向いたまま、右拳だけをセシリアの方へ突き出していた。

 

「仲良くは出来ないが…これからも宜しく頼む」

 

 普段の様な感情の読めない仏頂面で、そう彼は一方的に言い放つ。

 拳と拳の衝突による、言葉を介さない意思の疎通。以前鈴音とも同じ行為を交わしたセシリアは、昭弘の思惑を彼女なりに探る。

 

―――…酷く矛盾している。自分も詳しくは解らないが、その行為は友好的な人間との間でしか成立しえないのではないのか?仲良く出来ないと言うのに何故態々

 

 基本的に、右手同士による握手は友好の証だ。そしてこれは国にもよるが、左手同士での握手は相手への敵意や負の感情を表す行為とされている。

 当然、「拳と拳」にもそのような意味合いがあるのかどうかは微妙な所ではあるが。

 

 昭弘の差し出した拳は右手だ。

 しかし昭弘の右席に座しているセシリアが、態々左席の昭弘へ右拳を突き出すとなると不自然な体勢になる。何より「何故自分が振り向いてすらいない昭弘へと態々向き直ってやらねばならないのか」と言った、プライド的問題もあった。

 そしてもう一つは、「仲良くは出来ない」と言う昭弘の発言だ。右手が友好の証だとするのなら、行為と発言がどうにも一致しないように思える。

 

―――ではもし自分が左拳を出したのだとしたら。…右手…左手…仲良くは出来ない…宜しく頼む………!

 

 考え抜いた末、漸く理解したセシリアは小さな笑みを零す。

 位置的にも心理的にも、セシリアが高確率で左拳を出す事は恐らく昭弘も想定していた筈。

 つまりセシリアに敢えて「失礼な左手」で返させる為に、態々姿勢をそのままに右拳だけを突き出した。そう考えれば、昭弘の「仲良くは出来ない」発言にも合点が行く。

 そして「宜しく頼む」と言う言葉。

 

 これらを合わせると、「好敵手(ライバル)」としてこれからも宜しくな」と言う解釈がセシリア的には一番しっくり来る。

 

(…良いでしょう。敢えて左手で、お前と同じ姿勢で拳をお返し致しましょう。お前と私とでは仲良くなど出来ないのだから)

 

 そう思った時には、もう彼女の左拳が昭弘の右拳にコツンと当たっていた。拳でしかもこんな失礼な挨拶を返す等、入学前のセシリアでは考えられない所業だった。

 だが不思議と、頭蓋の内側を満たしていたモヤモヤは晴れていった。

 

「無視されなくて良かった。隣同士そしてお前とじゃなきゃ、こう言う挨拶は出来ないからな」

 

 昭弘にそう言われて、セシリアは僅かに上げていた口角を更に少し上へと釣り上げる。

 昭弘と慣れ合うつもり等無いと言う心は、恐らく変わってはいない。それでも例えどんな形だろうと、挨拶を返さないのは失礼を通り越して非礼だ。

 英国貴族である彼女にとって、それだけは避けねばならないタブーであった。

 

 “挨拶”とは、互いの関係性を再認識する上で重要な行為とも言われている。学校の先生、職場の上司、家族、親戚、そして友人、知人。逆に、通りすがりの何の関係性も無い人間に一々挨拶などしないだろう。

 セシリアも又、昭弘と左右異なる拳を合わせる事で改めて認識出来た。昭弘が「必ず倒したい存在」である事を。

 そしてそれは少なからず彼女を高揚させた。

 

 

 昭弘とセシリア。彼等2人の関係は仲が良いとか悪いとか、好きだとか嫌いだとか、そんな言葉では測り切れないのかもしれない。

 どれ程いってもどんな角度から考察しようと、2人はやはりライバル同士でしかないのだ。正反対な様で何処か似ていて、そして何処までも対等な。

 

 

 

 

 

 ある時代ある組織に、奇妙な2人の青年が居た。名を『三日月・オーガス』『オルガ・イツカ』と言う。

 絶対の信頼と友情以上の何かを持つ2人は、巨大な事を成そうとする時または成し終えた時、決まって互いの拳をぶつけ合った。互いに横並びで同じ景色を眺め、左のオルガが右手を、右の三日月が左手を突き出しながら。

 

 行為そのものに大それた理由は無かった。ただ単に互いを結ぶ絆の確認、それによる安心感・多幸感を得る為だ。

 しかしその行為は2人を何度も暗礁から救い、そして前へ奥へと突き動かす原動力の一部となった。

 

 

 奇しくも此処IS学園に、そんな2人と同じ行為をする2人が現れた。




関係性は全く違うのに、やっている事が何故か三日月&オルガと重なってしまった昭弘とセシリア。そんなお話でした。
何となくですが、視聴者側から観ればオルガが右、三日月が左ってイメージが強かったような気がします(OP然り)。互いの目線に関しては、余り鉄血本編でも定まっていなかった様な気がします(うろ覚え)

次回辺りから、ゴーレム回と日常回が暫く入り乱れるかと思います。「平穏な日常」と「遠方の争い」との間で揺れ動く昭弘を描ければと思います。

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