骨組みは決まっているのに肉付けが難しい、暫くはこんな感じになりそうなので少しペースが落ちそうです。
お知らせ、活動報告の方で忠告があった為、今後ネタやリクエストに当たりそうな内容は活動報告の方へお願い致します。
運営からのアレコレもあるかもしれないので何卒よろしくお願いします。
堅苦しいのはこれくらいにして、一言
峰田はあの相澤先生をして性欲の権化と言われた男、ならば彼の属性力がどれだけ強いのかは……ワカリマスネ?
轟焦凍はあの戦闘訓練の後、変わり始めていた。腹は立つが言っている事は正しい爆豪と、大切な言葉を思い出させてくれたテイルグリーン。
この2人のお陰で自分の過去と向き合った焦凍は母に会いに行き和解を果たした。
とはいえ父の事を許すのはまだ難しく、邪険にあしらうのはいつも通りだったのだが、その父がどこからともなく焦凍とテイルグリーンの仲がそれなりに良い事を知ったらしい。
それなりと言ってもあの後何度か話をしたり(何故か爆豪も突っかかってきたが)アドバイスを貰いにいったり(この時も爆豪はいた)していた位なもので、そんな親密な仲ではないのだが。
だが先日、爆豪と峰田がテイルグリーンと同じツインテールの戦士?とやらになったのを見て何だか胸がモヤモヤしたのは覚えている。
あれからあの三人で何だか話しているのも何度か見かけるのだが妙に不機嫌になるのを焦凍は自覚していた。
この気持ちがなんなのか分からないので、思い切って姉に相談してみたのだが「それは恋ね!恋よ焦凍!!」と言われて、成る程これが恋かと妙に納得してしまった。
自分の血に折り合いをつけた焦凍の成長は著しく、左右の熱と冷気は益々磨きがかかっていった。
ハッキリ言ってクラス最強どころかプロを相手にしても引けを取らない強さだ。
そんな中、いよいよ雄英体育祭が始まる。ニヤニヤとこちらを見る父親がうざすぎたので完全に無視していたのだが、それがまさかあんな事に繋がるとは……この時の俺は考えもしなかった。
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ーーーーいよいよ雄英体育祭の開始だ、まさか僕がこの舞台に立てるようになるなんて考えもしなかったけど、オールマイトからも「頑張りたまえ!応援してるよ!」と言われてしまってはこれはもう全身全霊粉骨砕身で頑張るしかないよね!?
フンスっフンスっと鼻息を荒くする出久の事を周りは微笑ましく見ていたが当然本人は気づいていない、知らぬが花である。
壇上に選手宣誓の為に上がったのは1-A爆豪勝己、かっちゃんだった。
「せんせー、ーーーー俺が一位になる。精々跳ねのいい踏み台になってくれ」
早速やらかしたよかっちゃん……!
1年全体のヘイトがA組に集まる、ここまで煽られて敵意を向けない方が無理な注文である。
第一種目は障害物有りのトライアストロン、選手全員まさかの水着で開始である。
なおテイルギアの使用は許可が降りているので緑谷、爆豪、峰田の三名は既に変身済みである。
テイルギアの無駄な機能で全員スク水姿だが
「ちょっと待て!何で変身したらスク水なんだよっ!?」
流石の爆豪も混乱していた、出久も普段の装甲とかが無いからちょっと不安気だ。
そんな中、峰田は平常運転?なのか周りの水着美少女達に興奮していた。
「んっ、はぁ〜っ……良い、良いぞ!麗しき乙女達が見せる柔肌っ、妾も昂ぶっておるわ!」
文字通り昂ぶっているので周りの男子が前屈みだ、おい峰田程々にしてやれ、放送事故になるから。
かくして第一種目開幕だ!MCはプレゼントマイクでお送りするぜ!
「スタートの音と同時に二つの爆音が生徒達を吹き飛ばしたー!轟と爆豪の両名だ!爆豪は強化された個性のブースター、轟は左右の個性で一気に冷却した空気を熱して爆発させたのか!?凄え速さだな!
両者共に水泳だと言うのに爆風で水面を翔ぶ翔ぶぅ!
ミッドナイト!あれありなん!?「個性使用有りだから有りよ!」だそうです!
遅れて生徒達が泳ぎ出す中、次に飛び出したのはテイルグリーンと蛙吹、八百万だ!グリーンは腰のブースターを使って高速で泳ぎ、蛙吹は個性が個性なので水中では独壇場だな、八百万は小型のゴムボートを創造した上でエンジンを取り付けているぜ!
そして何気に瀬呂がそのボートに個性のテープを貼り付けて便乗しているうううう!」
トップ陣営はこんな感じで続々と水泳エリアを突破していく。
「さぁ続いて自転車ロードレースエリア!ここでトップに躍り出たのは八百万だー!?支給されている自転車をあっという間に魔改造し、とんでも速度で先頭にいた轟、爆豪両名を抜き去っていったぞ!
ここでまさかのロープエリア!曲芸師染みた走りが出来ねぇと突破出来ねぇぞ!?
ちなみに落下した場合でも下に衝撃完全吸収の網が張られており安心設計、その場合は崖にあるコースを登って行くしかない!
そこは流石のヒーロー科、抜群のバランス感覚を見せ過半数が難なく突破していくな!落ちた者も根性で崖コースを駆け上がっているぜ!
そしていよいよ最後のコース、長距離走だ!セメントス先生のご協力で作られた超アスレチックコースだー!?
凄えなコレ!?アスレチックつぅより摩天楼じゃねえか!?
さぁここでまた追い上げて来たのは爆豪、轟の両名だー!コイツら凄えな!?爆豪はまだ個性的に分かるが轟の個性でここまで機動力出せるとかどんだけ鍛えたんだ!」
「イレイザーお前のクラスどーなってんの、凄すぎだろアレ」
「俺が教えた訳じゃねぇよ、アイツらが個人で努力した結果だろ」
「さぁ、摩天楼コースを独走する2人、一体どっちがゴールを……!?おーっと!ここで番狂わせだー!?飯田選手峰田選手をお姫様抱っこしながら爆走!爆豪、轟の両名を追い上げる!どーした飯田!?」
「ありゃー峰田の魅了にやられてるな、目が正気じゃねぇ」
「妾の魅力に掛かれば、堅物委員長なぞ掌の上よ、ぬっひょっひょっひょっひょっ♪」
実際目がハートになった飯田は普段の限界以上の加速を見せている。恐らく今までのコースもそれぞれ向いてる生徒を魅了して上位陣に食らいついていたのだろう。
「汚ねぇええええええええっ!?純情男子の心を弄ぶ魔性の女だな!……あれ、イレイザーあいつ確か男だった「それ以上は言うな」あー……飯田どんまい!何はともあれレースも終盤!このまま三者独走なるかー!?」
トップの三人(四人)は既にゴールが見える位置に居た、だからこそ油断があったのかもしれない。誰もがその存在を意識から外していた、だが選手達よ忘れてはいまいか?彼女はキミらよりも遥かに早くヒーローの世界に飛び込み研鑽し続けていたという事実を!
「なっ、何がおきたー!?ここでテイルグリーンことミロリア・イジューク一気にトップに並んだー!?」
この摩天楼エリアは障害物が多すぎる為、爆豪、轟の両名は爆発による加速を最低限に控えていた。だがテイルグリーンは一切速度を緩めなかったのだ。
まるで雷の如く直角にカーブを続けながらの全力飛行、はたから見ても明らかに無茶なその軌道を出久は特に気負う事なく完遂してみせた。
災害救助の時は一刻を争う、そしてそれはこういう場所も数多くあり、助ける為に出久は身体で障害物の中で全力飛行する術を覚えたのである。
今回は更にブースターによる加速で益々早くなっている為、一気に追い上げが出来た訳だ。
四名(五)名が並び、ゴールへと迫る。全員負けるつもりはないと個性を全開にして加速する。そして決着は……
「ゴーーーーーッル!!やはり来た!しかし誰もが予想だにしなかったに違いない!可憐な姿でも心は既に立派なヒーロー!テイルグリーン一着だああああああっ!!」
こうして出久は見事に一位を勝ち取ってみせた。
ただし次の騎馬戦で他が600位なのに10000とかいう馬鹿みたいなポイントを割り振られて追われる身となるのであった。
この後、むっちゃ騎馬戦する筈だったのだが
騎馬の上でグレープの魅了が炸裂したので、馬が全滅して試合にならずインターバルを挟んで別の種目に変更される事となった。
峰田君のボインはまさにマップ兵器!サイフラッシュみたいに敵味方識別機能はないから悲惨だね!!
そんな訳でそれぞれおもいおもいに休息を取っていた時の事である。轟が爆豪と出久と何やら話したかと思うと人気のない所へと移動していったのだ。
これには1-A一同気になってしまい、仲良く尾行する流れとなったのである。チームワークは大事だからね!どんな事であれ
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「悪いな、こんな時に、でも今だからこそお前らには話しておきたくてな」
爆豪、出久を前に轟は語り始める「個性婚、知ってるよな?」己の過去を、ルーツを。
万年2位の父がオールマイトを超える為だけに、個性をより強化する為だけに産まれてきたのが自分だと言うこと、母はその為に母の親族から買収された様なものだという事、そしてその母が父の所為でおかしくなり自分の顔に煮え湯を掛けた事、全て話した。
父を完全に否定したいが為に母の個性だけでNo.1ヒーローになろうとしていて、その昏い思いを爆豪が叩き壊して、出久が溶かしてくれたという事を、轟は静かな口調で全て吐き出した。
「そんなことが……あの、轟君、なんて言ったらいいか」
「けっ、だからどうしたってんだ。俺相手に舐めプが出来ると思った時点でお前は半端もんだぜ」
「かっちゃ、爆豪君!こんな時位そういう事言うのやめようよ!」
「うっ、何だよそいつが手ぇ抜くのが悪いんだろーが!俺達ゃ全力でヒーロー目指してんだ!それを半分しか力を使わないでNO1ヒーローになろうとしてる時点で烏滸がましいんだよ!そんな軽いもんじゃねぇだろうが!No.1は!?」
「そうかもだけど、轟君の事情を聴いたら少しは何か解るでしょ!?そんなんだからヴィランみたいだとか言われちゃうんだよ!?分かってるのかっちゃん!」
「だー!?かっちゃん言うな!?あの馬鹿デクを思い出してイライラするわぁっ!!」
「大体かっちゃんはいつも乱暴なんだからっ!少しは人の気持ちもっ……」
「何でお前にそこまで言われなくちゃ……」
何故かヒートアップしてしまった2人を見て轟の心は苛ついていた。
ーーーーコイツら人の前でイチャつきやがって、というか爆豪、お前近いぞ、もっと離れろ。
「むっ、焦凍!ここにいたのか探したぞ!」
No.2ヒーロー、エンデヴァー。轟父が突然現れーーーー
「ほぅ、君がテイルグリーンか、どうだ?焦凍の嫁に来んか?焦凍も君の事を好いているようだし君の個性が焦凍の個性と合わされば更に高みn「吹き飛べ糞親父がぁあああああああっ!!?」ぬおおおおおおおっ!?」
右手に冷気を、左手に熱気を貯めそれを両手で潰す様に合成し、未知の何かを錬成した轟はそれをそのまま父目掛けてぶっ放した。
閃光が父を、会場の壁ごと吹き飛ばし、放物線を描いて何処かへ消えていった。
「えっ、と、あのーそのー……轟君、ごめんなさい。」
轟焦凍、告白すらしていないのに振られるのであった。
焦凍の明日はどっちだ!
メラ!ヒャド!メドローア!!
轟を最初に見た時ダイ大やんと思ったのは私だけではないはず
キサマハ、フレイザード!生きていたのか!