緑谷出久君はテイルグリーン   作:7564

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俺ツイからあの彼が友情出演です。
数いるエレメリアンの中でも特に強烈な印象を我々に与えたあの戦士がやってきました。


テイルグリーン、現在公開出来る情報

フォースリボンを武器にするだけのツインテール属性がないため胸にある十字架型の装置がテイルレッドやテイルブルーの武器にあたる装備となる。

名称はジャスティスブレスト、正義のおっぱいである。

出久君のお母さん子供の頃は美人でグラマラスだからね、きっと色々深層心理で属性力が育っていたに違いない。


恐怖!紳士であろうとしてるだけで変態なのか・・・それがヴィランの限界なのか・・・!?

「うわぁーっ!?ヴィランだぁー!?」

 

突如、平和な街に震撼が走る!

そのヴィラン、威風堂々!鋭い嘴!王者の風格!

鷹の如き鋭い視線は逃げ行く人々の尻を捉えて離さない!

 

え・・・尻・・・だと?

 

「ふんっ、どいつもこいつもなんと弛んだ尻なことよ、やはり私の目に適う尻など、彼女位なものということか!」

 

そう言いつつも気に入った形の尻を見つければそれが男であれ女であれ瞬く間に背後に回り込み尻に顔を埋めていく!

 

その振る舞い、変態の所業!鬼畜の所業!!まさにヴィラン!!!

 

「フハハハッ!とはいえソレはソレ、コレはコレよ!彼女のあの美しい尻にこの顔を埋めるまで、トレーニングと洒落こもうではないか!」

 

人々は切望する。ヒーローよ早く駆けつけてくれと、あの悪鬼羅刹を止めてくれと!

かくして、その願いは聞き届けられた!

助けを呼ぶ声があればそれがどんなに小さなものでも、どんな場所でも駆けつけるNo.1ヒーローが認める新時代のヒーローの象徴たる次世代のヒロインが!

 

「そこまでだっ!ヴィラン!」

 

大空より軽やかに地面に下り立つ現代の天使、ツインテールの戦士にしてヒーローの理想を体現する少女!

 

「皆さん!もう、大丈夫!僕が来ました!」

 

テイルグリーンだ・・・!テイルグリーンが来てくれた!

 

逃げ惑っていた人々の脚が止まりその可憐な乙女に誰もが視線を向けた。

どこまでも凛とした表情に、風にたなびくエメラルドグリーンの透きとおるような美しいツインテール!

そして何よりも夢が沢山詰まったその豊満な胸!

 

「出久、気をつけろ。コイツは今までのヴィランとは違う!何かヤバイ予感がする!」

 

腕輪からテイルレッドの忠告が入り、出久は気を引き締め直す。

 

「油断大敵ってヤツだね、最初から全力で行こう!」

 

確かに目の前のヴィランからは只者ではない空気を感じる。

肌が粟立つような、それでいてゾワゾワくるような。

そもそも正面にいる筈なのになんか異様にお尻に視線を感じる・・・!?

 

「・・・うつくしい・・・」

 

「・・・へっ?」

 

緊張走る場に、突如ヴィランがボソリと呟きながらブワッと涙を流す。

その姿はまさに感極まると表現するしかなく、あまりの無防備さに出久は逆に動けなくなった。

結論から言うとこの時に倒しておくべきだったのだ・・・

やはり緑谷少年もまだまだ甘いということか

まだまだ彼は自分がどういう目で見られていて、そして遂にはこういう救い難い人種に狙われる事になるなど予想だにしていなかったのだ。

 

「頼むっ!テイルグリーンよ!キミの尻を触らせてくれっ!」

 

「えっ!?し、しり・・・?お尻!?」

 

「やっぱりか・・・気をつけろ出久!コイツから凄まじい属性力を感じる!」

 

ヴィランの突然の狂言に咄嗟にお尻を手で隠すテイルグリーンにテイルレッドから緊迫した警告が届く。

それは一瞬の間のことだった、目を逸らしたり等していないのにいつの間に背後を取られていた!

 

「なっ!?いつの間に!?」

 

瞬く間にテイルグリーンの背後をとり、その上でヴィランがとった行動は仰向けに寝転んで超ローアングルからテイルグリーンのそのプリッとしたお尻を鑑賞することだった!

 

「うむ!やはり画面越しとは比較にならぬ!なんと美しい尻かっ!「きゃああああああああ!!?変態いいいいいいいっ!?」グボッハアアアアアッ!?」

 

あまりにも無遠慮かつ変態的なお尻をネットリと舐め回すような視線に、テイルグリーンは黄色い悲鳴を上げながらヴィラン目掛けて本気のストンピングをかました。

 

我々の業界ではご褒美です!ありがとうございます!

 

普段ならば公共物に被害が出ないように活動している出久の気遣い0の本気のストンピングはヴィランの頭越しに道路に亀裂が走る程の威力だった。

あわやヴィランの頭部は潰れたトマトのようになるかと思いきや、ピンピンとした様子でケロリと立ち上がった。

 

「ふふふ、素晴らしい尻の動きだったぞテイルグリーンよ・・・ももから尻にかけての肉があまるそのムチっとした美しいラインよ・・・流石は私の見込んだ尻の女神!」

 

出久は戦慄した、全力の攻撃が効かなかったことにではない、あまりの変態性に全力で引いた。

 

「くっ、やはり紳士であろうとしてるだけで変態なのか・・・それがヴィランの限界なのかっ・・・!?」

 

悲痛な声で腕輪からテイルレッドが叫ぶ、違うそうじゃない。

 

「いいや、私はヴィランの限界を超える!!両立させてみせるとも・・・!紳士であれ!変態であれ!キミのその美しい双つの尻肉のように!!」

 

そのなにもかもを脱ぎ去った魂の叫びにテイルレッドとテイルグリーンの2人は圧倒された。

 

「くっ・・・志だけは崇高だ!」

 

「結局ただの変態じゃないかああああああ!?もうやだっお家に帰るううううううううっ、お母さああああんっ!?」

 

哀れ、緑谷少年恐怖のあまり幼児退行してしまう。

 

「ふっ・・・怯えることはない少女よ、キミはただ私にその尻を委ねてくれればいい、1時間・・・いや三十分でいい!その尻に顔を埋めてハスハスさせてくれたまえ!」

 

まさかのDOGEZAである、そのDOGEZAまでの動きのなんと流麗なことよ!

空を優雅に飛ぶ鷲の王者の風格漂うDOGEZA!!

そしてチラリと期待を込めた目でこちらを見るヴィラン。

 

「ふっ・・・なんだその変態を見るような目は!」

 

ご指摘の通りなんですが・・・

 

「最早辛抱堪らん!キミがその尻を私に委ねないと言うのならば、私はヴィランとして、紳士として!その尻を堪能させてもらおう・・・!」

 

その時、市民達に衝撃走る。

オレ達のグリーンちゃんがあんな変態に辱めを受けてしまう・・・だと!?

若干期待の眼差しがこもっていることにはこの緊急事態故に目を瞑ろう、しかしこのままではテイルグリーンは為す術も無く敗北を喫してしまうのか・・・!

 

「ワ〜タ〜シ〜が〜・・・!」

 

男性陣の誰もがこれから起こるであろうことに胸を躍らせていたその時、遥か彼方から土煙と共に声がする!

その特徴的な髪型、その見間違う筈のない画風が違う顔!

最近、黄金時代を超える勢いで活躍を増している我等の永遠のNo.1ヒーロー!

 

「通勤がてら駆けつけた!ミズーリスマッシュ!」

 

「ば、バカな!貴様はオールマイっ、グハァッ!?」

 

電光石火一閃、意識外からの神速の手刀がヴィランの意識を鮮やかに切って落とす。

 

「ふっ・・・弟子の危機に駆けつけたという訳か・・・貴様の尻もまた、なんと美しいことよ・・・カフッ」

 

「ヴィランに褒められても嬉しくはないが、賞賛は有難く受け取っておこう。」

 

No.1ヒーローオールマイト、テイルグリーンの師匠がやってきた!

 

「お゛おおおおる、ま゛まま、い゛いいいい、どぉぉぉぉっ!?ありがとうございます怖かったですううううううううううう!!!」

 

テイルグリーンちゃんオールマイトの腰に抱きついてのガチ号泣である。

無理もあるまい・・・彼女にあのヴィランは早すぎたのだ・・・というか誰でも相手にしたくないだろう、だって良い尻なら男女見境ないからね!

 

そして緑谷少年よ、今の君が抱きつくと胸が凄くて男性は色々と大変なことになってしまうぞ!

 

「んっ、こほんっ、落ち着きたまえ、グリーン君!ヴィランにはああいうタイプもいるのだと教えなかった私も悪かったが、ヒーローとしてヴィランに怯えて逃げようとするなどあってはならないことだ。今後気をつけるように」

 

内心無理もナイヨナー、私も一撃で倒せなかったら多分逃げるなーとか思いながらも一師匠としてヒーローの心構えをしっかりと教授する。

ヒーローよ恐るることなかれ、恐怖を踏破してこそのヒーローよ!

 

プルスウルトラ!更に向こうへ!

 

「・・・ハイ、スイマセン・・・」

 

憧れの人に叱責されて、この世の終わりの様に落ち込むテイルグリーンにワタワタとしながら慰め続けて、2人は一緒に雄英高校へと向かう!

 

 

 

 

 

 

 

###############

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テイルグリーン敗北の危機から数日後、雄英高校の正門前には今日も今日とて沢山マスコミが張り込んでいた。

彼等はかのオールマイトと、そして今大人気の次世代のヒロインテイルグリーンのどんな小さなネタでもいいから誰も知らない秘密を探ろうと通学中の学生達を1人1人捕まえてはちょっと強引なインタビューを行っていた。

 

---オールマイトは授業でどんな感じですか?それとテイルグリーンについても何か気になった点があればお聞かせ願いたいのですが?

 

「えっ!?いや、僕は普通科なのでオールマイトの授業は、受けてませんし、テイルグリーンには興味がないんで!僕、今日日直なので、しっ、失礼します!(テイルグリーンが僕だなんてバレたら大変だ!すいません、インタビュー頑張って・・・いや、頑張らないで下さい!本当お願いします!)」

 

緑谷少年、挙動不審でインタビューから逃走。

 

---テイルグリーンがオールマイトの弟子としてどのように雄英高校で活躍してるのか教えてっ!

 

「えー?なんかアタシグリーンちゃんに避けられてるからあんまりお話聞けないんだよねー、すみませんお役に立てなくて」

 

葉隠女子、情報不足の為インタビューならず

 

---オールマイトの弟子発言からの好調子について何か気づいたことはありまんか?

 

「さぁな、教壇じゃ割と普通だし、ただまぁ、父親みたいな目で時々見てることはあったかな・・・」

 

轟少年、どこか羨ましそうな目で語る。

 

---オールマイっ・・・あれ!?キミあのヘドロ事件の時の!テイルグリーンのおっぱいに顔を埋めておデコにキスしてもらってファンクラブから抹殺対象になってるっていう!

 

「ヤメロっ」

 

爆豪少年、歯軋りしながらインタビュー拒否。

ちょっと頬赤くなってたそうな

 

---オールまっ

 

「ハイハイ、今日は彼もその弟子も非番だ、とっとと帰った帰った」

 

---ちょっ、インタビューをっ、ってアナタ小汚っ!?

 

その後、1年A組では学級委員が決められて飯田天哉が他票を貰って就任したらしい。

緑谷少年は雄英高校学食の中で隣の席で朗らかに談笑する1年A組の面々に多少の羨望の視線を向けていたが、正体がバレる訳にもいかないので今日も今日とてぼっち飯だ。

そもそもヒーロー科の女子は揃いも揃ってハイレベルなので、ただでさえ女子に免疫のない出久には荷が勝ちすぎた。

 

いや、キミ鏡を見ろ変身してから

 

この後、警報が鳴り響きひと騒動あるのだが、これが僕にとって真の意味で洗礼の始まりなんだと

この時の僕は知るよしもなかった・・・

 

 

次回、緑谷少年を理不尽な暴力が襲う。比喩抜きで

 




次回ちょびっとシリアスなんじゃ、テイルグリーンの必殺技が精神ダメージなのもそのためなんじゃ
女の子が酷い目に合うのが苦手な人はお気をつけて
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