海の波の音が今日も心地よい音色を奏でている
そんな平和な時間を送りながら俺は椅子に体を預けた。
ここは呉鎮守府
俺の鎮守府は今日も平和だ
バーン!、と扉の開く音がする
「提督?今日の秘書官は私、ビスマルクよ!」
「もっと静かに入ってこれんのかお前は…」
きょ、今日も鎮守府は多分平和だ…
こいつ、ビスマルクを建造したのはつい最近だ。
長い間レーベに大型建造を引かせたかいがあったってもんよ
長い間引き続けた大型建造でビスマルクが来た時のうれしさと言ったらそれは半端なかった。そして最初にあった時の落胆も半端なかった…
「提督…もうお昼よ?お腹がすいたのだけれど…」
書類を片付けているとそんなことを言ってくる。
「まぁまぁ、あと少しで終わるからちょっと待ってておくれ」
「この戦艦ビスマルクを放置するの!?」
「少しぐらい待てやゴラァ!?」
「じゃああと10分程で片付けて頂戴」
10分か…それくらいあれば終わるかな?
「提督~まだなの?」
「まだ2分もたっとらんわ!」
仕事を片付けた俺はビスマルクを連れて昼食を取りに来た。普段は自分の部屋でカップ麺などを食ってすますのだがな…
「あら提督さん!食堂にいらっしゃるなんて珍しいですね!」
この方は間宮さん。いつも艦娘たちの食事を作ってくれている。このお方には頭が上がりません。いつも伊良子ちゃんと一緒にここで笑顔を見せてくれる癒しの存在だ。
「こいつがカップ焼きそばじゃヤダっていうんだよ」
俺はビスマルクの頭を鷲掴みにしながらそう言う。
「だってインスタント食品はお肌に悪いじゃないっ!」
「上手けりゃなんだっていいんだよ!」
いいじゃないかインスタントだって、うまいじゃん。
「提督?今日は何になさりますか?」
「おう、じゃあ…鯖の味噌煮で頼む。」
「ビスマルクちゃんは?」
「私は…ヘルシーカレーでお願い。」
「かしこまりました。」
間宮が厨房に入っていく。さて、席に着くか!
「ビスマルク、ちょっと空いてる席探してきてくんない?」
「イヤよ、なんで私が?」
「探してこないとアイス奢ってやんないぞ…?」
ピクリとビスマルクの肩が揺れる。
わかりやすい反応だなぁ…
「…探してくればいいんでしょ!?仕方ないわね!」
チョロイな。
さてと、俺は自販機でジュースでも買ってくるか。
ガコンッ
俺は取り出し口からサイダーを取り出す。
すると、ビスマルクが俺を呼びに来た。どうやら席を見つけた様子だ。こいつも結構有能なんだけどなぁ…お嬢様気質なところを抜けばだが。
「提督?席見つけたわよ?あ、私コーラがいいわ。」
「ジュースくらい自分で買え。」
「ケチね!いいじゃないっ!」
仕方ねぇな…俺は財布から小銭を取り出しビスマルクに渡す。。こいつは金持ってるくせにやたらとたかってくる。いい加減自分で買いなさいよ…
「ん~、間宮さんの作る飯はやっぱうまいなぁ~」
これこれ、おふくろの味的なこの感じ。超うまい
「提督?あなたこの後の予定は?」
「予定?多分なんもないと思うけど…」
俺は腕時計を見る。2時か。ちょっと今日は執務を片付けるのに時間がかかったからなぁ…。主にこいつのせいなのだが!
「飯食い終わったら午後は自由にしてていいぞ」
「じゃあ私はプリンツのところにいってくるわ」
「はいよ~」
この後俺はしっかりとアイスを奢らされた。ビスマルクは颯爽と食堂から出ていった。戦闘とか演習の時は見違える位にかっこいいのになぁ…。俺は心底残念に思った。
午後8時
いつものように自分の部屋でカップ麺を食って夕食を済まそうとしている俺を暴力的な音が襲う。そのうち扉壊れるんじゃね?壊れたら修繕費こいつに払ってもらおっと
「だから静かに開けろや」
「提督!お腹がすいたわ!」
こいつは赤ちゃんなのか?毎回毎回俺のところに来るなよ…
「自分で食堂に食いに行けや」
なぜ毎回俺のところに来るのか…
「わかってるわよ!だから来たんじゃない」
「はい?」
どういう言うことかわからない俺にビスマルクは言う。
「もちろん提督に奢ってもらうのよ!」
「自分で買えよおおおお」
夜の鎮守府に提督の声が響く。今日も鎮守府は平和だ。
自分の自己満足小説ですので拙い文章ですがこれからも書いていくつもりです。
もし、気に入ってくださった方がいらっしゃるなら次回を気長に待っていてもらえれば幸いです。誤字・脱字があった場合はやさしく笑って許してやってください。米はもういりません。どなたか海苔を分けてください。