今回は本編というより,プロローグです!とりあえずよろしくお願いします!!
昔々のお話……
魔界にとても美しい王女様,神綺様がいました。
彼女は『幻想郷』という所にお忍びに行った時,人間のある男性に心を奪われ,王女のお母さん…すなわち『お妃様』に反対されながらもなんとか説得し,2人は魔界の王女と王になれたのです。
そして神綺様はその後,父親譲りの金髪の双子の子供を授かりましたが,少し問題がありました。
普通,魔界人と人間は結ばれてはいけないもので,もし結ばれてしまったら双子の子の場合…
どちらかは青い目の…魔界の血を多く引いた子,
黄色い目の…人間の血を多く引いた子が生まれてしまうのだが,その子は…
『寿命』があるということだ。
魔界人は不老不死でもないが,よっぽどのことがなければ死に至ることはないのだが。
そしてもう1つ…かなり差別を受けやすいということだ。
王女と王は自分たちのせいで…と悲しみましたが、そのことを配慮し,城で双子を大切に育てることにしました。
人間の血を多く引いた方の少女…分かりにくいので『黄色い目の少女』と呼んでおこう。
その子のデメリットは魔法は最低限しか使えず,空を飛ぶことも練習すればなんとかなるか?というぐらい。すなわち戦闘に使うような,強い魔法は絶対に使えないということだ。
メリットは,人間のように体力がとても多いということだろう。
魔界の血を多く引いた方の少女…こちらは『青い目の少女』とでも呼ぼう。
その子のデメリットは,体力があまり無いということだ。魔力で回復出来るとしても魔力を膨大に使ってしまうことだ。
メリットは,練習をあまりしなくても,簡単な魔法は出来てしまうし,記憶力が良いということだろう。
そんないろいろな違いがある双子だが,とても仲が良かったのが救いでした。
……そして気づけば双子は8歳になっていました。無事にどちらも元気に成長しました。
そしてとうとう生まれた時に渡された魔導書『虹色の書』を使う本格的な魔法勉強が始まった。
王女と王は,『2人の結婚を許した代わりに魔法の教育はお妃がする。』という約束をお妃様としていたので双子の教育はお妃様がしていました。
特に人間の血を多く引く『黄色い目の少女』には差別もこめて厳しく教育していました。
そんな『黄色い目の少女』のことを2人は心配していましたが,お妃様に『黄色い目の子にも優しくしてほしい』なんてことを言えない分,魔法の勉強以外の時は家族みんなでたくさんお話をしたり遊んだりしていました。
……そんな王女と王の気持ちを知っていたのか『黄色い目の少女』は2人に心配かけないようにいつもニコニコしていたのですが,密かに部屋で助けを求め1人で泣いていることを王女と王は知らぬまま時は過ぎていった……
そしてある日『ある事件』が起きたのです。
それは魔界人の人間への差別が大きくなって,魔界から人間を追い出すという動きだった。
それを裏で動かしていたのがなんとお妃様ということにショックした2人は悲しみにくれました。
『何故そんなことをしたのか。』
そんな2人の質問に王妃は答えることもなく,王…いや人間を追い出すことにしたのだが,一応,魔界人の血が流れているから,魔界に残しておこうとしていた,『黄色い目の少女』は,
「魔界に…自分の居場所なんてない!」
といい幻想郷へ父親と戻ることにしました。
もちろんお妃様は反対したが,父親が講義しなんとか幻想郷へ帰らすことを許可されました。
王女は大切な王と『黄色い目の少女』を失うことを知り,部屋に閉じこもってしまいました。
だから別れの時は,見張りのために来たお妃様と『青い目の少女』だけだった。
『青い目の少女』はもう二度と父親と『黄色い目の少女』に会えないこと受け入れられず,ずっと泣いていました。
それを見て,とうとう『黄色い目の少女』と王も泣いてしまいましたが,王は辛いので先に幻想郷へのドアを開け行ってしまいました。
残された『黄色い目の少女』は
泣きながら大好きな『青い目の少女』に言いました。
『いままで、ありがとう──』
と……。
*続く*
プロローグを見てくださりありがとうございました!本編作り頑張ります……!