俺と元有名人の学生活。   作:あきこま

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(この作品では)二年と二か月ぶりでございます。あきこまなる者でございます。

時間がある限り更新をしていこうかと、筆ならぬキーボードに手を置いておりまする。

こんな私の作品で暇をつぶすことができたのなら幸いでございます。

今回はタイトルの通りあのお方です。

それではどうぞ。


プロローグ 第5話 いやちょっとパン屋に用がですね?

「眠い」

 

「ひ、比企谷君寝ないでよぉ」

 

時は高校一年生の今4限、数学の授業中である。 俺はその授業を…全力で寝る気だった。 だが隣の席である松原花音なる者に阻止されそうになっていた。 あ、わかりました花音さんですね?名前で呼ぶのでその黒いオーラ閉まってください!!

俺が授業を寝ようとすると必ずと言っていいほど安眠妨害する輩が三名ほどいる。一人は先ほども少し触れた松原花音。最近名前で呼ぶように脅されている(正確には黒いオーラが出る)。

二人目は後ろの席の風紀委員長である氷川紗夜。もうとにかく真面目、寝ようもんなら次の休み時間は丸々説教でつぶれる始末。

そして三人目…は触れなくていいや。  斜め前からの圧が強くなった気がするが気にしたら負け。

 

なんとか花音がひたすら耳打ちしてドキドキさせてくるので数学は起きてた、が授業内容なんて頭にないからまったく意味がないのである。

 

「まったくあなたという人は、どうして数学の時だけこうも寝たがるのですか?」

「俺は悪くない、社会が…悪……」

「ちょっと!なぜ寝るのですか!まだ話は終わってないじゃないですか!!」

 

「ご、ごめんね?紗夜ちゃん。少しだけ寝かせてあげて?」

「花音がずっと囁きプレイをするから起きざるを得なかったのよね?」

「ち、千聖ちゃん!」

 

 

「松原さんも白鷺さんも彼に甘すぎです!近い将来困るのは彼なんですよ!?

「でももしそうなれば貴方は助けに入るのでしょう?紗夜ちゃん?」

「当然です!大切な友人なんですから!」

 

 

この三人、俺がまだ眠りに入ってないことに気づいてないのか。マジ恥ずかしいから勘弁してほしい。

 

「で、さっきから耳を真っ赤にして寝たふり決め込んでる策士はどこのどなたかしら?」

 

「「「えっ!??(げっ)」」」

 

「比企谷さん!あなたって人は!」

 

紗夜さんが激おこなので退散。幸いにも今は昼休み、だしなんとかなる…と思う。

 

逃げてたどり着いた先は食堂、ちょうど今日は愛妹弁当がないため丁度いい。何か買ってベストプレイスへ向かおう。

今日はこの学校初の実戦らしい近所のパン屋によるパン販売が行われていた。

 

コロッケパン、焼きそばパンと茶色の物ばかり選んでしまった。でも俺は悪くない、うまいパンが悪い。

 

他に何かあるかと見ていると俺は驚きの出会いをした。

 

「MAXコーヒーパン…だと?」

 

一時期販売してるのを見たが一回も買えずに終わった作品を…こんなところで見れるなんて。

 

「おいしいですよねMAXコーヒー。私も偶に飲んでるんですよ」

 

そう言ってレジから声をかけてくれた少女は、小町と同じ中学校の制服を着ていた。

「そうか!あのコーヒーの良さがわかるか!中学生なのに珍しい」

「実はこのパン、私が無理言ってお父さんにメニュー化してもらったんです、うちの地域にはこのパンないなと思って」

 

「お前…すげぇいい奴か。よし三個くれ」

「ありがとうございます!一緒にうちの店のポイントカードお渡ししますね、いつでも来れるように!」

 

すげぇいい笑顔でちゃっかりしてやがる、この子侮れないわ…。

「あ、あとウサギのパン二つくれ」

「結構買いますね…すべて一人で食べるんですか?」

 

「いや、さっき怒らせたら怖い奴怒らせたからそいつの謝罪用とお礼用だ」

「あはは…うちとしてはありがたいですけどね」

 

「山吹ベーカリーか、妹がよく話題に出すんだよ。俺が食うのは初めてだが」

「妹さんは今いくつなんですか?」

「多分お前と同じ中学の2年だ」

「あ、そうだったんですね!お名前うかがっても?」

「比企谷だ、比企谷小町」

 

「あー!生徒会の!聞いて納得です!確かにアホ毛が似てますね」

「うん、確かに似てるね、そこ以外出てこなかったのは悲しいけどね」

「一番の特徴ですからね。面識あるので今度言っておきますね」

 

「そうか、妹をよろしく頼むな」

 

思わず、その少女の頭を撫でてしまった。

 

「ふふ、弟と妹を撫でることはあっても撫でられることはないから新鮮ですね」

「!!す、すまん!つい小町にやる癖で…」

 

「大丈夫ですよ!結構気持ちいい撫で方されましたし。申し遅れましたね、山吹沙綾!中学三年生です!今後ともよろしくお願いします!先輩!」

「おう、比企谷八幡だ。小町ともども世話になる」

「はい!またお待ちしてます!」

 

 

うん、パン屋の少女属性強いな。これは並みの男子すぐに落ちるぞ。

 

そう思いながらベストプレイスに行く前に教室に行ってパンを渡そうと戻った。

 

「あ、ひ、比企谷君お帰り!」

「会わなかったの?」

 

「誰に?」バンッ!

 

「ひーきーがーやーさーんー!?」

 

 

忘れてた、こいつ今怒ってたわ…。

 

 

 

 

その後、白鷺と氷川にMAXコーヒーパン、松原…花音さんですねわかりましたって!。ウサギのパンを渡してそそくさとベストプレイスへ向かい、いつも頑張っているテニス部の戸塚へもう一個のウサギのパンを差し入れて一緒に昼食を食べた。

 

で教室に戻ったら何故か氷川の携帯には俺が山吹を撫でてる写真と戸塚と仲良くお昼を食べてる所の写真があり、追及されましたとさ。

 

ちゃっかり後者の写真は後々貰ったとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




「私の出番なさすぎないかしら?主役よね?」

「ここでメタい発言しないでいただいていいですかね?!?」


ちなみに、戸塚は中学時代からの友達設定です。
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