戦士開眼シンフォギアゴースト   作:メンツコアラ

40 / 90
 どうも。最近、学園祭の後、すぐに中間テストでてんてこ舞い状態のメンツコアラです。
 皆さんはいかがお過ごしですか?
 今回はそれほど時間があった訳ではないので短めです。
 それではどうぞ。


決闘! あの塔の下で!

 時間は少し遡り、武瑠がドクター・ウェルと戦っている時、リディアンでは音楽コンサートが行われていた。

 生徒会が可能な限り願いを叶えてくれる、という報酬にかなりの出場者がいた中、その中で最も素晴らしい功績を残していたのはクリスだった。

 

 両親の遺伝か。それともシンフォギア装者だからか。彼女の歌声はコンサートホールにいた大多数の人々を魅了し、虜にした。

 結果は一位。その結果に誰もが満足し、優勝がクリスにに決まる。

 

 ───そう思われた時だった。

 

 このコンサートに乱入参加者が現れた。あのシンフォギア装者の二人、暁 切歌と月読 調だ。

 

「・・・優勝は頂く」

 

「いっちょやったるデスッ!」 

 

 この二人もシンフォギア装者。その歌はクリスに負けるとも劣らず、多くの心を震わせた。

 これは結果が変わるか? そう思われながら採点結果を待っていた時だった。

 突然、二人がステージから退場する。その時の顔に浮かんでいたのは焦りと不安。二人はそそくさとコンサートホールを離れていった。

 

 響たちは慌てて二人を追い、校門の少し手前で追い付いた。

 対峙する6人。

 そんなとき、切歌が

 

「決闘デスッ! 然るべき決闘を申し込むのデスッ!」

 

「決闘って、どうして・・・だって、会えば戦わなくちゃいけないって訳でもないわけでしょッ!? なのに・・・」

 

「・・・決闘の時間は此方が告げる。その時、貴方たちが持つ聖遺物と眼魂を貰う」

 

 そう言って、調は切歌の手を引いて離れようとした。だが、途中で足を止め、響にあることを問い掛けた。

 

「・・・立花 響、もう一度聞く。

 ・・・あなたは何の為に戦っているの?」

 

「えッ!? わ、わたしは困ってる皆を助けるために・・・」

 

「・・・よかった。変わってないみたいで。・・・お蔭で、全力で潰せる」

 

 怒りの籠った調の声音に響は一歩だげ引き下がった。

 クリスが逆に、

 『じゃあ、お前らが戦う理由は何なんだッ!』

 と問い掛けた。

 それに対して、調はたった一言。

 

「・・・正義では守れないものを守るため」

 

 その言葉を残し、調たちは去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、時は現在に戻し、二課が仮本部としている潜水艦内ではその決闘についての報告を響たちがしていた。

 

「そうか。そんな事が・・・」

 

「しかし、彼女たちはどうやって告げるつもりなのでしょうか?」

 

「恐らくはソロモンの杖、もしくはシンフォギアを使ってだろうな。それ以上に分かりやすいものはないだろう」

 

 弦十郎たちが予測を立てている中、その場にいたクリスは中をキョロキョロを見渡している。

 

「どうした、雪音? 何をキョロキョロとしている?」

 

「なあ、武瑠の奴は・・・ここには居ないのか?」

 

「・・・実は了子くんから連絡があってな。学園祭中にノイズの反応があってな。武瑠くんはその対処に向かい、ドクター・ウェルと交戦した」

 

「な───ッ!? 司令、何でその事を私たちに黙っていたのですかッ!?」

 

「本人からの希望だ。せめて、今日だけでも休んでほしいとのことだ。勿論、本人は無事だ。現場を見た武瑠くんの報告によると、その場にはノイズによって殺られた人の残骸と何かしらの生活の痕跡があったらしい。彼女たちがそこを拠点にしていたのは確かだろう」

 

 弦十郎の言葉に響たちは安心する。しかし、クリスは違った。

 

(何で・・・何で、アイツは一人で・・・何であたしを頼ってくれなかったんだよ・・・)

 

(ん・・・?)

 

 そんな彼女の思い詰めた表情に気づいた翼。彼女を心配し、声をかけようとするが、突然仮本部の艦内にノイズの出現を知らせるサイレンが鳴り響いた。

 

「ノイズの発生パターンを検知ッ!」

 

「位置特定・・・こ、ここは───ッ!?」

 

「どうしたッ!?」

 

「ノイズの発生ポイントが東京番外地、特別指定封鎖区域───」

 

「カ・ディンギル址地だとッ!?」

 

 『カ・ディンギル』。フィーネが月を穿つために創った、あの塔の下での決闘。彼女たちにとって、これほどおあつらえ向きの舞台はないだろう。

 

「司令ッ!」

 

「ああ。響くんたちは即座に出撃をッ! 藤尭、天空寺くんに連絡を───」

 

「その必要はねえ」

 

「え、クリスちゃん?」

 

「アイツはもう戦ったんだろ? だったら、あとはあたしらの仕事だ」

 

「しかしだな・・・」

 

「とにかく、アイツには連絡しなくていい。行くぞ、お前らッ!」

 

「ちょッ!? クリスちゃんッ!」

 

 クリスが司令室を離れ、響たちはそのあとを追う。

 四人が居なくなった後、藤尭は連絡するかどうか問い掛ける。

 弦十郎は深くため息を付き、連絡を取るように指示を出した。

 

 

 





 かなり短めですが、今回はここで終了です。
 次回はもう少し長めに、そして早めに投稿できるようにします。

 しかし、Youtubeでもうすぐ『仮面ライダーカブト』が終わりますね。次回は電王か・・・。
 ISとベストマッチするのは『SSSS.GLIDMAN』と『仮面ライダー電王』のどっちでしょう?


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。