1ヶ月近く放置してしまいましたッ! なのにお気に入りを解除せず、待ってくださった登録者の方ッ! また、1ヶ月も更新を待ってくださった読者の方ッ! 大変ありがとうございますッ!
これからはGEEDもシンフォギアゴーストもちゃんと投稿できるように頑張りますッ!
それでは、OP『BLOODY STREAM』からスタートですッ!
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私の名前は小日向 未来。
大切な友達を助けるために、仮面ライダーネクロムになって皆と一緒に戦っている。
了子さんから教えられた響の胸のガングニールの侵食。そして、亀裂が出来始める武瑠とクリスの絆。
全部を守る。そう誓って仮面ライダーになったのに……。
私はどうすればいいの……?
響の胸の中にあるガングニールの暴走から約2日。その間に目が覚めた響は普通に学校に通っていたしかし、それはいつもの光景とは言えなかった。
「響、大丈夫?」
「心配しすぎだよ、未来。平気、へっちゃらだって」
そう言って、笑顔を見せる響だが、その顔には少しだけ疲れの色が出ていた。聖遺物の暴走による身体的な疲労はまだ抜けきれていなかった。
無茶をしている響の姿に、未来は胸の奥が締め付けられるような感覚を覚える。
しかし、未来を悩ませる根元はもうひとつあった。
「あ、武瑠ッ! おっはよーッ!」
「……おはよ」
「あれ? クリスちゃんは? 一緒じゃないの?」
同じ場所に住んでいるからという理由で、よく一緒に登校していた武瑠とクリス。しかし、今日の武瑠の隣にはクリスの姿がなかった。響はクリスが何処にいるか聞くが、武瑠は知らないの一点張り。
あの日以来、武瑠とクリスの間には見えない溝のようなものができていた。
(どうしてこうなったんだろ……)
歩きながら、しかし、響たちに悟られないようにしながら学園に向かう未来。
十数分後。自分の下駄箱を開けた未来は、その中に一通の手紙が入っていることに気づいた。気になった未来はその場で手紙を開く。
次の瞬間、未来の顔が険しくなった。
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放課後───
「ねぇ。今日さ、ふらわーに行かない?」
「いいねッ! ビッキーたちも一緒に───あれ? ビッキー。他の二人はどうしたの?」
「それが……未来、学校が終わるとすぐに何処か行っちゃって。武瑠が何か心配だからって探しに行ってるんだ」
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ゴウンゴウン、と機械独特の音がそこら辺に響いている、とある工場地。そこはかつて響が初めてシンフォギアを纏った場所だった。
そこに一人の少女が足を運んでいた。
未来だ。彼女はキョロキョロと誰かを探すように辺りを見渡していた。
「……何処にいるのッ! 呼んだのはそっちなんだから、顔を見せたらッ!」
工場地帯に未来の声が響き渡った。そして、
「───時間通りの到着ですね」
カツンッ、と乾いた音が響き渡り、建物の影からセレナが姿を現した。
対峙し、互いを睨み合う二人。
「セレナ・カデンツァナ・イヴ……」
「知っていますか? ここはかつて、立花 響が初めてシンフォギアを纏った場所。
それは新たなシンフォギア装者の誕生した瞬間であり、同時に立花 響という融合症例が生まれた瞬間でもあります」
「そういうのはどうでもいいの。それよりも、この手紙はどういうこと?」
未来は自分の下駄箱に入っていた手紙をセレナに見せつけるように取り出す。その手紙に書かれていた内容はこうだ。
『小日向 未来殿
今日の××時、もう一つの紙に記載した場所に来られよ。互いの求める物を賭けて決闘を申し込む。
セレナ・カデンツァナ・イヴ』
「言葉通りの意味ですよ。本当は分かっているんでしょう?」
そう言ってセレナが取り出したのは響たちシンフォギア装者が持つシンフォギアのペンダントだった。
それが一体何のペンダントなのか。未来はすぐに分かった。
「
「はい。今、あなた達が最も欲しているものです」
「……何であなたがそれを知っているの?」
「さあ? 御想像にお任せします。
それで、あなたは持ってきたんですか? それが何なのか、言わなくても分かりますよね?」
セレナに言われ、未来は懐から小さな巾着袋を取り出した。その中には未来が持つ英雄眼魂、つまりはダ・ヴィンチ、北斎、ナイチンゲールの眼魂が入っていた。
それを確認したセレナはペンダントをしまい、ゴーストドライバーを装着し、新たにスペクター眼魂を取り出した。未来も英雄眼魂をしまい、メガウルオウダーを装着。そして、スカートのポケットからネクロム眼魂を取り出した。
《スタンバイ…》
互いに眼魂のスイッチを押し、セレナはベルトに、未来はメガウルオウダーに装填する。
互いの変身装置から飛び出すパーカーゴースト。青い亡霊と翠の死霊が空中でぶつかり合う。
「戦いを始める前に聞きます。貴女は眼魂を集めて何を叶えたいのですか?」
「……そんなの、大切な幼馴染みを、武瑠を助けるために決まってるッ!」
「(武瑠? 天空寺 武瑠のことで間違いないだろうけど……どうやら、私たちの知らない何かがあるみたい)……そうですか。しかし、私にも譲れないものはあります」
二人は変身のトリガーを押した。
「「───変身ッ!」」
《カイガン! スペクター!
レディゴー! 覚悟!
ド・キ・ド・キ! ゴースト!》
《テンガン!ネクロム!
メガウルオウド!
クラッシュザインベーダー!》
二人の体をトランジェントが包み込み、その上から各々のパーカーゴーストが纏われ、セレナは仮面ライダースペクターに、未来は仮面ライダーネクロムとなる。
二人はフードを脱ぎ、互いに構える。
ほんの僅か。しかし、数時間にも感じさせる沈黙。
その時、何処からともなくサイレンが鳴った。
次の瞬間、ネクロムが駆け出し、パンチをくり出した。しかし、その拳はスペクターに難なくいなされてしまう。
なら───ッ!、とネクロムは攻撃を蹴りも加えたラッシュに切り替える。
洗礼された鋭い連擊。しかし、それもスペクターに当たることは無かった。さらには次の攻撃に移る際のほんの僅かな隙をついて、ネクロムの腹に強烈なパンチをくらわせた。
腹に受けたダメージに、ネクロムは数歩後退する。
そんな彼女に対してスペクターはわざとらしく手招きし、ネクロムを挑発した。まるで『もっと本気を出したら?』とでも言いたげに。
「───なら、これはどうッ!」
ネクロムはガンガンキャッチャーを召喚し、スペクターに振るう。だがしかし、スペクターもガンガンハンドを召喚。その攻撃も軽々と防がれてしまった。
ネクロムは負けじとガンガンキャッチャーを振るう。だが、気を張りすぎたせいか、大振りになってしまう。それをスペクターはガンガンハンドを変形させながら素早く避け、ネクロムの無防備な背中に銃弾を浴びせた。
コンクリートの地面を転がるネクロム。ほんの僅かの戦闘だが、それでもスペクターに与えられたダメージが大きい。
「そろそろ諦めてはどうですか? あなたでは私に勝てません」
「───バカに、しないでッ! まだ、終わってないッ!」
立ち上がったネクロムは懐からダ・ヴィンチ眼魂を取り出す。それを見たスペクターは自身もフウマ眼魂を取り出してゴーストチェンジする。
《テンガン!ダ・ヴィンチ!
メガウルオウド!
アメイジングジーニアス!》
《カイガン!フウマ!
忍の教え!風魔の誉れ!》
ダ・ヴィンチ魂となったネクロムとフウマ魂となったスペクター。
ネクロムは左腕の全戦局対応型万能籠手を起動させ、スペクターはガンガンハンドと同じように召喚した携帯に変形できるヘビ型ガジェット『コブラケータイ』を合体させ、『ガンガンハンド 鎌モード』を構える。
「ファイアッ!」
ネクロムの籠手から協力な火炎放射が放たれる。
スペクターはガンガンハンドを回転させ、迫る炎を防ぐ。
ネクロムはそれを見て『まだ足りない』、と火力を上げた。徐々に圧させるスペクター。ネクロムはトドメと言わんばかりにオーバーヒート寸前まで火力を上げる。
その炎の量は膨大。ネクロムの視界では、スペクターが炎に包まれていく。
勝ったッ!、と自身の勝利を確信するネクロム。
───だがしかし、その考えは甘かった。
《ダイカイガン!》
「───ッ!?」
背後から聞こえた音に振り返るネクロム。そこには、既に鎌を構えたスペクターの姿があった。
《オメガファング!》
エネルギーを纏った鎌の刃はダ・ヴィンチゴーストの防御を突き破り、ネクロム自身に多大なダメージを与えた。
切りつけられたネクロムは変身が解除され、メガウルオウダーからダ・ヴィンチ眼魂が排出される。
地面に倒れる未来。
スペクターは地面に落ちたダ・ヴィンチ眼魂を拾い、ボロボロになった未来を見下ろした。
「ノイズしか相手をしてこなかった貴方が私に勝てるわけないじゃないですか」
「…………ッ」
悔しいがスペクターの言うことに反論できない未来。しかし、
「(だからって……だからって諦めないッ!)眼魂が無いと、武瑠が生き返れないッ!」
「───ッ!? それはどういう───」
「あなたに教えるつもりはないッ!」
未来はメガウルオウダーを装着しながらスペクターに駆け出す。
『往生際の悪い』。そう思ったスペクターは鎌を未来に振るう。それは威嚇のつもりだった。避けられるスピードで鎌を振るっている。しかし、
(───ッ!? なんで避けないのッ!?)
全く避けようとしない未来。そんな彼女に鎌の刃が迫る。
───ガギンッ!、と乾いた音が響き渡った。その音源は、未来の左腕に装着されたメガウルオウダーだった。
「な───ッ!?」
自身の力の根元とも言える変身アイテムを防御に使ったことに驚きを隠せないスペクター。その怯んだ隙に、未来はスペクターに手を伸ばした。
二人の影が一瞬だけ交差する。
スペクターの横を通りすぎ、躓いて転ぶ未来。彼女の手には、青い眼魂が握られていた。
「なッ、いつの間にッ!?」
スペクターが驚いている隙に駆け出す未来。しかし、すぐに追い付かれてしまい、スペクターに眼魂の持つ腕を捕まれてしまう。
「ぐぅッ……」
「さあ、腕を折られたくなかったら眼魂を離しなさい」
腕を掴む手に力を籠めるスペクター。今にも手放しそうになるが、未来は絶対に眼魂を手離しはしなかった。
(これが希望なんだ……皆を助けるための、最後の希望なんだッ!)
「しつこいですねッ! そんなに折られて欲しいなら、そうしてあげま───」
───そのときだった。
「───折らせぬぞ」
「───ッ!?」
スペクターが気づいた時には遅く、未来を掴む腕に強烈な衝撃が走った。その衝撃のせいで未来を離してしまい、すぐさま距離をとった。
一方の未来はバランスを崩し、体が傾いてしまう。しかし、地面とキスすることはなかった。
「遅いよ……武瑠……」
「すまん。来るのが遅れてしまった」
ボロボロになった未来を優しく抱き上げるリ・ショブン魂となったゴースト。
スペクターは『待てッ!』、と止めようとするが、ゴーストが放った威圧に足がすくんでしまう。
「……今は仲間がピンチな状態のため、貴様の相手をする暇はない。
───だがしかし、次会った時は容赦しないぞ」
そう言って、ゴーストはその場から音もたてずに消えていった。
●●●●●●●●●
未来とセレナの決闘から数十分後。
大天空寺の地下にある医務室では響と未来が寝かされていた。
その扉の前では翼、クリス、了子、弦十郎の四人が集まっていた。
「……響くんが向こうのシンフォギア装者と戦っていた時に、そんなことがあったのか」
「おかげでメガウルオウダーは大破。一応、魔術師に修理を頼んでおいたけど、しばらくは戦闘に参加できないわ。それは響ちゃんも同じ。まさか、絶唱のコンビネーションアーツで相手の絶唱のダメージを自分が背負うなんて……」
「……私ではまだ、力不足と言うのか……ッ」
ガンッ、と翼が壁を殴り付ける。
その気持ちはこの場にいる誰もが同じだ。だがしかし、
「……一番ツレェのは武瑠だ。あの二人ともっとも繋がりが強いのがアイツなんだから」
その武瑠は現在、医務室の中で眠る二人を見守っている。
「今のあたしらに出来るのは、あいつらにこれ以上の思いをさせないようにすることだけだ」
「それは恋する乙女の言葉かしら?」
「……どうとでも言え」
何時もならすぐに顔を赤くして否定するクリスの今の反応に、了子も溜め息を吐いた。
一方、医務室の中では武瑠、響、未来。そして、医務室の主、ナイチンゲールがいた。
「普段なら叩き出しますが、今回は特例です」
「すいません。ナイチンゲールさん」
「私は自分のすべきことをしたまでです。……彼女たちと一緒にいるべきは貴方ですから」
それでは、と退室していくナイチンゲール。
武瑠は並べられたベッドの間に座り、眠る二人の手をそっと握った。
そのときだった。眠っていたはずの未来が瞳を開ける。
「───ッ! 未来ッ!」
「たけ、る……ひび、き、は……?」
「大丈夫だ。響も一緒にいる。安心しろ」
未来の視線が隣のベッドの上で眠る響に移る。心配そうに見る彼女に、武瑠は優しく『大丈夫だよ』と言った。
「武瑠……これ……」
未来はナイチンゲールが治療していたときも離さなかったそれを……スペクターから奪い取った眼魂を武瑠に渡した。
「これって……」
「ごめ、んね……ダ、ヴィンチ、さんの…取られ、ちゃった……ごめん、ね……」
「謝ることないよ……未来が謝ることなんて、何一つ……」
「でも……でも……」
ポロポロと未来の瞳から滴が流れ落ちる。
そんな未来に対して、武瑠は彼女の手を少しだけ強く握った。
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仮面ライダーゴースト:オレ眼魂、闘魂ブースト眼魂
ムサシ眼魂
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仮面ライダーネクロム:ネクロム眼魂
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仮面ライダースペクター:スペクター眼魂
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フウマ眼魂
???眼魂
はい。
それではここまでです。
次回は出来る限り早く投稿できるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願い致します。
最後に、遅くなってしまいましたが、
新年、明けましておめでとうございます。