幻想日記   作:青柳龍

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どうも、青柳龍です。久しぶりの投稿になります。
今回、私が挑戦するのが東方Projectの二次創作です。
とは言っても、原作未体験のにわかファンですしタグにも書いたように独自解釈や戦闘シーンでは独自の表現になるかも知れませんのでご理解の程よろしくお願いします。なお、ここは違うよとゆう意見があれば是非ご意見の程よろしくお願いします。
それでは、幻想日記、始まり始まり。


魅惑異変の章
第一話 幻想郷へ(前編)


第一話 幻想郷へ

 

ガタンゴトンガタンゴトンと俺が乗る電車が動いている中、俺は窓から見える田んぼを始めとした田舎の風景を見ていた。

(懐かしいな、5年前と全然変わって無いな)

そう思っていると、電車の車内アナウンスが鳴った。

「次は、東方村。東方村。出口は右側です」

俺は荷物を持つと席を立った。

東方村とは東京都の中でも小さな村で知っている人はほとんどいない辺境の地だ。そんな所になぜ俺が降りるのか。それは、ここに住む伯父であり、あの有名な陰陽師、安倍晴明の末裔である土御門総司(つちみかどそうじ)に呼ばれたからだ。

俺の名前は安倍晴竜。今年、大学に入学した18歳だ。

俺が無人駅から出ると辺り一面の田んぼが出迎えた。俺は総司おじさん(俺はそう呼んでいる)の住む屋敷へと歩き始めた。安倍晴明の末裔である土御門家は京都に本家を置いているが、日本の中心が東京に移ると土御門家は本家と、分家からの二家族を東京へと送った。それが、総司おじさんの家系の家と俺の家系である安倍家だった。まぁ、安倍家は都心部へと移ったが、土御門家はここ、東方村へ来たのだった。

土御門家の屋敷まであと少しまで差し掛かったとき、右手に何段もある階段があった。階段の横には東方神社と書かれているのぼりがあった。俺は、何故か気になり神社に寄り道する事にした。長い階段を登りきるとそこには塗装の剥がれた鳥居やボロボロになった神社があった。一応草刈りはされているようで、雑草などは生えていなかったが利用する人はいないのは明らかだった。しかし、俺は何故か不思議な感覚を感じ、境内の中をちょっと歩いてみた。しかし、原因は分からず諦めて俺は階段を降り、総司おじさんの屋敷へと再び歩き始めた。

やっと、屋敷の前に着き、呼び鈴を鳴らすと中からお手伝いさんのおばあさんが出てきた。俺はお手伝いさんに案内され、広間に座った。その時丁度総司おじさんがやってきた。

「久しぶりだね晴竜」

「久しぶりです。総司おじさん」

総司おじさんは挨拶しながら俺の前に座った。するとお手伝いさんがお茶を持って来た。俺はお構い無くと言った。

「遠い所ありがとう」

「いえ、大丈夫です」

「大変だっただろう?着いたら電話してくれれば私か、おばばが迎えに行ったのに」

おばばとはさっきのお手伝いさんの事だ。俺はいえいえと首を振った。

「久しぶりだったので歩いて見たかったんです」

「そうだったんだ。そっか、もう5年も経つのか。時の流れは早いね」

「そうですね」

総司おじさんには微笑むと色々と聞いてきた。

「どうだい?大学の方は慣れた?」

「いえ、全然慣れません」

「最初はそうだろうね」

「大学が予想以上に大変でしかも、知らない人ばかりなので…」

「確かに大変だね」

「まぁ、それはそれで楽なんですけどね」

俺はそこまで話すと、お茶を一口飲んた。すると総司おじさんが俺が湯呑みを置くのを待って、聞いてきた。

「ところで…源弥(げんや)兄さんは帰って来たかい?」

「いえ、まだ帰って来てません…」

「そうか、まだ帰って来て無いんだ。全く何処で何をしているのか」

総司おじさんはそう言うと溜息を着いた。俺はただ、苦笑いをしてはいと答えた。

安倍源弥。俺の父さんにして、安倍家の当主だ。俺の母は俺を生んで直ぐに亡くなってしまい、父さんは一人で俺を育てた。しかし、5年前に俺をここに預けると居なくなってしまった。それで、俺はまだ13歳で安倍家の当主になった。(だから、俺は今まで実家で暮らしていた)そして、総司おじさんが父さんの事を源弥兄さんと呼ぶ理由は、俺の母が本家の娘。すなわち、総司おじさんの姉だったから。

長い溜息を着いていた総司おじさんが咳払いをすると姿勢を正した。俺も釣られて姿勢を正すと総司おじさんは話し始めた。

「さて、本題に入ろう。晴竜、君を呼んだのは他でも無い。頼みがあるからなんだ」

「頼み?」

「そう。でも、話す前に見てもらい物があるんだ。ちょっと待ってて」

そう言うと総司おじさんは立ち上がり広間を出て行った。そして数分後、本のような物を一冊持ってきて、俺に渡した。題名は〔幻想日記〕と書かれていた。

「何ですかこれ?」

俺が尋ねると、総司おじさんは逆に聞いてきた。

「晴竜。幻想郷って知っているかい?」

「幻想郷?何ですかそれ?」

「幻想郷っていうのはこの日本にある郷で人はもちろん妖怪、妖精そして神が住んでいる別世界の郷なんだ」

「別世界?」

「まぁ、別世界と言っても陸続きでただ結界が張られているだけなんだけどね」

「なるほど。でも、何で幻想郷の事を?頼み事って幻想郷と関係あるんですか?」

「そうなんだ。晴竜、君が持っているその本の名前の下に作者の名前が書かれているから読んでご覧」

俺は言われた通り、題名の下にある作者の名前を見ると、そこには安倍源弥と書かれていた。

「えっ!?これって、まさか!?」

「そう。これを書いたのは源弥兄さん。つまり、源弥兄さんは行ったんだその幻想郷という場所にそれも何回も」

俺は驚いて固まった。まさか、父さんが別世界である幻想郷へ行ってたなんて。しかも1回でなく何回も。

「じゃあ、父さんが時々留守にしてたのって」

「そう。幻想郷へ行ってたからなんだ」

「そうだったんだ」

俺は一旦情報を頭の中で整理すると、尋ねた。

「それで、頼みは何ですか?」

「頼みはこの幻想日記を源弥兄さんの代わりに幻想郷へと行き最新版を作って欲しいんだ」

「え、えっっっっ!?」

 

後編へと続く。

 

 

 




ま、まさか最初から二千文字越え。マジか。青柳龍です。
本当なら、この第一話で幻想郷へと行くつもりだったんですがまさかの行けなかったと書いている私でさえ予想しなかった事になりました。ですので次回には必ず幻想郷へと行きます。行かせます。
ここまで読んでくれた人は感謝します。ありがとうございます。是非、次回も読んでください。
霊夢達が出るのは第三話辺りに出ると思います。お楽しみに!
では、また次回!
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