今日は紅魔館での事を書きます。さて、紅魔館組の面子は出てくるのかお楽しみに!
では、第二話始まり始まり。
霧の湖にある紅魔館にやって来た俺たちだが、門の前に来ると案の定、美鈴が立ちながら寝ていた。
「改めて思うけど美鈴ってよく寝てるけど門番って務まるのか?」
俺が聞くと咲夜はため息を着きながら答えた。
「やる時はやるんだけど…全く困ったわね。美鈴!美鈴!」
「ん…ん?あぁ、咲夜さんお帰りなさい」
紅美鈴。紅魔館の門番で気を使う程度の能力を持つ妖怪だ。
「お帰りなさいじゃあないわよ。また寝てたでしょ!」
「すみません。つい…」
「本当にしっかりしてよ。次、寝てたら刺すわよ」
「はい!もう目がパッチリです!大丈夫です!」
「よろしい」
「咲夜って、美鈴の事になると厳しいわよね」
霊夢の言葉に頷く魔理沙と妖夢。俺はへぇーと頷いた。美鈴を叱った咲夜は俺達を連れて紅魔館に入った。俺達は案内された応接室の椅子に座ると咲夜に待っててと言われ待った。数分後、レミリアとフランがやって来た。レミリア・スカーレット。この紅魔館の主にして運命を操る程度の能力を持つ吸血鬼だ。そして、フランこと、フランドール・スカーレット。レミリアの妹でありとあらゆるものを破壊する程度の能力を持っている。
「いらっしゃい。霊夢、魔理沙、妖夢、そして晴竜」
「いらっしゃい」
レミリアとフランは西洋のお姫様のように挨拶した。
「お招きありがとうレミリア、フラン」
霊夢が言うと俺達は頷いた。
「いいのよ。それに、本当暇だったんだから。ね、フラン?」
「うん、お姉様」
「さて、挨拶はいいとして、何しましょうか?」
「え、決まってなかったのか?」
俺が聞くとレミリアは頭を横に振った。
「当たり前でしょ。思い付かないから、貴方達を呼んだのよ」
「あ、なるほど。なら、俺が決めていいか?」
「あら、何かいい案あるのかしら?」
「俺、地下の大図書館に行きたいだけど」
「パチェの所に?」
「うん」
紅魔館の地下にはパチュリー・ノーレッジという魔理沙と同じ、魔法を使う程度の能力を持つ魔法使いが管理する大きな図書館があるのだ。
「別に構わないけど…他のみんなはいい?」
「私もちょうど行きたかったぜ」
「あなたは本を持ち帰りたいだけたでしょ?魔理沙」
「ハハ、バレたか」
魔理沙がばつの悪そうな顔をした。
「バレたか。じゃあないわよ。パチェ、大事な本が無いって落ち込んでるんだから」
「分かったたよ。後で返すぜ」
「本当にお願いね。じゃあ行きましょう」
レミリアに連られ俺達は地下の大図書館に向かった。大図書館に着くと小悪魔が出迎えた。小悪魔はこの大図書館の司書だ。
「あれ、レミリア様とフラン様じゃあないですか?どうしました?」
「晴竜が来たいと言ってね」
そう言ってレミリアは後ろにいる俺達の方を指した。
「なるほど、晴竜さんが。なら、私が案内しますよ」
「お願いね。じゃあ私達はパチェの所にいるわ」
「分かりました」
俺はレミリア達と別れ、小悪魔に案内して貰う事になった。
「ここは、外の世界の物語を含めた童話の本棚です」
「外の世界の童話とかもあるのか」
「はい。もちろん」
「あれ?このシンデレラだけでもこんなにもあるのか?」
「それは原作以外にもアレンジした本もあるんですよ」
「へぇー」
俺は小悪魔からそんな説明を聞きながら回ったが全部まわるのは無理と思い、霊夢達の元に戻った。
「あら、もう帰って来たんだ」
最初に俺達を見つけたフランが言った。
「まぁな。とにかくここはデカいって事は分かったよ」
「お疲れ様。小悪魔も」
「はい。パチュリー様」
パチュリーは小悪魔に声を掛けると小悪魔は敬礼しながら言った。仲良しだなーと思っていると霊夢が話しかけていた。
「ねぇ、晴竜。私は帰るけどどうする?」
「え、もう?」
「えぇ。だってそろそろ夕方だし、それに幻想郷の見回りをして行きたいしね」
「うーん。そうだなー。魔理沙と妖夢はどうするんだ?」
「私は残るぜ。夕ご飯をいただくことになったんだ」
「私もそうだよ」
「そうか。じゃあ…俺は帰ろうかな。霊夢とちょっと話したい事があるし」
俺がそう言って辞退すると、魔理沙達に挨拶し霊夢と一緒に館を出て門まで歩いた。
「所で、私に聞きたい事って?」
「俺も見回りを手伝いたいなーと思ってな」
「幻想郷の見回りを?」
「そう」
「急に?どうして?」
「霊夢一人じゃあ大変だろうし、それに輝龍を乗りこなす訓練もしたいんだ。いいか?」
「分かったわ。いいわよ」
「本当か!」
「えぇ。明日で見回るルートを教えるから神社に来て頂戴」
「了解」
そう話しながら歩いていると俺はふと、後ろから視線を感じ後ろを振り返った。しかしそこにあったのは今し方出てきた紅魔館と自分達の影しか無かった。霊夢も同じく感じたらしい。俺とほぼ同時に振り返っていた。
「あれ?今、視線を感じ無かったか?」
「そうね。確かに感じたわ」
「一体何だろう?」
「さぁね」
霊夢は特に気にしてないようで、歩いていった。
「え、あ、ちょっと待ってくれ!」
俺は慌てて霊夢の後を追いかけた。だが、この時俺はもちろん、霊夢でさえ気づかなかった。ひっそりと物陰からこちらを見る一人の人影があった事を。そして、その人影は静かに消えていった。
第三話に続く
時々、方向を見失う事がある。それでも私は進める。だって、忘れてしまうから。
さて、私の事はさて置き無事、第二話書き終えました。これからどうなるのか楽しみです。
では、また次回!