幻想日記   作:青柳龍

16 / 64
やっと、時間が出来た。よし、今日も張り切って書いて行きます。青柳龍です。
さて、今回書くのでこの闇博麗異変の章の最終回の一つ前になります。今日と明日でこの章は終わりますので最後までお楽しみください。
それでは第七話始まり始まり。


第七話 二人の霊夢を追って

霊夢が霊花と対面した時間から少し遡り俺は紅魔館にいた。霊夢を偽霊夢に連れ去られた俺はすぐに追いかけたかったが、レミリア達をこのまま置いて行く事も出来ず、ここに残ったのだ。

「ごめんなさい。晴竜。本当はすぐに霊夢を追いかけて行きたかったでしょう?」

「ごめん」

俺から治癒の術をかけてもらっているレミリアとフランが謝って来た。

「別に大丈夫だよ。霊夢がそう簡単に死ぬ事はないだろうし、それに追ったとしても巻かれるのが目に見えていたからなっと。良し。終わったぞ」

二人に治癒の術をかけ終わった俺は輝龍に乗った。

「行くの?」

レミリアは不安そうに聞いて来た。後ろのフランも不安そうにしている。

「ああ」

「気を付けて。私の…。私の大切な友達をどうか救って」

「分かってる。必ず、霊夢を救い出す。無事にな。だから、ここを任せたぞ」

俺はそう言って、レミリア達に見送られながら霊夢を助けに向かった。俺は微かに残る霊夢と偽霊夢の霊力の気配を最初は辿っていたが途中で消えてしまっていた。

「ちっ。残っているのはここまでか…」

俺は周りを見た。ここは丁度幻想郷の中心辺りといった所だと思う。

「北に行けば地底に行く穴があるし、南の方には迷いの竹林がある。東には妖怪の山が、西には冥界に続く穴がある。一体どこにいった?」

俺は目を閉じ、気配を探った。すると妖怪の山の方から少しながら霊夢の霊力を感じた。俺は、輝龍に指示し妖怪の山に向かった。それから数分後、妖怪の山に着いた俺は妖怪の山の違和感に気付いた。

「妖怪達、やけに静かだな。それどころか妖怪の気配さえほとんど感じない…」

いつもなら、妖怪の山に近付いたらすごい量の妖怪の気配を感じるはずなのだが、今回は妖怪どころかその気配さえない。

「どうやら、ここで正解のようだな…」

俺は輝龍から降りると妖怪の山に入った。妖怪の山の中はとても暗く、俺は暗視の術を使った。前、妖怪の山に立ち寄った時はここまで暗くは無かったのだが。すると、後ろに妖力を感じ、振り返った。そこには、身を震わせながら隠れる妖怪達がいた。

「お前ら、大丈夫か?」

すると、トカゲのような妖怪が泣きそうな声で話した。

「大丈夫じゃないよ。突然、博麗の巫女がやってきたと思ったら突然、襲って来るんだもん。天狗様達や、山の四天王も止めようとしたけど無理だった」

「何だって!あいつらが!」

天狗様達とは文達、天狗と山の四天王は萃香達、鬼の四人なのだがその面々が止められなかったとなるといよいよ霊夢の命が危うくなって来た。

「分かった。ありがとう。ここは危険だから、逃げるんだ」

俺はそう言うと山の奥に向かって走り出した。それからどれくらい走っただろう。気付けばだいぶ奥までやってきたが霊夢達の姿は見当たらない。ここじゃないのかと諦めかけた時、霊夢の声が聞こえた。俺はすぐに霊夢の声がした方向に行くとそこに居たのは霊夢ともう一人偽霊夢ではない女性が立っていた。

「大丈夫か?霊夢!」

「晴竜!」

俺が霊夢に駆け寄ると霊夢は俺の腕を強く掴んだ。俺は目の前に立つ女性を睨んだ。容姿は変わっているが偽霊夢と同じ霊力を感じたからだ。だが、俺はそこである事に気が付いた。腰まで伸びた黒髪に赤い甲冑。この姿を見るのは初めてだが、この様な服装の人を俺は一人知っている。その人の名は。

「博麗、霊、花…」

博麗霊花はそんな俺を見てこう言った。

「役者は揃った。始めましょう。幻想郷をかけた戦いを」

 

 

 

 

最終回に続く。

 

 

 

 

 

 

 

 




うーん、最後の締めどう締めようか迷った結果、こうなりました。これしか浮かばなかったのでご理解ください。さて、次回で最終回となりますが霊花とどう戦うのか?そして戦いの末とは?お楽しみに!
それではまた次回!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。