幻想日記   作:青柳龍

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ここ最近は暑くもなく、ちょうどいい気温で何だか眠くなって来た…。ですが!頑張って書いて行きたいと思います。青柳龍です。
さて、今回で二話目となりますがこの話から戦闘シーンを増やして行きます。お楽しみに!
それでは憑依異変の章第二話始まり始まり。


第二話 狂気の妖怪達

博麗神社を出て数分後、私と魔理沙は妖怪の山に来ていた。

「うわー。何だか気味悪いぜ」

「そうね。この禍々しい気配…。嫌な予感しかしないわ。気を付けて行くわよ」

私は魔理沙を連れて妖怪の山の中に入って行った。入って見るといつもなら射命丸文や、犬走椛辺りがやって来るはずなのに、今日は来る気配が無かった。

「あいつら。出かけてるのかな?」

「さぁね。でも、最低椛ぐらいはいると思ったけど…」

その時、後ろから草を掻き分ける音がした。

「誰かいるの?」

私が近づくとその草から突然影が踊り出し、襲って来た。

「なっ!?」

「霊夢!?」

私はギリギリの所で避けるとその影は唸り声を上げた。

「グルル…」

その影をよく見ると犬のような姿をした妖怪だった

「何なの。こいつ…」

「霊夢。こいつって妖怪の山に居たか?」

「知らないわよ。とにかくやるわよ!」

「おう!」

私は魔理沙と同時に地を蹴ろうとした時、突然その妖怪は遠吠えを上げた。

「なんだ!?」

魔理沙が驚いた瞬間、私は周りを見て戦慄した。

「魔理沙…」

「どうしたんだぜ?」

「周り、囲まれているわ…」

「何だって!」

さっきの遠吠えに反応したのか。周りには仲間の妖怪達が牙を向いていた。

「まずい事になったわね…」

「だが、そう簡単やられる私達じゃないぜ。そうだろ?」

「ふふっ。そうね。行くわよ!魔理沙!」

「ああ!」

私達は同時に弾幕を放った。妖怪達も攻撃してくるが私は難なく避けるとそいつに向かって至近距離での弾を撃った。

「ギャン…」

その妖怪は弾に当たると消えてしまった。私達は妖怪達の攻撃を避けては弾幕を放つが何度も当ててもキリが無かった。

「はぁはぁ…。どんだけいるんだぜ…」

「はぁはぁ…。数で押し切ろうと言う事ね。ふん、舐めた真似してくれるじゃない」

「グワァ!」

妖怪達が一斉に私達に飛びかかって来た。私達は身構えるがその瞬間、知っている声が聞こえてきた。

「幻象、ルナクロック」

すると、不思議な感じがして気が付けば周りの妖怪達は消えており、残った妖怪達は動揺した。その妖怪に向かってスペルカードが放たれた。

「操符、乙女文楽」

「秘術、グレイソーマタージ」

二人の声が聞こえたかと思えば、妖怪達はレーザーや星型の衝撃波で蹴散らされた。

「これは…」

魔理沙が驚いている横で、私は助けてくれた三人に呼びかけた。

「助かったわ。咲夜、アリス、早苗」

咲夜、アリス、早苗は私達に駆け寄った。

「大丈夫だった?」

咲夜が聞いてきたので大丈夫と手をヒラヒラさせると三人は安心した様に息をついた。

「それは良かったわ」

「私達の事より、どうしてここに?」

私が聞くと三人はそれぞれ答えた。

「私は、お嬢様に妖怪の山の様子を見てきて欲しいと言われたの。お嬢様いわく、何か嫌な運命が待っているそうよ」

「私は、ただ単に気になって、それにあの様子じゃあ霊夢と魔理沙は絶対動くと思って手伝おうと思ったの」

「私は、諏訪子様と神奈子様に言われて。それに突然空が暗くなりましたし…。それよりまさか、霊夢さん達が苦戦してたなんて思いもしませんでした」

「あれは数が思ったよりも多かっただけだぜ」

「えぇ。数が多いってのも厄介なものね」

そう話していると再び妖怪達が集まって来る気配がした。

「元々、この山に住んでいた妖怪達はどこに行ったのかしら?」

「咲夜の言う通りね。早苗知らない?」

「そういえば、多くの妖怪達とすれ違いました。おそらく、守矢神社に向かったのかと」

「今の状況で一番近くて安全なのはそこぐらいしか無いでしょうし、今頃妖怪達でいっぱいになってるじゃない?」

「それはそれで私は大変ですけどね…」

「アリス、早苗!いつまで話してるの?」

「ごめんなさい」

「すいません」

アリスと早苗に注意し、私達は背中合わせに立った。

「まったく、みんな準備はいい?」

「おう。いつでもいいぜ」

「私は大丈夫よ」

「私もいつでもいいわ」

「私もOKです。何だか皆さんに背中を預けるなんて結構感動してるんですけど…」

「何を言ってるのよ。あんたは。まぁ、いいわ。それじゃあ行くわよ!」

私達は向かって来る妖怪達に立ち向かって行った。

それからどれくらい経っただろうか、私達は服をボロボロになりながらも何とか最後の一匹を倒した。

「ギャン!」

「はぁー。やっと終わったぜ。もう出てこないよな。出てくるなよ」

「正直言って、私と魔理沙だけじゃあ危なかったかもね…」

「あの妖怪ぐらいでここまでなるとは思いもしなかったわ」

「もう出てくる様な気配は無いし、大丈夫よ。魔理沙」

「ホントか!アリス!」

「はぁはぁ…。つ、疲れましたー」

そう言って早苗は座りこんでしまった。それを見た私達も釣られて座った。それほど、さっきの戦闘はきつかったのだ。

「あーあ、せっかくの服が、これじゃあもう着れないじゃない」

「アリス、諦めは肝心よ」

「咲夜や、霊夢はいいのよ。同じ服を何枚も持ってて、私は色んなタイプの服を着るから一枚一枚大切なのよ」

「ねぇ、アリス?ちゃっかり私を巻き込まないで、あと私だって巫女服以外にも着る時は着るからね」

「私だって、メイド服以外も着るから」

「本当かなー?」

「「本当よ!」」

「ハハ、アリスが霊夢と咲夜をいじるなんてレアだな。なぁ、早苗?」

「そうですね」

「「うるさいわよ!」」

その時だった。

「ははっ。うん?…!霊夢危ない!」

魔理沙が叫び私の後ろに飛び出した。私はとっさに魔理沙の方向を見ると黒い何かが魔理沙を包み込んだ。

「魔理沙!」

「霊夢___」

魔理沙を包んでいた黒い何かが消えるとそこに居たのは普通の魔理沙だった。

「なんだ。何も変わらないじゃない。脅かさないでよ」

私は魔理沙に近付いた時、魔理沙は微笑むと私に近付いた。そして…。

「え…」

グサリと言う音と遅れて腹部からやって来た激しい痛み。そこでやっと私は魔理沙に何かで刺されたんだと気付いた。魔理沙の手元を見るとそこには普通の魔理沙なら使わない魔力で作られた短剣が私の腹部を刺していた。

「ま、りさ…」

私は咲夜達の驚愕と悲鳴の声、そして魔理沙の笑う声を聞きながら意識を飛ばした。

 

 

 

第三話に続く

 

 

 

 

 

 




やっと終わりました。だいぶ早めに書いて結局この時間帯になりました。内容は少し雑のようになりましたがもし、おかしい点などがあれば教えてください。あと、前々回から発表していますが、幻想日記などの事について質問などを募集しています。ぜひ、その事も感想欄にて書いて貰えると嬉しいです。
それではまた次回!
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