さて、久しぶりに幻想日記を書いて行きたいと思います。魔理沙に取り憑いた妖怪は魔理沙を人質に幻想郷を支配してしまった。さて、霊夢達はどうするのか?
それでは、第四話始まり始まり。
魔理沙が幻想郷を支配してから数日が経った。傷がなんとか治った私は他の幻想少女達と共に反撃の時を見計らっていたけどまったく隙を見せない。だんだんと焦りを感じる中、私は華扇、アリス、チルノ、大妖精と共に神社でこれからの事を話し合っていた。すると突然、空から声が聞こえた。
「あら?私が与えた傷はもう治ったようね。さすが博麗の巫女ね」
私達は声をした方法に向くとそこには魔理沙が箒から降りる所だった。
「何しに来たの?」
アリスが冷たい声で聞いた。魔理沙はそんなの感じないかの様に話を続けた。
「何しに来たのってただお見舞いに来ただけじゃあない」
「何がお見舞いですか!あなたが霊夢に傷を与えたんですよ!」
華扇の怒鳴り声を聞いて魔理沙は肩をすくめた。
「いやー。正直言って死ななかったのは私にとって予想外でね。その強靭な生命力に賞賛をしようと思ってお見舞いに…」
「あの傷を治すにはアリス達の協力があったからよ。決して私の力だけでは無いわ」
私はそう言いながら静かにアリス達を庇うように前に出た。
「まだ警戒されてるようね。もう私は幻想郷を支配したの。もうあなた達を襲う理由は無いわ。あ、そうだ。復帰お祝いに今の幻想郷を案内するわ」
「何ですって!」
私達は驚愕した。まさか魔理沙がこんな事を言うなんて、あと、同時に他の人達はどうしてるのか確かめたく思った。ここ数日、私は怪我のせいで人里など行けなかった。アリス達も私の身の回りの世話をするため行く事が出来なかった。
「どうするの?行く?」
「えぇ。行かせてもらうわ」
私の答えに魔理沙は微笑むと私達を連れ歩き始めた。
私達が最初に寄ったのは人里だった。人里は以前の活気が無くとても静まりかえっていた。
「当然の事だけど誰一人歩いてないわね」
私の声に魔理沙は立ち止まり私達の方を向いた。
「そうね。これじゃあ人里らしくないわね。ねぇ、何してるの?早くいつもの人里らしく動きなさい!」
魔理沙の声が人里に響くと突然、人里の住人達が大慌てで外に出てくるといつもの様に働き始めた。私達が呆然とする中、魔理沙は頷き再び歩き出した。
「さ、これで人里らしくなったわね」
「こんなの酷いわ!」
「なんで酷いの?」
アリスの言葉に魔理沙は首を傾げた。
「当たり前じゃない!この人達は皆、あなたに怯えてこうしているのよ!可哀想とは思わないの?」
「思わないわ。だって私の意思で動くいわば人形達だもの」
「人形ですって!ふざけないで!」
アリスが魔理沙に飛びかかろうとした。しかし、アリスを止めた者がいた。
「アリス!ダメよ。あなたが攻撃すれば人質が傷ついてしまうわ」
「慧音先生!」
チルノと大妖精が慧音へと駆け寄る。
「先生!大丈夫?」
チルノが聞くと慧音先生は頷いた。
「私は大丈夫。でもそれは魔理沙に対して何もしてないから。魔理沙、もしくは部下の妖怪達に何かすれば私達の大切な家族が傷ついてしまう。だからお願い何もしないで」
慧音の頼みにアリスは飛びかかるのを辞めた。それを見た魔理沙は大きく笑った。
「はははっ…。これは傑作ね。さて、次の場所に行きましょうか?」
魔理沙はそう言ってまた歩き出した。私達は積もる怒りと憎しみを抑えながらついて行った。
チルノと大妖精はここに残ると言って別れ、私達が次に案内されたのは命蓮寺だった。命蓮寺に着くと聖達が出迎えた。
「あら、魔理沙さん。どうしたのですか?」
聖の問いに魔理沙は答えた。
「霊夢の復帰祝いに私の幻想郷を案内してるの」
「そうでしたか。早速、お茶などを…」
「別にいらないわ。直ぐに行くから。後、変な事してないでしょうね?」
「してませんよ。何故そんな事を聞くんです?」
「あなた周りから姿の見えない妖力を感じるけど?」
「…!そ、それは勘違いでは無いでしょうか」
「それならいいわ。でも、一応言って置くけど勝手な真似をしたらあの、ナズーリンって子どうなるか分かるわよね」
「…はい。分かっています…」
聖はうなだれるように頷いた。私はナズーリンが人質に取られている事を知り魔理沙が歩き出したのを確認して聖に近付いた。
「聖…。大丈夫?」
「大丈夫じゃない…です。私が不甲斐ないばかりにナズーリンを人質にされてしまいました。さっき、残った妖怪達で奇襲しようとしましたがまさか、気付かれるとは…」
「私も何とか気付けるほどの妖力に気付くなんて厄介ね。もうこれ以上は危険よ。辞めといた方がいいわ」
「はい…」
「何、話してるの?置いて行くわよ」
「何も無いわ。ただの世間話よ」
私は聖に別れを告げ魔理沙を追った。
次に来たのは永遠亭だった。早速出迎えたのは鈴仙・優曇華院・イナバ(私達は優曇華と読んでいる)だった。優曇華はこの永遠亭に住む兎の妖怪で、狂気を操る程度の能力を持っている子だ。優曇華は何も話さず永遠亭の一室に案内した。
「優曇華?どうしたの?」
華扇の問いに優曇華は何も喋らない。その代わりにこれが答えだと言わんばかりに目に涙を浮かべていた。それほどきついのか。私はその顔を見て見ぬふりをする魔理沙を睨み付けた。すると、やって来たのは蓬莱山輝夜と八意永琳だった。蓬莱山輝夜はこの永遠亭の主で
永遠と須臾を操る程度の能力を持っている。八意永琳は輝夜の従者であらゆる薬を作る程度の能力を持っている。そして輝夜と永琳は元月の民だ。
「どうしたの?」
輝夜は魔理沙に聞くと魔理沙はさっき命蓮寺に説明した通りの内容を話した。
「なるほど。それで、私達は何をすればいいんですか?」
「別に、何もしなくていいわ。ただ一つだけ聞きたい事があるのだけど」
「はい。何でしょう?」
「輝夜?あなたこのお茶飲める?」
魔理沙は自分の前に置かれたお茶を輝夜の前に置いた。その瞬間、輝夜が苦虫を噛み潰したような顔をした。それを見て魔理沙は納得したように頷いた。
「なるほど。このお茶には恐らく私から本体を取り出すための薬が入ってるわね」
そう言うと輝夜達は驚いた顔した。それが正解だと表情が語っていた。
「あなた達がこんな事をするなんてね…。仲間に伝えて因幡てゐを痛めつけて上げましょうか?」
永遠亭はてゐを人質にしたようだ。そう言われた三人は慌てて謝罪した。
「悪かったわ!謝るからそれだけはお願い!やめて!」
「私がこの作戦をしようと自分の薬を入れたの!悪いのは全部私。お願いだからてゐには手を出さないで!」
「お願い!輝夜様や師匠だけじゃない。私も悪いの。だからお願い!」
「しょうがないわね。今回は許してあげる。だけど、次は無いからね」
無言で頷く三人。三人共、悔しそうな顔をしている。そして魔理沙は立ち上がり私とアリス、華扇に声をかけた。
「さて、そろそろ行こうよ」
まだ、支配された幻想郷の案内は続く_____
第五話に続く
さて、書き終わりましたが、よくここまでゲスに書けたなと我ながら思っています。自分ならすぐにぶん殴りたいほどの奴を書きました。読んで下さった皆様にも不快な思いをしてしまった人がいるかも知れませんが後ちょっと我慢してくだされば絶対にコテンパンにしますのでよろしくお願いします。
後、引き続き質問などを募集しています。ご協力をお願いします。
それではまた次回!