遂に!遂に幻想郷に突入です!いやー長かった。最初から三千、二千文字越えをしているので今回はどうなるか分かりませんが頑張って行きたいと思います。また、今後の幻想少女達の設定はネットの原作の情報を主に、また、他の二次創作の作品の設定を元に設定しましたが、どうしても分からない所は私のオリジナル設定なのでご理解下さい。
それでは、第三話始まり始まり。
第三話 楽園の素敵な巫女と普通の魔法使い
「う、うぅ」
門をくぐった瞬間気を失った俺は気づくとそこは今までいた神社の境内ではなく、一本道の真ん中だった。
「オイオイ…せめて、道じゃない所にしてくれよ」
俺は一人文句を言うと辺りを見た。幻想郷に来たのは確かだと思うが妖怪や妖精どころか、人っ子一人もいない。さて、どうするかと思案にふけっていた時だった。陰陽師の本能が警鐘を鳴らした。俺はすかざず後ろを振り向くと同時に後方に跳んだ。その瞬間、今まで俺がいた場所に凄まじい衝撃が襲った。
「うわっ!危なかった。誰だ!俺に攻撃を仕掛けたのは!」
すると、上の方から二人の女性の声が聞こえて来た。
「へぇー。まさか、今の攻撃を避けるなんてね。本気では無かったとは言え、当てようした攻撃だったんだけど」
「まだ、分からないぜ。たまたまだったかもしれないしな」
俺は見上げるとそこには、赤と白の色をした巫女装束を着た俺と同じぐらいの歳の少女と黒と白の魔法使いの様な服装をした少女が箒に乗って浮かんでいた。
「お前らか、俺に攻撃したの!ふざけるな!ただの人間だったらどうするつもりだったんだ!」
俺が怒鳴ると、巫女装束の少女がふんと、鼻を鳴らした。
「突然、幻想郷に来た霊力を纏った人間ってただの人間じゃあ無いのは分かるわ」
「だからって、すぐ攻撃って有り得ねぇだろ!」
「全くうるさいわね。やるわよ。まりさ!」
まりさと呼ばれた魔法使いの少女は頷いた。
「そう来なくっちゃ。行くぜ!れいむ!」
二人は、声を掛けると左右に展開し同時に攻撃を繰り出してきた。
「くっ!」
俺は繰り出された光の礫の攻撃を避けた。その光の礫からは霊力と、霊力とは違う力を感じた。おそらく、これが魔力だろう。
紙一重で二人の攻撃を避ける俺を見てれいむは苛立った。
「すばしっこいわね。なら、これならどう!」
れいむは、さらに上空まで上がると両手を真横に伸ばした。
「食らいなさい!霊符、夢想封印!」
そう言った瞬間れいむの周りに光の玉が現れると俺に向かって飛んできた。
俺は当たる瞬間再び、跳び退いたがその光の玉も着いてきた。
「はぁ!?ホーミングかよ!」
俺はまりさの攻撃を避けながら光の玉から逃げていたが俺は避け切れないと思い、陰陽術を使った。
「ちっ!砕!」
俺がそう叫ぶと光の玉は砕け散った。
「なぁ!?」
「れいむの夢想封印が!砕けた!?」
二人が狼狽えているうちに俺は距離を取ると、刀印を結び真言を唱えた。
『オンハビラウンケン、シャラクタン。アビラウンケンソワカ、オンキリク、サラタカン、マン!』
その瞬間、霊力の剣が無数に織り成され、二人の少女に向かって飛んでいった。しかし、二人は全て、避け切った。
「まさか、私の夢想封印を破るとはね」
「そっちこそ、俺の術を避けるなんてな」
俺は、れいむ、まりさと睨み合うと同時に攻撃を繰り出そうとした瞬間、丁度俺とれいむ達の間に突然、空間が裂け、一人の女性が出てきた。
「待ちなさい。二人とも」
「ゆかり!邪魔しないで!」
「そうだぜ!邪魔するなら、ゆかりごと吹っ飛ばすぜ!」
「まぁ、落ち着きなさい。貴方も」
と、俺に向かって言った。俺は、ゆっくりと臨戦態勢を解いた。
「さぁ、貴方達も」
すると、少女二人も臨戦態勢を解いた。
「ふぅ。それでいいわ。貴方、陰陽師よね。しかも、その霊力、源弥と似てるけど」
「俺の父さんを知っているのか!」
「えぇ。知っているわ。なるほど、あの源弥の息子ね。道理で霊力の波動も似ているわけね。」
「源弥?誰それ?」
れいむがゆかりに尋ねた。
「昔、外の世界から定期的にやって来ていた陰陽師よ。確か、れいむとは会っていると思ったけど」
「知らないわよ。それに定期的ってどうゆうこと?それってまずくない?」
「大丈夫よ。極限られた人しか入れないし結界にも影響はないわ」
「だけど…」
れいむは余り納得していないようだったがゆかりは気にせず会話を続けた。
「そういえば自己紹介が遅れたわね。私は八雲紫。他の人達からはスキマ妖怪と呼ばれているわ」
八雲紫、スキマ妖怪、俺は思い出した。
「あぁ!あの八雲紫?あの境界を操る程度の能力の?」
「えぇ。そうよ。そして…」
「博麗霊夢よ」
「霧雨魔理沙だぜ」
少女二人が自己紹介した。そこで俺はん?となった。
「博麗?君が博麗の巫女なのか?」
「そうよ。文句あるの?」
「えっ、だって、あれぇ?」
俺は、すかさずふどころに入れていた幻想日記を取り出した。博麗の巫女の名は博麗霊花。霊夢じゃない。
「やっぱり、博麗の巫女は霊花じゃないのか?」
霊花の名前が出た瞬間、三人の顔が暗くなったのが分かった。
「貴方、何故私の母さんの名前を知っているの?」
「だって、幻想日記には霊花って…」
そこで、俺は察した。恐らく、霊花は何らかの理由でこの世にはおらず、娘である霊夢が受け継いだのだろう。
黙った俺を見て霊夢は溜息をつき、紫の方を向いた。
「紫、もう一度、聞くけどこいつは幻想郷にいて大丈夫なのよね?」
「えぇ」
「なら、いいわ。魔理沙、行くわよ」
霊夢はじゃあと言って魔理沙と一緒に飛び去ろうとした時、紫に止められた。
「何よ紫?まだ、何かある訳?」
「あるわ。貴方、名前は?」
「え、安倍晴竜だけど…」
俺は自己紹介すると紫は聞いて来た。
「貴方、お金持ってる?」
「え…。あ!」
忘れていた。幻想郷は独自のお金を使うから外の世界の金は使えないだった。
「その感じを見た限り無一文みたいね」
そして紫は霊夢に霊夢の方を向くと言った。
「霊夢。当分の間、晴竜を貴方の神社に居候させなさい」
「「…はぁぁぁ!?」」
見事にハモった俺と霊夢の声が辺り一帯に響き渡った。
第四話に続く。
やり遂げた。二連続投稿。大変だった。青柳龍です。
どうだったでしょうか。今回の相手が霊夢と魔理沙だったので、戦闘は程々にしました。(本気で戦ったら大変な事になる)
今回、出演したのは霊夢、魔理沙、そして紫さんでしたが他の東方キャラもバンバン出して行きたいと思います。お楽しみに!
ではまた次回!