さて、今回はチルノと大妖精との戦いです。この章ではなるべく原作に合わせて書いていますがここは違うって所があっても暖かい目でご覧ください。
それでは第三話始まり始まり。
紅い霧の中から飛び出した妖精の二人。チルノと大妖精が俺達の前に立ちはだかった。
「ここからは最強のアタイが相手だ!」
と言ってチルノは大きく腕を広げとうせんぼのように構えた。それを見て霊夢と魔理沙はわざと聞こえるぐらいの声で会話した。
「さて、行きますか」
「そうだな。先に進もうか」
「おいおい……」
こいつらわざとチルノの言葉を無視したな。
「ちょっと!?無視しないでよ!」
「あら?チルノ居たの?気付かなかったわ」
「私はてっきりスズメだと思ったぜ」
「は!私はスズメだったのか……」
「チルノちゃん!?違うよ!?チルノちゃんは妖精だよ!?」
二人の言葉を真に受けるチルノを慌てて訂正する大妖精。大妖精……大変だな。
「え?あ!騙したなー!」
「騙されたって言われても。ねぇ?」
「普通は分かると思うぜ」
「うぐぬぬぬ」
悔しがっているチルノは遂にキレた。
「だぁー!もう許さないよ!後で泣いて謝っても許さないから!」
「泣いて謝って来るのはそっちだと思うけど。でもやる気ならこっちもやってやろうじゃない」
「そうだな霊夢。晴竜も後方支援よろしくな」
「おーう」
「大ちゃん!やるよ!」
「う、うん!やろう!」
こうして霊夢達は戦いを始めた。大妖精は弾幕で霊夢と魔理沙に牽制しつつ後ろのチルノを守っていた。チルノはそのうちに霊夢達にスペルカードを使った。
「くらえ!氷符、アイシクルフォール!」
すると氷の礫が大妖精のを避けるように進み霊夢達に向かった。霊夢達は簡単に全て避け切ると霊夢は大妖精に向かってスペルカードを使った。
「くらいなさい!夢符、封魔陣!」
「きゃぁあ!」
大妖精は霊夢の封魔陣によって大ダメージを喰らった。
「大ちゃん!よくも大ちゃんを!くらえ!凍符、パーフェクトフリーズ!」
ここでチルノはカラフルな弾幕を撃ってきた。霊夢達が避けた瞬間に時間差で氷の弾幕が二人を襲った。
「前はこんなに弾のスピード速くなかったわよ!?」
「やっぱりチルノも成長してるな」
二人はチルノの攻撃を集中して回避し始めた。
「もーう!何で当たらないのさ!」
「そんなに簡単に当たる私達じゃないわ」
霊夢の言葉にチルノは怪しく微笑んだ。
「それは、どうかな?」
「「?……!」」
霊夢と魔理沙は気付いた。二人と後ろに回った大妖精の姿を。
「「これでアタイ(私)達の勝ちだ!」」
チルノと大妖精の同時攻撃が放たれる時だった。俺は全力で叫んだ。
「二人とも全力で下に下がれぇぇぇえ!」
二人が下に下がった瞬間、俺はスペルカードを使った。
「龍符、龍神の咆哮!」
輝龍がチルノと大妖精に向けて衝撃波を放った。
「チルノちゃん。惜しかったね」
「晴竜が攻撃してくるなんて聞いてないぞー」
そう言う二人を衝撃波が包んだ。
「やっぱり分からないか……」
俺は地面に座るチルノと大妖精に治癒の術をかけながらそう呟いた。
「アタイ達もルーミアと一緒で強制的に参加させられたようなものだったからね」
「指示された後はレミリアさんはさっさと部屋に戻っちゃったしね」
「なるほどね」
霊夢はそう言うと紅魔館に目を向けた。
「やっぱり本人に聞くしかないようね」
「そうだな霊夢。早速行こうぜ」
「そうね。行くわよ!」
空に飛び上がり紅魔館に向かう二人。俺は慌ててチルノ達にじゃあと言うと二人を追いかけた。
「ねぇ、大ちゃん」
「何?」
「あの事、言わなくて良かったの?霊夢達に?」
「あ!言うの忘れてた!」
「大ちゃんっておっちょこちょいだね」
「うーん。チルノちゃんに言われると納得行かないのは何故なんだろう……」
やっと霊夢達に追いついた俺は目の前にいる一人の幻想少女に怯んだ。いつもならこんな恐ろしい感じはしないのに。
「やっぱりルーミアさんとチルノさん達は突破されましたか」
「やっぱりって酷いわよ。あの三人もだいぶ強くなってたからね。あなただって分かってるでしょ?美鈴?」
前に立ちはだかった美鈴は笑った。
「そうですね……。あの三人はとても強くなりました。でも強くなったのは霊夢さん達も一緒でしょう?さぁ始めましょう。紅美鈴行きます!」
紅魔館の門番である美鈴は戦闘態勢に取った。ここからは紅魔館組達との戦いだ。
第三話〜完〜
いかがでしたか?チルノはともかく大妖精はスペルカードを持っていないのでどう戦わせようか考えてこうなりました。
さて、次回は遂に紅魔館に突入します。いったいチルノ達が気付いたあの事とは一体___
それではまた次回!