さて、今回は番外編と言う訳で紅魔館のパーティーに晴竜が向かいます。紅魔館出過ぎじゃない?と思ったそこのあなた!私も同感です。ですがこの番外編から次回の章に繋がる所もあるので読んで下さると嬉しいです。(語り手は晴竜のまま)
それでは番外編始まり始まり。
紅霧異変から数日が立った時、レミリアが紅霧異変のお詫びとして幻想少女を紅魔館に呼びパーティーをする事になった。そして今日、俺、霊夢、魔理沙、アリスの四人は宴に参加するため紅魔館にやって来た。
「あ、霊夢さん、魔理沙さん、アリスさん、晴竜さん、こんばんは」
珍しく起きている美鈴の挨拶ににアリスが答えた。
「こんばんは……。珍しいね。美鈴がちゃんと起きてるなんて」
「咲夜さんから今日寝なかったらパーティーに最初から参加していいと言われたんです」
「なるほど。それで」
「ねぇ二人とも話は終わった?そろそろ中に入りたいんだけど」
「あ、はい。どうぞ」
美鈴が門を開け、俺達は中に入った。
中に入りパーティー会場の入口に来ると既に多くの幻想少女達が中にいた。するとそこへレミリアがやって来た。
「あら?霊夢達もやっと来たわね」
「招待ありがとうね。レミリア」
「こちらこそ来てくれてありがとうね」
「どうせ全員暇だしね。それに異変を解決した私達が居ないと始まらないしね」
「ふふ、そうね。さ、楽しんでいって」
レミリアに言われ俺達はパーティー会場の中に来ると早速料理を取った。
「う、美味い!」
「流石紅魔館のメイド達だぜ」
「ちょっと霊夢。料理取りすぎじゃない?」
「アリス。ちょっとうるさい」
「キレられた!?」
そんな会話していると会場に作られた特設ステージにレミリアが上がった。
「みんな来てくれてありがとう。紅魔館の主として礼を言うわ。そしてこの前の異変の事はごめんなさい」
レミリアが謝り頭を下げた。すると周りにいた咲夜を含めた紅魔館のメイド達も頭を下げた。俺達はレミリア達の思わぬ謝罪に驚いていたが、たった一人、霊夢だけがふふっと笑った。
「何よ今更。それにこんな事今に始まった訳じゃないでしょ?それにこの異変を起こしたのはあんたが水晶に影響されていただけ何でしょ?晴竜?」
突然振るな。
「あ、ああそうだ。レミリアが持っていた水晶玉によって身体に影響を与えていた」
「だからレミリアや咲夜達は悪くないし、私達があんた達を責める事は出来ないわ。だから…頭を上げて、ね?」
「霊夢……」
レミリアは感極まって涙を見せた。俺達はステージから降りたレミリアを優しく迎えた。
門番をしていた美鈴も合流し、パーティーも終盤に差し掛かった時だった。ゴロゴロと外から聴こえてきたと思ったらドカーンと雷鳴がなった。
「おお……。さっきの鳴神は結構近かったな」
「鳴神?何それ?」
霊夢が聞いて来たので説明した。
「鳴神てのは雷鳴の事を言うんだ。昔の人々は何事にも神様が宿っていたと思っていたんだ。だが……」
「晴竜?どうしたの?」
「この鳴神。ちょっとおかしいんだよな」
「何がおかしいの?」
「うーん。何かと言われると……」
俺は何だろうと考えていると近くにいた早苗と諏訪子、神奈子が話しているのが聞こえてきた来た。
「諏訪子様、神奈子様。この鳴神……。まさか」
「そうだね。晴竜も気付いたようだし」
「後で必要な人だけに声を掛けてみよう」
俺はこの時はまだあんな事を頼まれるなんて知るよしは無かった。
番外編〜完〜
今回の番外編は短めにしました。そして次の章に繋がるように書きました。晴竜達は早苗達に何を頼まれるのか?お楽しみに!
それではまた次回!