幻想日記   作:青柳龍

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あーあ。夏休みも今日で終わり。さらば夏休み。青柳龍です。
さて、今回は舞の練習をメインで書いて行きます。短くなる予感がしますがとにかく書いて行きます。
それでは第二話始まり始まり。


第二話 練習開始

俺が早苗と諏訪子から話を聞いていると霊夢達が帰って来たのだが………

「ちょっと神奈子!これを着るなんて聞いてないわ

よ!」

「そうだぜ!こんな動きずらい格好をするなんて」

「こんなタイプの服を着るのは初めてね」

「私はこれ意外と好きかも」

霊夢、魔理沙、咲夜、妖夢の順に出てきたのだがその格好が霊夢のよく着る巫女服とは違うタイプの白い巫女服だった。

「しょうがないだろ。毎回踊る時はこの服を着てるんだから」

「でもねぇ」

「別にいいじゃない。たまにはいつもの服より違う服を着た方がいいわよ?」

「ねぇ咲夜。別にいつもこの服を着てる訳じゃないって前に言ったわよね?」

「あら?そうだったかしら?」

「あんたねぇ」

「喧嘩は後にして早速練習を始めようか?」

霊夢と咲夜が喧嘩しそうになったのを諏訪子が止め練習の催促をした。霊夢は渋々従った。

 

 

 

 

 

俺は神奈子と共に楽器の練習をする事になった。担当は横笛だ。

「晴竜は横笛をした事はあるのか?」

「一通りはやった事はあるが……」

「なら、すぐに曲の練習を始める事が出来るな。なら、まずは私の笛を見ててくれ」

神奈子はそう言うと自分の横笛を取り出し吹き始めた。

「おお………」

俺は思わずそう言ってしまった。神奈子の吹く笛はとても優しくそして力強くて息を呑む程だった。神奈子は吹き終えるとふぅと息を吐いた。

「晴竜にはこれを吹いて貰う」

「え?は!無理無理無理。俺じゃなくても分かるぞ。これ、何年か横笛をしてる人じゃないと吹けないやつだ!俺は修行の一環でしたぐらいでそんなにやった事無いんだ!」

「一通りは出来るんだろ?大丈夫だ」

「えぇ……」

俺は神奈子に説得され横笛を受け取ると神奈子に合わせ見よう見まねで吹いてみたが納得いくものじゃ無かった。

「まあ、最初はそんなもんさ。とにかくは指を覚えてくれ」

俺は(こうなりゃあとことんやってやる!)と心を決めると笛を構えた。

 

 

 

 

 

笛の練習を始めてから一時間ぐらいが経った。(と思う)神奈子は少し休憩だと言って母屋の縁側に座った。俺も神奈子の隣に座ると向こうで踊りの練習をする霊夢達を見た。

「じゃあ、さっき教えた所をもう一度やるよ。私と早苗についてきてね」

諏訪子がそう言って踊りの始めの構えをした。霊夢達は息を整えながら諏訪子と同じ構えをした。構えたのを確認した諏訪子は早苗に目線で合図すると

「いち、に、さん、し」

と言いながら振り付けを踊った。その舞を笛の練習をしながらちらっと見ていたがとても滑らかに動いていて時に綺麗に、時に妖艶に諏訪子と早苗は舞っていた。特に諏訪子の舞を見て俺は思わずあれは諏訪子か?と思う程だった。

「霊夢、そこ遅い!魔理沙、そこは逆!咲夜、横を見ない!妖夢、動きを大きく!」

諏訪子の指導にも熱が入り、本当に諏訪子なのか疑問に思えて来た。

「なあ神奈子」

「ん、何だ?」

「あそこにいるのって諏訪子だよな?」

「ん?ああー。あれは諏訪子だ」

「普段の諏訪子と性格違くね」

「諏訪子は昔から踊りが好きなんだ。だから教える時についつい熱が入っちまうんだ」

「へぇー。そうなのか」

諏訪子の意外な一面を見たなと思っていると霊夢達も休憩に入るようだ。

「よし!ちょっと休憩」

『キツいーーー』

そう言って霊夢達は地面にへたり込んでしまった。

「もうバテたの?まだ三分の一しかやってないよ」

『これで!』

よく声が揃えれるな。

「そう。これで」

そう言う諏訪子は笑顔だったが霊夢達にとっては悪魔の笑顔だろう。その証拠に

「あんた悪魔なの!」

「そうだ!そうだ!悪魔、鬼!」

「これ、筋肉痛になったら明日の仕事に響くわ」

「私も仕事が……」

「……………もっと練習量増やすよ?」

「まだまだやりましょう!」

「そうだぜ!練習あるのみだ!」

「お嬢様の為にも頑張らないとね」

「私もやるよ!」

「「「……………………」」」

俺と神奈子、隣で見ていた早苗は顔を合わせるとため息をついた。霊夢達には申し訳ないが楽器担当で良かったと思った。

 

 

 

 

夕方になり、神奈子が

「今日の練習はこれまでだ。お疲れ様」

「終わったー」

俺ははぁと息を吐いた。たかが笛だと思ったら大間違い。始めての曲だから慣れてないと息が続かず変な所で息を吸わなければならないし、ずっと吹いていると何故か力が抜けてくる。だから笛も一苦労する。と言っても霊夢達の事を見てると自分はまだまだ甘いなと思える。

「じゃあまた明日ね」

「え!明日もするの!」

霊夢が驚いて聞くと諏訪子は当たり前じゃないと答えた。

「霊夢達はセンスはあるけど素人は素人。魔理沙も言ったけど練習あるのみなんだ。だから本番まで毎日練習だよ」

「これって下手すれば命蓮寺の修行よりもキツいわ………」

そう言う霊夢の呟きは遠くで響く雷鳴によってかき消されていた。

 

 

 

第二話〜完〜




どうだったでしょうか?少し後書きを付け足しますが本当に書いていながらどう舞の表現をしようか考えましたがこうなりました。ごめんなさい。後、霊夢達の衣装はよく神社にいる巫女さんの巫女服だと思って書きたいと思いましたがどう表せばいいのか分かりませんでした。すみません。
さて、次回も引き続き練習模様だと思います。お楽しみに!
それではまた次回!
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