さて、今回で三話目となります。まだ練習を続ける晴竜達に雷獣が近くまで迫ります。
書いててなんですが、いつも八話まで書いているんですが今回の章は八話まで行けるかどうか私は分かりません。何とかやりますが短くなった時はご了承ください
それでは第三話始まり始まり。
ここは博麗神社。俺はここで霊夢達と共に諏訪子、神奈子、早苗から雷獣を鎮めるための舞の指導を受けていた。そして俺達がある程度覚えてきていた時だった。人里の方で大きな雷鳴と稲光がした。
「うおっ!今のは近かったな」
俺は驚いて雷がなった方を向くと霊夢達もした方を向いた。
「そうね。人里に落ちなければいいけれど……」
と霊夢が心配したのも束の間、人里の方から黒い煙が上がるのが見えた。
「あれって……」
「ちょっと、やばくない?」
魔理沙と咲夜の言葉に全員顔を見合わせると急いで人里に向かった。
人里に着くと信じられない光景が広がっていた。燃える家に逃げ回る人々、そして背に羽を付けた大きな虎のような体躯をした妖怪がいた。
「なんだあの妖怪。見た事がないぞ!」
俺は驚くと霊夢達も同じく驚いていた。
「私もあんな妖怪、初めて見たわ。一体何者なの?」
「まさかあの憑姫とかの同じ昔、博麗の巫女から退治されて怨みを持って復活したっていう部類か!」
魔理沙がそう言ったのを咲夜が否定した。
「それは無いわ」
「何でそう言い切れるの?」
妖夢が聞くと咲夜は答えた。
「もしそうなのだったら何故霊夢を最初に攻撃してこないの?怨みがあるなら霊夢を攻撃した方が手っ取り早いと思うけど」
「確かに……」
二人が納得して頷いている時、早苗がある事に気が付いた。
「この妖力、この鳴き声、まさか!」
「早苗?」
俺達が早苗の方を向くと早苗は叫んだ。
「あれって雷獣ですよ!間違いありません!」
『え……えぇええぇ!?』
俺達は同時に驚愕の声を出していた。
「あれが雷獣?晴竜から言った姿と全く違うけど?」
霊夢は疑っていたが早苗に言われ改めて妖力を感じた俺と神奈子、諏訪子は頷いた。
「確かに………。言われて見ればあの妖怪から感じる妖力はこの前から鳴っている鳴神と同じ妖力だ」
「それにしても諏訪子?何で雷獣はあんな姿になったんだ?」
「私に言われてもも分からないよ」
「ちょっと!?あ、あれ!」
『グォォォオ!』
妖夢が雷獣に指をさしながら叫んだ。俺達が雷獣の方を見た瞬間、雷獣は遠吠えをした。すると急に雲が現れ、黒くなると俺達に向かって雷が落ちた。
『!?』
俺達は間一髪避けたが、落ちた所は地面がえぐれ、落ちた際に起きた雷光と雷鳴に怯んでしまった。
「ぐっ、み、みんな!大丈夫か!」
俺はチカチカする目を瞬きながら霊夢達に声をかけるとすぐ全員から返事が帰って来た。
「う。まだ耳鳴りがするわ」
「本当にあんな近くに雷を落とされたらそうなるぜ」
「それにしても急に攻撃してくるなんてね」
「このままじゃあ、いずれは周りの人達にも被害が出るよ」
そんな霊夢達の声を聞き、早苗達三人に尋ねた。
「なあ!術を使って雷獣を調服してもいいか?」
俺は札を取り出し術を唱えようとしたが早苗が慌ててそれを止めた。
「ダメです!雷獣は妖怪の山でも天狗、山の四天王に次いで力のある妖怪の上に山の妖怪達に信頼されてるんです!それがもし調服されたとなったら妖怪の山は大混乱に!」
雷獣が妖怪達に信頼されているとは思いもしなかった。そうなると、もし妖怪の山に住む妖怪達が調服した事に怒って暴ればめんどくさい事になる。そこで俺は思い付いた。
「うーん。なら、舞を踊るか?」
そう提案すると全員あっと気付いた。そして俺達は早速雷獣を止めるべく行動に移した。
第三話〜完〜
うーん。中々文字数が伸びない。このままだと短すぎる章になってしまう。後々、取り返さなければ!
さて、次回は雷獣を鎮めるために舞を踊ります。しかし、まだ練習途中の霊夢達は上手く踊れるのでしょうか?お楽しみに!
それではまた次回!