さて、今回は霊夢達に新たな踊り子が加わります。一体誰なのか。
それでは第五話始まり始まり。
妖夢がこの前の失敗から立ち直り、いつもの調子を取り戻しつつあったある日の事。俺達はいつものように舞の練習を(既に練習が日常化してきている)していたら諏訪子が遅れてやって来た。その後ろには何故か華扇、優曇華、お空、そして響子の四人がいた。
「諏訪子?後ろの四人は何なんだ?」
俺が聞くと諏訪子は説明した。
「雷獣と出会った時に予想以上に手強いと分かったからね。踊り子を増やそうと思って」
「なるほどな。確かにあの雷獣は予想以上の力を持っていた。それで人数を増やしたのか」
「そう言うこと。さ、早速練習を始めるよ!」
諏訪子の掛け声に全員が頷いた。
「うーん。ここ上手く出来ないよー」
「お空。そこはこうゆう風に動くの。いい?」
「ありがとう!咲夜!」
「ふふ。どういたしまして」
「ねぇ霊夢?ここはどのタイミングで回ればいいんですか?」
「華扇が聞いて来るなんて何か不思議だわ」
「だって私は舞を踊る事なんて久方ぶりなんです。聞くのは当然でしょう?それでタイミングの事なんですが」
「はいはい。ここはね____」
「妖夢さ。舞を踊れるのにどれくらいかかったの?」
「うーん。一週間ぐらいかな」
「え!?そんな簡単に出来る舞なの?」
「毎日スパルタ練習をすれば」
「全然簡単じゃなかった!?そんなに厳しいの?」
「うん。だから優曇華も覚悟しておいた方がいいよ」
「……………」
「よっしゃー!やって行くぜ!」
「よろしくお願いしまーす!」
「うおっ。流石響子だぜ。元気があるなぁー」
「へへぇ。ありがとう♪」
「よし。まずはここからな」
「うん!」
「一部を除けばやる気満々だな……」
俺は霊夢達を見てそう呟いた。諏訪子に言われ霊夢は華扇に。咲夜はお空に。妖夢は優曇華に。魔理沙は響子にワンツーマンで舞を教えていた。やる事がない早苗達三人は俺の笛の練習に付き合っていた。
「そうだね。これぐらいの元気がなきゃだめだからね。良かったよ」
俺の呟きに諏訪子はうんうんと頷いて言った。すると神奈子がある事に気が付いた。
「そう言えば、このメンバーを見ると各勢力から一人ずつ舞を踊る事になったな」
「え?あ!そう言えばそうだな」
神奈子の言う通り咲夜に妖夢、優曇華に、響子、お空といった幻想郷が誇る各勢力の一人がここに集まっていた。
「となると本番当日は各勢力が見に来るな」
「ここ最近では珍しい各勢力が一箇所に集まりますね」
「早苗の言う通りだな。各勢力が全員揃うのはここ最近は無かったし、もしもの事があれば何とかなるしな」
「………もしもの事なんて無い方がいいんですけどね」
早苗が願うかのように妖怪の山の方を見た。だが時折なる鳴神はそんな事は有り得ないと言うように雷鳴を轟かせていた。
第五話〜完〜
何とか八話まで書きたい。そう考えているとやっぱり短くしてしまいます。ですが何とか書いて行くのでお付き合いください。
さて、次回ではいよいよ本番前日になります。霊夢達はどのように準備をするのかお楽しみに!
それではまた次回!