幻想日記   作:青柳龍

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最近日が落ちるのが早くなりました。秋の訪れを感じます。青柳龍です。
さて、今回は遂に本番です。霊夢達は無事に雷獣を鎮める事が出来るのでしょうか?
それでは第七話始まり始まり。


第七話 本番当日

妖怪達がだんだん集まり始めている中。俺はプリズムリバー姉妹と共に舞台の端に座っていた。するとプリズムリバー姉妹の次女、メルランが目をキラキラさせていた。

「ねぇねぇ。ルナサ姉さん!いよいよ始まるんだね!またあの音楽を奏でられると思うと楽しみだよ!」

興奮する妹に長女のルナサは宥めていた。

「ちょっと、メルラン……。少し落ち着きなさい」

「だって!だって!」

メルランが興奮するのは無理は無い。今日は待に待った舞の本番の日だ。演奏する俺達は舞台の端にある演奏スペースで待機していた。

「いいじゃん。こんな風に演奏出来るのは少ないんだからね。そうでしょ?ルナサ姉さん?」

メルランを庇うように言ったのはリリカだ。ルナサは一つため息をつくと俺の方を向いた。

「ごめんなさい。騒がしくて」

「いいよ、いいよ。むしろこれぐらいの方が緊張しないで済むし。そう言えば俺って三人の演奏を聴いた事が無いんだよなー。最終リハーサルの時は俺は準備でいなかったからから」

「そうなんだ。でも、大丈夫だよ。むしろあの時聴くより今聴いた方が感動するって!」

「そうね。メルランの言う通りです。演奏しながらですけど、充分に聴き入ってくださいね?」

「うん。そうさせて貰うよ」

俺はプリズムリバー姉妹にそう言うとふと舞台袖を見た。そこには緊張した面持ちで本番を待つ霊夢達がいた。

「やっぱり緊張してるな………」

そう呟くと、プリズムリバー姉妹も同じ所を見て頷いた。

「確かに……。緊張してますね」

「でもさ。練習は充分にしたんでしょ?」

「霊夢さん達に限って失敗なんて無いから大丈夫でしょ」

「ちゃっかりプレッシャーかけてくるんじゃ無いわよ」

「うきゃ!?」

いつの間にか近くまで来ていた霊夢にリリカは驚き、変な声で驚いた。

「もーう!驚かさないでよ!」

「ごめんなさいね。でもわざわざプレッシャーをかける必要はないでしょ?」

「………ごめんなさい」

霊夢の言葉に反省したのかリリカは謝った。すると後ろから諏訪子の声がした。

「霊夢!そろそろ始めるからこっちに来て!」

「分かった!今行く!じゃあ演奏よろしくね」

霊夢はそう言うと舞台袖に戻っていった。

「さーて。俺達も最終の音合わせしますか?」

「「「おー」」」

俺達、演奏組も最終の音合わせを始めた。

 

 

 

 

 

数分後。いよいよ本番だ。さっきまでふざけたりしていたメルランとリリカも今は真剣な眼差しになっていた。そして

「それでは!ただ今より、雷獣を鎮める為の舞を踊って貰います!それでは皆様、よろしくお願いします!」

文がそう言い終わると文は舞台袖にいた霊夢達に目配せをした。霊夢達は小さく頷くと舞台に出ると円を描くように一人ずつ立った。立ち位置に立ったのを確認した俺は笛を吹こうとした。その時だった。

『ガオオオオォォォー!』

今まで遠くで鳴っていた鳴神が近くで鳴ったかと思うと上の方から大きな雄叫びをがした。俺達は慌てて上の方を見るとそこには雷獣が今にも雷を落とそうとしていた。

「まずい!全員逃げろ!」

俺は咄嗟に叫ぶと全員はっとし、舞台から飛び降りた。そして全員が舞台から飛び降りた瞬間。雷獣が舞台に雷を落とした。一瞬にして目の前は雷光により真っ白になり、耳を突き抜ける程の雷鳴が鳴り響いた。俺は思わず目を閉じた。

「う、うぅ……」

俺はゆっくり目を開けるとそこには雷によって破壊された舞台と舞台の中央に立つ雷獣の姿だった。雷獣は雷を落としても気が済まないのか。舞台をさらに壊し始めた。俺達は雷獣の出している毒素や雷で近付く事が出来ず、ただ舞台が壊されて行くのを見守る事しか無かった。

 

 

 

 

 

第七話〜完〜

 

 




書いている途中で何度か眠くなりました。基本は私は夜に書く派なのでどうしても眠くなります。本当に困ったものはです。
やっぱり上手く行きませんでしたね。霊夢達は頑張って欲しいものです。(もちろん晴竜も頑張って!)
次回は最終話です。霊夢達はちゃんと踊れるのか?お楽しみに!
それではまた次回!
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