幻想日記   作:青柳龍

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秋になり、日中でも寒くなって来ました。体調管理気を付けてください。青柳龍です。
さて、今回は四話となります。再び起きた神隠し。神隠しの犯人は一体誰なのか?
では、第四話始まり始まり。


第四話 神隠しの犯人

魔理沙から二度目の神隠しが起きた事を知らされた俺と霊夢は魔理沙を先頭にその現場に向かっていた。

「それで?神隠しに会ったのは誰なんだ?」

俺が聞くと前に居た魔理沙は振り返った。

「それがまた霊夢ぐらいの背格好の少女なんだ」

「またか。一体何の目的で………」

「私にもさっぱりだぜ」

俺と魔理沙はうーんと唸っていると霊夢が怒気を含めた声音で話してきた。

「本当に少女を狙うんなんて最低な事をする奴は絶対許さない!絶対見つけだして痛い目にしてやる」

「「…………………」」

神隠しの犯人、死んだな。これは。

「おっと、ここだ。二回目の神隠しの場所は」

そう魔理沙に言われ降りたのは最初の神隠しの現場同様に見晴らしのいい道だった。俺達が降りると既に人里の陰陽師達や警備隊が犯人の痕跡を探していた。すると一人の陰陽師に声を掛けられた。

「晴竜殿。来てくれましたか」

「どうもご無沙汰しております」

話しかけて来たのは人里の陰陽師達のリーダーをしている人だ。

「それでどうですか?犯人の痕跡ありましたか?」

「それが全くでして。我々も困っているんです」

なるほど。ここの陰陽師達は異変の時は人里を守るために人里から出ないが、ちゃんと実力を持った人達だ。そんな人達が調べて分からないとなると俺達も調べても分からないだろう。すると

「あれ?これって…………」

霊夢が何か見つけたようだ。俺と魔理沙。他の陰陽師達も霊夢の周りに集まった。

「どうした?」

「いや、気のせいだったわ。ごめんなさい」

霊夢の言葉に気を落とす陰陽師達と魔理沙。だが、俺には分かった。霊夢が嘘を付いていると。

「魔理沙、晴竜。私達はあっちを調べましょう」

「うん?ああ、いいぜ」

「…………」

俺達は陰陽師達と警備隊から離れ霊夢に付いて行った。

 

 

 

 

 

 

霊夢に連れられて人里の人達から離れると魔理沙が突然立ち止まった。

「で、霊夢。ここでいいだろ?何を見つけたんだ?」

「な、何の事を言ってるのかしら?」

「霊夢って嘘をつく時って必ず右眉をピクッと動かす癖があるよな」

「え!ウソ!」

慌てて目の上をを隠す霊夢。隠してももう遅いと思うが。ここで言っとくがこの癖は俺も知っている。だからさっき霊夢が嘘を付いていると分かった。

「何を見つけたんだ?」

魔理沙に問い詰められ霊夢は観念したようだ。

「実はさっき草むらでこれを見つけたの」

そう言って霊夢が出してきたのは帽子の様だったのだが

「これって紫がいつも被ってるナイトキャップじゃないか」

俺の言葉に頷く霊夢。このデザインと色は紫がいつも被っているナイトキャップだった。

「何で紫のナイトキャップがここに?」

「分からないわ。私だって見つけた時は驚いたんだもん」

「神隠しの現場に紫のナイトキャップ。これはますます紫に話を聞かないと行けなくなったな」

俺の言葉に二人はゆっくり頷いた。

 

 

 

 

スキマの中にあるハンモックのような物に紫は寝ていた。するとそこに藍がスキマから出てきた。

「紫様」

「藍?どうかした?」

「先程様子を見てきましたが気付いた様です」

「そう。流石に私の帽子を落とせば気付くわよね」

「紫様」

「何?」

「これで本当に良かったのですか?あの事を霊夢や、晴竜辺りに話せば何かしら案を出してくれると思うのですが」

「ううん。これは私の問題よ。出来れば知られたくないの。特に霊夢には」

「ですが____」

「藍は優しいのね」

「え?」

「ほとんど寝ている私の世話を嫌と言わずやってくれる上にあの事もしてくれる。あなたがいなければ私は生きていないわね」

「当たり前じゃないですか。私は、貴女の式神ですから」

「………ありがとう。藍」

紫はそう藍に伝えるとそっと横にしていた体を起こした。

 

 

 

 

 

 

第四話〜完〜




今回は早めに終わす事が出来ました。相変わらず短いですが。
さて、次回は遂に紫達と神隠しについて明らかになります。お楽しみに!
それではまた次回!
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