幻想日記   作:青柳龍

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秋になって稲刈りする家が多くなってきました。私の家は農家なので私の家も稲刈りの準備しています。あと、土曜日書けなくてすみません。青柳龍です。
さて、今回は霊夢と紫の戦いとなります。紫の狙いとは一体何か?語り手は最近語り手になるようになった霊夢です。
それでは第七話始まり始まり。


第七話 妖怪の賢者との戦い

紫によってスキマに誘い込まれた私は気付くと周りを木に囲まれた場所で倒れていた。

「ここ、は………」

私はゆっくりと体を起こすとどうしてこうなったのか思い出し直ぐに紫の姿を探した。すると少し離れた場所にある倒れた木に紫は座っていた。

「やっと起きた。あなたはいつも起きるのが遅いわね」

「うっさいわね。それよりあんたはよく私を倒すチャンスだったのに私が起きるまでずっと私を見てたの?」

「そうね。あなたの言う通りあなたが寝てる内に倒せたけど、それじゃあつまらないじゃない?それだったら起きるのを待って正々堂々と戦った方が楽しいわ」

「随分余裕ね」

「当たり前じゃない。ずっとぐーたらしているあなたに私が負けるはず無いもの」

「………へえー。結構な挑発をしてくるじゃないの」

「ふふっ。本当の事を言ったまでよ」

「…………最後の忠告よ。紫。直ぐに神隠しで攫った少女達を返しなさい」

この時、私はまだ紫の事を倒すのを迷っていた。私の事をお母さんの代わりに育ててくれたこの妖怪を。きっとこれは何かの間違いだと言う僅かな希望を。でも紫の返事はその僅かな希望を直ぐに打ち砕いた。

「それは、出来ないわ」

「そう。残念ね。なら問答無用で倒してあげる!」

私はお祓い棒を構え紫に飛びかかるとお祓い棒を縦に振り下ろした。

「あらあら。攻撃が甘いわよ?」

「黙らっしゃい!」

しかし紫は扇で口元を隠しながら横に避けるとスペルカードを放った。

「結界、光と闇の網目」

放たれたスペルカードは大玉の弾と無数の小玉の弾となり私に迫った。私は何とか紫から距離を取ると飛んでくる小玉の弾と大玉の軌道から放たれるレーザーの回避に専念した。専念しないともろに食らうからだ。

「ちぃ」

私は舌打ちをすると隙を見てスペルカードを放った。

「夢符、封魔陣!」

そう叫ぶと同時に札を投げると札は瞬く間に無数の札となって紫に向かって飛んで行った。だが紫は慌てた様子はなく次のスペルカードを放った。

「魍魎、二重黒死蝶」

そう言うと赤と青の蝶々弾が二つを交差させるように回転させて私の札を次々と打ち消した。そしてそのまま私の方に向かってきた。そのスペルカードを見て避け切れないと悟った私はもう一枚のスペルカードを使った。

「二重結界!」

すると私の周りに結界が展開した。展開した瞬間、紫の攻撃の衝撃が結界の中まで伝わってきた。結界の中まで伝わって来る程だ、もしも結界無しでこのスペルカードに当たっていたらやばかった。(悔しいけど流石紫ね。攻撃の威力もタイミングもみんなよりも桁違い。このままじゃあ負けるのも時間の問題ね)

「あら霊夢?私との戦いの中で考え事なんてね」

「え?しまった!」

私がどうしようか考えているうちに紫は私の結界を破っていた。私は咄嗟に距離を取ろうとしたけど、紫の弾幕を至近距離で食らってしまった。

「ぐはっ!」

食らった衝撃で地面を転がる私。やっと止まり体を起こそうとした時に少しお腹辺りから激痛が走った。

「これは、何本か折れてるかもね………」

お腹に手を置きそう呟く私は何故か微笑してしまった。そりゃそうだ。紫に対してあんなに強く啖呵を切ったにも関わらず紫に傷一つ付けられずその上、弾幕を何個か食らっただけでここまでなった。今の私は紫に敵わない。今更だけどそう思った。

「あら?博麗の巫女がこの程度?笑わせるわね」

「やっぱ、あんたはわざと挑発してるわよね……」

「ふふっ。どうかしら」

私はふんと鼻で笑うとゆっくりと立ち上がった。その間にも身体じゅうから悲鳴が上がる。私はその痛みに耐えながら紫を睨み付けた。

「随分と怖い感じになって来たわね」

「そうかしら?そりゃあ、今まで家族だと思っていた奴が急に敵になるだもん。そりゃなるわ」

「!」

私の言葉に紫は初めて不意を付かれたような顔になった。だが、その顔は直ぐに消えいつもの顔になった。

「そうよね。私はあなたを裏切った妖怪………。さあ、立ちなさい!あなたの本気で裏切った私を倒して見なさい!」

「…………ええいいわ。私の本気を見せてあげる」

私は右手に持っていたお祓い棒を横に投げ捨てた。そしてゆっくりと左手と右手を左の腰辺りに手をかざし、まるで抜刀のような構えを取った。

「霊夢何をしようと…………て、まさか!」

流石紫。もう分かったようだ。

「くっ!させないわ!二重黒死蝶!」

紫は私のしようとしている事に気付きスペルカードを再び使って来た。迫ってくる紫のスペルカードに気にせず私は目を瞑った。そして心の中で願った。

(お願い!力を貸して。お母さん!)

「はあぁぁぁぁ!」

目を開いた私は掛け声と共に抜刀をするように右手を横に動かした。すると迫っていた紫のスペルカードの弾幕が真っ二つに切られ、カウンターを予期して回避した紫の服に切れ込みを入れた。紫は私の手元を見て目を見開いた。紫の目線の先の私の手元にはいつの間にか鞘と刀が形成されていた。

「まさか、霊夢がそれを使うなんてね。正直驚いたわ」

「私もこれが使う時が来るなんて思いもしなかったわ。でもこれなら紫。あんたと戦える」

私は右手に持った刀を紫に向けた。

「お母さんの刀。霊刀、彼岸花でね!」

私は左手の鞘を地面に落とし彼岸花を両手に持つと構えた。

「何としてでもあんたを倒す。お母さんと一緒に!」

私は勢いよく地を蹴った。

 

 

 

 

 

第七話〜完〜

 

 

 




後で読んで見ないと分かりませんがちゃんと構成行ってるでしょうか?同じ事を何度も繰り返して言ったりやったりしてないでしょうか?それだけが心配です。あと、やっと彼岸花出せた。
さて、今回では紫と霊夢の勝負がつきませんでした。なので次回の最終話で決着をつけます。お楽しみに!
それではまた次回!




通信、改めて読んだ所、不十分な所が多数ありましたが自分が見た限りの修正は行いました。申し訳ございません。あと、感想、お気に入りなどよろしくお願いします。
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