ありふれた職業で世界最強(女)と文字使い(ワードマスター)   作:アルテール

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息抜きで投稿、勘違いものを書きたかった。反省はしている、後悔はしていない。

2018/6/28 リメイクしました。


前日談〜異世界召喚前〜
文字使い日記① 


■月■日

 

 

日記が持てるようになったことと、ペンを買ってもらったことを記念に五歳から日記を書いていくことにした。

いや、まぁ、別に見る人なんていないと思うが単なる気持ちの整理程度にしか書いていないため適当なのはご愛嬌だろう。

 

では、吾輩は転生者である、現在は五歳、名前は神代日色という。

 

やっぱり名前の無い猫風に言ってしまうと何やらペンが進まなくなってしまう、普通に話そう。

 

俺は転生者だ。ある日、アボーンと殺されて、神々しい雰囲気(笑)の女性(神w)に特典をアボーンと渡され、アボーンと転生された哀れな転生少年Aである。

 

前世の記憶はあるが死ぬ瞬間は覚えていない。

 

女神に転生してもらうわーと言われ、ファンタジーの小説の世界にレッツゴーや的なことを言われたんだわ。

モチのロン私は拒絶した、転生してもらうことは感謝している、だが平和な世界にしてくれと。

それを言った神様はこう一言、

 

 

 

「え?嫌ですけど」(意訳)

 

 

思い出すだけで腹立たしくなってきた。やはりあのクソ神は死ね、氏ねじゃなくて死ね。

 

閑話休題

 

そんなわけで俺が貰った特典(強制)は『文字魔法』というものだ。

 

 

 

文字魔法(ワード・マジック)

 

 

 

それは『金色の文字使い~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~』というラノベに出てくる丘村日色という主人公の能力だ。その能力は簡単に言えば書いた文字の意味の現象を現実に起こすという能力だ。

 

例えば地面に『硬』と書けば地面が一定範囲硬くなったり、刀に『伸』と書けば『13kmや(ドヤァ!!)』ができたりするのだ。……まぁ、流石にそこまで伸びないと思うが。

 

とまぁ、異世界に飛ばされなければ嬉しい特典なのだが、異世界にはどれだけ頑張っても必ず飛ばされるらしい、おい、ふざけんな神様。

 

飛ばされる異世界は神が世界を支配している『トータス』というものらしい。

 

 

わかっただろうか?『ありふれた職業で世界最強』の世界である。

 

 

あぁ、なるほど神はもう一度死んで来いと言っているらしい。

 

HA!HA!HA!救いないじゃん!無理じゃん!俺絶対生き残れる自信がないよ!?

 

とまぁ、そんなわけで俺は生き残れる可能性を1%でも上げるために前世では行っていなかった運動を積極的にすることにした。

 

――が、ここで問題が発生した。

 

 

特典の影響なのか、元からコミュ症な俺だからなのか神様が俺の肉体に細工をした。

 

 

わかりやすく言えば、容姿が丘村日色になり、言動が鋭くなってしまうのだ。

 

 

つまり、言葉をオブラートに取り繕うことができず、他人をイラつかせてしまうのだ。

 

文字魔法で治せるかなと思っていたが――そもそも文字魔法が使えなかった、は?と言いたくなり、気づいた。そう、文字魔法とは魔力を使って文字を書き、その意味の効果を起こすものだ。

 

つまり、魔力がないから使えません♪

 

異世界まで待てよバカヤローらしい。

 

 

結果、友達がいない。(涙目)

 

 

……ちょっと泣いていいですかね?

 

 

( ´∀`)月( ^ω^ )日

 

原作に備えて運動能力の向上と異世界から戻って来た後のために毎朝起きて、ランニングをし、夜は勉強。

 

まるで小学生がやることではないと思うがまるでゲームキャラを育てているみたいで楽しかった。

 

一応大学を卒業していたが抜けていた知識があったり、わからなかった所があった為、やるたびに「へーなるほどな」となることが多かったし。

 

こっそり親父の本や、お小遣いを貯め高校生専用の勉強の本を買ったりし、小学生一年生の頃にはもう高校一年生までの勉強は完璧にマスターしていた、だが、これで安心してはいけないなぜなら記憶とはいつか忘れてしまうものだと前世の隣のおばあちゃんが言っていた気がする、このまま復習を続けていくことを決めた。

 

運動は朝のランニングでは足りないと思い、母親に相談してみたところ選ばれたのは剣道だった。

 

いや、なんで?え?近くにやっている道場があるから?

 

初めてお母さんを殴りたくなったような気がした。

 

 

( 」´0`)」月\(//∇//)\日

 

 

剣道を初めて数ヶ月が経った。

剣の腕は上達していると思うのだが、常にある問題に頭を悩ませている。

 

察しただろうか?

 

 

そうです、言動です。

 

どんな人が相手でも一切変わらない言動が、相手からしては喧嘩を売っているように見え、よく剣道に先生に怒鳴られることがあるのです。

 

メンタルが少ない俺は内心絶叫、だけど表情は鋼鉄の様に変化ナッシング。

 

 

 

辛い、心底辛い。

 

 

 

それでも、生き残るためだと考え、真意に取り組んだ、昔からそういう地味な作業には慣れているのだ。

 

継続は力なり、だ。

ブラック企業で生きてきた俺の実力を舐めるんじゃねぇ!!三日間徹夜なんて当たり前なんだぜ!?

 

何度も基礎を繰り返し、ネチネチと影から聞こえる悪口に内心号泣しながら頑張ること数ヶ月、初めて全国大会で優勝した。

泣いた、本当に泣いた、号泣したよ内心はな!!地域大会や地方大会を勝ち進むたびに強敵と出会い戦うたびに自分の成長が感じられた。

 

あれ?俺そんな戦闘狂だっけ?違うよね?どうして剣道にハマっちゃたの俺?

 

確実にジャンル違いに気づいたのは全国大会に優勝した後だった。

本当に、どうして異世界なんかに飛ばされるのか?飛ばされなかったらいい人生を送れるのに。

 

これも全てあの神のせいだ、エヒト神よりタチが悪いのかもしれない。

 

いや、まぁ、こんな神様ボディを作ってくれたことには感謝するが……一里ぐらい。

 

 

(*´∇`*)月_φ( ̄ー ̄ )日

 

 

本当に思うのだが、剣道で女子に面!するの辛くね?え?辛くない?そうっすか。

目の前にいる胴衣を聞いた少女の面を体勢を半歩ズラすだけで避け、紙一重で避ける。

しかし少女は止まらず、胴、篭手、面、多種多様な攻撃を放つが俺は時に竹刀で剣戟の軌道をづらし、首を傾けることで避け、足をずらし体の重心を動かす事で滑らかにヌルヌルと動き続ける。

 

うん、月を7割がた蒸発させたタコ型生命体の気分だ、ヌルフッフフフ!!

 

さてとそろそろ反撃ですかね。

 

襲いかかる胴をわざと竹刀で受け体勢を崩れさせる。

 

「……面ッ!!」

 

その隙を逃すまいと上段で面!と襲いかかる少女に合わせるように俺も竹刀を上段で振るう。

竹刀と竹刀がぶつかる直前、竹刀を動かし、襲いかかる竹刀の機動を変え、そのまま彼女の頭に面を取る。

 

これは面打ち落とし面というらしい。

 

「面!」

 

俺の掛け声と共に少女に面を決め、立ち会いが終了する。

 

 

 

「…………フゥ」

 

胴衣を脱いで、暑苦しい空気から解放される。

最近思ったこと、剣道は強敵との立会いは楽しいが暑い。

 

俺、暑いのは苦手なんすよ、おやびん。

 

そう内心ではっちゃけていると、隣に一人の少女がやって来た。

 

「……何の用だ、ポニー」

「何?私が隣にいたらダメなの?あとポニーは止めなさい、私には八重樫雫という名前があるのよ」

 

そう言いながら俺の隣にスポーツドリンクを飲みながら座った八重樫雫。

本当にどうしてこうなったのだろうか?

 

八重樫雫

 

それは原作のキャラで主人公南雲ハジメのヒロインの一人だ、剣道を習っており、主人公たちの始末に巻き込まれる苦労人系ヒロインだ、通称オカン。

祖父に剣道を進められていたために可愛らしいものが欲しい欲求を幼初期から殺し続けていたために女性らしさがパッと見では無いが本当は可愛らしいものが大好きな少女だ。

そんなギャップ萌えを引き起こしてくれるようなヒロインなのだが自分からすれば死亡フラグが迫ってきているような気しかしない。おい、誰か南雲ハジメか天之河光輝を連れてこい。

 

そう、俺が通っているのは八重樫流の道場なのである。

 

えぇ、出会いましたよバッチリと。

 

そして俺の首が斬り裂かれる姿を幻視した。ギヤァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!死亡フラグだぁあああああああああああああ!!!と内心絶叫した俺は悪くない、お、俺は悪くねぇ!

 

とは言っても俺は関わることはしていない。

 

有無肖像の一人として認識してくれればいいなと思って過ごすことこの頃、ある日、立会いで八重樫さんに勝ったときに言った台詞が問題になった。

 

 

「可哀想な奴だなお前」

 

 

言語ーーーーーーーーーーーー!!!!

この言葉のせいで彼女に攻め寄られ、いろいろと口出す事になってしまった(ちなみに恐怖で何を言ったかは覚えていない)

 

まぁ、途中で泣かれたため嫌われたならそれでもいいかと思っていたのだが、その後彼女がよくこちらに絡むようになった。

 

あぁあああああああああああああああああああああ!!!絶対恨んでるよこの人!!(恐怖)

 

俺が行けば、後ろに付いてきて、俺が休めば隣に来る。

 

コイツっ!確実に俺を精神的に追い詰める気だ!(愕然)

 

いや、普通の少女だったらまだいいのだ、妹や子供の扱いをして日色言語で話せばなんとかなるし。

けどさ、けどさ!『ありふれ』で最強とも言える剣士にそんなことを言ったら首が切り落とされるだろうが!!!

一度勇気出して断ったことはあったよ!だけどそうすると捨てられた犬のような雰囲気を出しちゃうんだよ!!!

 

そんなの、精神年齢が最低でも60歳超えている俺にできるわけないじゃないかぁ!(絶叫)

 

 

それがこれまでの経緯だ。言語は八重樫さんのことをポニーと呼んでいるが絶対これポニーテールから来たよな。

 

 

「それにしても、どうして勝てないのよ。私、これでもあなたより長い期間やっているのよ?」

「ハッ、やる気の差と才能だな。俺だから出来るに決まっているだろう」

 

うわぁ、言語の豪語不遜さが出まくりだぁ、俺の命も風前の灯だぁ。

 

「お前も、稀には自分の欲望に正直になったほうがいい」

「……無理よ、私はそんなこと……出来ない」

 

そんなことを少し沈んだ声でいう八重樫さん、なんだか黒い沈んだオーラが出ている

というか、八重樫さん、可愛らしいものが好きじゃなかったっけ?これも親のことを考えすぎているから欲望を押さえ込んでいるんだよなぁ。

子供なんだからもう少し、我儘になってもいいと思うけど。

 

…………おかしい、最近思考が老人になってきている気がする。

 

 

いや、まぁ、精神年齢が50歳を軽く超えているから当たり前のことなのだが。

 

 

「ま、どうするかなんてお前の自由だ。好きにしろ」

 

そう言い、俺は飲み物を飲む、一応言っておくがこれは言語が言っていることなので俺は関係ないからね?

 

「まぁ…………そのせいで女らしくなくなってサムライ女や筋肉女なんて言われないようにしろよ」

「余計なお世話よッ!!!」

 

次の瞬間、真っ赤な顔になった彼女の拳を左手で防いだのだが、かなりジンジンと衝撃が残ったのは覚えている。

 

ちなみに内心は

 

(死ぬ!!マジで死ぬ!!一瞬拳がぶれたんですけど!、チリって空気が摩擦で燃えた気がしたんですけど!!!)

 

かなり絶叫していた。

 

 

Σ(゜д゜lll)月(●´ω`●)

 

ある日いつも通りに道場で剣道の練習をしていると、道場に天之河光輝が入ってきた。

 

まさかの勇者(笑)の登場である。

あのアンちゃんダメだわ、どうしようもねぇレベルでダメだわ。

八重樫さんに「君は俺が守る!」とか普通に言っちゃうんだぜ!?クサいよ!マジでクサすぎるんですけど!!?

道場仲間の喧嘩に殴り込むな馬鹿、騒ぎが大きくなるだけだろうが!

 

いや、いいよ!?八重樫さんが天之河に連れて行ってもらえれば、勇者パーティ(笑)が出来上がるし、俺の死亡フラグも減るからいいんだけどね!?

本当にお前の思考はどうなっているんだよ、正義とか悪とか知らないけどさ、この現代でそんなもの求めるなよ。

 

いや、待て、落ち着け俺、大丈夫だ。これを乗り切れば、八重樫さんは天之河について行き、俺から離れていくはずだ――

 

 

――筈だったのになぁ。

 

 

どうしよう、八重樫さんが離れていかないんだけど。

 

いや、俺も彼女から距離を取ったよ!?だけどさ、普通についてくるんだよ!!

 

 

 

え?何!?俺なんかした!?「今までよくも私に迷惑をかけたな」的な意味で嫌われてるの?

 

 

 

君がこっちに来るとセットで天之河も来るんだよ!?そして「余り彼女に迷惑をかけるんじゃない!!」とか言われるんだよ!?

かけてねぇよ、むしろこっちがかけられてるよ!

天之河とは剣道の手合わせぐらいでしか関わらない様にしてたのにさ、君が来たら強制的に関わってしまうじゃん!!

 

そのまま行けよ!ついて来なくてもいいじゃん!!

 

試しにそんな事を言ってみると彼女、捨てられた子犬の様な顔になるんだよ!?なんだか俺が悪いみたいじゃん!!

 

俺が彼女に距離を離すと、それにつられて彼女が距離を縮めてくる。えぇい!犬か八重樫さんは!!未来のオカン属性は何処に行った!?

別に天之河も八重樫さんも嫌いではないけどさ死亡フラグだから関わりたくないんだよ!!!

 

(`・ω・´)月(*^▽^*)日

 

母親に仕事の関係で少し遠くに引っ越すと言われた。県外に行くわけではないが道場から離れるために行き帰りが難しくなるらしい

 

ここら辺が潮時だろうか?

 

お母さんが申し訳なさそうにしているが道場に行く原因になったのはお母さんだってこと忘れてない?

 

まぁ、剣道仲間で初めて、友達、友達!、友達!ができたのだ名残惜しいといえば名残惜しい。

まぁ……約2名、最終的には合う奴がいるんだが。

 

 

(`・ω・´)月●日

 

「というわけで、引越しすることになった」

「何が『と、言うわけで』よ!聞いてないわよ!?」

 

そう言いながら襲いかかる拳を受け止める。

翌日、道場が終わったあと、近くの公園で事情を説明すると、プレゼントされたのはグーパンチである。

涙を浮かべながらこちらを睨みつける八重樫さんに俺はどんだけ嫌われているんだと気になるわ。

 

「なんで、いつも……突然そんなことを言うのよ!」

 

服を捕まれ勢いよく揺さぶられ目が回る、あ~星が見えるんじゃー。

 

「仕方ないだろう、昨日言われたしな」

 

そう言うと、八重樫さんは静かに手を離し、彼女の頬に涙が流れていく、どうやらもう喜びの涙を耐えるのに限界らしい。

ハァ、どうやって彼女をなだめようか、あ、そういえば買っておいたブレスレットがあったな。

ポケットにある買っておいた紫色の石が嵌っているブレスレットを取り出し、ポイっと投げ渡す。お別れの品という奴だ……そこまで高い物ではないが。

 

「ほらよ」

「え?あっ、ちょっ!!?」

 

ワタワタとさせながら何とか受け取る八重樫さん、少しほっこりするがそれは後だ。

 

「それ、くれてやるよ。どうせ、可愛らしいものを一つも持っていないんだろ?」

「ッ!そ、そんなこと……ない……わ……よ……」

「徐々に声が小さくなってるぞ。ま、別に捨ててもいい物だしな」

 

ツンデレ八重樫さんカワイイ。

そう思ったあと、俺は彼女から背を向け歩き出す。フッ、去り際もかっこいいぜ……なんだかナルシストみたいだな…止めよう。

 

そう思いながらさらに歩を進めると突如背後から声をかけられた。

 

 

 

「ねぇ!」

 

 

 

今にも泣き出しそうな、甲高い声。突然の大声に顔を微かに歪めながら振り向くと必死に泣かないように堪えている八重樫雫の姿があった。

 

 

 

「なんだ?」

「また、会えるよね!?」

 

 

………………そりゃあ、会いますよ。異世界に飛ばされるんだもん。

 

 

 

そう思いながら微かに苦笑し、言葉を掛ける。

 

  

 

「あぁ、きっと会えるさ」

 

  

 

俺の死亡フラグとしてな!!!

 

 

( ̄ー ̄)月┌(┌^o^)┐日

 

これで八重樫さんとの関係がなくなる――

 

――わけではなく

昔、八重樫さんとの連絡先を教えてた為か彼女との関係は切れることはなかった。あの頃の俺、何故連絡先を教えてしまった!?

そんなわけで彼女とのメール交換を行いながら数年 中学生になった俺は近くの本屋に来ていた。というか八重樫さんメール多くないか?毎回返信するのが怠いんだが。

 

え?何のためか?読書の為だよ、せっかく『ありふれた職業で世界最強』の世界に転生したんだぜ?

 

是非ともラノベなどを読みたいじゃないですかー。

 

 

そう思いながら来てみるも、ラノベの本の種類がありすぎて困ってます……(汗)

 

 

いや、どれも面白そうだけどさ。お小遣いにも限りがあるからできるだけ面白い小説を買いたいじゃん?

 

 

そう思いながら近くの本を物色していると視界の端に同じ制服の生徒が視界に映った。

 

制服からして女子らしいがラノベのコーナーで真剣に近くのラノベ本を見比べたりしている。

 

 

え?何あの子?オタク女子?

 

 

厨二病のような人だったら距離を取りたいがこの場合は話は別だ、人気なラノベに詳しそうなため教えてもらおうかな? 

 

「すまん、ちょっといいか?」

「ひぇっ!は、はい!な、なんですか?え!?神代さん!?」 

 

少女はビクンッ!と驚きこちらを振り向くと驚くような視線でこちらを見つめた。

 

えー、俺。何かした?

 

うーん、この子どっかで見たことがあるような気がするなぁ?……確か同じクラスだったけど名前が思い出せないな……

 

 

「……君が持っている本はその……ラノベ本だよな?」

「えっ?あ、は、はい。そうですが?」

 

 

ふむ、決して厨二病の人ではなかったな、それじゃあこの人に済まないと思うがオススメを教えてもらうか?

 

 

「君は、こういう系の本に……詳しい方か?」

「う、うん、結構?」

 

 

よし、決定。教えてもらおう。

 

 

「そうか!すまないが、人気な本を教えてくれ!こういう本に興味があったんだがどれがいいのかわからなかったんだ」 

 

彼女の手を掴み、顔を近づける。

 

うん、やっていることはただの変態だが仕方がない。読書ができるならばそんなものは関係ないからな、本は正義ナリー!!

 

 

「ひゃ、ひゃい。ぼ、僕のお勧めは――」

 

しかもまさかのボクっ娘だと!?実在したのか!?

 

まぁいい、この子とは是非オタク友達になりたい!そのために自己紹介をしなくちゃ!!(興奮)

 

 

「あぁ、ちょっと待ってくれ。自己紹介をまだしていなかったな、俺は神代日色だ」

「は、はい、知ってますよ。最近僕のクラスに転校してきた人ですよね」

「同じクラスだったのか?そうか、それじゃあお前の名前を教えてくれ」

 

 

きっとこんな言動がクソな俺に教えてくれるんだ、一体なんて名前の人なんだろうか?

 

 

「ぼ、僕の名前は――――」

 

 

その言葉を理解することを俺はすぐに理解できなかった。

 

 

 

居るはずのない名前、居るはずのない存在。

 

 

 

そう、ありえないのだ、姿もちょっと違うし性別も違う。

 

 

 

そう、この物語の()()()なんて名前が出るはずがない。

 

 

 

だけど、俺の聞き間違いでは無いと言うならば、彼女はこう言ったはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「南雲ハジメです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………………え?

 

 

俺の知っている物語の歯車が狂いだした。

 

 

これは、この物語は、俺、神代日色と彼女、南雲ハジメの異世界巡り物語だ。

 

 

 

 

 




続けるか、だって?知らんよそんなもの気分気分(丸投げ)
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