ありふれた職業で世界最強(女)と文字使い(ワードマスター) 作:アルテール
全然話が進まねぇ!!と思うこの頃、いつになったら異世界に行くんですかねぇ?
あ、あと一話二話のリメイク終了しました。
( ;∀;)月(*゚▽゚*)日
舞い散る桜の花弁を見るとその散り様が自分の未来を暗示しているようで恐怖しているどうも、皆さん日色です。
中学生活も終わり、今年からは高校生活を始める春休みだ。
えぇ、原作が開始しますよ、ベイベー!
いや、頑張ったよ俺。高校の進路をちゃんとありふれたような高校を選んだよ?
だけど、だけどさ……
……どうしてハジメちゃんも一緒の高校を選んでいるんですかねぇ!?
こ、これが強制的に異世界に飛ばされるということの意味か!?どの高校を選んでもハジメちゃんがハッピーセットでついてくるということ!!?あれか、マ○ドか!
しかも、メールからは八重樫さんも白崎さんもその高校らしいんだぜ!?今すぐ高校を変えようかと思ったけど、時既に遅し、先生に提出した後だった。
ハイ、原作介入決定♪俺の死亡フラグも大増殖っと♪
死んだ。
( ;∀;)月(^◇^)日
高校の試験に合格した為、ハジメと共にパーティーをした。
えぇ、何故か母さんがプチプチに熱中していたり、ハジメちゃんが俺のTシャツを抱き締めていたりしたけどまぁ、楽しかった。
ハジメに臭いなんて言われたらどうしようか?
あれか、反抗期か、「お父さんの洗濯物と一緒に洗わないで」とか言われる年頃だからなぁ。俺の匂いが腐った卵の匂いがするなんて言われた日には1ヶ月ほど寝込みそうだ。
臭く、ないよね……?(涙目)
( ̄∇ ̄)月( ̄^ ̄)ゞ日
今日は
試験の結果は見事に二位、問題から最も取れそうな人の点数の合計を予想しギリギリ届かない点数を取った。いやまぁ、全教科を全て95点にして出したらカンニングされてんじゃないかと思われたのではないかとヒヤヒヤしたが、まぁそんなことはなかったらしい。
というか、泣くな両親!どうして母さんも父さんも入学式のときに号泣するんだよ!?
写真を撮るときも泣き続けて、俺の肩に涙が落ちてくるんですけど!?
おい、ハジメ!そこでこっそりと見てんじゃねぇ!苦笑すんな!助けてくれよ!
◆
異世界召喚が近づいて来てとても憂鬱な件について。
もはや異世界に飛ばされるのは確定だが、一つ懸念があった。
そう、原作にはハジメ達が転移した時は明確な日付が記されていないのだ。
しかも書籍と原作の場合とは転移する時間帯が違っており書籍では朝、原作では昼食の終わりとなっているのだ。
ここからは転移する可能性を書いていこう。
まず、前提条件は召喚する日がハジメが憂鬱だと言っていた月曜日だということ。
これは書籍版と原作も同じである為月曜日に転移する可能性が高い。
そして次、クラスの大半が17歳だったという事、おそらく異世界にいる間に誕生日を迎えていると考えると異世界召喚前は大半が16歳だったと考えるべきだろう。
また、書籍版では制服が半袖のような夏服では無く、またブレザーを着ていたということはまだ、暑い夏ではない。
つまり、これらを真実だと仮定して、考えると召喚される日はおおよそ高校二年生の4月から5月の範囲で起こる可能性が最も高いということだ。
あと、恐らく一年か。後一年すればハジメちゃんの百合百合しい展開が起こるのかぁ、やっぱりリア充は死ね、氏ねじゃなくて死ね。クリスマスで一人で過ごす悲しさを味わえ世界中のリア充めらが。
( ̄∇ ̄)月( ・∇・)月
入学式の翌日、クラス発表があり新たな友達を作れる期間である。
……まぁ、俺なんかが作れるわけないけど。主に言語のせいでな!クソッタレ!
えーっと、クラスメイトを見るに――おぉ!最大級の死亡フラグである白崎香織がいない!密かに内心でガッツポーズである。まぁ代わりにハジメが居ない為俺の一年がボッチ確定したが。
て、あれ?どっかで見たことのあるような名前が……
「日色」
と次の瞬間肩をトントンと叩かれた。
…………………………え?
ギギギと後ろを振り向くとそこには長い髪をポニーテールにして、こっちにニコニコと微笑んでいる侍女こと八重樫雫がいましたとさ。
アエェェエエエッ!?八重樫!?八重樫さんナンデ!?
「なんだ、ポニーか」
「なんだ、って何よ久しぶりに会った友達なのよ?というかいい加減雫って呼んでくれないかしら」
「断る」
というか、あんたとは毎度毎度メールでやり取りしているじゃん。知ってる?君達のメールで携帯の容量が三十%埋まったんだよ?スマホに機種変更したから今は大丈夫だけど。っていうか近い!近い!胸が、胸が!豊かな母性の象徴に目が行きかねないから離れてくれぇええええええええええ!!
制服越しに膨らんでいる巨大なサイズに俺に突き刺さる精神ダメージはクリティカルヒット!
▼ 片翼 の 女神 の 攻撃 !
▼ 効果 は 抜群 だ !
▼ 神代 日色 は 力尽きた……
というログが出てきそうだ。
久しぶりに八重樫さんと会話しながらチラッとクラスメイトが書かれてある表を見ると俺と同じクラスに八重樫雫の名前があるんですよね。
HA!HA!HA!どうやら俺は八重樫と同じクラスらしい、死んだ。……遺言書でも書いておこうか?
俺の死亡フラグが留まることを知らないんだが。
( ̄∇ ̄)月(。・ ω<)ゞてへぺろ♡日
こんちわ、震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!サンライトイエローオーバードライブ!!!したい日色だ。
前回の日記から約一週間が経過した。え?何をやっていたかって?友達がいないから図書室の本を読みまくっていただけだよ!(号泣)
同じクラスの友達なんて八重樫さんしかいないからね!基本的迷惑をかけないように距離をあけているのさ!(キラッ!)昼食などに必ず誘ってくるからあんまり意味がないけどなッ!意味ないけどなッ!!
そのせいでハジメとの二人だけの時間は放課後ぐらいになってしまい拗ねられてしまった、どうしろって言うんですかね?
最近はこっそり盗んだ屋上の鍵を幾つか複製して、昼食の時屋上で静かに食べ、本を読んでいるためある程度溜まっているストレスを発散できるからいいけど、これがバレたら平穏な時間がまた無くなるからなぁ。バレないようにしないと。
あ、あと今日、ハジメが初めて友達が出来たよ!と喜んで報告してきた。
……俺は友達じゃなかったのか(絶望)
そう思い絶望しているとハジメが慌てて弁解し始めた。どうやら初めての女の子友達だったらしい。……何だてっきり俺は友達じゃなかったのかと思ったわ。
名前を聞いてみるとハジメは満面の笑みでこう言った。
「うん!白崎香織さんって言うんだ!」
…………………………………………………………え?
( ̄▽ ̄)月(*゚▽゚*)日
やっぱり世界は俺のことが嫌いなのだろう。
ありふれた今日の昼食、屋上へと向かおうとした俺は見事に八重樫さんに捕獲され、校庭で一緒に食べようと誘われた。いや、厳密には誘われたではないよアレ、世間一般では誘拐って言うんだよ?どうして俺の手を万力のごとく握り締めるんですかね?あれか?断ったら俺の手を握りつぶすつもりなの!?
そんなわけでほぼ引きづられるように連れて行かれる俺氏は八重樫さんにさぁいざ行こうという寸前で現れたのは天之河率いる八重樫さん除いた勇者一行。
「雫、俺達と昼食を摂らないか?」
ナイスだ!天之河!お前はやっぱこういう時に勇者だよな!
そんな彼に内心ガッツポーズする俺、さぁ行くがいい八重樫雫!お前を救ってくれる奴はハジメか天之河しかいない!
「せっかくだけど遠慮するわ。私は日色と食べるから」
なんでぇえええええ!?行けよ!天之河が俺を視界に入れると「雫にあまり迷惑をかけるなよ」と言っているんですけど!?お前、それ剣道の時からずっと聞いている気がするんだが。
というか雫さん?あんた俺の意見ガン無視しているよな?俺、一度もいいよともYESと言ってないよ?
「い、いや。だが……」
「別にいいじゃない。第一、どうして光輝に決められなきゃいけないのよ」
あ、やばい。コレ、天之河が負ける気がする。が、さすがは勇者、未だに諦めず言い合い続けている。
これはチャンスだ、ちょうどよく八重樫も注意を天之河に向けているし。
俺はこっそりと気配を断ちながら、その場から逃走する。
目指すは平穏の場所、屋上だ!!
「なっ!日色!?逃げたわね!!?」
途中廊下で聞こえてきた声は聞かないことにする。
男は過去を振り返ってはいけないのだ。
◆
片手にお弁当を持ちながら屋上へと続く扉へとなんとか辿り着く。
あ、危ねぇええええええ!なんとか逃げ切れて助かった。さて、少し時間が削れたがここからが俺の平穏な一人の時間が始ま――
そう思い、鍵を使って屋上の扉を開ける。
「え、えっと日色君?な、何しているの?」
――始まりませんでした。
ギギギギとゆっくり壊れた機械のように振り向くとそこには白崎という名の
ギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!???
「……何の用だ、白崎」
「え、えっと、雫ちゃんと一緒にご飯食べようと思ったら日色君を見つけたから……」
「ポニ……八重樫なら天之河達と一緒に食堂で食べているはずだ、じゃあな……」
そう言って俺はサッサと屋上へと足を踏み出そうとして――
「ま、待って。どうして日色君は屋上に行っているの?」
再び手を掴まれて止められた、おのれ!どうやっても行かさない気か!?
「人が居ないからだ、静かな所が好きだからな」
「じゃ、じゃあ。い、一緒にご飯を食べていいかな?」
…………………………は?待て待て待て、どうしてそうなった?会話が成立してないんですけど?
自分もおかしな事を言っていることに気づいたのか、白崎さんは顔を真っ赤にさせ、身体をモジモジとさせている。
さて、どうする?本当なら断るんだが、これでもし先生にチクられたら――
白崎さんが先生にチクる
↓
クラスメイト全員に知られる
↓
クズやゴミなどと罵られ、仲間はずれにされる
↓
異世界に飛ばされて奈落に落とされる
ガタガタガタガタ(恐怖)
やばい、この白崎さん、かなりの策士だ。ここで断れば俺を確実に殺す作戦を立ててやがる。
な、なんて奴だ(愕然)
ハァとため息を吐く、なんというかこれぞ本当に一難去ってまた一難って奴ではないだろうか?
あぁ、平穏な時間が「さよならー」と去っていくイメージが見える……
「ハァ、わかった。いいぞ、一緒に食べても」
「ほ、本当!?」
さっきまでの赤面顔を満面の笑みに変えて喜ぶ白崎さん、残念ながら俺からすれば死の恐怖しか感じない。
「ただし、この屋上の事は誰にも言うなよ。面倒くさくなる」
「う、うん!」
もう一度俺は溜息を吐きながら屋上へと足を踏み出す。
やっぱり世界は俺のことが大っ嫌いなんだろうなぁ。
そう、思った俺は決して悪くないだろう。
ちなみに昼食は常に白崎さんに分解攻撃されないかヒヤヒヤでどんな味がしたのかわからなかった。