久しぶりに親とウォーキング……………かと思ったら走り出して、軽い過呼吸になりました。
急な運動はやめよう!……………サーセン。
やっとかけました!それではどうぞ!
例の事件から約一週間後
あの風漂竜はというと
『キョアァァ〜』
大体の地形やそこに息づくモンスター達、そして自分が今生態系の中でどの程度なのかは分かってきていた。
今は傷もあらかた治り、巣(仮)の上でのんびり日光浴をしていた。今の時間は昼近く。別に腹が空いているわけではないので、少しウトウトしていた。
しかし、そうのんびりと出来ないのが自然だ。
『ッ⁉︎』
何かおぞましい気配を感じ、身震いする風漂竜。一気に目が覚めたのか、その根源を探るべく澄み渡る空へ舞い上がった。
ここは渓流の7番に当たる場所。風漂竜は、浅瀬で伸びていた。理由は単純。「飛び回りすぎて疲れた」だ。結局、あの気配の根源は分からずじまいだった。ひんやりした流水で火照った身体を冷やしていると、一つの影が通り過ぎた。
『‥‥?』
不思議そうに上を見上げると、
慌てて翼を広げ飛ぶ風漂竜。驚いた様子で自分が居た場所を凝視してみると、立派な翼を持つ赤色の甲殻に身を包んだ飛竜が、風漂竜を睨んでいた。
その竜の名は、《火竜リオレウス》。最近忙しい元祖〈空の王者〉である。
流石にあの気配の根源ではなかったようだが、風漂竜にとっての至福の時間を邪魔したのが癪に触ったのか、鬼の様な形相(竜だが)で火竜を睨み返す。
『キュオォォォォァァァァァン!』
『グオォォォォォァァァァァン!』
お互いの咆哮で、空を制する者達の対決が始まった。
まず先制したのは火竜。空中へと戻り、風漂竜に向かって火球を放つ。
風漂竜は難なく躱し、その勢いで急上昇。火竜に向かって冷気を纏いながら回転し、さながら氷の矢のように突っ込んでいく。火竜はそれを躱すと、シンプルに突っ込んでいく。
風漂竜もそれに応戦して、お互いもつれ合いながら地面に落ちていく。ギリギリのところで離れ、また互いに睨み合い、膠着状態になっていた。
次に動いたのは風漂竜。その自慢の翼を目一杯広げ、振り抜くと同時に冷気を風に乗せ火竜に浴びせる。
ダメージは微力ながら視界が悪くなり、風漂竜を見失ってしまった火竜。風漂竜はその隙に火竜の背後を取り、背中にのしかかる体制になる。火竜は振り落とそうと必死に暴れるが、風漂竜はしっかりと両翼の付け根を掴んで離さない。
風漂竜は噛み付いたり冷気を当てたりしながら、相手の動きが鈍るのを待っている。
しかし、そこは古株。
最大限の力を尽くし、風漂竜を振り落とす火竜。そして体制が崩れた所に爪を立て、毒を入れる。
ここで軽く説明しよう。風漂竜は非常に毒に弱く、ゲームで毒状態にすると大幅に動きが鈍るので、初心者達は覚えておけばだいぶ狩猟が楽になるだろう。
そう、風漂竜は非常に毒に弱いのだ。火竜に毒を盛られた風漂竜は、明らかに動きが鈍くなっていた。それはもう心が痛くなるほどにフルボッコになっていた。
風漂竜はなんとか避けようとするが、上手く身体が動かない。風漂竜は今まで以上に自分の頭をフル回転して考えた。
どうすれば良いのか、どうしたらこの状態から逆転できるのか。
そして今までの戦いを振り返り、閃いた。この間、僅か五秒。風漂竜は、自分の周りに冷気を放ち、拡散する前に吸い込み口内に貯めた。そして
火竜は今までやって来なかった予想外の攻撃に対応出来ず、直撃する。
その直後、毒が切れた風漂竜は体制を立て直し、更にもう一発ブレスを放つ。それは今までとは違い、相対している火竜の火球のようなブレスだった。仮に名付けるとしたら〔氷球〕だろう。
慌てて火球を放ち、相殺する火竜。二種類のブレスを開発した風漂竜は濃い冷気を纏い、空気中の広範囲に散布するように飛び回る。もちろん、その冷気を時々吸い込みブレスとして放ちながら。
火竜は視界が悪くなることを見越し、火球を放った後に翼で仰ぎながら応戦する。しかし、風漂竜はそれすらも見越していた。
火竜に向かって氷球を三発放つ。もちろん風漂竜は、火球を放ち相殺。そして視界が開ける頃には、既に目の前から風漂竜の姿が消えていた。
そう、敢えてブレスを相殺させ、相手の視界が悪くなった時に素早く背後に回る。それは、彼の知能とスピードがないと出来ない芸当だ。
風漂竜は冷気を纏い突っ込む。背中でもろに受けた火竜は、体制を崩してしまった。風漂竜はその間にもブレスを放ち、着実にダメージを与えていく。
体制が整った火竜は、素早くその場から離れ火球を放つ。風漂竜は氷球を放ち、相殺。そしてまた、両者睨み合いになった時に
『グオォォォォォ!』
『『⁉︎』』
疲れた……………
今回は、モンハンの顔。最近FFやらスマブラやらに出張しているリオレウスを出してみました。
これから少しずつ、投稿ペースを上げていきたいと思っています。
それではまた!