ガンダムビルドダイバーズ〜RE:Action〜   作:勘張 明倫

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第4話 乙女の秘密 Part1

フランさんとのバトルからしばらく経ち、

私達はダイバーランクを上げてフォースを立ち上げた。

 

フォース名は『Re:Action』、

意味的には再行動という意味があるらしいが私達はこれを『再始動』。

つまり新しく始め直した事と捉えて名付けた。

 

その後フォースメンバーを様々な方法で募集した・・・・・のだが、

 

フランさんの懸念が的中、

立ち上げて数週間経った今現在誰も私達のフォースに入ってくれる人はいなかった。

 

ア「はぁ・・・何がダメなんだろうなぁ・・・

文に余計なことは書いてない・・・というかテンプレートな文を使ったはずだし・・・

 

誰でも入れるようにしてるはずなんだけどなぁ・・・」

 

現実世界、

私の通う高校の教室にて私は机に突っ伏しため息を漏らす。

 

?「ふーむ、随分とお困りでござるなアスカ殿。

この不詳ヘイタが解決できる悩みであるならば相談に乗るでござるよ?」

 

突っ伏している私の肩を叩き1人の男子生徒が私の隣に座った。

 

彼の名前はシモ ヘイタ君。

隣の席に座るクラスメートでありそして同じ趣味趣向を持つ同志だ。

 

見た目はそこそこ普通の見た目なのだがその独特な喋り方とヒートアップした時の饒舌さがあまりウケなかったようで、

 

彼は少し距離を置かれがちなポジションにいる。

 

そんな中で私は彼に様々なゲームや攻略法などを教えてもらってたりしているいい友人関係を築けている・・・と思う。

 

ア「・・・じゃあヘイタ君、早速質問。」

へ「うむ、どんとこいでござる。」

ア「ヘイタ君が今ハマってるFPSオンラインあるじゃん。

あれで私達姉弟が新しく始めたとして、

あそこは確か・・・レギオンだっけ?

それを組んだとするじゃない?

 

そのレギオンで仲間を募集した時にどうしたらメンバーが入ってくれやすくなるかな?」

 

へ「なるほど・・・

時にアスカ殿。

そのレギオンはいつ組まれましたかな?」

 

ア「え?

・・・二週間前くらいかな?」

ヘ「ではそれからの具体的な戦果や結果は?

何かイベントに参加したとか」

ア「いや、そんな事なしてないかなー。

作って募集するのに手一杯だったし。」

 

ヘ「・・・原因はそこですな。

アスカ殿が開いたそのレギオンはおそらく活躍などをしてないから掲示板などで下の方に表示されてるかもしれないのでござる。

 

おまけにそういうレギオンは多数存在しているでござる故、

だれかがアスカ殿のレギオンに入る可能性は低いのでござる。」

 

ヘイタ君の説明を聞いてわからなかった部分がはっきりわかるようになった。

たしかにフォースを立ち上げたその後は特に何もしていない。

 

ミッションはおろかフェスすら参加していないため、

たしかに目立たなかったのだろう。

 

ア「そっかぁ・・・とすると何かしらの活躍をしないとダメかなぁ・・・うーん。」

ヘ「・・・某に一ついい考えがあるでござる。」

 

対策を考えようとしていた私を見てヘイタ君はどこかで見たことあるポーズ(きちっと立ち、人差し指を上に向ける)をしながら私に言った。

 

ヘ「おそらくでござるが、アスカ殿のいうゲームとはGBNでござるよね?

とすれば近くにある模型店に行き誰か凄いプラモを作る人を実際探してみるといいでござる。」

 

ア「え?

どういうこと?」

 

ヘ「某もFPSオンラインゲームをやっていた時にやたら狙撃が上手い人がいて、

その人をレギオンに加えたいと思ってアプローチをしたのでござる。

 

しかしなかなか引き受けてくれなかったでござるが、

ある時近場でやってたオフ会でその人とあったのでござる。

話をしたら断った理由を教えてくれて蟠りが取れて会話が弾んだのでござる。

 

で、結局その時の楽しい思い出が忘れられなかったのか今では某のレギオンのメンバーになったのでござる。」

 

ア「へ、へぇ・・・そうなんだ。」

へ「・・・つまり、アプローチの仕方を変えるのでござるよ。

ネットでの捜索が難しいならリアルでやってみる。

そしたら以外とうまくいくかもしれないでござるよ。」

 

ア「リアルで?」

へ「そうでござる。

『え!?あの人意外とGBNやってたんだ!』的な出逢いもあるかもでござる。

それがオンラインゲームというものでござる。

まぁ何はともあれまず行動でござるよ。』

 

ア「な、なるほど・・・そうだよね!

やってみるよ!

ありがとうヘイタ君!」

へ「いやいや、これくらいおやすいご用でござるよ。

健闘を祈るでござる。」

 

 

 

放課後、

私達は早速行動する事にした。

 

ト「行動するのはいいけどさ姉さん。

なんでガンプラベース東京に行かないのさ。

人なら山ほどいそうなのに。」

 

ア「確かに人だけならあそこがダントツに多い。

けど、他にもフォースメンバーを探してる人たちと取り合いになるかもしれないし、

亜蔵さんならそういうのに詳しい知り合いがいそうだったから・・・かな?

 

まぁキャメロットで居ない場合はガンプラベース東京に行くって事にしてる。」

 

ト「なるほど。

・・・・・・そういえば姉さん、今日先生に何か言われてなかった?

放課後先生から話しかけられてるの見たけど・・・」

 

トモキが私にそう聞いてきた。

授業が終わったのち、私はとある生徒と鉢合わせするようにぶつかってしまった。

 

金髪で胸の大きな女子生徒、

口調はギャルっぽかったが私の事を心配して起き上がらせてくれたのだが、

そのあときた先生がその生徒に対して文句のようなものを言い始めた途端その生徒は走って逃げてしまった。

 

その先生から彼女の名前が『サオトメヒメカ』という事、

そして学校の生徒と教師から少し浮いてしまっている存在であることを聞かされている時にトモキが迎えにきてくれたのだ。

 

ア「・・・これが事の顛末かな?」

ト「そういう事だったんだね・・・サオトメヒメカ。

僕も聞いたことがあるよ。

よく先生と風紀委員とも揉めてるって噂がある人なんだって。」

ア「・・・そうなんだ。

けど、そんな風に思えないんだけどなぁ私。」

 

トモキの言った噂とぶつかった後の反応を見た私の間で違和感を感じながらも私達はキャメロットに到着した。

 

ア「・・・まぁいいや。

亜蔵さーん!

少しお尋ねしたいことがあるんですけどーー!!」

 

亜「そんな大声で呼ばんでも聞こえとる。

ついでに言うとアーム系パーツはまだ再販かかっとらんぞ。」

 

人影が相変わらず少ない店内で少し大きめな声をあげ亜蔵さんを呼んだ。

亜蔵さんはカウンターから[ヒョコ]っと言うオノマトペが似合う現れ方をした。

 

ア「えー、まだアーム系再販こないんだ・・・ってそうじゃなくて。

ここに飾ってるガンプラ達ってもしかして誰かの持ち込みだったりしないかな?」

 

亜「持ち込み・・・あぁ、寄贈って意味か。

確かにここの完成品のガンプラは客の寄贈じゃよ。

確か・・・2人いたかな。」

ア「本当!?

その人っていつここに来るかわかる?」

 

亜「んー、1人は宅配で送ってくるからここには来んよ。

だがもう1人はいつも今くらいの時間にやってきおるな。

そろそろくるんじゃないかの。」

 

?「チィーッス!亜蔵のおじさん!

今日も展示ようのガンプラ持って来た・・・って・・・」

 

亜蔵さんがそう言って時計を眺めた時店に元気な声が響く、

私がそっちに振り返るとそこに居たのは私が放課後ぶつかった女子生徒・・・

サオトメヒメカさんがいた。

 

亜「おおヒメちゃん。

いつも悪いの、わしの代わりにガンプラを持って来てくれて。」

 

サ「あ、あぁ・・・こ、これ!

今日の出来た作品だから!

じゃあ!」

 

ヒメカさんは持っていたポーチだけドンと置くとあっという間に店を出て行ってしまった。

 

亜「あぁコラ!

ポーチはしっかりと持って帰らんか!

 

・・・珍しいの、あんなにヒメちゃんが慌てるなんて・・・

それに今お前達のことを見てから顔色が変わったような・・・」

 

ト「脱兎のごとくな走りっぷりってとこか・・・

あの人がサオトメヒメカ・・・確かに聴いてる話と外見は連想できるけど「ま、待ってください!」!?

姉さん!」

 

ヒメカさんが走っていくと同時に私は彼女を追いかけるために走っていた。

しかしヒメカさんの足はとても速く追いつくことができず見失ってしまった。

 

ア「はぁ・・・はぁ・・・あ、足速・・・

けど・・・はぁ・・・なんで逃げたり・・・するの・・・かな・・・はぁ・・・はぁ・・・」

ト「姉さん!

急に走り出したからびっくりしたじゃないか!!

全く・・・

追いつけなかったなら仕方ない。

明日このポーチを渡しにいくついでに話を聞こう。

何か話してくれるならいいけどね。」

 

ア「・・・うん。」

 

頭の中に疑問符が浮かび続けていたが今できるとこは何もない。

私はトモキの言う通りポーチをあした渡しに行くことにして今日は家に帰ることにした。

 

「・・・・・・」

 

 

そしてその時、物陰から私達を見る1つの視線があることに私たちは気づいていなかった。

 

 

 

 

 




書きたいことがまとまらず、
また編を分けての構成となります。
これから書くときはそのようにしようかなーと考えてた。
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