今日も元気にメゼポルタ広場からお届けします。【完結】 作:沙希斗
(実際はその間に何話か書いています)
少し長いです。
王族からの使者が来て、「レーヴェの訓練に赴く様に」という命令書を受けたので、アルバストゥルは城に向かっている。
場所は【ココット村】より西の、【ヒンメルン山脈】を越えた先にある、【シュレイド地方】である。
ここにはかつて、遥か遠い昔に【シュレイド王国】という広大な大陸を所有する王国があり、そこでは科学技術を駆使した、一部の【モンスター】しか操れない【電気】という自然現象を意のままに使って発展させた機械があった程、高度な文明を持っていた国だったのだそうな。
そんなに高度な文明を持ち、長い間栄えたと記録されている国が今は滅び、東西に分かれて【西シュレイド王国】と【東シュレイド共和国】になってしまっている。
なぜ滅んだか?
諸説あるのだが、一番有効な説として昔から語られている話はこうである。
時は【竜大戦時代】といわれている、【人間族】と【竜(ドラゴン及び今のモンスターの祖先)族】が大戦争を繰り広げていた時代の事。
【シュレイド王国】の科学者は、ある時【竜】を【兵器】として利用出来ないかと考えた。
そこで研究の末、【竜機兵】なるものを作ろうとした。
つまり強い【竜(その当時はドラゴン種)】を機械と融合させて意のままに操ろうとしたのだ。
数々の実験と【竜】の犠牲の上についに完成した【竜機兵】は、なんと
その能力はまさに
当然、【シュレイド王】は量産を命じた。
そのためにその当時繁栄を極めていた【ドラゴン種】が乱獲され、その時代にドラゴンをはじめとした沢山の種類の【モンスター】が滅んでしまった。
そして大戦争の末に、両者共に滅亡寸前にまで至ったという。
その頃、【シュレイド城】周辺の空が禍々しい紫を帯び、黒雲漂う不吉な様子を示し始めた。
まるで地獄の空であるかのようなその光景に、誰もが怯え、「世界の終わりだ!」「この国が滅ぶ予兆なのだ!」と口々に叫んだ。
と、上空からゆっくりと、巨大な影が降りて来た。
それはどす黒い鱗で全身を纏った細長いドラゴンで、繁栄を見せ付けるかのようにして建っている【シュレイド城】程もあるような巨大なものだった。
まるで地獄の神の使いであるかのように【シュレイド城】に降り立ったそのドラゴンは、城諸共城下を吹き飛ばし、破壊尽し、一夜にして【シュレイド王国】を滅ぼしたのだという。
「つまり驕れる国は久しからず。という訳ですな」
王族の使いが道々話しながら、竜車を操っている。
「おいおい、自分らの祖先だった国をそんなふうに言っていいのかぁ?」
始めは畏まっていたアルバストゥルだったが、何日も一緒にいるので今ではすっかり打ち解けてしまっている。
「良いのです。【シュレイド王国滅亡物語】というのは、今では絵本になっているくらいですしね。反省を促すための教育として使われてるぐらい有名な話ですし」
「まあなぁ。【ハンターズギルド】もその頃のように、【モンスター】を滅ぼさないような仕組みとして作られたらしいしなぁ。人類の反省として」
「そのために厳しい掟があると伺っておりますが」
「おう。狩りの制限とかランク付けとか色々制約があんだよ。人に武器向けちゃいけねぇとかな」
「破ったらどうなるのです?」
「違反者に対する制裁は、かなり厳しいものになる。ハンター資格の剥奪なら良い方で、いき過ぎた密猟や武器使用なんかは粛清される。つまり問答無用で処刑だな」
「ひえぇ、それは厳しいですねぇ!」
「そのために【ギルドナイツ】とかいう組織があるんだと。暗殺を請け負ってるとかなんとか黒い噂があるようだが、誰も見た事ねぇから本当にそんな組織があるのかすら分からん」
「私も【ギルドナイト】という言葉自体は聞いた事がありますが……」
「なんでも【ギルドナイツ】っつう組織のメンバーが【ギルドナイト】って呼ばれてるらしい。だからその名前自体は俺もよく聞くんだがなぁ……」
「存在自体は謎だと」
「そうなんだよ。だから余計に色んな噂が飛び交ってるみてぇだぜ。殺人に関しても、一般人が殺されても『【ギルドナイト】に殺された』って騒ぐ連中がいるぐれぇだしな。ハンター専用だっつうのに」
「ハンター専用という事だけは分かっているのですか?」
「ハンターを取り締まるための組織だっつう噂だぜ? ホントかどうかは知らんけどな」
二人は【ヒンメルン山脈】を越える準備をするために、一旦【ココット村】に寄った。
丁度山脈の麓にある【村】なので、ここを通る者の拠点としても使われているからである。
「ただいま【村長】っ!」
「おぉアレクトロ! よぉ帰ったのぉ!」
「あれアレクさんってこの【村】の出身だったんですか?」
「言わなかったっけか?」
「聞いてなかったです」
「お主は、その恰好から言うと王族の使者のようじゃが?」
「いかにもそうであります。この御方をお連れするように殿下から申し付けられておりまして、【ヒンメルン山脈】を越える準備をするためにこちらに寄った次第です」
「それは御苦労じゃなぁ、今宵はゆっくり休んで明日出発するがええ。夜に山脈を越えるのは自殺行為じゃからの」
「ご配慮頂き、真に有難う存じます」
「して、こ奴にどのような用事なのじゃ? とても殿下に御拝謁賜るような身分ではないはずじゃが?」
二人は【レウス狩り】の出来事なども交えて、【村長】に説明した。
「なるほどのぉ! まさにこ奴にピッタリの仕事じゃわい。しっかり務めるのじゃぞ? アレクトロ」
「はいっ!」
王族の使いを宿舎に案内し終えたアルバストゥルは、【村長】にこう聞かれた。
「時に、レインは元気にしておるかの?」
「そりゃあもぉ。元気過ぎて困ってるぐらいですよ」
「――夜もか?」
「なな何を……!?」
真っ赤になってわたわたしている彼を見て、「可愛ええのぉ」とニヤ付く【村長】であった。
山脈越えは厳しい旅になるので【村】で【アプトノス】と竜車も交換し、次の日の朝早く出発。
山脈越え自体は初めての経験だったアルバストゥルだったが、【フラヒヤ山脈】には何度も狩猟に行っているので、【雪山】での生活には慣れていた。
【ヒンメルン山脈】に生息している【モンスター】も【フラヒヤ山脈】にいるものと変わりが無かったようなので、時には【ブルファンゴ】や【ガウシカ】などを狩って【生肉】を取ったりした。
ただ【ドドブランゴ】が率いる【ブランゴ】の群れに囲まれた時は、一人で対処し切れずに遭難しかけた。
幸い使いも竜車も大した被害を負わなかったので、自分も含めて治療して休み、再開した。
山脈を越えた二人は、一旦【ミナガルデ】という【街】に寄って休む事にした。
ここは【西シュレイド王国】城下の【ヴェルド】とは別の【街】だったが、着いたのが夜中近くだったので直接城に行くのはやめたのだった。
ちなみに【ミナガルデ】という【街】は、【ハンターズギルド】が創設された原点である【街】なのだという。
【ドンドルマ】に負けず劣らずハンターが集結している大きな【街】の一つであり、【シュレイド地方】でのハンターの一大拠点となっている。
今でも【ハンターズギルド】の本部があるそうで、ギルドのある【街】としては一番近い【ドンドルマギルド】と共に、お互いに切磋琢磨しているのだとか。
年に一回開かれる【ギルド本部会議】では、各地方から集結した【ギルドマスター】がこの【街】で会議をするのだとか。
【ハンターズギルド】の原点だけに、【ギルドナイト】の数もここが一番多いなどという噂もあるのだとの事。
街並み自体は【ドンドルマ】と似ているなと思ったアルバストゥルだったが、こちらは【ヒンメルン山脈】の麓である事を利用した地形要塞があり、容易に【古龍】の進撃を許さない造りになっているのが羨ましいと思った。
【ドンドルマ】では大陸のほぼ真ん中にある関係で山脈など要塞になる地形が無く、人口の要塞では【古龍】の進撃を許して【街】の中まで入って来てしまう事があるからである。
ここでもハンターのための【マイハウス(ここではゲストハウスというらしい)】は設けられているのだが、階級制が厳しく、ランクによって部屋の大きさが決まるらしい。
しかも一泊ごとの料金があり、大きな部屋程高いのだとか。
ただし上位の者は好きなランクの部屋を使えるらしく、高いランクの者でもゼニーが足りないなんていう時はわざと低いランクの部屋を使う事もあるとの事。
【ミナガルデギルド】ではハンター登録の無いアルバストゥルだったが、【ドンドルマギルド】の登録証を持っていたため、宿屋ではなく【ゲストハウス】を利用する事が出来た。
彼のランクはハンターランクを超えたランクであるスキルランクなので、最高級の【エンペラー】という部屋で泊まれるとの事。
部屋代自体は目の飛び出るような値段だったのだが、せっかくなので泊まってみた。
「うおぉ! すげえぇっ!!」
ベナトールが使っているような、いやそれ以上はあるんじゃないかと思う程の広い部屋とベッドに、彼は興奮しっ放しになった。
はしゃいでベッドに飛び込み、弾む弾力を確かめたり、ゴロゴロと転がったりして遊ぶ。
レインも入れて、仲間全員で寝ても余るだろうなと思った。
天井から下がっている照明や壁の装飾、家具などの豪華さを目を輝かせて眺め、夜中なのにかなり興奮した彼だったが、元々枕が変わったら寝れないというような性質を持ち合わせていないのもあって、寝ると決めたら即寝入った。
次の朝、せっかくだからと部屋付きの大風呂に入って泳いだり、【召使アイルー】が運んで来た豪華な朝食に興奮しつつ舌鼓を打ったりして贅沢三昧を楽しんだ彼は、立派な幌が付いた竜車で迎えに来た王族の使いと共に城へ赴いた。
(「立派な」と言ってもハンターが使っている物とは比べ物にならないというだけで、王族が使っている物とは天と地ほどの差があったのだが)
生まれてこの方城など見た事が無い彼は、王都【ヴェルド】に着いた途端、当然のように遠くに見えていた城の姿に目を輝かせた。
「うはあぁ! これが【城】っつうものかぁ……!」
「はい。【西シュレイド王国】の【城】です」
【ハンターズギルド】は王国とは関連の無い組織だし、そもそも王族関連の仕事など、今まで受けた事もなかったのだ。
「【旧シュレイド王国】の【城】も、こんな感じだったんかな?」
「いいえ、比べるべくもない程更に大規模なものだったらしいです。この【城】は小さい方だとか」
「へえぇ~~~!」
城門に着くと門番兵に止められたが、話は伝わっていたようで、すぐに通してくれた。
城の中はこの世のものとは思えない程の装飾や絵画で溢れており、見上げる程高い天井には【ライトクリスタル】の最上品質の【ノヴァクリスタル】のシャンデリアを使っているなど、もう豪華絢爛という言葉以外では語れない程の贅沢の限りを尽したものだった。
アルバストゥルはずっと興奮してキョロキョロ見回しながら、まさにここは世の中から隔離された世界なのだろうなと思った。
とても同じ人間の世界とは思えなかったからである。
「ここから先は【謁見の間】である。武器携帯は許されておらぬ。ここで預けるように」
長い廊下を渡ってある大扉に着いた時、そこを護る守護兵にそう言われた。
他の部屋を護っていた兵とは明らかに格上な鎧を纏っているその兵達を見て、今更ながら帰りたい気分になるアルバストゥル。
だがここまで来て逃げ出す訳にはいかないので、「かなり重いと思いますよ」と背中から【大剣】を外して渡した。
「ぬおぉっ!?」
渡された守護兵は一人では持ち切れずにひっくり返りそうになり、慌てて他の者も支える。
「だから言ったじゃないですか」
三人がかりで懸命に持っているのを見て苦笑いすると、「ははハンターは、このような重い武器をいつも振り回しているのか!?」と、顔を真っ赤にして踏ん張りながら言う。
「【片手剣】とか【双剣】なんかはそれよりは軽いですけどね。でも俺がもしその類いの武器使いであったとしても、あなた方が持てるかどうか……。なんせ並みの筋力じゃ扱えませんからねハンター用は」
「お、お前達本当に【人間】かぁ?」
「さあ、どうなんでしょ」
肩をすくめて別の守護兵に剥ぎ取り用のナイフも預け、いよいよ中へ。
近衛兵だと思われる守護兵がずらりと両側に並んでいる赤絨毯を、口をあんぐりと開けて見回しながら通り、大きな玉座のある高台の下に畏まった。
少ししてゆっくりとした足取りの足音がし、殿下と思われる人物が入って来た。
使いの者が報告し、沈黙が訪れた後、殿下は口を開いた。
「
少し顔を上げて見ると、殿下が大きな玉座の脇にある、それよりは小さ目な玉座に座っていた。
恐らく真ん中の大きな玉座は国王陛下の玉座なのだろう。
「長旅、大儀であった」
「ははぁっ!!」
「あいにく父上は遠征で城を空けている。そなたの話をしたら『是非レーヴェと話しをしているところを見たいものだ』と仰っていた。いない間に来たと知れば、さぞや残念がるだろうな」
「そそそんな! お、俺が陛下にお会いするなんて、とてもとても……」
「まあ、いずれ機会があるであろう。その時まで楽しみにせよ」
「いいいえそんな事など、恐れ多い……」
「早速だがレーヴェの訓練をしてもらう。その間は訓練場にある兵隊用の宿舎を貸し与える故、好きなように使うが良い」
「有難き幸せにございます」
「そなたがどんな訓練をするのかちと見てみたい。後で行く故、そのつもりでいよ」
「ははっ!」
兵士に案内されたアルバストゥルは、宿舎で準備を整えて【訓練場】へ。
宿舎自体は簡易的なものだったが、やはりと言うべきか【訓練場】は広かった。
中に入って目を丸くしていると、正面奥で鎖が巻き上げられるような音がし、暗がりからゆっくりと巨大な影が現れた。
「レーヴェ!」
アルバストゥルは嬉し気な声を上げて駆け寄った。
「元気にしてたか?」
顔を押し付け、嬉しそうな声を返すレーヴェ。
『アルバ、来てくれてありがとう♪』
『な、なんでその名を――!?』
彼に【リオス語】が通じる事を利用して、人に聞かせてはならない話をするレーヴェ。
専用語が通じるというのは、こういう点では便利なのかもしれない。
『心が読めるからね。君の本名は【アルバストゥル】だってちゃんと分かってるよ』
『侮れん野郎だ。流石【モンスター】だぜ』
レーヴェは笑うかのように、口の端を持ち上げた。
「ところでよ、お前が普段どんな訓練受けてんのか、俺聞いてねぇんだが……」
そう呟いていると、反対側の奥で同じように鎖が巻き上げられる音がした。
ゆっくり現れた影は、【フルフル】だった。
「なるほど、【モンスター】を攻める訓練してんのか」
『そう』
「【レウス狩り】に向けての訓練と取っても良いんだよな?」
『そういう事』
「了解。なら俺もそのつもりで行くわ。付いて来いよ?」
『分かった』
レーヴェは、【フルフル】に向けて吠えた。
少し経って見に行った殿下は、そこに【リオレウス】の鳴き声と、【フルフル】の鳴き声以外の『声』が無いのに気が付いた。
つまり【人間】の声が聞かれないのだ。
これは面白い光景であるな。
殿下はそう思った。
レーヴェの飛び掛かりのタイミングとか、避け方などの指導を、この者は全て【リオス語】で行っているようなのだ。
やはりその方が意思疎通が早いらしく、今までの指導者が人間の言葉で行っていた時より、レーヴェの反応が良い。
と、相手が地面に尻尾を吸着させたにもかかわらず、レーヴェが飛び込んで行った。
その前に鋭い声が掛ったが一瞬遅く、レーヴェは放電に巻き込まれた。
叫び声を上げたレーヴェに駆け寄った彼は、まず叱るような声を掛けてからレーヴェを下がらせ、傷を見た。
大した事はないと判断したのだろう。【回復薬】を掛けて、すぐに復帰させた。
伸びる首にすかさず噛み付いたレーヴェは、振り回しながら放り投げた。
声が掛けられ、相手が落ちる場所を狙ってバックブレスが放たれる。
飛び上がって毒蹴りをかましたのはレーヴェ自身の判断だったのだろう。彼が褒めるような声を掛けたから。
相手は【火属性】が弱点の【フルフル】である。それを知っているからか、突進や毒蹴りよりもブレスを中心とした攻撃を教えている。
通常【レウス狩り】では、【リオレウス】だけでは補い切れない戦闘を雇ったハンターがフォローするものなのだが、ここではあくまでもレーヴェの訓練のみを考えているらしく、彼自身は声だけ出してまったく手出しはしていなかった。
そして危ない時は【大剣】をかざし、それすらも間に合わない時は我が身を持ってレーヴェを護ろうとさえして見せた。
それに応えるかのように、レーヴェの方も彼が危ない時に護ろうとする動きを見せている。
【モンスター】と【人間】とは、ここまで心を通わせる事が出来るものなのだな。
殿下は感動すら覚えた。
「見事であった」
【フルフル】を仕留めたレーヴェの健闘を称えていたアルバストゥルは、拍手の音でようやく殿下が見ている事に気が付き、焦った。
集中して、後で殿下が見に来る事を忘れていたのだ。
「おお御目汚しになりました事をお許し下さいっ!」
平伏するアルバストゥル。
「そう畏まらずとも良い。楽しませてもらったよ」
「ああ、あのあの……」
「なんだ? 何か言いたい事があるのか?」
「あああの、恐れながら……」
「なんだ申してみよ」
「ふ、【フルフル】は本来【洞窟】に棲む【モンスター】です。【レウス狩り】で【沼地】を狩場にしたとしても、狭い【洞窟】の中には【リオレウス】は入れません。他に【雪山】での生息も確認されておりますが、視界が悪く、上空から攻撃するタイプである【リオレウス】には向かないフィールドです。従いまして、【レウス狩り】の獲物を【フルフル】にするのはやめた方がよろしいのではと……」
「なるほどな。ではこうするのはどうだ? 【沼地】を狩場にし、予めハンターが洞窟から追い出して、違うエリアで【リオレウス】と闘わせるというのは」
「それならば問題はないかと。ただ上手く行くかどうか……」
「それはそなたらハンターの腕に掛かっている事だ。次の獲物は【フルフル】と決まっている。【レウス狩り】が始まったらそなたも呼ぶ故、そのつもりでいるが良い」
「畏まりました」
殿下が納得するまで泊りがけで訓練を続け、ようやく解放されたアルバストゥルは、【レウス狩り】が始まるまで【ミナガルデ】に滞在した。
噴水のある公園で、吟遊詩人の歌を聞いた彼は、なるほどこの【街】らしいと思った。
それはこういう歌だったからだ。
♪或る者は、腕に自信があり
或る者は、乏しく
或る者は、名声を得る為
或る者は、知識を求め
或る者は、罪を犯し流れ着き
様々な想いのもと
集まりし者達が創った街
バカ者達の祭り街
ならず者の街
はざまの街
猛者街
狩り場に近き街
人々はそう呼ぶ
街の名はミナガルデ♪
【レウス狩り】での彼とレーヴェの連携は素晴らしいと王族貴族の間で評判になり、彼らの間では【レウス使いのアレク】として名が通るようになった。
【訓練士】として身を立ててはどうかという話もあったが、彼は断り、ハンター稼業に身を置き続けた。
自分は自然の理の中で生きる事が、何よりも向いていると思っているからである。
吟遊詩人の歌は公式で発表されているものです。
「ギルドナイト」について話しているシーンですが、アルバストゥル自身はその存在を知っているのでしらばっくれてます。
なんせ狩り仲間のベナトール本人が「ギルドナイト」ですし(笑)
ちなみに私は「2(ドス)」時代から初めて「街(オンライン)」に行きましたので、「ミナガルデ(無印及びGのオンライン)」の事は知りません。
なので情報サイトで調べたりして書きましたが、もしかしたら間違っている所もあるかもしれません。