退屈な日々を忘れたい俺がなぜバンドの手伝いをしているんだ......   作:haru亜

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第6話 迷いの断ち切り

昨日は休日だったのに金曜日は学校らしい。

 

(なんで昨日は休みだったんだよ…)

 

と思いつつも通学路を歩いている。

 

「…はぁ…めんどくさい…」

 

(…本当なら、ライブイベの1週間以内に用事終わらせたかったんだけど…)

 

「まさか……記憶喪失になるとは…。

しかもその間の記憶無いし…」

 

何故無いのか、どちらかといえば、そんな事はどうでもいい。

俺が記憶無い時に変な事を言ったりとか、変な約束とかしてなければ、それで

 

「時間が…足りない……。

記憶喪失は普通に予想外だな」

 

学校に入り、教室に向かおうとすると

 

「あっ!陽兄ぃだ!」

 

「あ…陽菜さん…!

おはよう…ございます…」

 

下を向いていたら、何かがドフッと懐に入ってきた。

 

「うっ…あこは元気で何より。

燐子も、変わり無いようで」

 

「陽兄ぃ、もう大丈夫なの?」

 

「ああ、なんか記憶喪失になってた時の記憶無いけど…」

 

「だ、大丈夫なんですか…それは…」

 

「大丈夫だろ」

 

軽く返した後、あこが

 

「陽兄ぃもう無理しちゃダメだよ」

 

「う……善処する」

 

そう言って未だに右腕に抱きつくあこの頭を撫でた。

すると

 

「あっ……あこちゃん。

あこちゃんの教室……あっちだよ…?」

 

「あっ!本当だ。

またね、陽兄ぃ、りんりん!」

 

そう言ってあこは中等部の方へ走っていった。

同級生が自然とあこの周りに人が笑顔で集まるのを見ていると『俺みたいになってなくて良かった』と安心する。

 

「まぁ…」

 

(そんな事起こったら、真っ先に潰すがな)

 

「陽菜さん…どうかしましたか…?」

 

「…いや…あこがイジメにあったら相手を潰そうかと…」

 

「だ、ダメですよ…!?

それに…あこちゃんが…悲しむと思います…」

 

「う……む……。

それは…困る…」

 

「でしたら…やめましょう…」

 

「そうだな。

それに実際起きてる訳じゃないからいいか」

 

「ふふ……平和が1番…ですね…」

 

「そうだな」

 

そして教室で別れるや否や何故か友希那が

 

「如月、ちょっと来なさい」

 

「…いいけど」

 

(待て…怒られるような事はしてないはずだ、落ち着け俺…)

 

「如月。

耳を少し傾けてくれるかしら」

 

「?」

 

訳がわからなかったが、耳を傾けると

 

「……あまり、独りで苦しまないで。

あなただけがみんなの心配をしてる訳じゃないのよ」

 

友希那は小声でそう言い、すぐに離れた。

 

「……!」

 

その言葉の意味を理解するのに数秒かかった。

なぜ友希那が俺が苦しんでる事を知ってたのか、それを疑問に思ったが、1つ心当たりがあった。

 

「…もしかして…記憶喪失の時に何か心配かけたか?」

 

「記憶喪失の時だけじゃないわよ。

今のあなたの事も言ってるの」

 

「…わかった」

 

「そう。

それと、あの約束はいつか果たしてもらうわ」

 

「えっ?」

 

キーンコーンカーンコーン

 

チャイムが鳴り、それ以上は聞けなかった。

 

(めっちゃ気になる…)

 

しかし、今日は金曜日なので聞く気すら起きない。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして時間が経ち昼休みになったが、いつもの場所ですぐに食べ終わり眠気もなかったので、校舎内でも1人になれる場所を探していた。

 

「如月、ちょうどいい所に」

 

窓から日差しが差し込む廊下を歩いていると声をかけられた。

そして振り向くと友希那がいた。

 

「どうした?」

 

「生徒会のプリントなどを一緒に運んでもらえるかしら?」

 

「?友希那って生徒会だったか?」

 

友希那は首を横に振って

 

「違うわよ。

さっきそこで先生に会ったら、資料室からファイルとプリントを生徒会室に運んでくれ、ってお願いされたの」

 

「へぇ、おめでとう」

 

「引っ叩くわよ」

 

「じょ、冗談だ…」

 

「如月が手伝ってくれるなら、2人ほどで足りるらしいから助かるわ。

それで、ついてきてくれるのかしら?」

 

「えぇ…わかった」

 

(余計な事言ったら引っ叩かれそうだからな…)

 

そして階段を下ってから右奥に進み、職員室の隣にある資料室の鍵を開け、中に入った。

そこはダンボールが積まれ、少し見上げるほどに高く、部屋がダンボールと下に散らばる紙のせいで通る事さえ困難で狭くなっていた。

 

「少し多いわね…」

 

「そうだな」

 

「如月は、このプリントを生徒会室まで運んで」

 

「わかった」

 

「私は奥にあるファイルを持って行くわ」

 

そう言われて、机に置かれている紐で結ばれたプリントを待つと結構な重さだった。

 

「これ、全部か?」

 

「そうでしょう。

どうかしたの?」

 

「いや、何でもない」

 

(重い…一度置いてから持ち方を変えるか…)

 

そう思って、近くにあった小さな机に置いた。

少し静かなのが気になり、友希那の方を見た。

すると片手にファイルをいくつか持ち、背伸びをして1番上の戸棚にあるファイルを取ろうとしていた。

 

「あと…ちょっと…」

 

必死に手を伸ばしている姿を見て

 

「友希那、そこに椅子あ」

 

友希那の後ろに逆を向いている椅子があり、その事を教えようとしたが、友希那はファイルを取れたようだった。

 

(はぁ…ギリギリだったな…)

 

しかし、友希那の足元には無数に散らばる紙があった。

 

「!危な」

 

「!きゃあ!?」

 

らしくない悲鳴と共に倒れてきた友希那の体を、両手で受け止めようとしたが体勢が悪かった。

 

ガタンッ!!!

 

大きな音と共に一緒に後ろに倒れ、俺は椅子の背もたれに背中をぶつけた。

 

「……っ」

 

(…ちゃんと整理しとけよ…)

 

「っ……如月…!?」

 

「!…待て動くな…」

 

「えっ?」

 

「いいから…」

 

「どうして…動いちゃいけないのかしら…?」

 

「無理に動かれたら…色々と困る。

…とりあえず、俺が目を閉じるまで」

 

すると何かシャッター音が聞こえる。

再度、同じような音が聞こえ、入り口の方を見ると

 

「あっ、バレちゃった♪」

 

「バレちゃいましたね〜」

 

ドアの前には日菜とモカがおり、2人はスマホを構えていた。

 

「…2人とも、写真を撮るのはやめようか」

 

そう言ってる間にも写真は連続音と共に撮られている。

 

「えー?

日菜先輩について行ってたら面白い事起こるかな〜、思ってついて来てたら、資料室で大きな音がして見に来たんですよ〜」

 

「そーそーっ♪

まさか友希那ちゃんが陽菜くんを押し倒した音なんて思わなかったな〜」

 

「確かに絵面的にはそう見えるかも知れんが、違うぞ」

 

「いやいや〜。

陽菜さんがそこで押し倒れてるのが何よりの証拠ですよ〜」

 

「それに、陽菜くんが写真に撮ったもんねー♪」

 

「消せ」

 

「やだー」

 

「やーだよー♪」

 

「あのなぁ……?」

 

すると友希那はゆっくりと立ち上がったので、俺も立ち上がると

 

「……」

 

「?どうし」

 

ギュウッ

 

「いった!?痛!」

 

無言で頰を容赦なくつねられた。

 

(何故頰をつねる!)

 

「…如月。

どうして動いてはいけなかったの?」

 

「そえわ…いれん

(それは…言えん)」

 

「何故?」

 

友希那は頰を更に強く引っ張る。

 

「いらい!ほおがいらい!

(頰が痛い!)」

 

「離したら話す?」

 

「う……いやれす

(嫌です)」

 

「どうして?」

 

「はらしたられったいにゆきなおこる

(話したら絶対に友希那怒る)」

 

「そう。

なら、離すわ」

 

そう言って友希那は手を離した。

そして左頬を抑えながらも話さなくてはいけなくなった。

 

「…いや…待て。

友希那に話すのはちょっと…。

それに…」

 

(あの2人がいるから話しにくいな…)

 

「それで、どうして動いてはいけなかったのかしら?」

 

「……耳打ちでいいか?」

 

「あなたが耳フェチとは思わなかったわ」

 

「どうしてそうなった。

…まぁ、教えるからちょい耳貸して」

 

そう言って耳打ちで教えて、離れた。

 

「…という事で、友希那が動いたらとても困る状況でした」

 

すると友希那は

 

「……私と身長差が少ししか無くて助かったわ」

 

「?どういうこ」

 

「歯をくいしばりなさい」

 

「あっ…」

 

この後引っ叩かれたのは言うまでもない。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

放課後

先生に呼び出され、帰るのが遅くなった。

 

「まだヒリヒリする…」

 

(いやまぁ……俺も俺なんだけどさ…。

流石に『友希那の胸が見えそうだったから』なんて保護無く言ったら、そりゃ引っ叩かれるわ…)

 

若干のヒリヒリ感が消えないまま廊下を歩いていると

 

「ハールーナーさーんっ!」

 

「げっ…」

 

イブは幸せそうな顔をしながら、こちらに走って来た。

 

「はいストップ」

 

(今イブの相手してたら体力が…)

 

「はいっ」

 

するとイブは抱きつく事なく、手前で止まってくれた。

 

「ハルナさんっ!

今日は練習ですっ!」

 

「へぇ、そうか」

 

「ですから、ハルナさんにも付き合って」

 

「嫌」

 

「ど、どうしてですか!?」

 

イブは信じられないように驚いた。

 

「いや…俺も明日用事出来るから、今日は諦めてくれ」

 

「用事…とは、イベントの事ですか?」

 

「あー…まぁ、ちょっと違うけど…。

大丈夫だ、心配しなくていい」

 

「……」

 

イブは疑うような目を向けて来た。

すると

 

「信じられません!

ハルナさんはいつもそう言って、皆さんに心配をかけています!」

 

「うっ…む…」

 

(否定出来ん…)

 

「…ハルナさんのお母さんに聞きました。

ハルナさんが、今までどんな風に生きて来たのか」

 

「!」

 

「ですから、皆さん心配しています!

ハルナさんがまた無茶な事をしないか。

私も、ハルナさんが心配です!」

 

「…あまり、俺の事情に首を突っ込み過ぎないでくれ」

 

「!はい……」

 

言い方が悪かったのか、イブはシュンと俯いてしまった。

すると

 

「そこまで言われたら、断るのも悪いんじゃないですか?」

 

聞き覚えがある声が後ろから聞こえた。

 

「!蘭…」「ランさん!」

 

「あたしも聞いたけど、陽菜さんが1人で突っ走る必要って無いですよね?」

 

「まぁ…話したところで、迷惑かけるだけだからな」

 

「迷惑って…。

…陽菜さんは独りが嫌じゃないんですか?」

 

蘭のその問いは俺に問いかけると同時に自分に問いかけているようだった。

 

「俺は独りじゃないよ」

 

「えっ?」

 

「独りじゃないから、安心して突っ走れるんだ」

 

「!

…なら、たまには後ろ、振り向いてよ」

 

「善処する。

ライブ楽しみにしてる」

 

「うん。

2日目は、あたし達の新曲、聞かせてあげる」

 

「ああ。

それはちょうどいい。

明日は俺いないから」

 

「「えっ!?」」

 

「明日はどうしても外せない用事ってのがあるんだ」

 

「うん。

あたしは別にいいけど」

 

「そんな…明日はハルナさん、いないんですか…?」

 

「いない」

 

「それは残念です…。

ハルナさんに新曲、聴かせてあげたかったです…」

 

「明後日はいるから、その時聴く」

 

「そうなんですね!

だったらチサトさんにお願いして曲のリストを変えてもらいます!」

 

(そんなに聴かせたいのか…)

 

「楽しみにしとく。

…?」

 

スマホが震え、メールが届いた感じがした。

 

「げっ…」

 

見ると友希那からだった。

それはそれは怒りの文がつづられていた。

 

「……すまん。

急いでCiRCLE行ってくる」

 

「練習?」

 

「ああ…。

今すぐ行かないとまた引っ叩かれる!」

 

そしてCiRCLEのスタジオに向かった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

CiRCLE スタジオ 練習終わり

ギリギリ間に合い、引っ叩かれる事はなかった。

そして片付けをしながら

 

(……最高に合う3曲が見つからないな…。

Roselia全体の歌を演るなら、リバデイを入れるか…?

いや、リバデイじゃRoseliaを伝えきる事が難しい…。

最後にNeo,Aspectを入れるとしても、何か足りない…。

コンテストも友希那はおそらく、あの3曲を入れる。

となってくると…やっぱり最高の3曲が…見つからない…)

 

「ア…ァァァァ……」

 

するとリサが

 

「な、なんか口から力の抜けた呪怨のアレみたいな音出てるけど、大丈夫?」

 

「リサ、助けてくれぇ…」

 

「!相談ならいつでも乗るよ!」

 

「セットリストが思いつかん…」

 

『えっ?』

 

「えっ?」

 

思わず聞き返してしまうと燐子が

 

「あの…陽菜さん……明日のライブイベントは…それぞれ一曲ずつ……ですよね…?」

 

「あ、いやそっちじゃなくてだな。

FUTURE WORLD FES,の方だ」

 

「フェスの?」

 

「ああ。

友希那、次のコンテストはどのセットリストで行く気だ?」

 

「Re:birth day、BLACK SHOUT、Neo,Aspectよ。

…これは私が独断で決めているものだけれど、みんなはコレでいいかしら?」

 

友希那がそう聞くと全員異議はなかった。

しかし

 

「わかった。

コンテストはそれで行くとして、フェスの方はどうする?

さすがに同じセットリストは使えないぞ」

 

「使えない?」

 

「ああ。

フェスは観客へどれだけ影響を与えられるか、それも競われるから、同じセットリストは使えない。

当日のフェスでは、観客は違うが審査員による審査もある」

 

「なるほど。

そういう事ね」

 

「確かにそれは問題ですね。

フェスではカバー曲は禁止ですから」

 

『う〜ん…』

 

(なんかいいセットリスト無いかなぁ…)

 

そんな事を思っていると

 

「ああっ!!」

 

『っ!!』

 

突然何か閃いたようにあこが叫んだ。

 

「ど、どうしたのあこ?」

 

「新曲…新曲だよっ!」

 

「新曲?」

 

「はいっ!

Neo,Aspectを作ったばかりですけど…新曲はすぐに作っても問題無いと思いますっ!」

 

「…そうね。

考えておくわ」

 

俺の中でも考えがまとまったみたいなので

 

「とりあえず、後の片付け俺がやるから、先に帰ってていいぞ」

 

「いえ、私達も手伝います」

 

「ダメだ。

もう夜遅いから先に帰っててくれ」

 

「如月さんこそ1人でやってたら月が上に登りますよ」

 

「そんなにかからないから。

それに、明日夜からだけど、油断せずにゆっくり寝てくれ。

スタジオの予約は入れとくから」

 

「…わかりました。

ですが、予約くらいは私達がやっておきます」

 

「わかった」

 

そして紗夜達は帰っていった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

片付けが終わり、外に出ると

 

「…何してんだ」

 

そう言い放つ先にいたのは

 

「す、すみません……!

陽菜さんが……その……気になって…」

 

「?

とりあえず帰りながら話すか」

 

「…はい…!」

 

そしてその帰り道

 

「ええと…陽菜さん……練習をしている時は…わたし達の事をちゃんと見てくれていますよね…」

 

「ああ」

 

「それで…休憩中は楽器のメンテをしたり……みんなの話し相手に……なってくれてます…」

 

「そう…だな」

 

「ですが……今日はいつもと……どこか違う感じがしたので……それが少し気になって……」

 

「!…やっぱり、燐子はよく見てるな」

 

「そ、そんな事ないです……。

ただちょっと……陽菜さんの様子がおかしいので……聞いてみただけです……」

 

そう言って優しく微笑まれた。

 

「…さすが、Roseliaを中心から支えてるだけはあるな、燐子」

 

「!あ…あぅ……え…と……あ、ありがとうございます……」

 

「どういたしまして」

 

「あっ…わたし家はあそこなので……さようなら…陽菜さん…」

 

「ああ、気をつけて」

 

そう言い別れて帰った。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

自宅

 

「あっ、お兄ちゃん帰ってきた」

 

家に入ると咲織がアイスを食べながら歩いていた。

 

「お前…食べるなら」

 

「はいはーい。

わかってますよ〜」

 

(コイツ…人の話を遮るのは本当に上手いな)

 

そう思っていると

 

「まぁ、そんな事置いといてさ。

……本当にいいの?」

 

「何が?」

 

「どうせ、あの人達に言ってないんでしょ?」

 

「ああ。

心配かけるからな」

 

「あの人達、お兄ちゃんが隠れて何かする事を心配してるんじゃない?」

 

「えっ?なんで?」

 

「お兄ちゃん…大人になろうよ。

年齢大人で精神年齢幼稚園は笑えないよ」

 

「誰が幼稚園だ」

 

「あはは☆言い過ぎたか」

 

「まぁ…もうやる事は決めたよ」

 

「ふ〜ん」

 

「今回でケリをつける」

 

「へぇ、いつもキリしか付けてこなかった人がよく言うよ」

 

「…ほっとけ」

 

「でも、なんで急にそんな事言い出したの?」

 

そう聞かれて不意に、走馬灯のようにRoseliaやみんなの事を思い出した。

 

(やっぱり…そうか…)

 

「お兄ちゃん?」

 

「いや…あの子達のおかげで、俺の迷いが何か定まった。

だから、いい加減にこの迷いも断ち切る事にした」

 

「へぇ…面白そうじゃん。

ま、お兄ちゃんが帰って来るなら別にいいか。

あ、それと…」

 

「?」

 

「お母さんがこの前、あの人達に『結婚してくれー』なんて馬鹿げた事言ってたから、即撤回した方がいいかもね」

 

「………」

 

脳が拒絶し、理解が遅れた。

そして理解した。

 

「………は?」




ユーリ@夜桜様 済美平成様
世界の社長様 Tuzura様
まいるど改二様 通行人K様 田中誠司様
護衛しかしない様 クソワロ太鼓様 シュガー8901様
寝眠様 怪盗N様 カナヘビ様
エロ本様 ダイキ・リハヴァイン提督様 十六夜ユウスケ様

お気に入りありがとうございます(`・∀・´)
読んでくださっている方々も本当にありがとうございます(๑>◡<๑)


オマケ
急いでCiRCLEに向かっている途中

陽「はぁ…はぁ…」

(あれ?友希那って確か、俺が呼び出されたの知ってたよな…)

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