退屈な日々を忘れたい俺がなぜバンドの手伝いをしているんだ......   作:haru亜

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第16話 迷い無き少女達は、次の段階へと進む

月曜日

 

午前の部では、俺は安定して寝ていると日菜か先生に起こされる。

一方的に俺が悪いのだが、困ったものだ。

そして時は経って、昼休み

 

「ふわぁ……寝みぃ…」

 

いつも通り校舎裏に来たのはいいが、昼食は食べ終わったので特にすることもない。

 

(…そういえば、今日は生徒会に用事があったな)

 

「…ちょい寝るか…」

 

そしてブレザーを羽織って芝生の上で寝た。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その後

 

5時間目には、当たり前のように遅刻してしまいました。

そして、罰として生徒会の手伝いをさせられる事になったが、元からする事になっていたので、特に影響無し。

もちろん、この事は伝えていない。

そして現在…

 

放課後

 

生徒会室前

 

もう嫌な予感しかしない中、日菜は躊躇わずに中へと俺を引き込んだ。

 

「入るねー!」

 

(まるで身内の部屋に入る感覚だな)

 

なんて思ったりもした。

そして中に入るともう既に何人かの生徒が揃っており、その中には、チラホラと顔見知りがいた。

すると

 

「陽菜さん!?」「如月さん!?」『誰?』

 

と、周りが騒めいてる中

 

「誰だお前は。

関係者じゃないなら、今すぐ出て行け」

 

そう言ったのは、生徒会長席に居座るメガネをかけた3年の先輩であった。

その隣には、秘書らしき女の子がいたのだが、少し睨まれた気がした。

 

(嫌われ速度、最高記録かな…)

 

因みに、何故、3年の先輩とわかったかと言うと、ネクタイが俺が着けている男子生徒用のものとは色が違うからだ。

 

1年は、赤

 

2年は、緑

 

3年は、青

 

と決められている。

まぁ要するに、RGB(光の三原色)ですね。

さて、話を戻すがこの会長。

先の通り、言い方に悪意しかありません。

 

「…2年B組の如月 陽菜。

なぜか知りませんが、この副会長に連れて来られました」

 

もう争い事は避けたいので出来るだけ丁寧に返した。

すると日菜が

 

「いいよねっ?」

 

「…まぁいいだろう。

早く席につけ」

 

そう言われたので、黙って、空いている奥の方へと座ろうとしたが

 

「あっ、陽菜くんの席はここだよっ!」

 

「……」

 

「ほーら♪

ここっ、こーこ♪」

 

「はぁ…」

 

そして俺は日菜の隣に座る事になった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数分間、予算についての話し合いが始まった。

内容は、各学年1クラスいくら渡すのか。

というものだった。

 

(うむ…話す事が無い…。

さっきからずっとなんか話し合ってるけど、俺の介入する余地無し。

まぁ、聞くだけ聞くか)

 

そう思い、耳を傾けると

 

「…以上の点を踏まえて、予算は各学年1クラスに3万円程にしたいと思います」

 

ちょうど紗夜が予算について話している。

そしてホワイトボードには、予算案として

 

2万、3万、5万、8万

 

となっている。

 

(この学校、各学年のクラスが多いから。

……あの8万は誰が言ったかは知らんが、ただのバカだ)

 

うちの学校には

 

1年のクラスが8クラス

 

2年のクラスが5クラス

 

3年のクラスが7クラス

 

合計20クラスある。

そして各学年1クラスずつに分けると総額で180万。

 

(…まぁ、紗夜のが一番妥当かな…。

高過ぎず、低過ぎず…)

 

すると

 

「それだと、予算の都合が合わない」

 

「?予算の都合…ですか?」

 

「ああ。

だから、予算はもう少し限らせてもらう」

 

それを聞いて、紗夜は何か言いたそうにしていたが、何も言わずに座った。

周りもどこか暗い感じの雰囲気だった。

 

「……はぁ……」

 

静まり返った空間での俺のため息は、大きく響いた。

そして、それに気づいた会長とその秘書が不機嫌そうにこちらを見た。

 

「なんだ?」

 

「いや、ちょっと変だなぁ…。

と思いまして」

 

「何が変なんだ?

言ってみろ」

 

(…ものすんごい威圧感…。

ため息なんてすぐに出すもんじゃ無いな…)

 

そんな事を考えていると

 

「どうした?

黙ってないで早く言え」

 

「あー…じゃあ言う…言いますけど。

なんで予算から先に決める必要があるんですか?」

 

「それは、予算を先に決めた方が各クラスの出し物を決めやすいからだ」

 

(…まぁ…一応筋は通ってるな…)

 

「じゃあ、2つ目。

さっきの予算の都合とは?

別に、まだ決められてないんでしょう?」

 

「…いや、今回の文化祭は、僕の父上から出るお金と決まっている」

 

「なるほど…」

 

(…まぁ、一応紗夜の意見も言っておくか…)

 

「じゃあ最後に」

 

最後の質問をしようとするとチャイムが鳴った。

おそらく、完全下校のチャイムだ。

 

「ええと…とりあえず、予算は3万が妥当だと思うけど…」

 

すると

 

「…わかった、予算は3万でいい。

とりあえず今日は、それで決定だ。

次の会議は少し先延ばしにする。

それぞれ各クラスの出し物をある程度はまとめて置いてくれ。

次の時間は、また後で連絡する。

みんなそれでいいな?」

 

そして全員が頷いた。

 

「そうか…。

それでは、今日の会議を解散する」

 

そしてゾロゾロと生徒のみんなは帰っていった。

 

「……」

 

すると、顔見知りが1人残った。

 

「……帰らないのか?」

 

「そういう陽菜さんこそ、帰らないんですか?」

 

そう言って、カバンを肩に提げているつぐみ。

 

「俺はもうそろそろ帰る。

ていうか、帰りたい。

でもな…つぐみ…」

 

スッ…

 

俺は隣を無言で指差した。

その先には、日菜がぐっすりと椅子で寝ている。

しかも、いつの間にか俺のカバンを抱いて寝ていた。

 

「帰ろうにも…な…」

 

「あはは…」

 

「はぁ……なんて面倒くさい…。

おーい、日菜起きろー」

 

呼びかけると

 

「ふにゃあ…」

 

「眠いのか知らんが起きろ」

 

「眠いよ〜…」

 

そう言って未だに帰ろうとしないので

 

「…つぐみ。

ちょい俺のカバンをとってくれ」

 

小声でそう伝えると

 

「ええ…!

いいんですか…?」

 

小声で返してきた。

 

「いいからいいから」

 

そう言ってつぐみにカバンを取ってもらう事にした。

 

(相手は女子だからな。

いくら寝ぼけている状態とはいえ、流石に女子には一片も触れん)

 

そーっと取るつぐみを見ながらそう思った。

 

「…助かる。

さて……」

 

「?」

 

「帰るか」

 

そう言ってドアに進んで行くと

 

「むぅ……陽菜くんの薄情者ー!」

 

背後から抱きつかれ、そのままドアに頭をぶつけた。

 

ガンッ!

 

「うぐっ…!」

 

「は、陽菜さん!?

大丈夫ですか?」

 

心配そうに駆け寄るつぐみ。

そして

 

「大丈夫…。

おい日菜…毎度言ってるが、急に抱きつくのは……」

 

「すぅ……すぅ……」

 

まさかの抱きついた瞬間に寝た。

 

「「嘘…」」

 

本当である。

一瞬にして寝た。

 

「……はぁ……。

おぶって帰れと?」

 

「あはは…。

そうするしかありませんね」

 

「マジかよ」

 

「雨が降って来たら、私が傘出しますから」

 

「雨降るのか…」

 

そうして日菜を家まで送って帰る事になった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

友希那 side CiRCLE

 

「!リサ姉!陽兄ぃ!

見て見て!!

今の難しいところ出来…た…よ。

あっ……」

 

『……』

 

「あこちゃん…」

 

少し空気が重くなってしまった。

すると

 

「うんっ♪

ちゃんと聴いてたよ。

上手く弾けてたじゃんっ☆」

 

リサはあこの頭を撫でた。

しかし、あこは申し訳なさそうにして

 

「ごめんね、リサ姉…」

 

「大丈夫っ☆

気にしないって」

 

「うん…」

 

如月が来なくなってから、あこはずっとあんな調子で、他のメンバーも似たような事がたまに起きる時がある。

するとドアが開いて、まりなさんが時間を教えに来てくれた。

なので外に出ると、大雨が降っていた。

 

「わっ、すごい雨…」

 

「確か、天気予報で大雨が降ると言ってましたね」

 

「い、今から急いで…帰りましょう……」

 

そしてみんなバラバラになって帰っていった。

 

 

 

 

友希那 side out

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紗夜 side

 

折りたたみ傘をさして自宅に帰っていると、家の前に誰かがいた。

そしてその誰かはとても見覚えのある顔つきだった。

 

「!!如月さん!?」

 

そこには、日菜が濡れないように背中に抱えながら、日菜の水玉模様の傘をさす如月さんがいた。

 

「おおぅ……やっと帰ってきたか……。

俺はもう……疲れたよ……パトラッシュ……」

 

「な、何をふざけているんですか!

ああ、もう…!こんなびちゃびちゃに濡れて…!

今鍵を開けますから!」

 

急いで鍵でドアを開けて、如月さん達を中に入れた。

 

「日菜はソファに寝かせておいてください」

 

「ああ」

 

如月さんはそう返事をすると、ゆっくりと日菜を起こさないようにソファで寝かせた。

 

(あの大雨の中、日菜が濡れている箇所が1つも無い…)

 

「これ…タオルです」

 

「…助かる」

 

すると如月さんは自分の濡れた箇所を拭くのではなく、まずカバンを拭いてから自分の濡れた箇所を拭いた。

 

「……やっぱり…」

 

(如月さんは、自分の事を後回しにする傾向がある)

 

そう思って見ていると目が合った。

 

「っ!」

 

咄嗟に目を逸らすと

 

「……助かった。

正直雨に濡れて寒かったから」

 

「…そういえば、どうして日菜の傘をさしていたんですか?」

 

素朴な疑問が浮かび、聞いてみると

 

「ああ。

それなら、つぐみに出してもらったんだよ。

俺傘持ってきてないから。

本人には先に帰ってもらったけど」

 

「なるほど…そういうことでしたか。

すみません、今日は家族が外出中でして…」

 

「そうか。

……戸締まり、気をつけてな」

 

「!は、はい…」

 

(今のお互いの状態でも、そういうところは変わらず、心配してくれるんですね…)

 

そう思うと少しクスッと笑ってしまった。

 

「?どうした?」

 

「い、いえ…!

なんでもありません…」

 

「?まぁ…いいか」

 

そして

 

「…今日はありがとうございました」

 

「?なんかしたか?」

 

如月さんは、なおも髪の毛を拭いている。

 

「今日の生徒会での事です。

あの時、会長に予算について問い正そうと思ったのですが、一瞬、会長の噂を思い出してしまいました…」

 

「……」

 

「…あなたがいなければ、聞きたい事が聞けなかったと思います。

なので、助かりました…」

 

すると如月さんの手がピタリと止まった。

 

「?如月さん?」

 

「…紗夜はあの会長の噂、どう思ってる?」

 

そう言われて噂に関して思い当たる節が他にもいくつかあった。

 

「…そう…ですね。

…いえ、噂は噂ですので、簡単に鵜呑(うの)みにする事では無いと思います」

 

「……そうか。

それが一番だな」

 

「?はい…」

 

すると

 

「よし、やっと乾いた…。

それじゃあ、そろそろ帰る」

 

「はい」

 

そして如月さんは、そのまま私が貸した傘をさして帰って行った。

 

 

 

 

紗夜 side out

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友希那 side

 

CiRCLE

 

今日は少し学校が早く終わったので、Roseliaの練習に来ていた。

すると背後から

 

「おー、久しぶりやな」

 

振り向くと、そこには、如月の元バンドメンバー達がいた。

 

「!あなた達…どうしてここに?」

 

そう聞くとキーボード担当のカイトが

 

「ん?そんな事より、アイツおらんみたいやけど?」

 

そう呑気に聞かれると共に、『アイツ』というのが誰か、すぐに理解した。

 

「今はいないわ」

 

と返した。

すると

 

「あーそうかそうか。

じゃあええや。

今日のオレの予定はここでフル練習する事やからな」

 

(なんの報告なのかしら…?)

 

そう思っていると何か大きな荷物を持ったアカギが

 

「お前、大学のレポート、まだ書けてない。

とっとと終わらせないと、来年自由にバンド出来ん」

 

「うっ…わ、わかっとるわ!

レポートなんかなぁ…テキトーにそこらの誰かに見せて貰えばええんやで!

……なっ!」

 

『やっぱ馬鹿だお前…』

 

今の会話に引っかかる言葉があった。

すると紗夜が

 

「今の話本当ですか?」

 

そう尋ねるとシュウは

 

「?レポ…ああ、バンドの事か。

聞いた通り、僕らのバンドは続けるのが難しくなった。

付け加えれば、もうフェスには出られないよ」

 

『えっ!?』

 

Roseliaのメンバーがみんなして驚いた。

すると燐子が

 

「出られない…って、どうしてですか…?」

 

その問いに向こうのリーダーであるライカが

 

「んー…ちょっとうちのボーカルが家の事情でもう会えなくなった。

それに、マサヤさん以上のボーカルは陽菜くらいだから、僕らには無理かな」

 

それを聞いて

何故、この人達が平然としていられるのか、わからなかった。

 

「…あなた達、フェス優勝を目指しているんじゃなかったの?」

 

そう聞くとキョトンとした顔で

 

「?そうだよ?

でも、僕らの音楽は、フェスで優勝する事と、目指してる頂点とは何の接点も無いからね」

 

「?どういうこと?

あなた達は音楽の頂点を目指していないの?」

 

「いやいや、目指してるよ?」

 

「?なおさら意味がわからないわ…」

 

するとベースケースを担いだシュウとカイトが

 

「あーうんわかった。

2人とも、話が完全に噛み合ってないね」

 

「見てわかる事を一々言わんでええわ…」

 

「でもさ、これ結構大事だよ?

えっと、君達の言う頂点って何かな?」

 

そう聞かれて少し迷ったけれど、答えはいつも決まってコレだった。

 

「今のRoseliaは、頂点とは何か。

それを探している状態よ」

 

と答えた。

すると

 

『初々しいな』

 

向こうが全員、息を揃えて言った。

 

『初々…しい…?』

 

こちらも同じように言った。

そして

 

「それは、どういう事なの?」

 

「それを知らないって事は、陽菜にまだ教えてもらってないんだよね?」

 

「…ええ」

 

「うーん、まぁ、仕方ないか。

陽菜が黙ってるって事に、意味があるから」

 

(この人達は頂点とは何か、を知っているの?)

 

そう疑問に思ってリーダーであるライカに聞いてみると

 

「知ってるよ、僕らも陽菜に教えてもらったから。

でもね、答えを教えるのは、君達の為にならない」

 

「……そう…」

 

「だから、1つだけヒント、あげようか?」

 

「…ヒント?」

 

「ああ。

陽菜が言わない理由は大体わかってるよ。

だから、僕達がヒント、あげようか?」

 

それを聞いて少し迷ったけれど

 

「…わかったわ」

 

そう答えた。

するとライカは頷いて

 

「まぁ、簡潔に言うと、頂点ってのは1つじゃない上、『辿りつけないんだ場所』なんだ」

 

『!!?』

 

「はい。

ここまでがヒントだね」

 

驚いたけれど、すぐさま思考に移った。

 

(辿りつけない場所…。

フェスで優勝する事が音楽の頂点に立つ事じゃない。

なら……)

 

思考を巡らせていくと、ある事を思い出した。

それは

 

『頂点を目指すなら、上を向け』

 

あの言葉は、あの人の『謙虚さ』から来るものではなかった。

あの人は一度、フェスで『自分達の頂点』を諦めてしまった。

 

あの時『俺を見るな』と言ったのは、自身の頂点が低かったから。

そして、それで悪い影響を与えてしまうと考えたから。

そう考えれば、全ての辻褄が合った。

 

(今まで…如月は私達に悪い影響を与えないようにしてくれていた…。

なら、私達は()()()()、応えるだけ)

 

「…頂点とは、それぞれのバンドが持ちうる『最高』で伸びていく。

そして『最高』とは、最高の技術と最高の状態を指す」

 

「おっと、早いな…。

さすが、アイツがこのバンドに本気になるだけの事はある」

 

頂点に立つ事は、自分達の新たな高みを目指す事になる。

そういう事なら

 

「Roseliaには、R()o()s()e()l()i()a()()()()()()()()()があって。

あなた達にはあなた達なりの頂点がある。

そしてその頂点は、私達自身が諦めない限り伸び続ける。

だから辿り着けない。

そういう事ね」

 

そう言うと、ライカは手で手拍子しながら

 

「正解だ。

僕らはあの日あの時、バラバラになった。

でも、陽菜の頂点が低いのは僕らの責任だ」

 

彼がそう言った時、相づちを打つと

 

「バンドが成長すれば、その分高みを目指す為の頂点は伸びる。

そして高みはバンドの数ほどあり。

FUTURE WORLD FES,は世間的に頂点を競う場、でもあるわけですね」

 

紗夜がそう言うとまたしてもライカは頷いた。

 

(頂点とは何か、それはもうわかった。

目指す場所への道はもう出来ている。

なら、後は進むだけ。

どうして私達が挫折した今もバンドをしているのか。

いえ……これはもう答えが出ているわね…)

 

「私達が一度感じたモノ…。

それが、今の私達『Roselia』に足りないモノ」

 

ポツリと呟いてから

 

「ありがとう。

話を聞けて良かったわ」

 

「いやいや、こちらこそ。

わざわざ時間取らせてすまないね」

 

「いいえ。

とても有意義な時間だったわ」

 

「うん、じゃあね」

 

そして私達はスタジオの中に入って行った。

1つの迷いを消し去って

 

 

 

 

友希那 side out




本編無視の作者の醜い茶番に少々、お付き合いください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんで……なんで……

本屋にムルシエラゴが置いて無いんだよ!!!
(入荷してないから)


そんでバンドリの1巻も!!!
(もうすでに誰かが買ったから)


じゃあ、なんで…なんで……


冬休みの課題が1つも終わってねぇんだよ!!!
(それは知らん)


以上、作者の心の叫びでした。

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