退屈な日々を忘れたい俺がなぜバンドの手伝いをしているんだ......   作:haru亜

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第25話 〜前半〜 剣道部見学とは?

土曜日

 

 

俺は友希那から来たメールを開いた。

内容は

 

『今日は夕方の5時くらいからなら、話せるそうよ』

 

というものだった。

 

「…よし」

 

そしてまずは、学校へ向かった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

学校 校門前

 

 

「あー!陽菜くんだっ!」

 

そこには制服姿の日菜がいた。

 

「!な、なんで日菜がここに?」

 

「あたしはイブちゃんに誘われたからだよ?

もしかして陽菜くんも?」

 

「まぁな」

 

「それより、陽菜くんって年下好きだったの?」

 

「おい待て…なんでその的外れの話を知ってる…」

 

「なんで…って、千聖ちゃんから聞いたよ?」

 

「千聖は俺に何か恨みでもあるのか…」

 

そう呟くと日菜が俺の背後を見て

 

「んー?ねぇ、陽菜くん。

あれって花音ちゃんじゃない?」

 

「花音?」

 

すると向こうで何やら男が何か取り囲んでいるのが見えた。

 

日菜が来た方向とは逆方向だったから、見過ごす所だった。

そして中心にいたのは

 

「ふえぇ…!」

 

紛れもなく花音だった。

 

「あー…あの怯えた声は完全に花音だな」

 

「あー…じゃないよっ!

早く助けなきゃ!

陽菜くんならドガーンッ!ってやれるでしょ?」

 

「俺は軍兵器か何かか…」

 

とは言ったものの、とりあえず近づいて花音の手を取った。

 

「ふえっ!?は、陽菜くん…?」

 

「とりあえず、おはよう。

そんで、この人達とは知り合いで?」

 

そう聞くとフルフルと頭を横に振った。

すると肩を掴まれ振り向くと

 

「おいおい、兄ちゃん。

その女、俺たちが見つけたんだけど?」

 

「まさか、小説とか漫画の主人公に憧れちゃったイタイ子か?」

 

「おー!それはイタイイタイ!」

 

とまぁ、3人組にボロクソに言われて盛大に笑われている。

しかし、そんな事は別にどうでも良い。

花音に手を出してないなら、まだ命の保証はある。

 

「はぁ…言いたい事が終わったなら、俺はこの子連れて行くぞ。

こっちも連れが待ってるから」

 

そう言って花音を連れて抜けようとすると

 

「おいおい待てよ」

 

そう言って男の1人が花音のもう片方の手を掴んで引っ張った。

 

「……その手を放してもらっていいか…?」

 

「「「はぁ?」」」

 

揃って間抜けな声を出してる間に花音の掴まれた手を解放した。

 

「ちょっと手加減出来ないかも知れないから、気をつけ」

 

「はーいっ、陽菜くんそこまでだよっ♪」

 

そう言って俺の左手を握ったのは、日菜だった。

 

「!日菜?」「日菜ちゃん!?」

 

「もー!陽菜くんってば、こういう事になるとすぐに怒るもん!

それはだめっ!」

 

ぷくぅ…と頰を膨らませる日菜。

 

「…はぁ……わかった。

とりあえず、花音は怖かったら目瞑つむってろ」

 

すると花音が片腕にしっかりとしがみ付きながら

 

「だ、だだ、大丈夫…だよ…!

全然…怖くないよ…!」

 

「お、おう…。

…なんかバイブレーションモードになってるぞ」

 

右腕にすごい振動が伝わってくる。

 

「高校生よぉ。

そろそろ調子乗るのは、やめといた方が良いぜ」

 

「だいたいこういう時って、カッコイイセリフ言うけど、俺全然思いつかないわ…」

 

すると3人の男達の背後に、大きな人影があった。

 

(おぉ…身長何センチあんだよ…)

 

なんて思っているとその巨漢な男が

 

「おい。

お前たち、学校の前で何をしている」

 

「ああ?

見ての通りナンパを……邪魔され……て…」

 

「オレの前で良い度胸だ。

覚悟は出来て」

 

『すんませんでしたー!』

 

「「あっ」」

 

俺とその男は同時に声を発した。

そして

 

「花音大丈夫か?」

 

「う、うん。

ありがとう陽菜くん」

 

「なら、良い」

 

すると横から

 

「ねーねーあたしの心配はしないの?」

 

「日菜は大丈夫だろ」

 

「ひどいよー!

せっかくあたしが先生連れてきたのにっ!」

 

「そうか。

それは助かった」

 

「ふっふーん♪」

 

「ドヤるな。

そしてくっ付こうとするな」

 

「ふ〜ん…。

あたしはダメで、花音ちゃんは良いんだ…」

 

まだうさぎのようにガタガタ震えている花音。

 

「…花音はさっきまで襲われてただろ」

 

「そーだけどさー!

もっと陽菜くんは、あたしにも」

 

そんな日菜を置いといて

 

「花音もイブに誘われたのか?」

 

「う、うん」

 

すると鉄人のような先生が

 

「もしかして、君たちが剣道部見学者か?」

 

「そうですね」

 

「それなら、体育館でやってるから、行ってくれ」

 

「わかりました。

それで、あなたは?」

 

「オレか?

オレは、九重(ここのえ)天象(てんしょう)だ」

 

「九重…?ああ…」

 

(この人が叶先生の旦那さんか…)

 

「失礼します」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

体育館

 

もう既に中から気合の入った声が外まで聞こえてくる。

 

「ふえっ…!?」

 

隣でビクつく花音。

 

「中で何やってるんだろっ!」

 

はしゃぐ日菜。

 

そんで、この表裏一体の2人の間に挟まれてる俺よ。

 

「…行くか」

 

そう言って扉を開けた時のその光景は

 

「やぁ!」

 

「っ!」

 

イブと()()()()()()()()()()()()()()が撃ち合っていた。

そしてちょうど、イブが目の前で負けたところだった。

 

「……うむ」

 

そして中に進んで行くとだんだんとその中等部の顔を思い出してきた。

 

「あっ…やべ…」

 

なんて声を漏らした瞬間

 

「あー!お前この前、わたしから逃げた奴ですね!?」

 

もはや、その黒髪ポニーテールにはちょっと…いや、かなり見覚えがある。

 

「あぁ…名前は確か…宮本…しずか?」

 

「宮本雫です!

それよりあなた、前に逃げた卑怯者の人ですね!?」

 

先程から2度も『逃げた』と口にしている少女。

 

前の文化祭の準備で、俺に『後で説教する』と言いながらも、あの秘書から助けてくれた人である。

 

まぁ、結局あの後すぐに警察が来て、俺はその騒動に紛れて逃げた。

 

(だって説教とか、めんどくさいし…)

 

なんて思っていると

 

「良いですか!

わたしはあの時、あなたの代わりに、知りもしない事情聴取までされたんですからね!」

 

と雫が言うと背後の花音から

 

「は、陽菜くん…。

さすがにそれは謝った方が…」

 

「そうだな。

すま」

 

「いいえ!」

 

(遮られた…)

 

「あなたの言葉だけでは信用出来ません。

でも、()()()()()()()()()()をしてくれるのなら、許してあげない事も無いです」

 

「お手伝い…か。

まぁ、それくらいで許されるなら、俺は別に良いぞ」

 

「ふふっ、言いましたね」

 

不敵な笑みを浮かべる雫。

そして

 

「一応言っておきますけど、男に二言は」

 

「無い無い。

無いから、前に立つのやめてくれ」

 

そう言って、雫の頭を撫で回した。

 

「な、何をするんですか!

わしゃってしないでください!」

 

すると向こうから

 

「みなさーん!

来てくれたんですねっ!」

 

「おい待てイブ?

その速度はさすがに転」

 

ガシッと捕まり後ろへ倒れる。

景色がスローモーションで動く中、それだけは理解できた。

 

「ぐはっ…!?

イブ…ちょっと最近抱きつく事多くないか…?」

 

「先程まで剣道防具を脱いでました!」

 

「ちゃんと文法にあった返し方をして!?」

 

(てか、妙に来るのが遅いと思ったら、そういうことか…)

 

そしてイブを引き離すと共に顧問の先生が来たので、みんなが定位置に戻っていった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

全員、九重先生に注目している。

 

「練習は滞りなく済んだようだな。

…では!今から模擬戦を行ってもらう!

2人組を作り、その相手と行うものとする!」

 

『はい!』

 

その声と共に剣道部員は、次々と2人組を作る事に動き出した。

するとその中に1人こちらを睨んでいた。

 

「組まなくても良いのか?」

 

「今日はあなたに手伝ってもらいます」

 

「竹刀なんて持った事ないぞ俺」

 

「防具を着けて竹刀を振れるなら良いです。

それでもわたしの相手は務まらないと思います」

 

「へぇ…」

 

「それと、ちょっとでも気を抜いたら、重い打撲くらいはあると思ってください」

 

「えっ、大丈夫?それ折れてない?」

 

「つべこべ言わずに、ちゃんと装備して来てください!

予備の防具が奥にありますから!」

 

「へいへい…」

 

 

 

〜〜数分後〜〜

 

 

「では!次は宮本と…君は?」

 

九重先生が言っているのは、防具を着た俺の事だろう。

背後では、日菜が大爆笑して、それを花音が止めている。

なんて状況の中

 

「はい…。

俺は2年B組の如月 陽菜です…。

それと見学生…」

 

(見学ってなんだっけ…?

見て学ぶ、それが見学なのに実戦してどうすんだよ…)

 

「如月…?

どこかで聞いたような…」

 

すると

 

「先生。

わたしの練習相手はこの人です。

早く始めてください」

 

「ん、ああ。

わかった。

では…」

 

(あー…竹刀ってどうやって持つんだ?

こうか?それとも…こうか?

んー…まぁいいや…無理そうになったら、いつものやり方で…)

 

「模擬戦開始!!」

 

「あ、しまっ」

 

「やぁ!」

 

一瞬で距離を詰められて内心焦ったが、どうにか両手持ちの竹刀で振り下ろしを防いだ。

 

『おおっ!!』

 

周りからそんな声が漏れる。

しかし、ギリギリで防いでしまったので、持ち方を変えて引き離した。

すると

 

「…どういうつもりですか?

その変な持ち方」

 

俺は片手で剣を持ち、仁王立ちしている。

 

「気にしなくて良い。

ただこっちの方がやりやすいから」

 

「…まぁ…良いです。

わたしは、あなたが逃げた時の事は許してません。

ですので、あの時逃げた罰を受けてもらいます」

 

そう言って構えを取る雫。

そして少しの静寂な空間が広がった2秒後

 

「やぁ!」

 

「よっ…!」

 

振り下ろされた竹刀の腹部を突いて、上に跳ね上がらせ弾いた。

 

「!?」『!!?』

 

雫は周りと同じように、ほんの少し驚いたが、すぐに体制を立て直した。

そして

 

「っ…!せやっ!!」

 

素人相手に突きを放ってきた事に驚いたが、避けた後に相手の竹刀を自分の竹刀と重ねて押し返した。

 

普通なら距離を取る所を、俺と雫は同時に踏み込んで、撃ち込んだ。

しかし、雫が胴を撃ち込むに対して、俺は相手の竹刀に向かって撃ち込み、ぎりぎり…と音を立てて振り払った。

 

さすがに近すぎるので、距離を取った。

 

「まったく……やりにくいです」

 

「それは褒め言葉として受け取っておこう」

 

「話して良い人は、余裕がある人だけですよ」

 

「じゃあ俺は話しても良いな」

 

「いいえ。

あなたは、目先のモノに囚われ過ぎです」

 

「うむ……それじゃ、ちょっと本気でいこう」

 

踏み込む音が1つ聞こえて、雫の上段斬りが放たれた。

それを右に受け流し、死角から来た振り返りざまのなぎ払いを竹刀を縦にして防いだ。

 

「!…なるほど…。

行動パターンを予測…ですか」

 

「まぁ、そうだな」

 

「…そういう事でしたら、わたしも少し本気を出しましょう」

 

「えぇ…。

『捕食者』使って、スライムが急に魔王レベルに上がる、みたいな感じだけは勘弁してくれよ…」

 

(あんなのどうやって倒すんだか…)

 

「戦っている最中に目を背けないでください!」

 

斜め下からの斬り上げをバックステップで避けると、更に迫って来た。

 

(あ、読まれた…)

 

しかし、行動予測というのは、相手の動きを自分の中でイメージしたものを信じて動いている。

逆に言えば、そのイメージを覆せば、行動予測は失敗に変わる。

 

「よっ…!」

 

竹刀を縦に持ちながら、相手の振られる竹刀の方へと飛び込んだ。

 

「なっ!?」

 

そうすれば、間合いが取れずに撃ちにくくなる。

それを狙って弾いた後に水平斬りを放った。

しかし、それを雫は弾かれた反動を利用して流れるように左へ受け流してから、俺は、そのまま左から来そうな水平斬りを竹刀の先端で威力を相殺し、雫の体制が崩れた所を俺は斬り上げからの上段斬りを放ったが、それを受け止められた。

 

「おぉ…あの状態から受け止めるとは…。

すごいな」

 

なおも押し込む。

 

「っ…!」

 

「もう終わるころだと思うが…」

 

「っ…やぁっ!」

 

「あっ…」

 

押していたのだが、少し気を抜いてしまい、普通に一本取られた。

 

「しまった…」

 

1人そう呟いて、竹刀を落とした。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

休憩時間なので、日菜とイブが飲み物を買いに行ってる。

 

「あー…疲れた…」

 

すると

 

「ふふ、お疲れ様。

タオルとお水持ってきたから、良かったら使ってね」

 

花音の優しさが身に染みる。

 

「ありがとな花音。

助かる」

 

そう言って水を飲むと

 

「ううん。

一応これでも、お姉ちゃんだから」

 

「?年下の家族がいるのか?」

 

「うん、弟がいてね。

たまにケンカとかしちゃうけど、本当は仲が良いんだっ」

 

これまた嬉しそうに話す花音。

すると今度はおどおどしながら

 

「あっ!

でも、年下だからって、陽菜くんが食べちゃダメだからね?」

 

「誰が食うか!

てか、なんで花音まで俺の年下話が流れてんだよ…」

 

「えっ?だって千聖ちゃんが…」

 

「また千聖かよ!

俺に恨みあり過ぎじゃねぇの?」

 

「そ、そんな事ないよっ!

千聖ちゃん、たまに陽菜くんの事話す時。

ちょっと嬉しそうにしたり、怒ったり、そんなのばっかりだから…。

それ良いなぁ…って、思ったり…」

 

「どこが良いんだか…。

そう思うなら、花音も昼休みに来いよ」

 

「来るって…どこに?」

 

「あのー…大きな木が生えてる校舎裏知ってるか?」

 

「あっ…!それなら、知ってるよ…。

前に燐子ちゃんが話してたから…」

 

「そこに俺はいる。

まぁ…たまに俺以外の奴もいるけど…」

 

「ふふ。

なんだか賑やかそうだね」

 

なんていう他愛もない会話をしていると

 

「ちょっといいかな?」

 

「ん?」「ふえぇ…!?」

 

先ほどの巨漢な男、九重先生が立っていた。

すると先生が隣に座り

 

「あっ、そういや…先生が俺を呼んだんでしたっけ?」

 

「ああ。

オレの妻が

『とっても面白い子だから、一回会ってみて』

と言っていたのでな」

 

(叶先生…)

 

「…それで?

何か面白い部分でもありましたか?」

 

「面白い…というか、驚かされたよ。

あの宮本が、押される所なんて初めて見た」

 

「へぇ…やっぱり強いんですね」

 

「まぁな。

あの子は、全国大会1位の『剣聖』と謳われた実力者だ」

 

「ああ、全国1位……全国1位!?」

 

「?知らなかったのか?

宮本の『宮本家』は『宮本 武蔵』の血筋と言われている。

まだ解明されてないが、な」

 

「なるほど…」

 

「興味無さそうだな…」

 

「だってなぁ…。

二天一流を見た時からそんな気はしてたから、大して興味無い」

 

「…そうか。

まぁいい…今日の練習は面白いものを見れた。

そろそろ良い時間だ」

 

そう言って、九重先生は生徒をまとめて、片付けに入らせた。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

帰り道

 

「にしても、陽菜くん負けちゃったか〜。

勝つと思ったんだけどなー」

 

右から残念そうに話す声が聞こえる。

 

「無理無理。

現実的に考えて全国1位に一般市民が勝てるわけないだろ…。

それと、用事あるから俺はここまでだ」

 

「?ハルナさん、どちらへ行かれるんですか?」

 

「んー…まぁ、ちょっと昔の知り合いに会いに行くだけだ」

 

「昔の知り合い…ですか?」

 

「ああ。

じゃあな」

 

「ばいばい、陽菜くん」

 

「それと…花音は迷子にならないようにな」

 

「ふえぇ…だ、大丈夫だよ…!」

 

花音の慌てふためく姿を見てから、友希那の家へ向かった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

若干の緊張を持ちながら、インターホンを押した。

 

ガチャ…

 

「やっぱり、あなたは時間ピッタリに来ると思ったわ」

 

そう言って友希那が、俺を家に上がらせてから連れて来たのは

 

「驚いたな。

まさか、本当に君だったとは…」

 

前より大人びた感じがある彼はそう言った。

 

「…7年…ぶりか」

 

「…ああ。

あの事件以来。

陽菜君と凛音君とは何も話さなかったからなぁ」

 

「…今日はその話をしにここへ来た」

 

「なんだって…?」

 

「単刀直入に言う。

7年前の事件の真相を、あなたはまだ知らない。

だから、俺が今から真実を話す」

 

そして過去の惨劇を語った。




アベンジ様 シューティー☆様
ブランドンだ様 フユニャン様
山岳地帯様 トゥーの様
未分類様

お気に入りありがとうございます!
♪( ´▽`)

やっぱり、お気に入りの人が増えたらモチベ上がりますね。
٩( 'ω' )و

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、今回の過去のお話

『友希那の父親の過去』

というのは、本家ではまだほんの少ししか明かされていません。
ですので、今回の過去話は、作者思考となります。

そこんとこはご了承くださいませ
m(_ _)m


では、また会おう!└(՞ةڼ◔)」

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