【SAO+PSO2】ソードアートオンライン【パラレルダイヴファンタジア】 作:ポメラニマン
先程まで未知の激流に流される様に加速していた情報達は、彼らの話し合いが終わるのを中央に据えられた大画面から眺めていた。
しかし、それが終わると先程までとは別の流れが到来し、今も忙しく駆け巡っている。
その真下、コントロールパネルの操作席に再び輪を作り集まる者達に、今度は何をするつもりかと不安げに期待を込めて眺めていた。
「いいかい、経験の少ない〈ヒート〉を良しとしたのには、ちゃんと理由がある。今から君たちに任せるのは、あくまで釣り上げるまでの偵察を兼ねた諜報だけだ。そして、ヒートは特異点には存在しない。今回はこれを利用させて貰う」
「シャオ」の勿体ぶる伝え方にはちゃんと意味がある。
管理者もまた未知の地力であるならば、仲間の異議や意見は割り込んででも来て欲しい。
「〈you〉が修復されなかった事から、僕たちも〈特異点〉のルールに従えるとは限らない。どちらにしても、命は一つと思って行動して欲しい。そして、催しを広めるには他のみんなだと目立ちすぎる。その役を、ヒートと〈you〉に任せたい。ヒートはプレイヤーを名乗って特異点に溶け込んで欲しい。僕達が向こうに向かうしかないのは変わりないし、その副作用も承知の上だ」
みんなはどう思う?と一瞥する。
シャオは、一種の賭けに一同から異議のなかった事を確認し続ける。
「催しを広めるのが無理だと判断したり、異変や不審を感じたらニャウを使って六芒二人は直ぐに戻って来て欲しい。対処が決定後、再び戻り特異点でそれを行う。〈you〉には最終的に、犯人を操作する本体を叩く役を請け負って貰う事になる」
自分達は死なない世界で一つの命を賭けるが、〈you〉には現実世界で危険を承知で対処して欲しい。
犯人の短時間大量殺人を前提とした以上、〈you〉はこうなることを予め予想していた。
イベントは開催間近で、始まってしまえばもう取り返しのつかない事が起こるだろう。
自分が嫌がっても、時間は待ってくれない。
それに、この考察が事実であったのならば、プレイヤーである〈you〉もひと事ではいられない。
「そうなんだろなって覚悟はしてた。専門の捜査機関があると思うから、念の為あっち帰ったらすぐログアウトして報告しとく。相手にして貰えるかはわかんねーけど」
辺りはシーンと静まり、視線を合わせる事ももう無い。
ここを出ればもう彼らと会う事は二度とないだろう。
〈you〉の視線など追える筈も無いのだが、シャオはそれに気がつくと数秒微笑み再び表情を硬くした。
消毒用エタノールが鼻をくすぐると、自分は病院に来たんだなということを再確認させられる。
指定された病院の一室は、何やら只事では無い装いを見せていた。
物音は一定感覚で鳴る電子音のみだが、この場に相応しくない機械やら電極やらの強すぎる主張がそう感じさせた。
「皐月」は〈アミュスフィア〉を装着し寝転ぶと、目を瞑り静かにその時を待った。
「皐月、イベントに参加して欲しいと言ったが、あくまで観衆として紛れ混んで欲しい。君に任せるのは、あくまで偵察だ。それ以外には何もしなくていい。何かあれば、僕に報告して欲しい」
「何かあったら、すぐログアウトする様に」
〈何かあれば、直ぐに戻って来て欲しい〉
「了解、んじゃ行きますか」
〈わかってます、行ってきます〉
「ニャウゥゥゥゥゥ!!!〉
〈リンクスタート!!!」
次が長そうなのできりよく切ったら短くなった。
この後、ヒートのぬるま湯問題をどうにかします。
ヒートなのにぬるま湯
お気に入りって欄に二人カウントされました!
本当に嬉しいです!ありがとうございます!
読んでくれて感謝です!
また来てください!
蛇足だと思って描写削ったけどどうだろうか。
水さしちゃいそうでそうしたけど、もしかしたら書き加えるかもです。
物語の続きや整書を読んでみたいですか?
-
はい
-
いいえ
-
悲しみ
-
ともしび
-
嬉しみ