IS/stay scape   作:昆布さん

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どうにか今週中にact5まで上げたい・・・
と、いうわけで、今回は連続投稿です。
act5+設定まで、なにとぞお付き合いを。


act.2 蒼と黒と白

3限目の授業が始まってすぐ、千冬がふと思い出したように

「そういえば再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めなければならなかったな。クラス代表者とは対抗戦だけでなく、生徒回の会議や委員会の出席など、まぁクラス長と考えてもらっていい。自薦他薦は問わない。誰かいないか?」

と、授業ほったらかしで言った。その台詞が終わったとたん教室のどこかから

「はい!織斑君を推薦します」

「へ!?」

そこから次々とわき起こる一夏コール。雁夜も小さくニヤニヤしながら一夏コール。

「ま、待ってくれ!俺はやるなんて一言も・・・」

と、あたふたしているが、千冬は

「他薦された物に拒否権なぞあるわけがないだろう」

と言って聞く耳を持たない。ならばと冷や汗を乱暴に拭って一夏は立ち上がり、ビシッと手を一直線に伸ばす。その人差し指の先には・・・

「だったら俺は雁夜を推薦するぜ!」

雁夜がいた。

「マジかよ!?一夏おまえオレを売る気か!?」

「おまえが言うな!」

バシンバシーン!

「口喧嘩ならよそでやれ。で、他にいないか?いないならこの二人の内どちらかがクラス代表と言うことにさせてもらうが・・・」

「ま、待ってください!そんなの納得がいきませんわ!!」

おっとここで空気が読めないバカが一人登場~、人の台詞に割り込むとクラスで評価下がるの知ってるか?などと雁夜が早くも現実逃避しかけている内に

「男子がクラス代表なんていい恥さらしですわ!!」

という実に身勝手な台詞が続く。

「このわたくしにそんな屈辱を1年間味わえとでもおっしゃるのですか!?特に!」

セシリアはそこでいったん言葉を切り、先程一夏がやったのと同じことをする。つまり

「あなたのような方がクラス代表になることだけは許しませんわ!!」

さんざっぱら煽り倒した雁夜にビシッと人差し指を突きつけたのだ。

「そんな人を食ったようなことしか言えない人間を人の上に立たせるなど正気の沙汰ではありません!」

更に演説を続けようとするセシリア。雁夜は一つため息をついて応戦することにした。

「あのなあ。オレだって初っぱなから見下されなきゃ普通に接してたぜ」

そう言って後ろを振り向き、横目でぎろっと睨み付ける。

「自分が上で当然って態度はオレの一番嫌いなモンだし、エンリョ無しでやっちゃっていいんだな?」

中学時代は新聞部の活動をしながら小学校時代に習得した剣の腕を維持するための自主トレ、さらには無刀の場合に備えて近所の病院のご隠居から八極拳を教わったりと、ハードな生活を送ってきた。

故に雁夜の生身での戦闘能力はなかなかに高い。

しかし彼女にはそんな自信に裏打ちされた言葉も煽りと同一視することしかできなかったらしい。

「そこまで言うのでしたら決闘ですわ!」

と言ってきた。

「いいぜ。四の五の言うよりわかりやすい。その勝負、乗らせてもらうぜ」

雁夜とセシリアの間で飛び散る火花。

「ってオイ!雁夜!おまえISでの戦闘経験ほぼ皆無じゃないか!」

「あら、そうですの?そしたらわたくしが勝つことは決定していますわね。今なら土下座すれば許して差し上げますわよ?」

「嫌いなタイプに下げる頭なんぞハナから持ち合わせちゃあいないぜ。寧ろ下げさせてやりたいくらいだ」

「そこまでにしておけ。」

千冬が切りのいいところで割って入る。

「クラス代表は織斑、間桐、オルコットの3人の中から決める。初戦は間桐対オルコット。その勝者に織斑と戦ってもらう。場所は第3アリーナ、1週間後に執り行う。文句はないな?」

「ありません」

「ありませんわ」

「あの・・・辞退は・・・」

「ダメだ」

「・・・ですよね~」

 

・・・・・

 

「フッ!」

ばんっ!

3枚重ねのベニヤ板に拳を叩き込み、その下に置いた発泡スチロールを砕く。

「ほう、うまいものだな」

「そうですか?宋弦のジジイほどうまくはないし比較対象もそれくらいだから自覚はないんですけど」

いいながら雁夜が用意したのは以前フリーマーケットで欺されて買った邪神セイバー。拳を軽くあてがい、つづいて発剄の要領で拳を一㎜も動かさずに出来損ないの人形をブッ飛ばす。俗に言う寸剄というヤツだ。

「中国拳法にはとことん疎いからよく分からんのだがな、それは凄いのか?」

「織斑先生・・・オレさっき比較対象が一人しかいないっていいましたよね?・・・まあいいや。後はいくつか型の練習したら一夏のほうも見にいってみるか」

「では、私も仕事に戻るとしよう。無理はするなよ」

「分かってますよ・・・さてと、じゃあ次は・・・」

体側を仮想敵(当然遠坂時臣)の腰に密着させて、左肘で鳩尾に一撃、同時に左足払いで仮想敵の軸足を刈り取る。『六大開・頂肘』。

更に『震脚』、『金剛八式』、『連環腿』と練習を続け、最終的に浸透剄で近くにあった木の中心をたたき壊すと満足したように雁夜は寮へ戻った。

現在土曜日。

決戦は明後日である。

 

・・・・・

 

「~~~っふうっ。」

雁夜以外誰もいない部屋。部屋割りの関係で雁夜は一人部屋、一夏は箒と同室ということになっていた。

といっても隣同士の部屋である。

一夏が必死で狼狽を表に出すまいとしているのが漏れ聞こえてくる声で分かる。

「やれやれ・・・あっちも大変そうだな・・・っと、ここでコードキャスト来るか・・・」

ベッドに寝転んで持ち込んだエクストラCCCをやっている雁夜である。

ちなみに雁夜の使用サーヴァントはアーチャー。相手は隠しボスの内の一組、トワイス&キャス狐ペアだ。

体力が減るとすぐにトワイスが全快させるというコンビネーションにきりの無さを感じる雁夜である。

「もうヤケだ、使おう。」

雁夜の戦いは未だ続く・・・

と言っても現実には初陣もまだなのだが。

I am the bone of my sword~!

 

・・・・・

 

かくして月曜日。

決戦当日と相成ったのだが・・・

「なあ、箒」

「・・・なんだ一夏」

「・・・」

「気のせいかも知れないんだが・・・」

「そうか。気のせいだろう」

「あ、うん、オレもそう思いたい」

ここに来て重大かつ致命的な問題が一つ残っていた。

「ISのことを教えてくれる話はどうなったんだ?」

沈黙。

「「目 を そ ら す な」」

「し、仕方ないだろう、一夏のISはまだ無いんだから」

「まあ、そうだけど・・・じゃない!知識とか基本的なこととか、いろいろあっただろ!?」

「初っぱなから何一つ分からなかったバカにはキツいよなあ・・・」

再び沈黙。

「「目 を そ ら す な っ」」

まあいい。と言って雁夜は一夏の機体よりも一足先に届いていた専用機に触れる。

「さて、じゃあまずはオレからだろ、一夏は黙って見てな。」

初めて触れる自機。

黒い装甲に触れ、さあ起きろ。と念を込めた瞬間、雁夜の視界が白に染まった。

 

・・・・・

 

人工の光によって明るく照らされた夜の街。

雁夜はそこに立っていた。

「背が・・・伸びてる・・・それに左目が見えない・・・」

先程まで着ていたISスーツもなくなり、雁夜が着ているのは紫がかったグレーのパーカーにジーンズというラフな格好だった。

けして知り得ない自分。

存在しない場所。

そして、有り得ないモノ。

「マスター、ご健勝で何より」

黒いプレートメイルを纏った男だった。緩く波打つ黒髪を肩の辺りで切りそろえた端整な顔立ちの騎士。

アーサー王伝説において円卓の騎士の一人に数えられるサー・ランスロットがそこにいた。

「バーサーカー・・・いや、ランスロットって言うべきか?」

「どちらでも構いません」

雁夜の前世は魔術師である。それも急ごしらえの落伍者だった。

そんな彼が万能の願望器たる聖杯を求めて魔術師達が競い合い、殺し合う聖杯戦争において使役していた英霊こそが今目の前にいるランスロットである。

「されど此度は我が身を賭して闘うこともできぬ身の上、ゆえにこのISとやらを通じてマスターと共に闘うべく、こうして馳せ参じた次第にございます」

「そうか・・・どうりで・・・この姿、聖杯戦争の時の物だろう?それにこの風景は冬木市・・・ここがオレの心象世界だったというわけか」

「は。そろそろ戻らねばならぬ頃合いでしょう。私はいつ何時でも貴方の側に控えていることをお忘れ無きように」

「ああ、いつでも心にとめておくさ」

やがて冬木の市街地が夜の闇に沈んでいく。

最後に

「私と同じ貴方に神のご加護があるように」

という声が聞こえた。

そんな気がした。

 

・・・・・

 

夜の闇が晴れ上がり、雁夜はアリーナのピットに戻ってきた。

自分の体をチェックすると、ランスロットと同じ漆黒のプレートメイルで全身が覆われている。

「武装は・・・」

武装一覧を見ると、並んでいる名称は三つだった。

ナックルガード内蔵式武装奪取ユニット『騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)』。

高性能ジャミングシステム『己が栄光のためでなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)』。

近接ブレード『無毀なる湖光(アロンダイト)』。

かつて湖の騎士と謳われた者より託された武装がそこには並んでいた。

「ああ、行けそうだ。これならやれる」

一つ頷いて雁夜は出撃体勢をとった。

センサー類を通して周囲の様子が頭の中に流れ込む。

「だ、大丈夫ですか?気分が悪くなったりしてないですよね?」

心配そうな顔のわが1年1組副担任、山田先生。

「時間がないから初期化(フォーマット)最適化(フィッティング)は実戦で・・・と。あの一瞬で完了したようだな」

普段通りの顔の織斑先生。

「俺はあいつじゃなくておまえと闘いたい、だから負けるなよ」

頑張れと声をかけてくれる一夏(親友)

「・・・ふん」

鋭くこちらを見る箒。

「それじゃ、勝ってくるとしますか!」

ぐっ。と膝を曲げて、一気にのばす。そしてその勢いのままに雁夜は黒い鎧姿を空に躍らせた。

 

・・・・・

 

「あら、逃げずに来ましたのね」

逃げると思われていたらしい。心外だな・・・オレは一度逃げ出して取り返しの付かない罪を犯してしまった。故に

「逃げるだと?そりゃそっちのほうじゃないのか?オレは逃げることだけはしたくないんだ、逃げ腰じゃ守れる物も守れないからな」

『無毀なる湖光』、展開。『騎士は徒手にて死せず』、機能正常。『己が栄光のためでな』く、起動準備。

敵機射撃体勢に移行。セーフティロック、解除を確認。

「射撃型の私に対して近接武装一つとは些か見くびられている感がありますが、この際目を瞑りましょう。貴方に最後のチャンスをあげますわ」

「チャンス・・・ねえ?一体どんな?」

「私が一方的な勝利を得るのは自明の理。ですから、ボロボロの惨めな姿を晒したくなければ、今ここで謝るというのなら、許してあげなくもなくってよ」

「惨めって・・・顔面左半分死相で固まった顔より惨めな姿なんて無いだろ、そんなチャンス願い下げだ。役人失脚クラスの払い下げでもご免被るぜ」

「そう?残念ですわ。それなら・・・」

トリガーを確認、初弾エネルギー装填。

『己が栄光のためでなく』、起動!

「お別れですわね!」

放たれる青い光条。しかしそれはオレのプレートメイルをかすりもせず、後ろへと抜けていく。

「ッ!?何ですって!?」

「生憎とオレのジャミングシステムは一級品でね。己が栄光のためでなくに欺けない索敵システムは光学カメラのみだぜ」

つまり『己が栄光のためでなく』で射撃用センサーをごまかしたのだ。続いて攻撃に映らせて貰おう。

歩法応用編、しっかりと空気を蹴るように飛行システムを使用。イメージするはライダー。征服王イスカンダルの戦車(チャリオッツ)、『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』。

「今度はこっちからいくぜ、すーっ・・・」

一度息を大きく吸い込む。イメージを具体化する早道は実際に声に出すことだからだ。

AAAALaLaLaLaLaie(アアアアララララライッ)!!」

空中を全力疾走するようなスピード。しかし実際はたった一歩の踏み込み。

「え・・・?」

「貰った!」

一撃。たった一撃の浸透剄。3D対戦格闘ゲーム同様相手のシールドエネルギーと呼ばれるライフポイント相当のエネルギーを0にした者が勝者である戦闘において操縦者保護機能、通称『絶対防御』を強制発動させてエネルギーをごっそり削るこれは超必殺技と言うにふさわしい。

フリーの左拳がセシリアの腹部に触れた刹那、ほんのわずかに身をすくめられたせいで拳が浮く。

ドォンッ!大きく吹っ飛ばすことは出来た物の、拳が浮いたせいで威力が落ちる。

「ち。今の一撃で決まってたはずだったんだがな」

「失礼、どうやら貴方を必要以上に見くびっていたようですわね、ですがこれで終わりです!」

言うや彼女の機体に搭載されたウィングが四方に散る。

「さあ、踊りなさい!私、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲(ワルツ)で!」

独立して動く4枚の翼端がオレに向かってリズミカルに射撃を行う。

「チッ!2,3発貰ったか・・・ったく、相手が全員ダンスが出来るとは限らねえってのにさあ・・・」

言いながらオレは必死で飛んでくるビームを避け続ける。

とにかく避け続ける。

あの場所に行くまでは(・・・・・・・・・・)

 

・・・・・

 

「15分。射程距離の違いがこうも存在すればこんなものですわね」

「言ってろ」

「まあ、初見にしてはかなり保った方ですわね。褒めて差し上げますわ」

「結構だ。」

今俺がいるのは地上の壁際。背中を壁に付けたような状態だ。

あのウィング。『ビット』とか言ってたな・・・

『ビット』は必ずオレの死角に現れる。

つまり、今この状況。絶好のチャンスだ。

「さあ、お別れですわ」

「まだだな」

頭上をとった『ビット』にオレの手が襲い掛かり、左手に握られたそれの所有者権限を一時的に俺に譲渡させる。

「自分の武器でやられてな!」

『ビット』を握った左手を彼女に突きつけてオレは勝利宣言を行う。

しかし次の瞬間、手元から『無毀なる湖光』が消え、同時にブザーが鳴り響いた。

『勝者 セシリア・オルコット』

 

・・・・・

 

「使い手の力を1ランクアップさせる宝具の特性がここまで響くとはなあ・・・」

場所は食堂、夕食時。雁夜よりも食らいついて、しかしエネルギー切れで敗北という雁夜と同じ結末を迎えた一夏と顔をつきあわせて反省会だ。

「こっちで見てたら分かったけど、雁夜のエネルギーは秒単位でガリガリ削れてたぜ」

「うむ。燃費が極端に悪いのか?」

どうもそうらしいな。そう言って雁夜はいったん箸を置き、指を立てた。

「オレの『バーサーカー』の武装はアーサー王伝説のサー・ランスロットの伝説をモチーフにしてるからな。罠にかかって丸腰になったランスロットが木の枝で窮地を脱したことに起因する『騎士は徒手にて死せず』に他人に扮して数々の功績を打ち立てたところから来る『己が栄光のためでなく』、そしてランスロットの宝具、人ならざる者によって鍛えられた竜殺しの聖剣『無毀なる湖光』。どれもこれも史上稀に見る強力な騎士の武勇を模しただけあって強力なんだがな・・・」

曰く『騎士は徒手にて死せず』は相手の武装を奪取した後それを維持するためにエネルギーを消費し、『己が栄光のためでなく』はジャミングフィールドの展開にエネルギーを消費する。

『無毀なる湖光』は展開している間『バーサーカー』の出力、センサー感度、装甲性能を向上させる効果があるが、やはりエネルギー食いの代物。

「つまり強い分長期戦には向かないってことか」

「ああ、初戦だけに全武装のテストをしようと思ったんだけどな。『己が栄光のためでなく』と『無毀なる湖光』でエネルギーを減らしたところで『騎士は徒手にて死せず』でビットを奪うためにエネルギーを使い切ったらしい。」

相手を喰らい尽くすことしか考慮しない武装。まさにバーサーカーだな。雁夜はそう呟いて『バーサーカー』の待機状態、ベルトループから伸びる十字架(クロス)つきのウォレットチェーンを指先で弄んだ。

 

・・・・・

 

「では、一年一組の代表は織斑一夏君に決定です!ちょうど1繋がりでいいですね」

翌日のSHR。山田先生の言葉に一夏がびっくりしたような声を上げる。

というか明らかに驚いてる。ちょっと待て、そのまま挙手をするな。顔が変わって無くて気色悪い!右隣の席にいる雁夜の死相めいた睨み付けも気にならないらしい。

「先生、質問です」

「はい、織斑君」

「俺は昨日の試合に負けたんですが、なんでクラス代表になっているんでしょうか?」

「それは・・・」

「それは私が辞退したからですわ!」

「ついでにオレは武装全てがエネルギーを使うからパスさせて貰った。」

がたんと立ち上がり、早速腰に手を当てるえらそうなポーズのセシリア。

ついでに雁夜はピッと挙手だ。

というかセシリア、非常にテンションが高い。上機嫌だ。

「まあ、勝負は貴方の負けでしたが、しかしそれは考えてみれば当然のこと。なにせ私、セシリア・オルコットが相手だってのですから。それは仕方のないことですわ」

セシリア、一夏にばかり視線がいっている。まるで雁夜など眼中にない!というようなカンジだ。アウト・オブ・雁中などという文言を脳裏に思い浮かべて苦笑する雁夜なのであった。

「それで、まあ私も大人げなく怒ったことを反省しまして」

「実際に怒ったのはオレの煽りに対してだもんな」

ギンッ!

「・・・すいませんでした」

「ん゛ん゛っ!そ、それで一夏さんにクラス代表を譲ることにしましたわ。やはりIS操縦には実戦が何よりの糧。クラス代表ともなれば戦いには事欠きませんもの」

(何ともありがた迷惑な話だ・・・ていうか今俺のこと名前で呼んだ?)

その後、ちょっとしたセシリアと箒の間で一夏のIS指南役の座を巡ってちょっとした諍いがあったが、ニヤニヤしながらその様子を見ていた雁夜は通常運転だった。




あきらかにDIO様を意識したところがありますが、まあそこはお気になさらず。
っつーか俺にしちゃやたら多いな。
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