本文中に写真が出てこないんだからしょうがない・・・
エピローグ1 手紙
自宅から通える範囲の大学に進学した一夏はその日、ポストに何通かの手紙があるのを見つけ、引き抜いて家の中に持ってきた。
「あれ?雁夜、帰ってたのか?」
「おお、お帰り、一夏。いや、今日もきつかったぜ・・・アポとって来いって、事前に用意された綺麗事じゃ読者は納得しないっつーの」
IS学園卒業後、雁夜はフリーのジャーナリストとして働き、1年ちょっとが過ぎた今では敏腕若手ジャーナリストとして業界で知られるようになっていた。
その雁夜が一夏が広げた便せんに興味を示し、手元を覗き込んできた。
「エアメールが2通に普通の手紙が2通ねえ?この組み合わせ、どーにもきなくせえなあ、色男?」
「なっ!?誰が色男だ、誰が!そう言うおまえこそ、その手にもってんのは鈴の手紙じゃねーか!」
「ああ、そうだぜ。二十歳になったら帰ってくるってよ」
「サラッというなお前・・・爆ぜろ」
「まあ良いじゃねえか、見せてみろよ一夏」
にまにま笑う雁夜。こういう時のこの家族からは逃げられないと思い、一夏は諦めてため息をつくと手紙を広げた。
・・・・・
一夏、元気ですか?僕は元気にやっています。
今はイギリスの大学に通っているんだけど、そこでウェイバーっていう男の子と仲良くなりました。
ちょっと気弱で放っておけない雰囲気のある優しい人です・・・ちょっと女の子みたいだけど・・・
色々言いたいことはありますが、とりあえず今回の近況報告はここまでにします。
シャルロット・デュノア
追伸 いつか絶対、一夏より幸せになるから、覚悟してよ!
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一夏さん、お元気ですか?私は家の仕事が忙しく、少々疲れていますが、どうにかやっていますわ。
近いうちに白野さんに会いに日本に戻りますので、またその時は集まりましょう。
セシリア・オルコット
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昨日のニュースを見ましたか?私が開発に携わった警視庁の対ISテロ専用パワードスーツ、『G-3』システムがロールアウトしました。
絶対防御をはじめとするいくつかのシステムを断片的に投入、すっきりした、そして誰もが持っている子供心をくすぐる見た目は私のお気に入りです。
装着者は不屈のヒーローみたいな刑事の氷川透さん。いつか二人であらゆるISを凌駕する『G-3』を作り上げること。それが今の私の夢です。
では一夏、また時間が空いたときにでも電話して下さい。見学は大歓迎ですから、研究施設を見せてあげます
更識簪
追伸 最後に一つ・・・か、仮面ライダーは、日本人の心の・・・ひ、ヒー・・・ロー・・・です・・・!
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「いやぁ、みんな元気そうで何よりだな」
「だな。じゃあまあ次行くか。最後は誰だ?」
「・・・楯無さんだな」
「・・・覚悟して開けるか」
高校時代に散々振り回された記憶が頭をよぎり、二人は顔を青くしながら、それでも頑張って封を開けた。
<一夏君、雁夜君、織斑先生、お元気ですか?
志貴くんとの生活はとっても楽しいので、くたびれる暇もありません。ただ、最近都古ちゃんの視線が厳しくなってきた気がします。お嫁さんが小姑さんに意識されてるような・・・と言うべきかしら・・・?それも楽しくて、そんな志貴くんに引き合わせてくれて、簪ちゃんとの仲を取り持ってくれた二人には感謝しています。それでは、あの途中で雁夜君が倒れた、一夏君の誕生日パーティーみたいに、機会を見つけてみんなで集まりましょう。それではまた。 更識楯無>
「・・・何か、割とマトモだったな」
「気が抜けた・・・」
二人して間抜け面を付き合わせ、それが面白くて
「っくくく・・・」
「っははは・・・」
にらめっこでもしたように吹き出した。
「あっはははははっ!何だよその顔!鳩が豆鉄砲喰らったみたいだぜ!ははははは!」
「っくふははは・・・一夏こそ、水の抜けた水風船みたいな顔じゃねえか!はははははっ!」
ひとしきり笑った後、雁夜は携帯電話を取り出す。
「じゃ、セッティングするか?」
「良いね、久しぶりに集まるか」
二人はみんなとの再会を心待ちにして集まる算段を始める。
どのように変わったのか、実際に会ってみたい。
それが楽しみで、二人は笑った。
IS/stay scape ヒロインズEND...それぞれのそれから
前回ウェイバーウェイバー言ってたらホントに出てきた件。
前回の投稿後にもう一回見てみたら誕生日どころか血液型まで一緒でビックリしました。
10月3日生まれで血液型Bのヘタレって・・・偶然にも程がある・・・
では次回、エピローグ2 優しい世界でお会いしましょう。
ちゃおちゃおー。