立川某所にて
ピンポーン
「聖さん、お届け物でーす。」
イエス「はーい、誰からだろう、竜二さんかな?」
配達員「どーも、こちらに印鑑かサインおねがいシャス。」
イエス「はーい、聖イエス っと。」
配達員「あざーっした。」
イエス「えーと、宛名は...天部!?、あ、これブッダへのお中元だ。」
ブッダ「イエス、私がどうかしたの?」
イエス「あ、ブッダお帰り~。天部からのお中元だよ。」
ブッダ「ああ、もうこの季節か。苦行カタログの余りものだろうけど今回は物で届いたんだね。見てみようか。」
イエス「ブッタはそればっかりだね。けれど、もしかしたら今年は天部も気をきかせてくれたんじゃないかな。」
ブッダ「ははは、まさかそんな...あれ、これって。」
イエス「3dsとPS2!?そしてゲームソフトがたくさん!?すごいよブッダ。」
ブッダ「なんてことだ!天部が本当に気をきかせてくれる...なん...て...。」
イエス「あれ、どうしたのブッダ。」
ブッダ「イエス、この手紙読んでみて。」
イエス「ああ、一緒に入ってた手紙だね。どれどれ...」
シッダールタ先生
今年の苦行は送ったゲームをクリアすることです。
私のセレクトで真・女神転生シリーズの数作品を送らせていただきました。
あなたの思うがままにプレイしてください。おそらくクリアは困難を極めることでしょう。
梵天
イエス「ああ、苦行なんだ。そして何より...」
ブッダ「送ってきたのが梵天さんなんだよね。あとクリアが難しいってどういうことなんだろう。」
イエス「うーん、よくは分からないけれど、ゲームなんだし楽しんでプレイすればいいんじゃないかなー。」
ブッダ「そうだね、考えてもしょうがないしとりあえず遊んでみるよ。」
二人は知りませんが女神転生シリーズは、ガチ勢のプレイ時間がモンハン・ポケモンやディスガイアにも劣らないくらいの時間泥棒なゲームです。
イエス「そうそう。実を言うとそのシリーズ気になってたんだよね。この間オンラインゲームでもコラボしてたし。」
ブッダ「へー。おっと始まった。名前を入力して、と。」
イエス「ブッダでプレイするんだね。チュートリアルはほかのRPGとさほど変わらないみたいだね。」
ブッダ「そうだね、悪魔を仲間にするところ以外は特に変なところはないかもね。」
イエス「チュートリアルも終わったみたいだね、なんだかワクワクしてきたなぁ。」
~覚者プレイ中~
イエス「にしても悪魔がたくさん仲間になっていくねぇ。仲魔っていうんだっけ。」
ブッダ「そうだね。みんな話してわかってくれるし、空きがなくて仲魔に出来なくても次会ったときはまた仲間になるって言ってくれるし。よっぽど優しい人が作ったゲームなんだね。」
ブッダの仲間にするコマンドは最強です。
ブッダ「けれど、そっけなくて中々仲魔になってくれないものもいるんだよ。言葉の通じない悪魔もいるし。」
イエス「その時はしょうがないんじゃないかな。チュートリアルのように倒してしまうしか。今後も強制的に戦闘しなきゃいけない場面もあるだろうし。何よりゲームだから戦ってレベルを上げないと勝てるものも勝てなくなりそうだし。」
カチッ (アレ、これは...)
ブッダ「そうだね、だけど私はなるべく戦わずに進んでみるよ。」
イエス(あっ、さっきので苦行スイッチ入っちゃったんだ。)
イベント戦以外の不殺縛りプレイが始まりました。
お読みいただきありがとうございました。