本作品では具体的な戦闘描写はありません。もし期待していた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。
それではどうぞ。
-ゲーム開始から数日後-
ブッダ(イベント戦だからしょうがないとはいえ、ボスの悪魔を倒しちゃったなー。)
ブッダ(けれどしょうがないんだ、割り切って次に進もう。)
ブッタ(お、新しい悪魔発見。会話してみよう。)
悪魔「こんにちは、あなたが最近有名なブッダね。」
ブッダ(よし、この子も友好的そうだぞ。)
悪魔「前から人間に聞いてみたいことがあったの。
あなたは 悪 魔 を 殺 し て 平 気 な の ?」
ブッダ(・・・・・・・・・・。)
丸一日 ブッダは落ち込んでしまいました。
イエス(ブッダ、だいじょうぶかなあ。)
-十数日後-
ブッダ「勝つためにはレベルが...いやでも...こっちの仲魔なら...」
イエス(まあ、そうなるよね。今のところはなんとか勝てているみたいだけど。)
ブッダ「やった。これで次に進める、セーブセーブっと。」
イエス「お疲れ、ブッダ。」
ブッダ「ああ、ごめんねイエス。つい嬉しくなっちゃって。」
イエス「家事とかはいつも通りしてもらっているし全然いいよ。それにしてもブッダがここまでゲームにのめり込むなんてね。」
ブッダ「私も驚いたよ。けれど私たちの知り合いが出てきたりしてけっこう面白いんだ。戦う展開になるのが多いけど。」
イエス「僕も少し調べてみたけど戦いになるのはしょうがないみたいだね。」
イエス「ところでブッダ。僕もそのゲームやってみたいんだけど、貸してもらってもいいかい?」
ブッダ「もちろんだよイエス。セーブデータ二つ作ったからさあどうぞ。上のデータを使っていいよ。」
イエス「ありがとう、友よ。へ―ダンジョンはこうなってるんだ、移動はこっちで...。あ、戦闘に入っ!ジーザスッ!。」
ブッダ(ティーンズ向けの広告を間違って踏んだ時と同じ反応をしてる...。まともに画面を見て遊べそうにないなコレは。)
神の子基準では、リリスはセーフでリリムはアウトらしいです。
-アライメント-
ブッダ(うーん。)
イエス「どうしたのブッダ、難しい顔して。」
ブッダ「大したことじゃないんだけど、仲魔にするときの会話でちょっとね。人の善さそうな天使や悪そうな鬼・悪魔と話すときイマイチ印象が良くないみたいなんだ。話が進むと皆わかってくれるんだけどね。」
ブッダのアライメントはどのゲームでもどの選択肢を選ぼうと、大抵中道(ニュートラル)です。
-ご立派様とブッダ-
ブッダ(お、マーラからいつものスパムとは違うメールが来てる。ちょっと開けてみようかな)
To.ブッダ
From.マーラ
梵天の奴から聞いたぜ、メガテンを始めたんだってな。
俺なんかプレイ時間カンストしてるぜ。お前より強い悪魔作ったぜ。
俺のマーラはLV:MAXでステータスもヤバいぜ。(写真付き)
ブッダ(マーラもやってたんだこのゲーム。Mii以外にもやってるものがあったんだね。
...けどもしかして、話ができる相手がいなかったのかなぁ。)
メガテンのゲームは程度の差こそあれど、プレイヤー同士の協力要素が少ないものばかりです。
-悟り-
ブッダ「あー、やっぱり駄目だった。相手の弱点は...だから、この悪魔とこの悪魔で...。逆に弱点を突かれたからこの悪魔は外して...。」ブツブツ
イエス(なんかブッダが行き詰ってるっぽいな。今のところ普段通り家事とかはこなしているけど、座禅みたく夢中になりすぎて数日間ぶっ通しでやらないか心配だなぁ。)
数日後
ブッダ「ブツブツブツブツ仏仏仏......。」
イエス(あぁー。やっぱり恐れていた事態に...。飲まず食わずで丸一日以上ゲームに向き合っている。しょうがない、彼もおなかペコペコな筈だしこれ以上伸びたら私が料理を作らないと。)
マーラ「よっす、お邪魔するぜ。ブッダの様子がアレだって天部の奴らの中で噂になってたからな。見に来たぜ...なんか様子が変じゃね?」
イエス「ああ、いらっしゃい。天部にも知れ渡っていたんだ。でも良いところにきてくれたね。実は...。」
マーラ「ハァ?不殺プレイ!?何バカやってんの?これは悪魔を倒してナンボのゲームだぜ?苦行だって?...しゃーねーな。オイ、ブッダ!」
ブッダ「...ん?マーラ?いらっしゃい、来ていたんだね。」
マーラ「いらっしゃい、じゃねーよ!あのな...」
そう言ってマーラは、どこからかホワイトボードを取り出してブッダに懇切丁寧に説明しました。内容は戦闘によるレベル上げがいかに重要か、必要最低限の戦闘がいかに面倒で難しいか。しかも不殺プレイ時に基本となるチャート(攻略の道筋)を、ネタバレをしない様に注意しつつ幾つか具体例を出しながら。そんな事止めてしまえと。
イエス(ブッダが悟った時って、多分こんな感じだったんだろうな...)
ブッダはお蔭様?で無事ゲームを進める事が出来ました。
-聖人と四文字様-
二人で食料の買い出しの途中
イエス「そういえばブッダ。後ろからゲーム画面見てて思ったけど、そろそろゲームクリアが近いんじゃないかい?」
ブッダ「そうそう、で思ったけどラスボスって話の流れを見る限り、君のお父さんだよね。倒しても怒られないかな?なーんて...どうしたのイエス?目をそらして?」
イエス「あーうん、あれね...。言いづらいんだけどさ...実は...あれ父さんのbotなんだ。」
ブッダ「botってあのbotかい?自動でいろいろ情報を発信したり集めてくれたりするっていう...。」
イエス「そうそれ。並行世界の管理のために部下に勧められて作ったらしいけれど、父さんそういうのは苦手だからなあ。最近知ったけど、すっかり放置してしまって暴走しているのもあるらしいんだ...。」
ブッダ「そうなんだ...。」
ブッダ「ってあれ?その言い方だとなんか実際に起こったみたいに聞こえるんだけど。」
イエス「ああ...うん...。その暴走したbotの言葉を並行世界の天使たちや信者さんが勘違いして受け取ったりしてゲームの様な事が起きたらしくて。ゲームのシナリオライターにはいるらしいよ。そういうのを夢とかで見たり、覚えている?らしい人が。」
メガテンスタッフには聖(ひじり)なるお兄さんが居る可能性があります。
ブッダ「なんてことだ...。ちなみにその世界はその後どうなってるの?」
イエス「ほかの世界の天使たちが派遣されて大体は止めているらしいよ。あと時々だけどルシファー率いる悪魔や人間たちが倒したりすることもあるらしいよ。それこそ今回のゲームみたいに。」
ブッダ「...今度ルシファーさんにお礼言わないとね。」
イエス「そうだね...。お礼の品もついでに買おうかな。」
-ルシファー-
ツンデレ、反逆とか言いつつ並行世界のbotを処理している。
ルシファー「自分で作った世界くらいしっかり管理しろってんだ。」
-ルシファーと人修羅-
Q.自分にマガタマを植え付けた理由は?
ルシファー「コトワリが芽生えそうになかったからだ。あと病院にいるヤツらの中で一番フットサルが好きそうだったから。」
Q.上着返してくれない?
ルシファー「悪魔のファッションは我慢だぜ。お前パーカー返したら前閉めるだろ、返してやらねえ。」
-1作品1周目クリア後-
ブッダ「まさか、友の屍の上を超えなければならないとは、次に友の名前を呼ぶときはラーフラと呼ぶことにしよう。」
ブッダ「エンディングも終わったし、クリアデータをセーブしてっと。何々、
【このセーブデータをロードすることで2週目は最高難易度でゲームを開始することができます。また最高難易度のクリアデータはその次の週には引き継ぐことができませんのでご注意ください】
...なるほど。まるで砂絵みたいだな。それとも賽の河原?」
カチッ(再び苦行スイッチの入った音)
苦行はまだ続く...のかな。
お読みいただきありがとうございました。
本作品はこれで完結となります。
続きません。よくある俺たちの冒険はこれからだENDです。
感想やお気に入り登録してくださった方々ありがとうございました。