俺
「はぁ〜」
白金先輩はすぐ顔にでるからわかりやすい
…あ
俺
「電話…しないと」
さっき渡されたメモ用紙を見る
俺
「…」プルルルル
桐条 美
『私だ』
俺
「霧影です」
桐条 美鶴
『ああ、君か…随分と遅かったじゃないか』
俺
「すいません…立て込んでました」
桐条 美鶴
『手短に説明するぞ、詳しい事は分かり次第伝える』
俺
「はい」
桐条 美鶴
『君達が迷い込んで居た場所、更には私達がいる現実世界は今時空間が歪んでいることがわかった』
俺
「時空間が…」
桐条 美鶴
『これはその内全員に向けて私から話す…あとナイフの事だが』
俺
「ああ…」
改めて手に取るとわかるが少し大きめである
今は一緒に渡された腰のホルダーにセットしている
桐条 美鶴
『あれはこちらでも調査をしているが…少々妙でな、存在は記録されているが詳細データが無いんだ。どんな代物か分からない、使うときは緊急時のみだ、それ以外はもう一つのアタッシュケースに入っている召喚器を使え…いいな?』
俺
「はい」
桐条 美鶴
『とりあえずここまでだ…分かり次第連絡する』
俺
「了解です」
ツ-ツ-ツ-
俺
(…そういやまだもう片方のアタッシュケース開けてないや、そこにペルソナ召喚器があるんだろうな)
俺「…ジンジャーエール買ってくるか」
・・・・・
白金 燐子
「…あれ?」
このアタッシュケースは…?
中を開けて見ると拳銃とホルダー、取扱説明書が入っていた
白金 燐子
「ペルソナ…召喚器?」
体を撃ち抜くだのおぞましい事が書いてある
白金 燐子
(私には…そんな覚悟…)
よく分からないが下手に触らない事に越したことは無いだろうとアタッシュケースを閉じる
俺
「…戻りましたん」
白金 燐子
「その…おかえ…り……」
俺
「はい、白金先輩の分」
白金 燐子
「あり…がと」
一口お茶を含むと喉が潤されていく
プルルル
俺
「…もしもし…ああ、どうしました?…海!?」
・・・・・
俺
「…切られた」
白金 燐子
「どうしたの…?」
俺
「いえ…何でも…」
この様子だと知っていそうだが疲労感がどっと溢れてきた
俺
「すいません…もう寝る事にします」
白金 燐子
「そっか…じゃあ私も、お風呂に入ってくるね」
俺
「あ、はーい…ん?」
いや、聞き間違いか…相当疲れているんだろうな
俺
「それじゃあおやすみなさい」
白金 燐子
「うん、おやすみ」
そう言って風呂場に入っていく白金先輩を見て只々
ああ、聞き間違いじゃなかった…と、思う他なかった
俺
「…寝よ」
すぐに起きてしまうのも知らずに就寝する
・・・・・
道具を持って来て正解だったな…
彼が寝たきりだった四日間は当番で彼の看病をしていた…あこを除いて
あこちゃんには悪かったかな…?
しかし中学生が一人で病院に泊まれる訳が無くお見舞いに行く事で渋々納得してもらったのであった
白金 燐子
「…あれ?」
もう寝ちゃったのかな?…しょうがないか
そこにふと、壁に掛かっている服が目に留まった
いつだったか彼の姉が話していた事を思い出す
『兄は一人で抱え込んでしまうので…実は私もよく分からないんです』
まだ打ち解けれていない部分も多い…少しずつで良い、彼の事を知っていこう
白金 燐子
「…くしゅんっ!」
早く布団に入らなきゃ…あれ?
…寝具がない
・・・・・
…ん
体を揺すられたような気がしてうつ伏せの状態から少し寝返りを打ち、右を見る体勢になる
俺
「…先輩?」
白金 燐子
「あ……」
目の前には15cm程の所に彼女の顔があった
完全に目が合い、顔が真っ赤に染まっていくのが暗闇の中でもはっきりと見える
白金 燐子
「えっと…その……///」
…先輩はひょっとして天然なんだろうか
PERSONA CROSS
イチャコラの続きは6.5夜にでもします(。-∀-)b
次回、海!