気になるあの娘は真面目でムッツリな寮長   作:ノブやん

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別作品も書いているのですが、これがすごく書きたくなったので書いてみました。

こっちも別作品も完結まで書けるように頑張りますのでよろしくお願いします。


第1話 プロローグ

『さあ、この姿は――』

 

今は亡くなった某球団のセカンドの選手がキャッチャーをやった試合の動画をYouPipeで見ている。

 

「いやー、この選手がキャッチャー姿で出てきて、城内にコールされたシーンは何回見ても身ぶるいしてしまうな」

 

交代した投手の投球練習が終わり、1人目の打者に投じた初球

 

「うわぁー初球でいきなりフォークとか……しかもちゃんとキャッチングするとかスゲーな……」

 

1人目の打者をセンターフライで打ち取った所で端末から着信音が流れてきた。

 

「これからいい所なのにまったく……しかも“こっち”からとか、はいはいっと……こちらレヴィ5。どうしたレヴィ9?こっちは今日、非番なんだが?」

 

『うぅ……ごめんねレヴィ5。ちょっと予想以上に人数が多くて……』

 

「分かった、レヴィ6の現在地を教えてくれ」

 

『す、すぐに送るね!』

 

耳から端末を外して待つこと数秒、震えた端末の画面を確認する。

赤い点が示す場所がレヴィ6の現在地で、この場から約30キロの地点だ。

 

「確認した。5分後に現場に乗り込む。レヴィ6に到着と同時に退避するよう指示しておいてくれ」

 

『レヴィ9、了解。あと、警察も動いてるから顔を見られないようにしてね』

 

「了解。ソッコーで片す」

 

端末を切り、着替えようとしたが、

 

「面倒だから着替えなくてもいいか。とりあえず、この服装で行くか。あ、サングラス掛けていくか」

 

上は某球団の代走のスペシャリストのレプリカユニホームで、下はジーパン、顔はスポーツサングラスというコーデにした。

端末をポケットに入れ、ベランダに出てから夜の世界へ飛び出していった。

 

 

「珍しいじゃないか。こんなミスするなんて」

 

『外から回ってきた情報なんだよぅ』

 

「そうなの?いつもなら面子を気にして、ウチに要請なんかしないのに?」

 

『調べていく内に今回の犯人と海外の大規模犯罪組織とのつながりが見えてきたらしいんだよね』

 

「あっちはアストラル使いがいるから助けてチョンマゲ。こっちは組織のしっぽをつかみたいから情報クレメンスってとこか。お互いの利害が一致したわけね。なるほど……っと、レヴィ9.あと2分で着くってレヴィ6に連絡しといてくれ」

 

『了解。気をつけてね?』

 

「おう」

 

 

暁side

 

「くっ……少しばかり人数が多いな。どうするか……ってレヴィ9、どうした?こっちはすごく忙しいんだが……」

 

『あと2分でレヴィ5がそっちに到着するって。到着後そのまま突入するからその際に退避しろだって』

 

「レヴィ5が?了解。レヴィ5突入後、退避する……あと1分か」

 

あと1分ならすぐだな。光学迷彩のおかげで透明状態だからそう簡単には見つからないしな。

 

 

ドゴーン!!

 

レヴィ5、屋根突き破ってきたよ……まぁ、退避指示が出てるからさっさと退避するか。

 

「すまん、レヴィ5。助かった」

 

「お礼はチョコミントとラムレーズン30日分な」

 

「マジか……はぁ、了解。あとはまかせた」

 

高いなぁ……まぁしょうがないか。俺はレヴィ5が開けた屋根から外へ出る

 

「くそ!新手かよ!ふざけんぐはっ!」

 

ドカッ! バキッ! ぎゃぁぁぁぁっ!

 

「うわぁ……一瞬……」

 

『レヴィ5さ、動画見てる途中で出動指示ってか、私が連絡入れちゃったから、憂さ晴らしも兼ねてるのかも……』

 

「マジか……そりゃ荒れるわ誰だって……っと完了したみたいだな。レヴィ6、レヴィ5と共にそっちに戻る」

 

『了解。ちゃんと連れてきてね』

 

「はーい」

 

暁sideout

 

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