つぶら★マギア【アニメ編完結】   作:ダラ毛虫

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あんこちゃんしーてんー


ところで、筆者は別にさやかちゃん嫌いな訳じゃないですよ?
純粋にへし折りたいだけです(穢れに満ちた瞳



追伸
Nekuronさん、烏瑠さん、誤字報告ありがとうございました m(__)m




第12話

 さやかの訓練は、教官の1人であるアタシから見ても、過酷を極めた。

 

 つーか、カナメのやつ、本気で容赦ない。

 

 

「立ちなさい。潰すわよ」

 直後、さやかが這いつくばっていた場所に、鉄槌のような突撃槍の叩き付け。

 必死に転がって回避しても、続いて地面を舐める横凪ぎ。

 例のロケットブースターは使っていないが、もし直撃すれば、明らかに致命的。

 

 両手両足で地を叩き、さやかが飛び上がって避ける。

 

 だが、あまりに動きが読みやすい。

 跳んだ先は、既にカナメの蹴りが待ち構えていた。

 

 痛烈な踵落としを食らって、再び這いつくばらされる。

 つい先ほど飛び上がった地面に逆戻りだ。

 

「あぐぅ! かっ、は、ぁ……」

「立ちなさい」

 

 もう1度言う。容赦ない。鬼だ。

 

 

 しかし、コイツ本当に近接戦上手いな。どうやって倒そう。

 この上に、全力の場合はブースターで変幻自在に動きを変えてくる。

 近付きすぎると爆破される。距離を取っても、一瞬で詰められる。

 アタシがまだ見ていない手札も、当然隠しているだろう。

 

 やってらんねーな、この化物。超ウゼェ。

 

 

 

 

 

 

「チャラチャラ踊ってんじゃねーよウスノロ!」

 小休止を挟んで、今度はアタシが教官。

 

 カナメは、夜に備えて魔女を探しておくらしい。

 どうやって探索しているのかは知らないが、その精度は百発百中。

 手の内を明かさずとも、実績がある以上、信用はできる。

 

「ほらほらどうした! きっちり防がねえと、串刺しにしちまうぞ!」

 それはともかく、訓練をこなす。

 

 さやかは回復魔法に特化した魔法少女だ。後は防御結界とか補助系。

 一応、短いサーベルみたいなのを投げて攻撃もするが、それはオマケみたいなもんだ。

 そして、補助と攻撃は、マミの魔女退治に付いていって、実地で鍛えているらしい。

 

 と、なると、アタシとカナメが日中担当するのは何か。

 今まさにやっている、戦闘を『生き残る』ための訓練だ。

 

 

 超弩級大型魔女、ワルプルギスの夜。

 間違いなく、使い魔ですら強敵だ。

 そんな相手とやり合うってのに、自分の身も守れないトーシロは要らない。

 最低限、そこらの魔女くらい余裕で倒せないと、話にならない。

 回復特化だろうと、同じことだ。

 

 

 そんなわけで、アタシとカナメは、死なない程度にさやかをボコボコにしていた。

 手取り足取り教えるのはマミの仕事だ。体で覚えろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最初よりはマシになったかしら」

「ま、あんだけやってよーやく、って感じだけど」

 魔女探しから戻ったカナメと合流し、訓練の結果について意見を交換する。

 と言っても、トロいトーシロがちょっと動けるトーシロになったくらいだけど。

 

「………あんた、たち……いつか、おぼえて、なさい、よ……」

 その様でまだ遠吠えする気力があるなら上々。

 情けないやつだけど、根性だけは一人前だ。

「損傷は少ないわね。無意識に、自分を回復していたみたい」

「次はどーすんのさ?」

「今日のところは、ここまで。巴の部屋に戻って魔女退治の準備をしましょう。

 明日は、離れた相手の回復を訓練するわ。

 私と佐倉が手合わせし、どちらかの手足が千切れたら回復、という形式ね。

 必要最低限の治癒を素早く正確にできるのが、合格ラインかしら」

「ああ確かに。そんくらいできなきゃ、意味ないもんな」

 さやかは息も絶え絶えだが、それを思いやるやつはここにいない。

 

 構わず帰り支度を整えて出発する。

 

「……倒す……いつか、絶対に倒してやる……!」

「おら! 帰るぞヘッポコ!」

「誰がヘッポコよ! あたしは美樹さやかだ!」

「分かった分かったヘッポコさやか。いいから、さっさと歩け!」

「こんのぉ……!」

 ぐぎぎ、と歯軋りしつつ、意外にしっかりした足取りで付いてくる。

 本当に、なかなか、根性だけはある。

 

「訓練が辛いなら、逃げ出しても良いわ。私は追わない」

「逃げるもんですか! いつか、あんた達より強くなるんだから!」

 

 それと、こうして付き合うようになって、理解したことが1つ。

 カナメのコレは、挑発ではなく素だ。

 

 

 出会った時に『治療費』を寄越したのも、本当に好意だったらしい。

 

「……なんつーか、めんどくせー」

 色々アホらしくなりつつ、アタシ達は並んでマミの部屋に向かう。

 

 

 今日のケーキは何だろうか。

 

 




背後霊「スーポー根ー」



カラテだ
カラテをするのだ

ノーカラテ・ノーフューチャー
多々買わなければこの先生キノコれない
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